Fate/Lost Lie   作:ライト@顎割れガンマン

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投稿かなり遅れました

急いで書き上げたので誤字脱字あるかと思われます
申し訳ないです。

それでも大丈夫な方は楽しんで頂けたら幸いです


とても早朝は永く

ーーー午前3時37分ーーー

 

アーチャーがランサーらしき影を追っていったが...

 

先に行ってろみたいな事を言っていたし

 

目的地へ急ごう..

 

歩きながらアリーに話しかける

 

「アリー」

 

アリーがきょとんとこちらを見る

 

「? なんです?美麗様」

 

「敵サーヴァントとアーチャー距離は

どのくらい離れているかわかるか?」

 

その直後なぜか彼女は不可解な顔をした

 

「ん?いや、アーチャーさんは敵のサーヴァントを

追っていったんですから離れているも何も無いと思うのですが」

 

あー...

 

「すまん、俺の質問が悪かった...

アーチャーと先ほどの戦闘区域の距離だ」

 

ちなみに俺が示しているのはサーヴァント同士が

戦っていた区域を示しているのだが...

なんとも説明が下手で困る

 

アリーが察したようで目を見開いて『あー』的な顔をしていた

 

「なるほど!ごめんなさい!

でも美麗様はやはり説明不足だと思うんです」

 

ほほぉ...反省なしか...

まぁ今回は俺が悪かったよな..

 

「で、どうなんだ?距離的な事は分からないか?」

 

「いえ、分かりますよ大雑把に言いますけど

アーチャーさんの今の距離あたりから戦闘区域でしたら

私の移動速度でも1分はかかりませんよ

しかもサーヴァントなら私たちのような使い魔なんかよりも

数段上を行っているはずなので30秒未満で着くかと...」

「思われ...」

「ます...けど....」

「やはり大雑把すぎたでしょうか...?」

 

「いや、大雑把どころかわりとわかりやすいぞ!」

 

この時俺は気が付かなかったが

距離を聞いたのに時間的な事を言われているのだ

気がついていれば指摘していたが...

 

「え〜へへ〜

そ〜でしょうかねぇ〜エヘヘ〜」

 

頬を赤らめながらそう言っていた

こんな顔されたら分かっていたとしても

言えなかっただろうな...

 

「よし!私お仕事頑張っちゃいますよ!美麗様っ!!」

 

単純過ぎるがこんな茶番やってる暇はない

 

「よし、それじゃ急ぐぞ〜」

 

俺がそう言うと

 

「ガッテン承知ですっ!!」

 

古めな言い回しをしてきた

 

ーーー午前4時ーーー

 

俺達は気配を消してアーチャーを待っていた

戦いは目の前の十字路で起きている

今現在俺達は路地裏から眺めているわけだが...

 

目の前では黒い鎧を着用したサーヴァント

得物は棒?のような物を持っている...と

白い儀式服のような物を着たサーヴァントが一体だ

こちらは灰色の飾ってありそうな

古風の剣を持っている

マスターらしき少女は俺と同い年くらいだろうか...

手を握りその戦いを眺めるように

見つめている

 

「美麗様、...おそらくですがあの黒のサーヴァントは

戦い方からですがランスロットだと思われます。」

 

アリーがささやき声で言ってきた

ささやき声って聞こえやいんだぞ?アリー

 

「...クラスはバーサーカーか...」

 

俺もなんとなくささやき声で返してしまった

 

「はい..」

 

「白いサーヴァントの検討はつくか?」

 

そうアリーに訪ねてみる

 

「白い儀式服...ですかぁ」

 

アリーが悩んでいる間にも戦いは進んでいた

 

白服のサーヴァントが叫ぶ

「すまんが嬢ちゃん...魔力切れだ

魔力だけでなんとかなる相手じゃねぇなこりゃ(笑)」

 

すると少女は

「やっぱり宝具も魔力も回復してなかったんじゃない!!」

 

そんなやり取りをしていた...

すると..

 

「ア゙ァァァァァァ!!」

っ!!

 

少女に向かってバーサーカーが得物を振りおろしていた

 

「くっ....!!」

白いサーヴァントが動こうとするが

 

「キャッ!!」

 

クソッ!!白い奴は動けそうに無い

「アリーッ!!尻拭い任せるかもッ!!」

 

「えぇっ!?」

 

「速度強化ッ!!脚力上昇ッ!!」

 

魔力回路を稼働させる

 

脚の付け根から脚先まで魔力の線が現れる

 

そして景色が伸びる感覚に陥る...うむ成功だ

 

周りから見たら瞬間移動にも見えただろう

バーサーカーと向かいあうようにと少女の間に割り込み

瞬時に魔力を供物に通す

 

『リフレクト』防御用の魔力を展開する

1節のみの詠唱で強力な魔術を使用出来るのが

供物魔術の利点だろう

バーサーカーの攻撃を

少女に当たる前に受け止めることが出来た

 

展開した魔力壁にバーサーカーの得物がぶつかる

 

「すまないが、そこのサーヴァント

後ろにいる女を連れて下がっててくれないか?

戦えないだろうがその程度なら出来るだろ?」

 

「お主、目上の人を敬う精神はないのかぁ...?

...だが、すまんがほんとに1歩も動けそうにない

後、1、2分は待ってくれ」

 

「...なるほど、わかった持ちこたえて見せる」

 

「ほぉ、かたじけない..」

 

強くサーヴァントに言えたのは心臓の鼓動が

早くなり過ぎてまともに思考が回っていないからだろう

なにせ目の前のランスロットとやらより身長は高かった

うちのアーチャーなんて比にならないな...

 

「ちょっと!!あんた!!いきなり来といてなんなの!?」

 

そう少女が強く言ってくる

確かにそうだな...

 

ーーーだがーーー

 

「このくらい私にだって...」

 

「今お前のサーヴァントはまともに動けない、

さらにお前は今の一撃を避けられるとはとても思えない

足が震えてるのが丸わかりだ」

 

「っ...!!」

 

少女の言葉を遮って言った

少女の顔は見ることは出来ないが相当怒っているのだろう

だが、強がって見せたのは良いが俺自身足の震えが止まらない

 

ーーーー!?

「サーヴァント相手じゃ1分も持たないと言うのか!?」

 

改良が必要か...

ミシミシと展開された魔力壁が悲鳴をあげる

あと2、3回と持たないだろう

 

「下がれ...」

少女に一言伝える

 

「え...?」

 

何故かその少女は1歩も動かない

見るとまだ脚が震えている

「え?じゃないッ!クソッ!!」

 

パリンと魔力壁が割れる

と、同時に『三・雷槍(トライボルト)!!』

魔力回路をフル稼働する

3本の電撃を帯びた槍を放つ完全なる攻撃系統の魔術だ

一本一本が速度を数100キロは超す勢いで相手に飛んでゆく

 

それをバーサーカーに当てる

それなりの爆発を起こし煙をあげる

決定打にはならないだろうが煙幕代わりにはなるはずだ

 

「捕まってろよッ!!」

 

そう言って後ろへ供物魔術のツタを伸ばし街灯に絡める

そして少女をもう片方の腕で抱き抱える

 

「へ?」

少女はすっとんキョンな声をあげてこちらをみる

 

ーーーなんだその顔は...

ツタを引きながらそんな事を思う

 

ーー!!速い..

もう一撃を振りかざそうとしている

どうする、もう1度魔力壁を展開するか?

いや、片方の魔導機で2つ同時発動は構造上出来ない...

 

ーーーー間に合わないッ!!ーーーー

少女を後ろにして

自分はバーサーカーと向かい合う

 

目を瞑ってしまった、、

あぁそういえばこの娘の名前聞いていなかったなぁ

 

「おい、マスター、こんな所で女性を抱えながら

睡眠でもするつもりか?

他人を庇おうと戦いに挑み

危うく無様に死ぬ所だったな」

 

あぁ、アーチャーの皮肉が聞こえる.......ん?

 

ーーー!?

 

「アーチャー!!」

 

そう、アーチャーが先ほどランサーがもっていた

騎乗戦用の槍をもってバーサーカーの一撃を受け止めていた...

 

ーーん?なんでだ?

 

「ともあれ...よくやったな美麗...

他人を助けるために自分よりはるかに格上の相手に

立ち向かうとはそれだけでも賞賛に値する

二階級特進でもさせてやりたい気分だ」

 

アーチャーさん、それ...死んでません?

...だが、今はそれより

ーーー黒いサーヴァントをどうするかだーーー

「ん?アーチャー2本の直刀はどうしたんだ?

それに、その槍は..」

 

アーチャーに疑問を投げつけてみる

 

「っ...人が戦っている時に...

まぁ良い直刀はランサーに折られた

そしてこの槍はやつから拝借してきたと言うわけだ」

 

「ちょっと!!話をしている訳じゃないでしょ!?」

 

脇に抱えたまま吠えて来た...

確かにそんな場合では無かったな...

アーチャーが来たから緊張がほぐれてしまっていた。

 

「アーチャー、そいつ倒せそうか?」

バーサーカーを示して言ってみる

 

「この槍は俺には重過ぎる...

出来るとしたらこのまましばらく耐えてそこの

セイバーが復帰するのを待つか

もしくは奴(バーサーカー)の得物を弾き落とすくらいだな...」

 

そこの白いサーヴァントはセイバーだったのか...

 

「うっ...そこの嬢ちゃんが

不完全な冗談で召喚するからだ、、完全だったらよぉ...」

セイバーのおっさんがグチっている

 

「なっ!?コイツッ!!」

 

なんと相手のバーサーカーは

アーチャーが持っている槍に掴みかかっていた

すると

不可解な音を立てながらその槍を赤黒く侵食していく

 

「ちっ...!!」

とアーチャーがこちら側に一飛びし後退する

 

「な.....、、オナーですぅ!!」

 

ん?

 

アリーが何か叫んでいる

 

するとバーサーカーが槍を持つ構えを取り

こちらに突き掛かって来る

アーチャーは受け流しを取るかのような構えを取っている

 

すると物凄い速度で朱色の閃光が飛んで来た

一瞬人影が見えるとほぼ同時にバーサーカーが吹き飛ぶ

 

「畜生っ...弾かれたか...

あの槍に宝具を防ぐ程の力はないはずなんだがなぁ」

 

ん?先ほどのランサーだ...

だが、槍が違うぞ?

 

「何をしに来たんだ?ランサー」

アーチャーが訪ねる

そうだそうだ何しに来たんだ

 

「俺の槍を返してもらいに来たんだよ!!」




今回の後書きは
ランサーの槍についてです。
龍種に騎乗し相手や相手のドラグーンに攻撃を加える為の
装備です、引き金を引くと火薬が炸裂し爆発を起こします

ちなみにかなり重いので筋力がB以上は無いと
まともに振るう事は出来ません
持ち運ぶこと位はE+あれば出来ると思います

次回はアーチャーの武装と宝具についてです
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