【未完】問題児たちが世界の引き金を握っているそうですよ?   作:銀炭

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久しぶりの投稿です。てか読んでくださっている方すいませんでしたああああああ!!!!!
どうしてもまとまらず問題児書いてました許して下さいなんでもはしません



4話 問題児たち

「オラオラどうしたぁ!?この程度で攻めてくるなんざ舐めた真似してくれるじゃねぇか!!」

 

「十六夜、もう少し抑えて。爆発音が凄い。私の耳が大変、ついでに警戒区域も大変」

 

『あら、警戒区域なんて気にする必要はないわよ、春日部さん。ネイバーが攻めてくれば壊れるものじゃない』

 

それでいいのかボーダー隊員!?

 

現在時刻午後5時46分

十六夜たち逆廻隊は警戒区域を破壊しながら大量(彼らからすればそうでもない)のネイバーを塵へと変えていた。比喩ではない、本当に塵になってしまっている。回収班涙目。

 

「にしても今日は多いのか少ないのか微妙なところだな。何時もより多い気がするけど、それでも大量とは言えない中途半端な数だ」

 

「そうだね、何時もよりは多い。けどこれだけじゃあA級部隊一つでなんとでもなる」

 

『回収班が苦労するからあまり攻めてこられて困るのだけれど・・・』

 

「ヤハハ、いいかお嬢様。回収班が苦労するなら回収する必要のないレベルまで粉砕してやればいいんだ」

 

「それ、できるの多分十六夜だけだよ」

 

塵にされても回収できるものは回収しないといけないので回収班からしたら苦労が増えるだけである。

 

「いやそんなことないだろ、太刀川とかレイジさんなら塵に出来るぜ」

 

『レイジさんは兎も角、太刀川さんでは塵じゃなくて細切れが限界だと思うわ』

 

「弧月でどうやって塵にするのかも気になる」

 

「んなもん細切れにしたあとにメテオラでも叩き込めばなんとかなるだろ」

 

『する必要があるのかしら・・・?』

 

インカム越しにため息を吐いているのがわかる。あれ、可笑しいな。飛鳥ってこんな苦労人っぽいキャラだっけ。こういうのはウサ耳が生えた苦労さぎの役だったはずなんだけど。

 

『(隠してるのか隠していないのかわかりません!!)』

 

どこかからハリセンの音と共にツッコミが飛んできた気がするが無視しよう。

 

『二人とも、時間よ。反応もないから戻って来て』

 

「了解。よし、戻るぞ」

 

交替の時間になったので本部に戻る二人。その際、ちゃっかり手を繋いでいた小柄な少女がいたことを記しておく。

 

 

______________________

 

 

 

逆廻隊の作戦室に戻ってきた十六夜と耀。

 

「お帰りなさい、今日はどうだったかしら?」

 

紅茶を淹れながら待っていた飛鳥。戻ってきた二人にとりあえず戦果を聴く。

 

「まあまあってとこだな。バムスター23、モールモッド31、バンダー14。何時もより多いとはいってもそこまで多い訳じゃなかった」

 

「多くないってそれ、貴方たちだから言えるのよ?他の部隊だったら苦労する数のはずだから」

 

「苦労すんのはB級と唯我くらいだろ」

 

「唯我・・・・・・・さんは別格だから、違う意味で」

 

「そうだな、あいつは雑魚という言葉を体言したような奴だから仕方ない」

 

 

 

「ぶえっくし!!」

 

「おいおいどうした、風邪でも引いたか?」

 

「いえ、風邪じゃないと思うんですけど。・・・ハッ、まさか誰かが僕のことを!?」

 

「お前じゃあどうせ弱すぎて話にならんとか言われてるだけだろ」

 

「いや、もしかしたら弱さが別格とか言われてるんじゃないですかね」

 

「酷くないですかお二人とも!?」

 

 

 

「ん?そういえばお嬢様」

 

「何かしら?」

 

「どうしてここに彩鳥お嬢様がいるんだ?何かあったのか?」

 

チラリと向かい側で飛鳥と座っている少女を見る。

 

 

久藤彩鳥 エヴリシングカンパニーの令嬢で飛鳥の従妹。

 

「いえ、今日は少し相談したいことがありまして」

 

「何だ、何か悩みでもあるのか?出来る範囲なら協力してやってもいいぜ」

 

お嬢様の親戚だしな、と心の中で付け加える。エヴリシングカンパニーの一人としても話す機会の多い彼女のことを、十六夜はそれなりに気に入っているのだ。勿論、道具ではなく一人の少女として。

 

「・・・ボーダーに入りたいんです」

 

「・・・・・・へぇ?」

 

意外そうな声を出す十六夜。昔からボーダーに興味を持っていることは知っていたのだが、入りたいと言う程とは思っていなかったのだろう。

 

「とりあえず理由を話せ、色々決めるのはそれからだ」

 

「・・・えっと、私はエヴリシングカンパニーの一員として交渉や会議を任せられることはお話ししました。覚えていますか?」

 

「おう、俺も春日部も覚えてるぜ」

 

「うん、結構忙しいって」

 

「それで、何て言うかその・・・そういう仕事以外で何か他にやりたいなぁ、って思ったんです。それで母に話したんですけど、猛反対されまして」

 

「それでボーダーを出したのか?」

 

「はい。ボーダーなら姉さんもいるし、十六夜さんたちもいるので。そしたら条件付きで聞いてもらえました」

 

「条件?どんな?」

 

「逆廻隊に入る、それだけです」

 

「ふぅん、別にいいぜ」

 

「そうですよね、そんな簡単に入れるわけが・・・え?」

 

「いやだから別にいいって言ったんだよ」

 

あっさりと話が通ってキョトンとする彩鳥。そこをすかさずスマホでパシャリ。そして写真を撮られたことに気づくことなく再起動。

 

「え、いいん、ですか?」

 

「ボーダーはそんなに危険な組織じゃない。C級だとかなり制限されるが、B級まで上がれば制限はほとんど無い。緊急脱出もあるから戦闘不能になったとしても本部に戻される」

 

「それに、部隊に入ればここみたいな作戦室も与えられるわ」

 

「私たちなんて、ここで寝泊まりするくらい色々置いてるし。シャワーもお風呂もあるから特に心配もない」

 

「うちの隊に入れって言われたのは悪い虫が付かないようにだろ?そのへんも俺がどうにかできる」

 

次々とメリットが提示される。思っていたよりも遥かに条件が良かったうえに、あっさりと入隊までの道が出来上がっている。

 

「まあ、あとはお前次第だ。乗るか反るか、どうする?」

 

考える時間は、いらなかった。十六夜に聴かれたとき、ほぼ条件反射のように応えていた。

 

「入ります!入らせてください!!」

 

「お、おう。なら申請しとけ、正式入隊日まではC級にもなれない。それまでは我慢しといてくれ」

 

目尻に涙を浮かべながら詰め寄ってくる彩鳥に、十六夜は若干引いた。普段は落ち着いている彼女がここまで過剰に反応したのだ、そりゃ驚くわ。

 

「・・・・・・ありがとう、ございます。断られたら諦めなさい、って言われていたので」

 

「ヤハハ、よっぽどのことじゃなきゃ断らねえよ。俺はお前を結構気に入っているんだ。大企業の令嬢とかそんなことは関係なくな」

 

ポンポンと、優しく彩鳥の頭を撫でる。こいつ、あっさりフラグを建てにいきやがる・・・!!

 

「ふぁ・・・」

 

「・・・ムッ」

 

そしてフラグが建った。代わりに耀が不機嫌になってしまっている。

 

「ま、この話は終わりだ。あとはもう適当に喋ってようぜ」

 

「・・・あ」

 

撫でるのを止め、冷蔵庫を漁る十六夜。名残惜しそうな声を出す彩鳥だが、気づかれない。

 

 

 

「ちゃんと入ってこいよ、待っててやるから」

 

 




そろそろ原作入ろうかなと思います、だってネタが思いつかないんだもん。
というわけで次から原作(の予定)です。楽しみに待っていて下さい(懇願)
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