深紅のスイートピー   作:駄文書きの道化

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ACT.04

 私が家に戻ってきて休んでからもう2週間以上の時が流れていったのは、早いような遅いような曖昧な時間感覚だった。

 体だけじゃなくて精神の方も落ち着いてきたと思う。ゆっくり休みを取ろう、と思う程には。

 

「んー……どうしたら良いかな」

 

 そんな私が今、考えているのは自分の力の制御方法について。

 今まで散々と“出来ない事”を悩んできたけど、落ち着いて考えてみれば“出来ない”事があるのがおかしい、と思うようになった。

 グレートレッドから私に流れ込む無色の力は何にでも染める事が出来る。そして、それを染める事が出来るのは私自身。つまり“出来ない”のは力じゃなくて、私自身にある訳で。

 

「思い込めば思い込む程、そこに嵌って抜け出せなくなるから……」

 

 今までの自分が焦っていると仮定するなら、焦るあまりに自分の限界を狭めていた、とも考えられる。

 ただ、力そのものが曖昧な状態な私にどこまで限界なのか、というのは正直わからない。これはグレードレッドに聞いてもわからない、というより答えてくれないと思う。こればかりは私自身の問題だから。

 

「レベルが足りない、と言うのは簡単だけど、ゲームのようにはいかないし……」

 

 ただ、私自身の力はわかりやすく成果を示してくれるとは思う。なにせ私が叶えられる範囲の事は限りなく再現出来るのだから。

 それこそ“ジャガーノート”を再現出来た下地そのものはある。あるんだ、あれは諦めによる暴走にも等しいけど。

 

「……なりたい自分、なりたい自分、強くなりたい、てっとり早く強くなりたい……」

 

 ぶつぶつと呟きながら、無駄に逆立ちとかしてみたり、布団の上で転がってみる。

 ふと、そこで思う。力は欲しい、とは思ってもなりたい自分ってなんだろう、と。

 

「目標はある。でも、どういう風に、どんな形で私は“リアス”を超えたいんだろう……」

 

 “リアス”の人生をなぞるような生き方は出来ない。それはただの“リアス”の劣化でしかない。決してそれを“私”の人生とは呼べないし、呼びたくない。

 今までは必要性ばかり求めてきたけど、私がなりたい姿ってなんだろう、と改めて考えてみると、今はイメージが漠然としている。具体的なイメージが見えて来ない。

 

「なりやすいから、って言う理由で龍化を選んできたけど、別に龍じゃなくても良いんだよね」

 

 なにせグレートレッド由来の夢幻の力、形無き夢に幻を描き、これを実像となすものであるが故に。ただ“なりやすい”から、“そうしやすい”から選んできただけ。

 

「大事なのは、“誰か”になりたい訳じゃない、って事」

 

 それは今までの失敗からようやく学んだ。模倣するまでは良い、例えば“一誠”のドラゴンショットとか。だけど“ジャガーノート”のようになりきるのはダメ。

 そもそも“誰か”になりたいなら、私は私である必要性を失う。それだったら今からでも“リアス”になりきれば良い。身も心も。でも、それじゃあダメなんだ。

 

「でも、どうなりたいんだろう、私……」

 

 ベッドの上で大の字を描くように両手足を投げ出して呟く。全身を伸ばしても端まで届く事のないベッドで呻き続ける事、数秒。

 億劫な気持ちのまま体を起こす。悩み続けた為か、なんとなく喉が渇いたような気がする。飲み物でも貰いに行こうかと体を起こしかけて、ふと思う。

 誰かになりたい訳じゃないけど、私にはお世辞に言っても才能はない。けれど逆説、ないのであれば“あるもの”に頼れば良い?

 

「そうだ。私の血って」

 

 ポーションの効能を高めたりする効果があるんだっけ、と。それから私に脳裏に閃くものがある。

 ないなら、補えば良い。私は自分に足りないイメージを“理想”で埋め続けてきた。けれど、理想は理想だ。なりきる事は出来ても、決して焦がれた存在になる事は出来ない。

 だから発想を変える。私にないもの、それを埋めるもの。私に与えられた力。そこから導き出した、今の私の答え。

 ベッドから飛び起きて、私は蹴破るようにしてドアを開けて部屋を飛び出した。

 

 

 * * *

 

 

「お父様! ウチに宝物庫とかありましたよね!」

「リーア? そんなに息を切らしてどうしたんだい?」

「ありましたよね!?」

 

 勢いよく扉を開けて、お父様に飛びつかんばかりの勢いで抱きつく。それを優しく受け止めた後、地面に私を下ろしてお父様は真っ直ぐに視線を向けてくれる。

 

「……まぁ、ない事はないが」

「なんか武器ありませんか!」

「武器?」

「何でも良いんです! とりあえず、私が使えそうなものとか!」

「リーア、少し落ち着いて。いきなりどうしてそんな事を?」

 

 抱き留めていてくれた私の体を下ろして、お父様は真っ直ぐに私を見つめ返す。私もまた、真っ直ぐに視線を返して、身振り手振りを加えながら説明をする。

 

「私は足りない事ばっかりです。これを埋めるには、余所から持ってくれば良いと思ったんです!」

「ふむ」

「それで、私の血の効果を思い出したんです」

「……なるほど。お前の血にはポーションの効果を上げるなどの効能があったな」

「はい! ですので何か私が使えそうな武器を―――」

「うーん、それはダメだな」

「えぇーっ!?」

 

 なんで!? と私は思わず、抗議の視線を向けてしまう。私の抗議の視線を向けられたお父様は静かに溜息を吐いて、いいかい? と前置きをして言葉を続ける。

 

「あのね、リーア。それはお前の特異性を晒すようなものだ。それは褒められた事ではない」

「……あっ」

「確かに、お前がただの悪魔ではないという認識は広く広がっているが、お前の力の詳細までは知れ渡ってはいないんだ。それを自ら広める危険性は既に伝えられている筈だろう?」

「……そうでした」

 

 言われれば、確かに。意識すれば最もな事だ。私の血による強化はあまりにも範囲が広すぎて、かつ効果を発揮しやすいものだ。

 悪意ある者に利用されれば取り返しのつかない事になる、とアジュカ様やお兄様に昔キツく言われていた。当然ながら、自分もその危険性はわかっている。

 思わず肩を落としてしまう。これは焦っていると言われても確かに仕様がない。周りが見えていないのだから。

 

「リアス、別にお前自身が万能になる必要はないじゃないか」

「……別に万能になりたい訳ではないですけど」

「出来ない事を無くしたいのだろう? 結果的に同じ願いだよ。何が起きても対応出来るようになりたいと、それは誰もが夢見るものだろう。だけど、それが出来てしまう必要はないんじゃないよ」

「……でも」

「完璧な存在でなければ世界は変えられないのかい?」

「……そういう訳でもないです」

「だったら、お前はお前らしく、お前のやりたい事で自分を伸ばして行きなさい。それに、お前の考え方は間違いではないと思うぞ、私はな。だが、惜しかったな」

「……? 惜しい、ですか?」

「晒すのはダメだが、バレなければ良い、という事だよ」

 

 お父様が茶目っ気のあるウィンクをして私に告げた言葉が、まるで稲妻が体に落ちたように響く。

 

「……あぁ、成る程。“嘘”はバレなければ嘘だとわからない」

「そういう事だ。下手に有名なものを使えば、誰かの記憶に残るものを使えばお前の力に勘づかれる可能性がある。それなら」

「最初から、作る?」

「それも一つ手だな。色々と手段はある、という事だよ」

 

 ぽんぽん、と頭を撫でられる。お父様に頭を撫でられながらも考える。

 作る、か。成る程、その発想は無かったと。でも、それはとても良い考えかもしれない、と私は強く思う。

 だって、それは私だけの生き方になるかもしれない。“リアス”とは違う、私だけが生み出す、私だけの生き方。

 もし、私の力を受け止めるだけの“何か”が作れたのなら。そんな想像の羽を広げて、心躍る自分に気付く。

 

「お父様」

「何だい?」

「私、今まで何かにならなきゃ、と。何かをしなきゃいけないって思ってたんです」

 

 胸の内を吐露するようにお父様の胸によりかかりながら零すように呟き。

 

「何かを越えないとって、いつも思ってました。でも、それだけじゃダメで」

「うむ」

「今、お父様が“作ってみたら良い”って言ってくれて、見えた気がしたんです。それがずっと私がしてきた事で、私が望んだ事なんだって」

 

 抱き締められたままの状態で、お父様から身を離して向き合う。

 ようやくここに戻って来れた気がする。そう、“リアス”の人生をなぞるのではなく。私自身の一生を築いて行くんだと。そう決めたあの日から、私はずっと藻掻いてきて。

 誰かに認められたくて、自分を認めたくて。その果てにずっと繰り返してきた努力の意味を、自分が辿り着きたい場所にピントがあった。

 私の中には、グレートレッドがいる。いつかの日に夢に見た“可能性の星標図(ミルキーウェイ・シルクロード)”。

 私は、夢を実現する。ただ漠然とした夢だった。何かを為す為の力だけを求めて、理想だけを追い求めて、そこに辿り着いた自分がないだなんて。

 

「私も、なりたい私を作ってみようと思います」

「……そうか」

「良いですよね? 未来だけじゃなくて、なりたい自分を目指してみても」

 

 そうだ。未来だけじゃなくて、私だけの、私自身が。

 きっと、それが足りなかったから“ジャガーノート”に頼るだなんて思ってしまったのだと思う。ただ、強ければ良いって訳じゃない。遠回りに遠回りを重ねて、ようやくここに至れた。

 

「本当にお前は手間のかかる子だ。なんど矯正したって無駄に苦労を重ねる」

「そ、それは大変申し訳なく……」

「だが、それも“お前らしさ”なんだろう。迷いに迷って、だが、だからこそ掴んだ答えを確かなものとして走り出す事が出来る。リーア」

 

 ぽん、と頭を撫でられて。お父様が優しげに微笑む。

 

「もう、大丈夫かい?」

「はいっ!」

 

 力強く返事が出来る。まだ、私自身と言えるものは少ないけれど、見つけようと思えた今はまるで意識が鮮明に、クリアになっていくかのようで。

 この思い、この言葉に偽りはない。胸を張って、私はただお父様に己の意志を伝えようとするように視線を返す。

 

「……あぁ、それでこそ。それでこそ、お前は私の知っている娘だよ」

 

 

 * * *

 

 

 ようやく地に足がついた、と言うべきなんだろうか。ともあれ、私は善は急げと家族に相談した上で、駒王町へと戻ってきた。

 とは言うものの、別に管理者として戻ってきた訳ではない。こっちに戻ってきたのは一時的なもの、用が済めばまた冥界に戻る予定で。

 

「義務とか、そういうのじゃなくて。ちゃんと、友達として謝る、と」

 

 荷物を背負い直しながら呟くように。そう、私が今日、駒王町へと戻ってきたのは一誠とイリナ、朱乃に。それから迷惑をかけてしまった関係者各位に謝る為に。

 今まで心配をかけてしまったしね。ようやく地に足がついてきた自覚がある今なら、ちゃんと謝れるような気がして。一時的にならと、お父様達もようやく認めてくれた。

 私としてはもう大丈夫、と思いつつも。折角の機会だから羽を伸ばしつつ、自分の立脚点に立ち戻りたいという気持ちもあって。だから、その前に済ませておくべきだと判断した。

 今日は休日、事前に連絡は入れておいたから、戻ったらすぐに会えるとは思うけれど、と思いつつ魔法陣を起動させる。

 久方ぶりの転移の感覚に身を委ねて、目を開けば駒王町への自分の拠点へと辿り着く。

 

「リーアッ!」

「ぐべぇ」

 

 魔法陣が設置されている部屋から出て、荷物を置こうとした瞬間に衝撃が走る。

 なんとか踏み止まりはしたものの、その衝撃は一瞬意識を持って行かれる程だった。

 何事かと思って視線を向けてみれば、そこには朱乃がいた。

 

「おかえり! リーア!」

「……ただいま、朱乃。元気にしてた?」

 

 元気よく、明るく挨拶をしてくる朱乃に苦笑しつつも、その頭に手を伸ばして撫でてみる。指通りの良い黒髪を撫でていると、朱乃がほっとしたように息を吐いている。

 冥界で私のお見舞いに来てくれて以来で、そこまで離れていなかった気もするけれど、心持ちが違えば久しぶりにも思えてくるから不思議なものね。

 

「リーア、おかえり」

「一誠! 貴方も来てくれてたのね」

「あぁ、今日、一時的に戻ってくるって聞いて」

 

 朱乃に構っていると、一誠も顔を出して声をかけてきてくれた。その表情には、ありありと安堵の色が見えて、心配をかけてしまった事を改めて痛感する。

 

「……元気そうで何よりだ。なんか、ようやくリーアが戻ってきてくれた気がする」

「うん。心配かけたね、もう大丈夫。といっても、もうちょっと冥界で療養する予定ではあるんだけどね」

「……まだ、どこか悪いのか?」

「いや、その、ワーカーホリックって診断されちゃって」

「……ワーカーホリック?」

 

 朱乃が首を傾げて問いかけてくるので、詳細を説明したら何とも言えない顔を浮かべる一誠と朱乃。はい、私も自分で言って置いてあれですが、ちゃんと自覚が出てきたので微妙な顔になるしかない。

 そうしていると、ふと別の気配に気付く。少し距離を置いて、こちらの様子を伺っているのは……イリナだった。

 

「……イリナ」

「……おかえり、リーア。元気そうで良かった」

 

 名前を呼びかけてみても、どこか彼女らしくない様子だった。こちらの距離を伺っているような、まるで壁を隔てているかのようにイリナがどうにも遠い。

 やっぱり、と。冥界に見舞いに来てくれた時から感じるイリナとの距離感が変わらないのを強く感じる。

 すぅ、と息を吸う。本当に改めて、思うのだ。本当に迷惑をかけてしまったのだと。だからこそ、腹に力を込めるようにしてイリナに歩み寄る。

 

「もう、体は良いの?」

「もうちょっと療養するけど、許可が出る程には」

「そっか」

「イリナ」

「……何?」

「一誠と朱乃にもだけど、ちゃんと謝らないとって思って」

「別に、リーアが大変な事は知ってるから」

 

 ……やっぱり、妙に壁を感じる。なんだろう、この違和感。

 イリナの様子に、少し不安を覚える。一誠と朱乃を見ても、どこかハラハラした様子で私達を見ている。

 うーん……。やっぱり、何かイリナだけ思う事があるのか、距離感が掴みづらい。凄くやりにくい。どうしたものかと思って、うん。やめた。

 

「……イリナ、怒ってるよね?」

「怒ってないよ」

「じゃあ、どうして私を避けるの?」

「……避けてないよ」

「本当?」

「うん」

「じゃあ、やっぱり怒らせたかな。イリナ、私と距離取ってるもの」

 

 びくり、と。イリナの肩が跳ねたのを私は見逃さなかった。

 

「……リーアは、うぅん。なんでも、ない」

「イリナ?」

「元気そうなら、本当にそれで良いの。怒ってないから」

 

 ……うーん? 怒ってはいない。でも、避けられてるのは多分、間違ってない。

 怖がられてる? うーん、やっぱりジャガーノートの時の姿を見せたのは良く無かったよね……。

 

「そっか。なら、うん。改めてごめんね、イリナ、一誠、朱乃」

「いや、リーアが大変なのは俺達も知ってるから」

 

 一誠の言葉に、朱乃が同意を示すように何度も頷く。その様子に安堵する自分を覚えながらも、改めて息を吸って。

 

「ちゃんと、話しておこうと思って」

「話?」

「うん。私の、あの力について」

 

 そう。私は一誠達に在る程度、私の力について話してしまおう、と思ったのだ。

 当然、グレートレッドの事は伏せて、どういう力なのか、という点を伝えるだけだけれども。お兄様が概要程度は既に一誠達には教えていたという話だけど、それを改めて私の口から伝える。

 

「……この前見せた私は、言ってしまえば自分の力を暴走させた結果でね」

「暴走、って……」

「うん。お叱りはごもっとも。でも、そうしないと勝てない相手だった。それだけ強い相手だったんだ。でも、だからって皆に心配をかけたら意味がないから」

 

 うん。本当に、意味はないんだ。命を張って守って、そこに自分も帰って来なきゃいけないんだと強く思い知った。

 きっと今後も、無理や無茶を通さなきゃいけない場面は出てくると思うけれど。それでも帰ろうという気持ちを忘れてはいけない。私の為に、皆の為に。

 

「それで、私自身も強くならなきゃって思って……あ、そうだ。イリナ?」

「え?」

「イリナってまだ錬金術の勉強はしてる?」

「してる、けど……」

「もし良ければなんだけど、私の為に武器とか作ってみるつもりはないかな?」

 

 そう、こっちに戻ってこようと思ったのは関係者に頭を下げに来たのもそうだけど、これが大きな目的の一つ。

 既存の、例えば名の売れた名工などの品からでは私の力の特異性に気付かれてしまうなら、“無名からもたらされた武器”なら、バレる確率は低くなるんじゃないかと。

 但し、即決して決めた訳じゃない。何しろ、イリナを大いに巻き込む事になるし、彼女の将来に影響を与えてしまうから。だから、本当に迷って、迷いに迷って。

 それでも……1人では、やっぱり何でも出来ても、何も為せないのが私だと思い至り、こうしてイリナにお願いをすると思い至ったのだ。

 

「材料とかはこっちで用意するから、実質、専属契約みたいな事になるとは思うんだけど」

「え、あの、リーア?」

「私の特異性が絡むから、公に出来ない事も多くて、これを受けるとかなりイリナの自由を縛っちゃうから……」

「ちょ、ちょっと待って! 待って!? リーアってば!」

「あぁ、ごめんごめん」

「……うん、理屈はわかるよ。リーアの特異性は、あまり表にしたくないから、有名な武器とかじゃなくて、私が作ったものが良いって言うのは」

「さっきも言ったけど、それで作ったものは純粋にイリナの実力にはならないから、色々と将来に不安もあるし、何より私の事情にイリナを巻き込んでしまうから。だから、よく考えて欲しい」

「…………う、うん」

 

 どこか戸惑ったように頷くイリナに、それはそうだろうな、と思う。いきなりな話しすぎるから、イリナにはじっくり考えて欲しいと思う。

 

「一誠と朱乃にも話したけど、私の力の事は内緒にしてね?」

「お、おう」

「……私もリーアの為に何かしたい。私も何か作る……?」

 

 イリナと同じく戸惑った様子の一誠と、何か考え込むような朱乃の様子を見て、とりあえずは一段落かな、と私は一息を吐いた。

 

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