Chapter:黒猫は鳴かない
――家族だって言ったのは、アンタじゃないか。だから私だって、家族として思う事がある。
* * *
悪魔の仕事というのは、言ってしまえば人間の
さて、今更なんで悪魔の仕事について思い直しているかというと、私! 悪魔稼業が始まったからです! なんでちょっとテンションが高いのか? 実はこのリアス・グレモリー、まともに悪魔の契約による活動をした事がありません!
元々、人間界に来ていたのは自分の力の調査から、三大勢力の和平の為の活動、その他諸々と今思い直せば「うわ、休みなさ過ぎ……」と自分にドン引きするスケジュールで動いていた私に『普通の悪魔として』のお仕事なんてやった事なんてある訳もなく。
だから正式に駒王町の管理者として戻ってきて、昼は学生、夜は悪魔としてのお仕事が出来る二足草鞋ではあるけれども、今の私は充実している! まぁ、駒王町は空白の中立地帯だから何か問題は起きたら出張らなきゃいけないけど、私自身が出る事はない。結果を聞いて、それを上へと報告するのがお仕事。
駒王町はかつてはバアル家との共同領地だったけれども、今は最早グレモリーの単独領地。お父様に報告を上げるだけで良い。そしてお父様が更に上へ報告をする、という流れである。
つまり、問題こそは起きても今は平穏なので、普通に悪魔としての生活が出来ているのです! これを喜ばずとして何が悪魔か! ようやく『普通の悪魔』らしい事が出来てるんですよ! 昔は魔力がない問題もありましたけれど、仙術を応用した術で『普通』に偽装する術も得ました。
最近は『
さて、そんな細々とした悩みはあれど、悪魔としてのお仕事! これが私以外に回せる仕事なら、私は積極的に私の眷属に回しているのだけれど、今回の仕事は私が適任。秘書役に戻った白音にも太鼓判を貰い、私自身がお仕事に向かう事になったのである!
「お仕事♪ お仕事~♪」
「……やっぱワーカーホリックじゃないのか? リーア」
「一誠!?」
久しぶりのお仕事に鼻歌を歌っていると、一誠に生暖かい視線を向けられた。尚、ここは元塔城家・現グレモリー家の別荘である。私が本格的に日本で再び学生をするに当たって、いっその事、別荘を建てようと元々保有していた土地に屋敷を建て直した訳で。
その再建築にあたって、ここに住むイリナ、黒歌、白音の部屋は勿論、今後増えるだろう眷属、またはお客様の為の余剰の部屋を込みでとにかく盛った建築となった。これを一夜の間に終わらせたのは原作でもあったような、なかったような。
そこに謎は覚えつつも、ここは私は人間界での拠点及び私の眷属の事務所とも言える場所に生まれ変わったのだ。1階全部が事務所で、2階から皆が集まったり食事をするスペースがあり、3階から上が各それぞれの私室で、私は最上階をまるまる部屋として使っている。
正直、それはどうなんだと思ったりもしたけれども、私には秘密が多い。立場上、眷属にも持ち出せない話は私の部屋で話す事になっている。「主を守る為に堅牢な守りを敷いている」と言う建前の下に。
「別にワーカーホリックって訳じゃないわよ。普通にこうしてお仕事出来るのが幸せなのよ」
「仕事が出来るのが幸せ……」
「理解出来ないにゃん」
「もう手遅れなのかしらね」
「スケジュール管理は私にお任せを」
一誠と黒歌が呆れたように、イリナと白音が溜息を吐く。な、なんでよ!? ちゃんと休みも取って余裕のあるスケジュールで動いてるじゃない! この扱いには解せない。思わず、ぐぬぬ、と歯噛みをして愛しの眷属達を睨むけれど、全員揃って溜息吐かれた。酷い。
ちなみに私の眷属で契約数がトップなのは白音である。その下に黒歌、一誠へと続く。イリナはまだこちらに来てから日が浅い上、トウジさんの娘である為、そういった悪魔の仕事はまだ表立っては受けてはいない。色々と知られたら面倒だからね。
その分、眷属に役に立つアイテムを作成して貰っていたりするので、役割分担とも言える。料理は黒歌、白音、イリナのサイクルで回しているのだけれど、イリナの料理のレベルは気付けば恐ろしいまでに上がっていた。特に洋食、あとパンが美味しい。
和食に関して言えば黒歌が上手なのだけど、それ以外だったらイリナに勝てる気がしないと言われる程だったりする。白音も嗜むけれども、秘書としての仕事もあって2人に一歩、二歩譲るといった所だ。本人はそれが悔しいのか、よく黒歌と一緒にキッチンに立ってたりする。
……ただ、イリナの難点としては、あの魔の健康ドリンクがたまについてくるのが偶に傷だけど。あれ、まだ味が改良されてないのよね。効能を上げるにつれて凶悪になっていくのを、それでも抑えているというのだけど。
ただ、この健康ドリンクはソーナとセラフォル―様には大好評だったりする。サイラオーグですら眉を顰めたものを、だ。しかし、ソーナはそんな健康ドリンクの味すらを越えるお菓子と言う名の劇物が……。
思い出してはいけない記憶の扉が開きそうになったので、勢いよく首を振って無理矢理頭を中から追い出す。仕事、そう、悪魔のお仕事です! ともかく一誠達がなんと言おうと、私は! こういう仕事が! 出来るのを楽しみにしてたの!
「という訳で、行ってきまーす!」
転送魔法陣に乗って、普段から身に内に留めている魔力を反応させる。魔法陣から光が溢れて、私は眷属達に見送られながらその場から転移した。
* * *
今時、命をかけてまで悪魔と契約をしようとする者はいない。それに、かつての私の活動によって悪魔の契約内容が過激にならないよう、悪魔で得た契約の情報を教会へと渡して、教会が表側から契約を減らすように活動をする。その仕組みは生きている。
その地道な活動で契約数事態は減っている。だが、なくなりもしない。誰かに差し出された手は、誰かに差し出されない手でもある。組織が伸ばす手というのは限りがある。だからこそ、悪魔はその個人の不満を掬い上げるように狙う。
この仕組み故、駒王町での仕事は平和そのものである。ちょっとした日常のお助け、非日常への憧れの昇華。あとは駒王町で隠れ住む他勢力から「秘密裏の正式な依頼」だったりと、それは多岐にわたるけど。今回は、何でも無いお仕事だった。
「うん。今回は上手く行ったわね。……ただ、お仕事の内容が「納期までに仕事を終わらせたい」だったけれど。白音、今更ながら、なんでこの仕事を私にOK出したのかしら……」
書類の山に埋もれて噎び泣く残業マン。その書類を終わらせる為の手伝いを終えた私は契約の代価を頂いて帰ってきた。これが人間だったら会社の社外秘に触れさせてしまった事などで問題になりそうだけど、私は悪魔だし。その上、口止め料も含めて代価を貰ってきたので仕事の割りに報酬を貰いすぎてしまった気がする。
まぁ、それはそれで良しとする。悪魔の契約は気軽に、なんて思われるのもどうかと思うし、そこは教会との折り合いもある。……こっそり超過労働させてる会社がありますよって教会に流してあげましょうかね。それで変わるならよし、変わらなければ悪魔が契約を取る。それで良いわよね。
「ただいま」
転送魔法陣を使って家に戻ってくる。事務所に入れば、残っているのは黒歌だった。
「お帰りにゃん」
「お酒臭っ、また飲んで……というか事務所で飲むの止めなさいよ」
「こりゃ失敬」
顔をうっすら赤くして、黒歌はほろ酔いといった様子で私を出迎える。片付けはしてあるけれども、間違いなく飲み乾したのは少量ではない。まったく、なんでこんな酔いどれ猫になったのかしら?
「皆は?」
「一誠は帰宅、イリナは工房、白音はお仕事にゃん」
「黒歌は?」
「自宅警備員」
「それ、ニートって言うんじゃないの?」
「在宅の仕事はしてるんだにゃ、これが」
肩を竦めて言ってみるも、堪えた様子もなく。白音が居ぬ間によくもまぁ好き勝手やるものだわ。
そう思っていると、黒歌からグラスが差し出された。もう一方の手には未開封のワインが握られていて、悪い笑みを浮かべている。
「晩酌、付き合ってくれるかにゃん?」
「……飲んだら共犯扱いでしょ? まったく、巻き込もうったってそうは行かないわよ?」
「まぁまぁ、ほらほら飲んで飲んで」
「ちょっと、話を」
「1人で飲むのは寂しいにゃん? それにイリナや一誠に飲ませる訳にもいかないにゃん?」
「……まぁ、そうだけど」
悪魔になったとはいえイリナ達は未成年だ。私も人間の年齢の基準で当て嵌めるなら未成年なのだけど、元より悪魔。お酒を嗜む事自体はあった。飲めない訳じゃないし、たまに思い出したように少しだけ口にしてた事はあるから抵抗はないのだけど。
まぁ、あの子達も6年経ったとはいえ、まだ人間寄りの人生を歩んで欲しいと思ってる。特に一誠は、まだご両親がいる訳だし。イリナも、今は離れてるけれどいつか再会させるつもりでいるのだから、人間の法を破らせたくは無い。
じゃあ白音はどうなのか? と言われれば、あの子は確か酒癖が悪かった筈。それを本人も自覚しているから、酔いどれの姉に口うるさく言っているのでしょうけど。そうなると残るのは私という事になる。
これで私まで飲んだら白音の説教のターゲットに含まれそうなのだけど、黒歌は私を逃がす気はないらしい。本当に、我が儘ね。このまま抵抗するのも疲れそうなので、少し飲ませて貰って退散する事にしましょう。そう思いながら私は黒歌からグラスを受け取った。
* * *
「く、黒歌……も、もういらないって」
「なーに言ってるにゃ、ほらほらー」
「も、もう……! んぐぅ」
リアスの首に腕を回して逃さないようにして、黒歌はグラスに注いだお酒をリアスの口につける。このままでは零すと諦めたようにお酒を口にするリアス。
リアスの顔は真っ赤で、すっかり酔っている。その様子を見て黒歌は満足げに頷く。1杯2杯程度飲んで逃げようとしていたのは把握していたので、こうして絡み酒をしていたのだ。一歩間違えれば、というより完全なアルハラである。
すっかり酔っ払ってくったりしているリアスを自分の肩に預けるようにして抱き寄せる。結構な量のお酒を飲まされたリアスは夢現といった様子で黒歌に身を預けている。そんなリアスの頭を撫でながら、黒歌は呟くように言う。
「ごめんね、こうでもしないと素直になれないから」
ぽつりと黒歌は呟く。泥酔しているリアスに少しだけ申し訳なさそうに、けれど愛おしそうに頭を寄せ合う。
「アンタはいつも頑張ってるからさ。だから、羽目外さないと駄目にゃん。心配してるんだよ、皆さ」
「……知ってるわ」
「私だって心配してる。いつも抱え込んで、楽しているように見えて自分でやりたがるのは相変わらず」
「……うん」
「頼って、って言うのは簡単にゃんだけど。アンタはそれも難しいか。厄介なご主人様だよ。だから、ほら。今は酔ってるから仕方ないにゃん。ぐったりして、私に甘えると良いにゃ」
甘えているのは私だけど、と。ぽつりと心の中で呟きながら黒歌はリアスに頬を寄せる。黒歌が頬を寄せるのに、くすぐったそうにリアスが身を捩る。どちらからか、そんなやりとりがおかしくて小さく笑う。
リアスが体重をかけるように黒歌に身を寄せる。その重みを受け止めながら黒歌はリアスの髪を梳く。深紅の色彩、血の色にも似ている髪は指通りが良い。彼女がこの紅の髪を大事にしている事を黒歌も良く知っている。
グレモリーの悪魔は情愛の悪魔。一度、懐に入れたものへの愛情は深い。それはリアスの家族と接する事で黒歌も理解していた。血の遺伝なのだろうか、と思う。そして、それに感化された自分がいるのも自覚している。
「朱に交われば赤くなる、か」
すっかり染められてしまったと思う。嫌な気はしないけれども。黒歌は苦笑を浮かべる。
だからどうしても気になるのだ。このご主人様の事が。すっかり大きくなった。大人への階段を昇り、女性へと至る前の段階へと踏み出している。
それでもまだ子供なのだ。子供の筈なのに、リアスの背負う宿命はひたすらに重たい。世界で最強と称される『
それをリアスが責任として背負おうとしている事も黒歌は知っている。それを黒歌は惨いと思っている。こうして情愛深き故に、関わらぬ他者にですら気をかけて、それを救えぬ自分に罪悪感を覚えている。
それを本人は克服したように見せているが、黒歌からみれば耐性がついただけだ。決してその苦しみから逃れた訳ではない。耐えて、壊れそうになって、一度壊れて、それでも自分を積み直して。
まるで継ぎ接ぎのようだと。綻びを覆い隠して、また綻べばそこを覆って、それを繰り返した上でリアスは自分を自覚していないように見える。いや、目を背けた上で、自分は大丈夫という殻で覆っていると言うべきか。
それは見るからに痛ましい。それでも誇らしげにリアスは笑うのだ。皆が幸せなら嬉しいのだと。かつての自分ならば、それを偽善だと言って唾を吐きかけただろうと黒歌は振り返る。
「……気を遣わせちゃったね」
「いいよ。私が飲みたかっただけにゃん。お酒って良いよね、頭がふわっとして、何もどうでも良い事は考えなくていいしさ。白音が怒ってくれるし、簡単に悪者になれる」
「良くないわよ、そういうの……」
「真面目がすぎる主がいなきゃ、私だってここまで飲んだくれてないにゃん」
「……私が、貴方を悪者にしてるの?」
リアスが上目遣いで黒歌を見る。その表情は泣きそうで、黒歌はそっと伸ばした手でリアスの涙を拭う。
「好きで悪者になってるから良いの」
「だめよ、そんなの。悪い事してたら幸せになれないわ」
「悪魔が何を言ってるだかにゃん。いいのよ、これが私の幸せ」
「……私は、嫌よ。黒歌を悪者にしたくない」
黒歌に身を預けたまま、黒歌に手を回す。酔っている為に力が入りきらないのか黒歌に抱きつくように。それを黒歌は受け止めながら、穏やかに微笑を浮かべる。
「変わらないね、アンタは。そういう所は私と会った時からずっと」
良い子だね、と。子供にそうするようにリアスの頭を撫でる。リアスは黒歌に回した手に力を込めて、額を押し付けるようにして……小さく呟く。
「……いやよ、私のせいで、誰かが不幸になるのは」
「……あぁ、ようやく聞けた」
それが聞きたかったのだ、と。リアスの根底にあるもの、リアスの奥底にあるものを黒歌は知っている。結局の所、自分が原因で誰かを不幸にするのが耐えられない。それがリアスの心の内に隠されたものだ。
酒の力でも使わなければ絶対に言わないだろう本心。それを聞けた事に、安堵の溜息を零す。リアスの脇を抱えるようにして自分に抱きつかせるように黒歌はリアスの体勢を変えさせる。
「良いんだにゃん、私はリアスのお陰で幸せよ。少なくともアンタの眷属達はそう思ってるにゃん」
「……本当に? 私のせいで辛い思いしていない?」
「してない、してない。もし、リアスが原因で不幸になっている誰かがいるなら私達が手を伸ばしにいくにゃん」
「……それは迷惑じゃないかしら……?」
「その迷惑を望むのがアンタの眷属にゃん。甘くて、優しくて、弱くて、なのに強くあろうとして、本当にどこまでも行っちゃいそうなアンタのね。だから、私達が手を貸すの」
どこにも行かせないように、気付けば手の届く範囲からするりと抜けて、どこか遠くに行ってしまいそうな主に対して。
ここにいると伝える為には、捻くれた自分では素直に言う事も出来ないし。それを素直に受け取る主でない事を黒歌は知っている。真っ直ぐに見えたようで、奥底では拗くれたように屈折して面倒なのがリアスだと知るが故に。
「頼ってよ、もっと。今みたいにぐったりしないと言えない本音をもっと吐き出して、私達に助けてって言ってよ、リアス。それが――家族なんでしょ?」
かつてリアスはそう言った。眷属になるという事は、家族になるという事で。家族になるという事は助け合って良いのだと。なのに助けようとするばかりでリアスは助けさせてくれない。本人はそれで十分だと言うけれど、足りないと思っているのは黒歌だけじゃない筈。
もっと頼られたい。もっと本音を言って貰いたい。もっと力を抜いて欲しい。傍にいて、笑っていて欲しい。それは白音も、一誠も、イリナも望んでいる事の筈だと黒歌は感じている。だから自然と自分達は肩を合わせられるのだと思う。
「守りたいのは、何もアンタだけじゃないんだからさ」
守らせてよ、と。黒歌は祈るようにそう呟く。
返事はない。代わりに、静かな寝息が聞こえてきた事に黒歌は苦笑する。
別に伝えたかった訳じゃない。素に戻れば、きっとリアスはこの事を表に出さなくなるし、心配をかけないように「望まれたように振る舞う」だろう。
覚えていても良い、覚えていなくても良い。ただ、そこにある本心に触れたかっただけ。ただの自己満足なのは黒歌とて自覚している。
静かに寝息を立てているリアスを自分のふとももに頭を乗せるように体勢を変えさせる。酔いによってすっかり眠ってしまったリアスの頬を撫でながら、黒歌は穏やかに笑う。
「好きだよ、ご主人様。きっとアンタは望まないんだろうけどさ、汚れ仕事は全部私が請け負うよ。こんなに幸せにしてくれたんだから。この幸せを守る為ならアンタを傷つけるものは私が全部壊してもいいから」
それが、例え神であろうと、世界だろうと。そう決めたのだ。それは奇しくもあの龍神の至った答えと同じだ。それを黒歌はわかっている。だから黒歌は決めている。不用意に自分は戦わないと、自分のこの黒々とした感情を表に出さないように。
綺麗なのは白音達であれば良い。自分は酔いどれのぐーだら猫。今はまだそれで良い。少なくとも、あの『蛇』がリアスを脅かす内は。リアスが、白音達がどうしようもない理不尽を迫られたなら、その理不尽を破壊するのが自分だと。
「アンタがくれた力だ。無駄にしないよ。絶対に守ってみせるからさ」
『
眠りにおちたリアスの頭を撫でる。その目に涙の跡が残っているのに気付いて、その涙を掬い取って、指を舐める。どこまでも自分に溶け合うその涙は自分に力を注ぐ。
いつか、その必要が来る時まで。黒猫は鳴かない。ただ、午睡に微睡むようにその時を待つのみ。望まれる事がない事を願いながら、望まれるだろういつかを睨み据えるように。
この後、仕事を終えて戻ってきた白音が烈火の如く怒り出し、イリナの健康ドリンクとミックスしたお酒を飲まされて黒歌が悲鳴を上げる事になるのは、また別のお話。