初投稿で至らない部分もあるかと思われますが、どうぞお楽しみください。
タケル「西園寺が俺たちのアイコンを全て奪って行った。西園寺が父さんを裏切ったのは本当なのか分からないけど、人の命やアイコンを悪用しようって言うなら、許せない!」
~ナレーション終了~
西園寺「私に全てを支配する力を!」
モノリスから西園寺に力が流れ込み、彼の体を変貌させていく。
(西園寺改め)モノリス眼魔「手に入れたぞ最強の力!人間も眼魔もひれ伏すがいい!」
力を見せつけるかのように、モノリス眼魔は町を破壊していく。
ジャベル「眼魔もひれ伏せだと?特に教育が必要だな…」
アラン「落ち着けジャベル。あれは2つの世界をつなぐモノリスの力。破壊がすでに眼魔界にも及んでいる。眼魔界の崩壊を止めに戻らなくては」
ジャベル「モノリスに詳しいアラン様がそうおっしゃるなら…」
眼魔界を守るため、退却するアランとジャベル。
マコト「願いは西園寺の手に…俺は何のためにタケルと戦ってまで!」
タケル「マコト兄ちゃん、やっぱり辛かったんだね」
アカリ「タケルを死なせたくないのはマコトも同じだったのね」
御成「犠牲にしていい命などありませんぞ」
マコト「その通りだ…すまなかった、みんな」
タケル「一緒に戦おうマコト兄ちゃん。俺たちの願いは命をつなぐことだったはずだ!」
マコト「ああ、俺も戦わせてくれタケル!」
モノリス眼魔に立ち向かうゴーストとスペクター。
しかしモノリス眼魔は2対1を物ともしない強敵だった!
モノリス眼魔「願いを叶えた私に願いにたどり着けなかったお前たちが勝てるわけが無い」
タケル「願いのために父さんを裏切ったのは本当なのか?」
モノリス眼魔「裏切ったのではない。最初から願いのために全てを利用して来た。お前たちにはその覚悟がなかったのだ」
タケル「覚悟ならあるさ…お前みたいに願いのために人を犠牲にしない覚悟がな!」
マコト「俺もお前と同じ考えだった。だが気付かされたんだ…人も自分も欺くことなく口にできるのが本当の願いだと!」
モノリス眼魔「お前たち…なぜ私に楯突く?なぜまだ戦える?私は全てを支配する力を望んだはずだぞ!なのになぜ?」
二人に気圧されて、モノリス眼魔の攻め手が弱まっていく。
マコト「今だタケル!」
タケル「行くよマコト兄ちゃん!」
二人のオメガドライブがモノリス眼魔に同時に炸裂する。
モノリス眼魔「願いのために何だってして来た私がこんな奴らにい!」
モノリス眼魔爆散。
それと同時に2人は異空間にいた。
グレードアイ「ベルトを持たない男の願いは一部しか叶えらなかった。お前たちの中から一人選ぶとしよう」
タケル「それならマコト兄ちゃんにして欲しい」
マコト「タケルお前は…」
タケル「言ったろ、俺たちの願いは命をつなぐことだって。
俺の願いはマコト兄ちゃんと同じなんだ」
マコト「…お前の気持ち受け取った。感謝する。だが、俺の願いもお前と同じだからな」
グレードアイ「ではマコトの願いを叶えよう」
カノン「ありがとう。タケルさん、お兄ちゃん。」
マコト「今度は俺がお前の願いに協力する」
タケル「頼もしいな~、よろしくマコト兄ちゃん」
アカリ「なんかやっと昔のマコトに戻ったみたい」
御成「先代もきっと喜ばれますぞ」
仙人「なんで自分に願いを使わないかねーまわりくどい」
ユルセン「いいんだよー。あいつら楽しそうだし」
ジャベル「西園寺が奴らごときに倒されるとは(アイコンの力はまだまだあの程度ではないということか)」
アラン「今回は助けられたな、天空寺タケル、それにマコト。邪魔者も消えたことだしそろそろ新しい計画の頃合いか…」
最後まで読了いただき、ありがとうございます。
最後まで読んでいただいた方はお気づきと思われますが、この小説は以下の理由で、本編に変更を加えています。
西園寺が眼魔になる
西園寺が開始5分で退場する本編の展開では、色々と未消化な部分があると思います。本編のナレーションでは裏を取ってない裏切り疑惑が既成事実にされるわ、願いにベルトが必要なとこだけ知らない間抜けな死に方だわ、全てを支配して何がしたかったのかわからないわで、もったいなかったので章ボスにしました。眼魔として戦うことで、タケルが裏切りについて問いただす機会が生まれました。また、西園寺が人間の悪者として死んで誰にも顧みられないと、ゴーストの倫理観では、眼魔に協力する人間も死ぬべしということになってしまいます。平成2期ライダーの中では、かなりシビアというか危険な倫理観だと思われます。西園寺は自ら眼魔と同等の存在になってしまった、死んでも「自業自得」となると、これくらい後戻りできない状況が必要だと思います。ましてや、かつては天空寺龍の仲間だったみたいですし。
また、西園寺に願いについて語らせたのは、マコトとの違いを生み出す目的もあります。実は、眼魔に協力してアイコンを強奪する行動だけ見れば、西園寺もマコトも同じなんですよね。アイコンのためなら殺す気でかかる点も同じ。その割に、本編ではずいぶん扱いが違います。だから、マコトを西園寺とぶつけて、「前は同じだったけど、今は違う」と言わせたかったわけです。
・マコトがタケルたちが見てる前で謝った上で仲間入りする
本編でも登場した「俺は何のためにタケルと戦ってまで!」というセリフは惜しかった。あれをタケルたちが聞いてれば、マコトの本心が通じた明確な根拠になるんですが。実際はただただ固い態度をとり続けるマコトに、タケルが甘い対応をしてるという危なっかしい状況。戦う理由がなくなっただけで、結局マコトが過ちを認めない限り、理由ができればまた裏切る可能性があるのです。お礼言いながらも「やはりお前は甘い」という上から目線は、けじめとは言えませんよ。この状態で、「けじめつけるために」距離を置いても良くなる見込みはないので、素直に仲間入りする方がいいでしょう。妹を助けられた恩以上に、この先けじめをつけられるチャンスなんて待っていても来ません。
この小説のアンチ・ヘイト部分は上記の解説ではっきりさせています。このような企画、受けるかはわかりませんが、どのようなご感想でも今後の参考とさせていただきます。