「仮面ライダーゴーストif   作:gazerxxx

6 / 11
この作品は仮面ライダーゴーストの23話を一部改変した小説であり、ドラマ・バトルパートに手を加えてます。個人的に疑問に思った部分を変更した作劇であるため、どちらかと言えばタグにある通りアンチ視点です。
初投稿で至らない部分もあるかと思われますが、どうぞお楽しみください。


仮面ライダーゴーストif第23話解説編

本編からの変更点の解説に入ります。例によって本編から変更してない箇所は省略してるんですけどね。たとえば、ネクロム&スぺクターVSウルティマや、アランとたこ焼きのシーンはそのまま行間に挟まってるということです。

 

・タケルが頭を冷やしてアカリ、御成、キュビと話し合う

 

タケルは眼魔の世界で見た非道で熱くなっていたので、この気持ちを分かってもらえるとしたらアカリと御成が適任でしょう。マコトはその話になっても本編ではアランの味方、やっぱり眼魔の世界に染まっていそうなところがありますからね。質問に答えない仙人とユルセンは論外。そして、眼魔許すまじで頑なになっていたタケルの心を冷やすのはキュビ。友達第一号なので初心を取り戻せるとしたら彼でしょう。タケルが言いたいことだけ言って八つ当たりし、情報交換しない展開は避けています。ここで落ち着いたから、Bパートまでのタケル君ハートフルボッコ劇場は無しにしてます。

この場合の「ハートフルボッコ」は誤用にあらず。一見いい話に見せかけてタケルが会話させてもらえませんでしたから。

 

・マコトとアランが友になった日の回想

 

マコトがアランをかばい、アランがマコトに執着する人間模様を描きたいなら、この発端は必須だと思うんですが、余計な心配なんですかね。

アラン英雄伝で描かれるらしいよ、やったー!・・・と喜んでる場合じゃない。友情はアランだけの過去じゃないから、スピンオフに回されるマコトの立場がありません。

というわけで第20話のラストでぶった切りにされたアランとマコトの手合わせの続きを描写。生身で戦ってるだけなのに、戦闘や心理描写を詰め込んでるのは、特撮ではよくあること。マコトが剣道なのは10年前の改装で映ったタケルとのチャンバラから来ています。カノンが角材から木刀を仕上げるトンデモ特技が追加されましたが、マコトはクールでもその辺不器用そうだから…。

本編では「施しなど」と断っていたアランが、次のシーンでは食べている謎カットが挟まれましたが、こちらでは友情に免じて食べたということにしてます。

 

・タケルとアランの対話

 

なんか本編ではカプセルの人間についてタケルが質問してたはずが、会話の途中でキレたのかいきなり「アイコンを渡せ!」と胸ぐらをつかんでましたね。アランもさっきまで空腹を満たしていた身なのに無駄に煽る。マコトは今回アランの味方で仲裁しないし、もうグダグダ。情報も意見も交換できてません。

こちらではタケルもアランも落ち着かせ、スタンスを明らかにしました。アランは父上の理想を信じてるから眼魔であり続け、タケルたちは信じられないスタンス。タケルはそれを受けて、同じ父親を信じる息子として、アランの生きざまに手出しはできないと判断します。これが本編と同じでネクロム&スぺクターに手を貸さない理由になります。

これはこれである意味問題行動に見えますよね。友達になろうとした眼魔が一人、死ぬかもしれない。マコトは一緒に戦ってるけどタケルは見てるだけ。でもね、言わせてください。自分はタケルのボイコットでアイコンが逃げる展開の真逆を書きたかったと。今までアイコンは眼魔から人を守るために戦ってきたはず。アイコンもまた眼魔を犠牲にしてきたのです。それなのに、タケルが自暴自棄になったからって、「眼魔の世界とのつながりを断つ」という今までの戦いから得た願いを否定するのが矛盾してます。というか状況だけ見れば、「アランを助けないから逃げた」ですよね。アランは今まで戦ってきた眼魔の作戦を指揮してきたのに、何じゃそりゃ。それに、タケルはやみくもに眼魔と友達になろうとしてたわけじゃありません。相手の善性を見極めようとしてたし、それでも戦いを望むなら受けて立った。そういう分別はあったはずです。マコトが「何してる戦え!」と怒鳴ったのも、マコトの勝手ですよね。なぜ勝手にタケルが友達になる眼魔にアランも含めているのか、なぜ友達のアランについて「あいつはああ見えてもいいやつなんだ、実はな~」という具合でどうやって友達になったか教えないのか。

これを踏まえて、タケルはアラン本人が人間らしい感情を持つまで動きません。アランが父上を信じて、眼魔として生きようとするのを尊重してるからです。眼魔同士の戦いに乗じてアランもジャベルもも倒そうとしないのがせめてもの筋。アランから関係ないと言われてるのだから、お節介を焼くのは無粋というもの。甲冑眼魔との決闘みたいなものです。マコトにもアランを助けるのは正義でも何でもなく「わがまま」だと言わせます。アランが人間の世界で生きる可能性が今のところ見えないのであれば、自分だけでも友達でいる、それしかありません。アイコンももちろんタケルの判断で逃げたりはしません。何にでも首突っ込んで、判官びいきするのが偉人の仕事じゃありませんからね。

アランは自分が死の恐怖、マコトの最期、人間の命がけになれる強さを見たことで、もう一度タケル達の言う真実を確かめようとする。そんなラストにしました。アイコンは戦う時だけ貸してもいいということに。タケルから距離を置いてるアランから、グレイトフルになるたびにアイコンが意に反してとられるのは哀れですからね。

 

・グレイトフルの変身条件

 

本編だと15のパーカーゴーストが認めたから?それってアイコン任せになってしまうのがどうにも。多数決(タケルとしゃべってないアイコンもいる)で決まったことになりますけど、これで英雄の心をつないだことになるのでしょうか。そもそもパーカーゴースト同士でしゃべる機会もありませんでしたし、こんな時でないとお互いに会話もできなかったんじゃないでしょうか。なんか身内が問題起こしたから集まって相談し、久々の一体感を得た疎遠な親戚みたいですね。

こちらではタケルとマコトとアランがアイコンを集めて心を一つにしたから、英雄の心もつながったという設定にしてます。ゴーストとスぺクターとネクロムがそのカギだったというわけです。

三蔵ゴーストが奇跡と呼んだのは、ドライバーがバラバラの人物にわたったから、今後もなにかで心を一つにしていける保証はないという意味です。グレイトフルが今後も登場するメタ的な都合上、アランはアイコンを貸すのをツンデレ気味で了承してくれましたが。

 

・ウルティマ・ファイヤーとのバトル

 

ウルティマ・ファイヤーは尺を取るべきだと思いました。youtube公式配信のライダー魂では、シバルバさん(CV:スネイプ、メンドーサ)が変身して猛威をふるいましたが、5分構成と限られてるのが残念なところ。テレビではもっと時間取れるわけです。ライダー魂では激戦を繰り広げたのに、テレビでは秒殺される駒にされたのはもう忘れたい。

こちらでは炎を使った攻撃や、シバルバさんと同じく捕まえた対象を糧にする力も追加。グレイトフル魂も新技を大盤振る舞いできるというものです。そして、マコトの眼魔アイコンを吸収したことで、オリジナル形態のブルーファイアにさらなる強化変身。マコトが残っていたと言っても、残留思念のようなものなので、マコトの魂自体は眼魔の世界の肉体に戻って無事(?)です。単にスぺクターカラーになっただけでなく、ガスバーナーの青い炎のように火力も上がっている設定です。そしてモノリスがジャベルの意思や、マコトの残留思念を無視して機械的に操っているのも強調、グレイトフルに匹敵する脅威として描写してます。暴走しなかったらグレイトフルでも危なかった。ユルセンや仙人がマジになるレベルです。

 




コンセプト解説だとどうしてもアンチ意見となりますが、あしからず。読了ありがとうございました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。