仮面ライダーディケイド~ランド大陸の世界~ 作:gazerxxx
~アバンタイトル~
これまでの仮面ライダーディケイドは!
マッハ55「頼むぜザ・レッド…お前は勝って自由に生きろよ…俺たちを必要とするのは…俺たちなんだ」
レッドゾーン「俺は俺自身の時間を一気に加速した。この世界のすべてを置き去りにするほどにな」
ラブ・ドラッチ「ドラッケン!負けるなッチー!」
ドラッケン「そうだ、俺は負けねえ。火のドラゴンが呼べなくたって俺にはまだファンがいるんだ。爆ぜろ、俺のスター魂!」
ドギラゴン「士、お前を狙ってる奴と戦うからって、俺たちに遠慮しなくてもいいんだぞ。お前の敵なら、俺たちにとっても戦う理由は十分だ」
士「なら俺様もお前らの無茶に付き合ってやる。それでおあいこだ」
ミラダンテ「光の国は今度こそボクたちが守らなきゃいけないんだ。革命軍出撃!」
第4話:甦れデス・ザ・ロスト!!
火の国の国境に、自分であけた大穴を背にして戦うレッドゾーン。彼は単独で、ライダー対策に特化しているはずの改造(ボーグ)の侵略者の襲撃を、何度も返り討ちにしていた。
改造(ボーグ)ドリル「ライダー抹殺!」
レッドゾーン「止まって見えるぜ」
足場をほぼ失った状況でも、時間を加速することでジャンプした後の滞空時間を引き延ばし、地中から奇襲したドリルを全て叩き落とす。しかし次の瞬間、レッドゾーンの体が動かなくなり、地上に落ちる。
改造(ボーグ)マグネポール「この磁界の中ではスピードは上げられん。今のうちに踏みつぶせ!」
改造(ボーグ)グランドリル「ライダー抹殺!」
地中から出てきたグランドリルが、動けないレッドゾーンを確実に踏みつぶそうとする。
だが、レッドゾーンは不敵に笑う。
レッドゾーン「いいブレーキだぜ。そいつを叩き壊してこそ、俺はスピードの向こう側にたどり着ける!」
レッドゾーンの体がさらにオーバーヒートする。その熱量、蒸気により、彼の真紅のボディは変色し、焼けついたような赤へと赤熱化していく。
改造(ボーグ)マグネポール「全身を封じられた状態で加速だと、何のつもりだ!」
レッドゾーン「ブレーキがあるからスピードを出さないのが間違いだ。ブレーキよりも深く、アクセルを踏み込め!」
そしてレッドゾーンは消えた。マグネポールの磁界から逃れたのだ。
改造(ボーグ)マグネポール「バカな!奴はどこに!」
マグネポールの磁界は、クロックアップのような時間加速を使うライダーをも拘束するはずだ。どんな速度であっても、磁界の中にいれば自由に動くことはできない。だからディケイドも自爆に賭けるしかなかった。
レッドゾーン「俺なら今戻ったぜ」
背後から現れたレッドゾーンのパンチが、マグネポール1体の頭を砕いた。
改造(ボーグ)マグネポール「何!貴様、どうやって磁界の外に?」
突然磁界から脱出されたうえに、片割れを失い、狼狽を隠せないマグネポール。
レッドゾーン「光は1秒でこの星を数周する速度らしいな。だが、それよりも速い俺に、この世界は狭すぎる。だから、別の世界まで駆け抜けて戻ってきたんだよ」
改造(ボーグ)マグネポール「なんだと、我らの主のように次元移動の技術も持たぬ貴様が、一瞬で異次元に到達して戻って来ただと…」
レッドゾーンはその速度を加速し、異次元まで移動することで、マグネポールの磁界から脱出したのだ。信じられない話だが、現にマグネポールの磁界に挟まれていたと思ったら、真後ろから現れた。そうと考えるしかない。
改造(ボーグ)マグネポール「貴様が我らの宿敵、ディケイドと同等の力を得るとは…」
レッドゾーン「ディケイド…はっ、それがあの異世界の仮面ライダーの名前か。教えてくれた礼だ、新しい伝説に立ち会わせてやる。俺の最速の姿、超神速レッドゾーンMaxだ!」
自分の体を変質させる程のオーバーヒートで、神速をも超えたレッドゾーン。その新たな姿を、彼はそう名乗ったのだ。そして再び姿を消すと、空中のあらぬ方向から現れたレッドゾーンが、グランドリルにドロップキックを食らわせていた。グランドリルは倒壊し、マグネポールも巻き込まれて押しつぶされた。
超神速レッドゾーンMax「異次元も一瞬で駆け抜けちまったが、俺がチラ見した以外にも、まだまだ世界は広がっていそうだ。仮面ライダーディケイド、お前がなぜ強いか、分かった気がするぜ」
異次元を渡ったことで、そこを旅してきたであろうディケイドの強さの原点に思いをはせるレッドゾーン。思考が戦闘から切り替わったことで興奮が冷めたのか、その体の赤熱化は収まり、ザ・レッドの姿に戻る。革命ゼロとの決戦の時は近い。たとえ寿命を削ろうと、彼は今の全力で戦いに臨むはずだ。
ランド大陸の海岸まで送ってもらった4人は、浜辺で待機していた水の革命軍と合流した。
水の革命軍は、魚介類のサイズまで成長したウイルス生物である、サイバーウイルス海と、化学実験によって誕生した結晶のドラゴンである、クリスタル・コマンド・ドラゴンで構成されている。リーダーはクリスタル・コマンド・ドラゴンである革命龍程式シリンダとプラズマの2体だ。
グレンモルト「シリンダ、プラズマ、久しぶりだな」
アイラ「光の国はもう大丈夫よ。しばらくはわたしたちもこっちを手伝えるわ」
革命龍程式シリンダ「よく来てくれたグレンモルト、アイラ。それにそちらが助っ人のライダーだね?」
ユウスケ「はい、俺はユウスケ。仮面ライダークウガに変身できるんだ。よろしく!」
夏海「私も仮面ライダーキバーラに変身できる光夏海です」
キバーラ「私はキバーラ。ここってキバの世界以上にいろんなドラゴンがいるのね」
革命龍程式プラズマ「この世界は龍の影響力が強く、他の種族も龍に敬意を払っているんだ。私たちも龍を崇拝する種族の科学力で生み出された」
キバーラ「素敵ね。私たちの世界では、強大なドラゴンは恐れられて数を減らされたっていうのに」
革命龍程式シリンダ「だが、そのバランスも侵略者によって崩れかけていてね。この海のマナが吸い上げられ、マナによる活力を多く必要とするドラゴンから弱り始めている」
シリンダが沖の方角を指し示す。そこには、大口を開けて海水を吸い込む海坊主のような侵略者がいた。
海帝ダイソン「キュイイイーン」
革命龍程式プラズマ「悔しいが、マナの減った海では、水からマナを得る私達では長時間戦うこともできない。代わりにとサイバーウイルス海が向かったが…ガチャンコの侵略者に迎撃されて(ry)」
夏海「あ、すいません。何の侵略者ですか?」
革命龍程式プラズマ「だから、ガチャンコの侵略者だよ。サイバーウイルス海から確かにそう聞いたんだ」
ユウスケ「ガチャンコって…なんか想像がつかないんだけど、プッ、ククク…」
おかしな響きの名前に笑いがこぼれるユウスケ。
グレンモルト「笑うなよユウスケ、今は真面目な話をしてるんだ」
アイラ「そうよユウスケ、こういう名前なんてこの世界じゃよく聞く話なんだから」
ユウスケ「プッ、フフフフ…ゴホッ、ゴホン!いやごめん、きっと笑えない強敵なんだな、うん!」
キバーラ「笑顔は可愛いけど、TPOも大事よ、ユウスケ」
夏海「それにしても、なぜそんな名前なのかわかりません…」
革命龍程式プラズマ「とにかくだ、その侵略者たちのガードが固くて、今は海岸から侵入されないよう、にらみを利かせるのが精一杯なんだ」
革命龍程式シリンダ「君たちにはこれからの一斉攻撃を手伝ってもらいたいんだ。船はサイバーウイルス海が出すし、短期決戦なら私たちも微力ながら戦える」
グレンモルト「事情は分かった。俺たちなら力になれるはずだ。革命軍出撃!」
サイバーウイルス海たちが航行する2隻の船で、グレンモルトたちは沖に向かう。後ろからシリンダとプラズマ率いるクリスタル・コマンド・ドラゴンも泳いでくる。
革命船長リーフ「あの巨大侵略者を攻撃しようとすると、水中からガチャンコの侵略者が船を攻撃してくるんだ」
大船長オクトパスカル「水中からの攻撃は今回クリスタルコマンド・ドラゴンが防いで、奴らを引きずり出すが、長くはもたない。水中から引き揚げられた奴らを迎撃するぞ」
水中と水上の役割を分担し、海の侵略者に船は近づいていく。すると、水中で爆発が起こり、船が揺れる。
革命龍程式プラズマ「来たぞ、魚雷だ!だが居場所はわかった。私たちで水上まで追い立てる」
クリスタル・コマンド・ドラゴンたちが水中へもぐり、海面が大きく波打ち、荒れ狂う。
ユウスケ「大丈夫?先に船が沈むんじゃ…」
大船長オクトパスカル「ふはははは、吾輩たちは“海皇”を目指す海賊だ。このくらいの波は何度も乗り越えてきたぞ。安心しろ、ふはははは」
グレンモルト「集中だユウスケ、ここからは俺たちで戦うしかない」
グレンモルトとユウスケが乗るオクトパスカルの船の前に、魚雷攻撃を仕掛けてきた侵略者が浮上する。
大船長オクトパスカル「ふはははは、いつもより大物が釣れたな」
ガチャンコガチロボ「ワレはガチャンコガチロボ。性懲りもなくツラ出してくれていい度胸だガチ。お前らはワレが相手ガチ」
ガチャンコガチロボが右キャタピラ上部についたレバーをひねり、同時に右キャタピラの横についたバーを倒す。すると、ガチロボの腹部が開いてカタパルトとなり、そこから3体の小型ロボが現れる。
ガチャンコミニロボ1号「ガチャンコ!」
ガチャンコミニロボ2号「ガチャンコ!」
ガチャンコブラックミニ「ガチャンコ!」
さらに魚雷を装備した小型ロボも浮上してくる。先ほどの魚雷も小型ロボの仕業らしい。
ガチャンコミニロボ3号「ガチャンコ!」
ガチャンコガチロボ「今までお前らが戦ってきたのはワレの子分ガチ。普段は海底からこいつらを発射してるワレが出てきたからには、お前らこの海に沈めるガチ」
ドスの効いたガチロボの恫喝に革命軍が緊張する中、ユウスケは…不敵にも笑い出した。
ユウスケ「プッ、ククク…」
ガチャンコガチロボ「お前、何がおかしいガチ?」
ユウスケ「だって、ガチャンコが何かと思ったら、ガチャポンって…フフフ…玩具みたいでさ…ははははは!」
ガチャンコガチロボ「誰が玩具ガチ!そんな舐めた因縁つけた馬鹿はお前だけだガチ!お前絶対シメてやるガチ!」
頭部のパトランプと目を光らせてキレるガチロボ。ミニロボだけでなく自らも船に攻撃を仕掛けてきた。
大船長オクトパスカル「ふはははは、皆の者、戦闘開始!」
グレンモルト「おい、ユウスケ来るぞ!頼まれてたやつだ」
ユウスケ「サンキュー、グレンモルト!超変身!」
グレンモルトから予備の剣を受け取ると、クウガに変身し、そのままタイタンフォームに超変身する。借りた剣も専用剣のタイタンソードとなる。クウガはタイタンのパワーでガチロボのパンチを受け止め、剣の斥力で逆に弾き返した。
ガチャンコガチロボ「優男かと思ったら、大したパワーガチ。ワレのフルパワーでつぶしてやるガチ!」
ユウスケ「お前がその気なら俺が相手だ!」
ミニロボたちは船に乗り込んでくる。マジックハンドを装備したミニロボ1号をサイバーウイルス海が浮遊して翻弄、隙をついて撃破する。ドリルを装備したミニロボ2号をグレンモルトが、真っ向から剣で叩き斬っていく。魚雷を発射するミニロボ3号と、サイバーウイルス海が撃ち合う。ガチャンコブラックミニが投げる手裏剣をオクトパスカルが三又槍で叩き落とし、ブラックミニを刺し貫く。
大船長オクトパスカル「ふはははは、海にはもっと強い者たちがいたぞ。船上ではこの程度か」
グレンモルト「ああ、船の上でなら十分勝機がある」
もう1隻の革命船長リーフの船は、この隙に海の侵略者に接近する。
夏海「あれがガチャンコの侵略者なら、この隙に私たちはあちらの侵略者を倒せそうですね」
キバーラ「ユウスケが注意を引いてくれたおかげね。今回はナイス笑顔」
アイラ「あの侵略者を倒して、海にマナを取り戻すわ」
しかしその船の前にも、新たにディーラー風の侵略者が5人現れる。
奇天烈ダンダーツ「Hello, everybody。YouにはMeのゲームを受けてもらいますよ」
アイラ「まさか、奇天烈の侵略者?火の国で倒されたはずじゃ?」
奇天烈コイコイ「確かにベガスダラー様が賭けに負けて、奇天烈の侵略者は総崩れとなった」
奇天烈シャッフ「しかし、Meは同じ水の侵略者である、Mr.ガチロボとbrotherになろうと考えたのです。そのおかげでMeもMr.ガチロボの力を分け与えられたのですよ」
確かにシャッフは体の一部をガチロボたちのパーツで補強しているようだ。
夏海「でも目的地はもう目の前です。ユウスケたちががんばってる間に突破して見せます!」
奇天烈サイコロン「That’s right!現在のオッズは2:8で僕たちの不利!」
奇天烈チャンG「しかしその不利を逆転したいからこそ、奇天烈の侵略者はここを引き受けましたぞ、ふぉっふぉっふぉっ」
残党だけあって、今いる奇天烈はこの5人だけのようだ。
革命船長リーフ「君たちもわざわざ海上に出てきてくれたが、吾輩は海での戦いも得意な方でね。戦闘開始!」
リーフは自ら船を出て、海の上の奇天烈に仕掛ける。ダンダーツとコイコイがダーツと花札を投げつけてくるが、リーフの周辺から海水が鞭となって現れ、相手の飛び道具を薙ぎ払う。そして接近したリーフはダンダーツを殴りつける。
リーフ「ふん!」
ダンダーツ「Shit!このパワー、残りの皆さんに賭けるしかありませんね…」
余りの勢いに殴られたダンダーツは気を失い、そのまま海へ沈んでゆく。やはり奇天烈の侵略者、飛び道具の扱いに長けていても、接近戦は不得手のようだ。しかし次の瞬間にリーフの体が動かなくなる。リーフにはシャッフがすかさず投げたトランプが刺さっていた。
奇天烈シャッフ「Hit!今回の当選者は2マナの方々。束の間のバカンスをプレゼントしましょう」
船の上のサイバーウイルス海も一部の者たちが動けなくなっている。全員活動のためにリーフと同等の2マナを必要とする者たちだ。
アイラ「まさか、同数のマナを消費する仲間たちを動けなくする力…そんな能力があるなんて!」
奇天烈シャッフ「That’s right!ちなみに2マナの呪文も同時に封じました。YouはMeの見立てでは平均3マナ消費と言ったところですね。バカンスはいつにします?別に3以外を選んでもいいんですよ?」
夏海「アイラさんは下がっててください。ここはマナを使わない私が相手をします!」
仮面ライダーキバーラに変身した夏海が、シャッフに立ち向かう。シャッフが飛ばそうとするトランプを、キバーラサーベルで切り払う。わずかにトランプが刺さるも、仮面ライダーキバーラの動きは止まらない。
奇天烈シャッフ「Wonderful! YouにMeのマジックは通じないようですね。であれば侵略で勝負です!」
奇天烈サイコロン「OK!新たなゲストに勝つか負けるか、賭けなきゃ損損!侵略発動!」
細身のディーラーだったサイコロンが、カジノの都を腹部に取り込んだような巨大ロボに変身する。サイズは以前のデッドダラーと同等だが、こちらは両手がサイコロ型のレーザーユニットになっている。
超奇天烈ダイスダイス「ベガスダラー様が賭けに負けたからこそ、新たなスリルが僕たちに力をくれた!丁か、半か、いざ勝負!」
夏海「巨大化ですか!これじゃ船が!」
キバーラ「落ち着いて夏海ちゃん。巨大化した奴との戦い方なら知ってるわ。距離を取りつつ、牽制して隙を作るわよ!」
ダイスダイスの発射したレーザーを、仮面ライダーキバーラはキバーラサーベルからの紫色の斬撃で相殺する。さらにその爆風で、シャッフが革命軍に飛ばそうとしたトランプも吹き飛ぶ。
夏海「あなたたち二人とも、私が引き受けます」
キバーラ「女の子を振って他を狙う抜け駆けはなしよ」
奇天烈シャッフ「Cool!しかしひとつ忠告しておきましょう。自分の有利を押し通そうとする心、勝負に置いてはそれが不利を呼ぶのです」
超奇天烈ダイスダイス「そうそう、いくらシャッフのマジックが効かなくても、君一人で僕たちを相手して、押し負けたら元も子もないよ」
夏海「今有利か、これから不利か、そんなの関係ありません」
キバーラ「私たちにしかできないことをする、それが私たちの賭けよ」
ダイスダイスとシャッフの2体をけん制する仮面ライダーキバーラ。
アイラ「やあーっ!」
奇天烈コイコイ「むうっ、ここまでか…」
コイコイの投げた花札をサイバーウイルス海が弾き、アイラの居合でコイコイにとどめを刺した。
アイラ「おじいさん、残るはあなただけね」
奇天烈チャンG「数を減らしたとて、我ら奇天烈の侵略は終わりませんぞ。なぜなら…この爺が残っておりますからな、ふぉっふぉっふぉっ。変身!マスターG!!」
今まで静観していたチャンGが侵略を発動、スマートな巨大ロボへと変身する。
マスターG「さあお嬢さん、あなたの力量も見切りましたぞ。この爺を斬れるものなら斬って御覧なさい。ふぉっふぉっふぉっ」
両手から巨大サイコロを投げつけ、船を沈めようとするマスターG。
グレンモルト「侵略が2体!?まずい、俺も加勢しないと危ないか!ユウスケ、ここを頼む」
ユウスケ「ああ、任せろ!一気に決めてやる!」
クウガはタイタンフォームの必殺技カラミティタイタンでガチロボのパンチを一閃、その剛剣でガチロボの左腕を切断した。
クウガの優勢を見届けると、グレンモルトはもう1隻の船へと飛び移る。
ガチャンコガチロボ「お前ら、あっちの方が手ごわいと思ったガチ?そのバカさ加減、後悔させてやるガチ」
ユウスケ「グレンモルトとアイラはコンビで戦った方が強いんだ。それにお前はこのまま俺が倒してやる」
ガチャンコガチロボ「いきがってられるのも今の内ガチ。ガチガチガチ~!」
ガチロボからさらにミニロボの大群が現れる。
ガチャンコガチロボ「お前らいつまでも舐められてるんじゃないガチ。侵略発動ガチ!」
なんとミニロボたちが同時に侵略発動、数十体の巨大ロボへと姿を変える。
ガチャンコガチスカイ「ガチャンコ!」
奇天烈ガチダイブ「ガチャンコ!」
超奇天烈ガチダイオー「ガチャンコ!」
奇天烈の侵略者たちの数十倍の物量で空爆し、一挙に船を沈めようとする。
大船長オクトパスカル「ふはははは、大シケだ!これは流石の吾輩たちでも沈むかもしれんぞ!」
ユウスケ「このピンチ、切り抜けるにはあれしかない!」
クウガがさらなる変身を決意した直後、海から現れた触手がクウガを捕縛し、海に引きずり込んだ。
一方、身軽な動きと斬撃で、ダイスダイスとシャッフを翻弄する仮面ライダーキバーラ。
ダイスダイス「なかなかやるねあの子、あれっ、どこ行った?」
シャッフ「Shit!ダイスダイス、腹部です、腹部に入り込まれてます!」
仮面ライダーキバーラは巨大なカジノとなっているダイスダイスの腹部に入り込み、必殺の斬撃を発動する。
ダイスダイス「うぐっ、これを狙ってたのか。一本取られたよ…」
内部から攻撃されたダイスダイスは爆発、仮面ライダーキバーラは腹部から飛び出して脱出する。しかし、彼女を海から現れた触手が絡め取り、海中に引き込む。
クウガも仮面ライダーキバーラも、声を上げる間もなく動きを封じられ、海の底へと引き込まれていく。呼吸困難、水圧の急変で、意識も遠のいている。ユウスケも意識を手放しかけるが、その刹那、触手に捉えられた仮面ライダーキバーラを目撃する。
ユウスケ「夏海ちゃん、キバーラ…そうだ、仲間を守らなきゃ!超変身!」
最後の意識を覚醒させ、古の革命クウガに変身、革命ゼロのモーフィングパワーで、触手を焼き切る。そのモーフィングパワーは伝播し、仮面ライダーキバーラを捉えた触手をも焼き切る。それだけではなく、深海から恐ろしい断末魔が聞こえた。モーフィングパワーで、離れた場所にいる触手の本体まで焼却したのだろう。仮面ライダーキバーラを抱えて、水上まで泳ぐクウガ。
ユウスケ「ぷはっ、大丈夫?夏海ちゃん!キバーラ!」
夏海「ううん…私生きてるんですか」
キバーラ「もう、死ぬかと思ったわよ~。もっと早く助けに来てよね、ユウスケ!」
ユウスケ「ああ、うん、元気そうなら良かったけど…でも、他の仲間もピンチだ、行こう」
夏海「はい、まだ厄介なマジシャンが残ってます!」
キバーラ「ええっ、もう行くの!?もう少し一緒にいて…じゃなくて休ませてよ~」
それぞれ船の仲間を助けに行く仮面ライダー。
グレンモルトはアイラとのコンビで革命を発動、マスターGに鎖を結び付け、それを命綱としてマスターGに接近し、攻撃していた。船に攻撃させないよう、グレンモルトの剛剣で何度も注意をひきつけつつ、ダメージを与えている。
グレンモルト「おりゃあ!」
アイラの革命で強化されたグレンモルトの剣は相当なパワーで、それを何度も急所に受けたマスターGはとうとう倒れた。
グレンモルト「よし、やったぞ」
安心して船に降り立つグレンモルト。しかし、マスターGのサイコロが勝手に動き出したかと思うと、マスターGの周囲を回転、するとマスターGが復活する。
マスターG「ふぉっふぉっふぉっ。この爺を完全に倒すには、運否天賦にも勝たねばなりませんぞ」
グレンモルト「その口ぶり、運次第で復活できるってことか。ならもう1度倒す」
その時グレンモルトへ、トランプが飛んでくる。先ほどまで狙いにくかったグレンモルトの動きを封じようとする、シャッフの攻撃だ。しかしそのトランプを、アイラが飛び出してきて代わりに受け止める。
グレンモルト「何っ、アイラ!」
アイラ「何とか大丈夫よ、動きを封じるだけだから。でも革命であなたの応援だけはできる、勝ってグレン」
アイラと3マナのサイバーウイルス海は動けなくなってしまう。
奇天烈シャッフ「Beautiful!美しき献身、一見自分と味方の大多数を戦えなくした悪手ですが、それでも残った味方にすべてを賭けられる。素晴らしい戦いぶりです」
グレンモルト「ほめてくれてありがとな、アイラはいっつも俺のためにって、世話を焼いてくるんだ。だから俺は絶対アンタらに勝つ。これ以上アイラに世話掛けられないからな!」
グレンモルトは再びマスターGに挑む。途中シャッフがトランプを投げてくるが、剣の素振りによる風圧ですべて吹き飛ばした。そしてマスターGの頭部に鎖を結び付け、そのままジャンプ、鎖によって、マスターGの頭部までグレンモルトは引っ張られる。だが、グレンモルトはその落下する勢いのまま、剣を構える
グレンモルト「いっけええ!」
マスターG「ふぉっふぉっふぉっ、若者は大胆ですぞ。ほれっ!」
マスターGは反撃としてサイコロを投げる。だが、グレンモルトは勢いを落とさず、その巨大サイコロをも真っ二つにする。そして、渾身の剛剣を、マスターGの脳天に叩き込んだ。
マスターG「ふぉっふぉっふぉっ。どうやら君には博才がありそうじゃ」
マスターGは倒れこみ、復活することはなかった。
奇天烈シャッフ「Congratulation!すべてを賭けた一撃でマスターGを打ち止めにするとは、なんという強運。後はMeとの運比べですか?」
グレンモルト「いや、アンタとの勝負はついた」
その直後、奇天烈シャッフめがけて先ほど切断されたサイコロの破片が直撃した。
奇天烈シャッフ「Great!こんな偶然で死ねるとは…ギャンブラー冥利に尽きるというものです…」
そう言い残して息絶えた奇天烈シャッフに、グレンモルトは答える。
グレンモルト「偶然じゃないさ、俺は自分が賭けたいもののために、全力を尽くしたんだ。なあ、アイラ」
アイラ「グレン!」
シャッフの金縛りが解けたアイラが、グレンモルトに飛びつく。
革命船長リーフ「熱いねえ。まっ、吾輩たちが見ていようがしばらくは冷めないままか」
大船長オクトパスカル「ふはははは、弾がなくなるまで撃て!武器が全部折れるまで戦え!」
ガチャンコガチロボ「お前らがいくら頑張ろうと、先にこの船が沈むだけガチ。お前らじゃワレらは止められんガチ」
その時、海から船に上がってくるクウガ。
ユウスケ「待たせたな、ここから逆転だ!」
ガチャンコガチロボ「お前、生きていたガチ。この戦力差をたった一人で覆せるガチ?」
ガチャンコガチロボがクウガを叩き潰そうとする。だが、その巨大な拳をクウガは軽々と受け止める。
ユウスケ「できる!どんなピンチでもあきらめなければ逆転できる、それが革命ゼロだ!」
古の革命クウガのモーフィングパワーでガチロボが発火する。それどころか、他のロボットたちも全員発火する。モーフィングパワーの伝播により、ガチロボから生み出された分身とも言っていいミニロボが、ガチロボと同時に燃やされているのだ。
ガチャンコガチロボ「バカな、ワレの子分たちが!」
ユウスケ「お前は確かに笑えない強敵だった。でも、最後にはあきらめない奴が勝つんだ!」
ガチャンコガチロボ「お前、どうやら本物の男らしいガチ。この喧嘩、お前の勝ちだガチ。ガチ~!」
ガチロボ含め、ロボたちがすべて爆発した。
夏海「船では皆さんが一歩も引かずに戦ってます」
キバーラ「となると、私たちの役目はあの侵略者を倒すこと。とびっきりの技で行くわよ!」
仮面ライダーキバーラは、魔皇力で背中に紫の翼を発生させ、海から空中に舞いあがる。
海帝ダイソン「キュイイイン!」
ダイソンは吸い込んでいた海水を吐き出し、津波を起こして迎え撃つ。
キバーラ「ここはひるまないで、一気に突き抜けるわ!」
夏海「はい、これで決めます!」
高速で津波に突っ込む仮面ライダーキバーラ。そのスピードは津波の勢いも突っ切り、そのままダイソンの眼前に姿を現す。
海帝ダイソン「キュイイイン!?」
そしてキバーラの最強必殺技、ソニックスタッブが海帝ダイソンを切り裂いた。海帝ダイソンが爆発すると、その中から青い光が海へと戻っていく。海に本来のマナが戻ったのだ。これで姿を潜めるしかなかったクリスタル・コマンド・ドラゴンも活動できる。
ユウスケ「やったんだ、夏海ちゃんとキバーラが!」
大船長オクトパスカル「ふはははは、吾輩たちの夜明けが来た!」
グレンモルト「すごいぜ、大勝利だ!」
アイラ「本当に良かった」
革命船長リーフ「ところで、二人はいつまで抱き合っているんだ?」
勝利に沸く革命軍。そこへ、クリスタル・コマンド・ドラゴンが現れる。
グレンモルト「シリンダ、プラズマ!みんな元気になったんだな!」
シリンダ「君たちのおかげだ、ありがとう。だが、喜んでばかりもいられないようだ」
プラズマ「水中から何か来る、新手の侵略者かもしれない」
その警告通り、巨大な影が複数浮かび上がる。その一つは、先ほど倒した海帝の侵略者と同じ種族のようだ。そして巨大なポッドが2体。
海帝サイクロン「キュイイイン!」
アイラ「もう1体、それじゃマナを吸っていた侵略者は2体いたの!」
正体不明「その通り、うまくブラフにかかって舞い上がってくれたな」
原因不明「せいぜい取り戻したマナで束の間の安息を得るがいい。こちらは既に同量のマナを蓄えた」
ユウスケ「なんなんだお前ら!」
原因不明「何者かだと?ライジングアルティメットクウガよ、最も邪悪なライダーでありながら、革命軍のマークなどでそれをごまかすお前は、いったい何者と名乗る気だ?」
最も邪悪なライダー、それはユウスケが大ショッカーに操られ、仲間に手をかけてしまった時の、忌まわしい呼び名だ。
ユウスケ「俺は仮面ライダーで革命軍だ!俺はお前みたいに姿をごまかす気なんてない!」
夏海「ユウスケの姿を知ってる、この世界での士君の敵ってまさか…」
その会話を聞いて、夏海はライジングアルティメットクウガを知っていることから、この相手は大ショッカーの大幹部に属していたのではないかと思い至る。
原因不明「わしもごまかす気などない。わしがわしであるための確かな事実、それはライダーを抹殺せねばならぬということだ。その目的に邪魔な者は全てわしの敵だ」
原因不明が電磁場で海から侵略者を引き揚げてくる。だが、すでにボロボロであり、無理やり捕まえられているようだ。その触手を持った人型の軟体動物のような見た目、どうやら先ほど仮面ライダーを海から襲った侵略者の別個体らしい。
改造(ボーグ)触腕男(テンタクルマン)「お許しを…」
原因不明「貴様クウガにおびえて任務を放棄したな。ライダーから逃げるなど許さん」
原因不明がアームを伸ばし、不死デッドと同じS級ウイルスの注射をその侵略者に施す。すると、先ほど深海から聞こえてきた以上の断末魔とともに、侵略者はその姿をより人間離れした者へと変貌させた。
S級改造(ボーグ)触腕塊(テンタクラーケン)「ライダー撲滅…」
原因不明「そうだ、ライダーを撲滅しろ。お前はそのために改造されたのだ」
ユウスケ「お前…仲間をなんだと思ってるんだ!」
夏海「いくらなんでもひどすぎます!」
原因不明「憎いか、このわしが。だがわしの貴様らへの憎しみは、貴様らとは比較にならぬ。こやつらはわしがライダーを殺すために改造した憎しみの結晶だ!同情などすれば容赦なく殺されるぞ、ヒヒヒ!」
テンタクラーケンを仮面ライダーキバーラと古の革命クウガのタッグが迎え撃つ。
一方のグレンモルトとアイラは正体不明と対峙する。
正体不明「サイクロンよ、侵略者の残骸も吸収するのだ」
海帝サイクロン「キュイイイン!」
サイクロンが奇天烈やガチャンコの侵略者の残骸をも吸収していく。
アイラ「死んだ仲間までエネルギーにするっていうの?」
正体不明「そうだ、お前たちが侵略者を倒そうと、それはエネルギーに変換され、新たな侵略者を生み出す糧となっていたのだ」
グレンモルト「そうやって侵略者を作り続けて、何をしようっていうんだ!」
正体不明「ワタシの命を受けた侵略者が禁断の封印を解き、世界すら滅ぼす力でワタシがこの世界に君臨する」
アイラ「壁の雪山の?そのために今まで侵略者を暴れさせたってこと?」
正体不明「その予定だったが、茶番はもう終わりだ。原因不明が提供してくれたこの呪文に必要なマナが溜まった。サイクロンよ、マナをよこせ」
海帝サイクロン「キュイイイン!?」
正体不明の機械の手がサイクロンを貫く。サイクロンが蓄えた膨大なエネルギーを奪い、手にした呪文のカードへと注ぎ込む。
アイラ「なんてことを…」
グレンモルト「お前ら…血も涙もないのか?」
正体不明「すべてはワタシたちのような天才の実験台に過ぎない。その事実を学ばないから君たちは愚かなのだ」
グレンモルト「力があるからとか、天才だからとか、そんな事が他人を支配して、自由を奪う理由になるのか!絶対にならない!許せないぞお前!」
グレンモルトを先頭に革命軍が正体不明に立ち向かう。
正体不明「君たちは既に消耗させた。ワタシの敵ではない」
正体不明は本体から分離した手で革命軍を海に叩き落し、さらにポッドの体当たりで船を破壊する。疲弊した革命軍は反撃もできず、海に沈んでいく。
正体不明「たわいもない。さて、マナを注ぎ込んだこの呪文、原因不明の手で、壁の雪山にて唱えてもらおう」
一方のテンタクラーケンを、仮面ライダーキバーラは空から、クウガは触手を足場にして飛び移りながら攻撃する。だが、全身触手の化け物と化したテンタクラーケンは、いかに触手を斬られても再生させ、燃やされても炭化した中から新たに誕生し、元のサイズまで再生してすぐさま復帰する。驚異的な再生能力を前に決定打を与えられず、クウガと仮面ライダーキバーラは攻めあぐねていた。
ユウスケ「全身が燃えてもすぐに生まれ変わる…これじゃきりがない!」
夏海「どうやって倒すんですか!?」
キバーラ「私思いついちゃったかも。ユウスケ、もう一度燃やしてみて!」
ユウスケ「えっ、また?でも他にないか!」
クウガは何度目かの革命ゼロで、テンタクラーケンを焼却する。その中から新たに誕生した幼体が蠢く。だが、そこへ飛んできたのはキバーラ。
キバーラ「かーぷっ」
テンタクラーケン「ギュウウウウ…」
キバーラに噛み付かれ、ライフエナジーを吸い尽くされると、さしものテンタクラーケンも再生できず、透明化して砕け散った。
原因不明「ふん、S級改造(ボーグ)をも倒したか、やはりライダーを殺すのはこのわしの役目らしいな」
ユウスケ「手下を何度も蘇らせて無理やり戦わせるなんて、お前は絶対に許せない!」
夏海「あなたが大ショッカーの大幹部だっていうなら、この世界で悪さをする前に私たちが止めます!」
原因不明「貴様らはいつもの悪者退治のつもりらしいな。わしのライダーへの恨み骨髄、思い知るがいい!」
原因不明はポッドから放電を起こす。余りの電流に電磁場が発生し、クウガと仮面ライダーキバーラは身動きすらできず、その電撃にさらされる。
夏海「きゃあああ!」
ユウスケ「ぐああああ!負けるか…革命ゼロだ!」
革命ゼロで原因不明に炎を向けるクウガ、しかし原因不明のポッドは燃え上がる気配がない。ただ、蒸気を発生するだけだ。
原因不明「貴様の革命ゼロも分析済みだ。このポッドは既に熱エネルギーを表面で伝導させ、内部に伝えずに発散するように改造してある。改造(ボーグ)の侵略者には通じたかもしれんが、わしには焦げ跡すらつかん」
やがて、電撃を受け続けたクウガと仮面ライダーキバーラは、叫び声もあげられなくなり、ぐったりとなる。
原因不明「これでまたライダーが死んだ。ヒヒヒ、良いざまだ」
2人を海に落とし、正体不明から例の呪文を受け取る。そして原因不明は壁の雪山へ、正体不明は地下都市へ向かった。
2体のポッドが消えた後、革命軍と、ユウスケ、夏海を乗せたクリスタル・コマンド・ドラゴンが浮上する。
龍素記号Rvペニシリン「あれが侵略者を生み出した黒幕、なんて奴らだ」
龍素記号Sbリトマス「離れていなければ私たちまで電撃でやられていた。みんな微かに息はある、特にユウスケ君と夏海さんは仮死状態だ!速く陸で手当てしなければ」
何とか隠れていたクリスタル・コマンド・ドラゴンたちは、仲間を陸に上げて、懸命な治療を開始した。
闇の国で海東は、悪夢騎士団の戦列に加わって、獣軍隊を圧倒していた。召喚したライダーを先行することで罠をあぶり出し、召喚ライダーを叩こうとしたゲリラ・コマンドたちを狙撃する。海東のトリッキーな戦術は、ゲリラ・コマンドの奇襲戦法と互角以上にわたりあっていた。
海東「あっけないものだね、君たちもこれで終わりかな?ゴリランチャー君」
超獣軍隊ゲリランチャー「オレはゲリランチャーだ!だが、こうして出てきてやったのは、お前らを正面からたたきつぶすためだぜ。楽に死ねると思うなよ」
各個撃破された状況を盛り返すために、一斉に王宮を取り囲みに来た獣軍隊。正面からの戦いで決着をつけようと、悪夢騎士団も全員でこの挑戦を受ける気だ。そこへ、新たな軍勢が駆けつける。骸骨やホッケーマスクなど、全体的にホラーマスクをかぶったような侵略者たちだ。
復讐チェーンソー「聞いたぞ獣軍隊、用心棒一人にこっぴどくやられたと」
復讐ヘルクロー「やられたらやり返す、俺たちもリベンジに手を貸そう」
復讐ギャロウズ「俺たちはゲリラ戦は苦手だが、ここでなら共闘できる」
海東「増援かい?なら僕も大番振る舞いさせてもらおうか」
海東扮するディエンドはこの数日で新たに出現したカメンライドカードで、レッドゾーンとS級不死(ゾンビ)デッドクウガを傀儡として呼び出す。
海東「クウガの方はユウスケ君の新フォームだとして、もう一方は多分クリーチャーだけど、士が介入したのかな?どんなやり取りがあったか気になるね」
超獣軍隊ゲリランチャー「何をブツブツ言ってやがる!」
ゲリランチャーがランチャー砲を撃つが、それは王宮に到達するまでにすべて空中で叩き落とされた。
レッドゾーン「遅い」
ゲリランチャー「何!」
一瞬で接近したレッドゾーンがゲリランチャーを蹴り飛ばした。地に落ち、ダウンするゲリランチャー。
海東「さっそく隊長を打ち取ったよ。さあ、白旗でもあげてみたまえ」
しかし、次の瞬間、背後からの火炎放射器で召喚されたレッドゾーンは焼き払われた。
超獣軍隊ベアフガン「残念だったなあ!レッドゾーンを召喚できるのは驚きだが、そいつの恐ろしさはあらゆる攻撃に対応するスピードにある。不意打ちにも対処できない人形じゃ、高が知れるってもんだ!」
海東「なるほど、そういう奴なのか。じゃ、デッドクウガ君はどうかな」
ディエンドの合図を受け取り、デッドクウガは侵略者に向けて瘴気を放出する。最前列で瘴気をまともに浴びた侵略者たちは腐っていく。さらに後退する侵略者にはデッドクウガが追い付き、直接殴り倒していく。S級侵略者だけあって、侵略者連合軍を相手にしても優勢だった。
海東「その調子だよ。こいつの方が操作しやすいね」
超獣軍隊ベアフガン「ゾンビ野郎に負けるかよ!」
ベアフガンが火炎放射をデッドクウガに浴びせる。腐敗した体のせいか、デッドクウガは勢いよく燃え上がり、消滅してしまった。
超獣軍隊ベアフガン「どうした、お前の兵隊は焼き尽くしてやったぜ!」
海東「そろそろかな…君たち、出てきたまえ」
ディエンドの合図で悪夢騎士団が王宮から出てくる。
海東「森から引きずり出したうえで数も減らした。僕の実力も大したものだろう?」
暗黒鎧ギラン「確かに今じゃオレたちとほぼ同数、底が知れたら戦いやすい」
暗黒鎧ヘルミッション「ご苦労だった。これなら我らの力だけでも勝てるはずだ」
超獣軍隊ベアフガン「舐めやがって、力では俺たちの方が上なんだよ!」
復讐チェーンソー「やられたらやり返す、お前ら10倍返しだ!」
侵略者と悪夢騎士団がいよいよ激突する。火炎放射器やチェーンソーなどの武装では侵略者が勝るが、悪夢騎士団は鎧とは思えぬ洗練された剣術で渡り合う。ディエンドは後方から、アタックライド・ブラストによる誘導弾や、広範囲射撃で援護する。
その乱戦の中、ゲリランチャーの死体に空から忍び寄る侵略者が一人。
不死(ゾンビ)デッド「レッドゾーンに蹴り殺されるなんて、死んでも死にきれないゾ?俺様が復活させてやるゾ」
不死デッドが注射したS級ウイルスによって、ゲリランチャーはS級不死(ゾンビ)としてよみがえる。
S級不死(ゾンビ)デッドゲリラ「ゴリラアアア!」
海東「生き返った?」
超獣軍隊ベアフガン「包帯チビ、お前何者だ?」
不死デッド「俺様は不死デッド、轟速で倒されたゲリランチャーをゾンビとして復活させてやったんだゾ。さあデッドゲリラ、革命軍にも死をもたらしてやるんだゾ!」
S級不死(ゾンビ)デッドゲリラ「ゴリラアアア!」
デッドゲリラの発射したランチャー砲の弾丸は、カーブを描きながら悪夢騎士団をバラバラに爆撃する。
不死デッド「骨董品の鎧どもが本物のガラクタになったゾ!」
しかしほどなくして爆殺された悪夢騎士団は復活する。キラー・ザ・キルの革命能力、死者蘇生だ。
革命魔王キラー・ザ・キル「我が新たな命を与え、騎士団はそれに応えて何度倒れても戦う意思を持ち続ける。悪夢騎士団は不滅だ!」
不死デッド「お前も腐らないなんて言うつもりかゾ?しぶといゾ!デッドゲリラ、こいつから死体にしてやるゾ!」
デッドゲリラはランチャー砲を乱射するが、キラー・ザ・キルは空を飛んで回避する。デッドゲリラの乱射もキラー・ザ・キルには追い付けないようだ。
超獣軍隊ベアフガン「包帯チビがキラー・ザ・キルを引き受けてくれてやりやすくなったぜ。燃えちまいな!」
ベアフガンの火炎放射に対し、ディエンドは必殺技のディメンジョンシュートで迎撃する。火炎と光線がしばらく拮抗するも、ディメンジョンシュートが押し切り、ベアフガンを爆殺した。
復讐ヘルクロー「ベアフガンが!この恨み晴らさでおくべきか!」
復讐ギャロウズ「並みの復讐じゃ足りん、100倍返しだ!」
ヘルクローとギャロウズが同時に侵略、それぞれより悪魔的な姿の、復讐ブラックサイコと超復讐ギャロウィンに変身する。ホッケーマスクの大型侵略者であるチェーンソーとともに、ディエンドに襲い掛かる。
海東「恨み言なんて受け流すだけさ」
ディエンドはアタックライド・インビジブルの透明化と高速移動で、3体の復讐の侵略者をかわす。そしてアタックライド・ブラストで強化された光弾で、3体を狙撃する。
超復讐ギャロウィン「があっ!やられたらやり返す!」
超復讐ギャロウィンのマントの下から、剣が飛び出してディエンドの弾道をたどり、ディエンドに直撃する。
海東「ぐっ、見えてないはずじゃ」
超復讐ギャロウィン「見えてなかろうと、やられた通りをなぞってやり返す!」
復讐チェーンソー「逃がさねえぞ」
超復讐ブラックサイコ「復讐するまで俺たちは死なん」
その言葉通り、攻撃を受けてもますます復讐心を高ぶらせている。長期戦になるほど厄介なタイプだ。ディエンドは姿を現し、仮面ライダーファムと仮面ライダーサソードを召喚、必殺技のクロスアタックを発動し、速攻を仕掛ける。
ファムの契約モンスター・ブランウイングが翼から巻き起こす突風で敵を吹き飛ばし、身動きが取れずにファムとサソードのもとまで飛ばされてきた3人を、ファムが専用の薙刀ウイングスラッシャーで、サソードが必殺剣のライダースラッシュで切り裂いた。
海東「やれやれ、いつまでも恨まれちゃ敵わないね」
海東が獣軍隊や復讐の侵略者の幹部を倒し、悪夢騎士団も残りの侵略者たちに対して押している。キラー・ザ・キルはうまくデッドゲリラをかわしつつ、体当たりでデッドゲリラを突き転がした。すでに大勢は決したかに見えた。その時、突然森から現れた触腕が、ディエンドを捉える。そのまま木々にたたきつけられながら、森の中へと引き込まれていく。
不死デッド「ようやく準備が整ったゾ、これで逆転だゾ!」
キラー・ザ・キル「どういうことだ、海東をどこへやった!」
不死デッド「森には俺様とともに応援に来た改造(ボーグ)の侵略者がいたんだゾ。そいつが土地勘をつかむまで時間がかかったけど、一度巣を知り尽くせば奴は無敵だゾ。奴はライダーを殺すために派遣された、もうお前らの用心棒はおしまいだゾ!」
キラー・ザ・キル「ならばすぐにお前を倒して、我らで救出する!」
不死デッド「無駄無駄、奴は遠くまで伸ばした触腕だけでライダーを絞め殺せるって話だゾ。それに本体も森の奥深くに隠れているゾ。探したところでライダーの死体しか見つからないゾ!」
不死デッドの言うとおり、鬱蒼とした森の中、わずかに木々にたたきつけられているディエンドの影は見えるが、その触腕がどこから伸びているのか、到底確認できない。
キラー・ザ・キル「海東は闇の民とは違う、このままでは果たせもしない約束のために、海東を死なせてしまう…であれば今呼ぶしかない」
暗黒鎧ギラン「やめてくれキラー・ザ・キル!海東は良く戦ったが、アンタが死んじゃだめだ!」
暗黒鎧ヘルミッション「我らの命はあなたに預けた、あなたの命も消えてはいけない!」
キラー・ザ・キル「いや、我は死なぬことにした。海東の戦いを見て分かった、奴は自分の自由な意志を貫くために戦っている。それを実感できるよう自分の命を守りながらな。我も死んで責任を取りはせぬ。生きて蘇生の術を成功させる!」
キラー・ザ・キルは自分の力を注ぎ込み、太鼓の英雄、暗黒鎧ザロストを復活させようとする。
不死デッド「こりゃあいいゾ、それだけエネルギーを使えば、お前が先に死ぬだけだゾ!」
悪夢騎士団も余りのエネルギーの消費に動揺する。
キラー・ザ・キル「いやもっとだ、もっとエネルギーを注ぐことで、初めて伝説に手が届く。悪夢騎士団に栄光あれ!」
そしてエネルギーを放出しきったキラー・ザ・キルは倒れ、彼の側から新たな闇の騎士が現れる。
暗黒鎧ザロスト「キラー・ザ・キルの思いは我に届いた。死を超えて蘇りし我がデス・ザ・ロストとなり、真の革命を見せよう!」
暗黒鎧ザロストはキラー・ザ・キルのような悪魔の眼と翼をもつドラゴンに変貌する。しかし彼の革命マークは瞼を背景とした特徴的なもの。彼はキラー・ザ・キルの力を与えられたことで、死から蘇ってすぐに、本来の革命ゼロを取り戻した。
デス・ザ・ロスト「ギャアアア!」
デス・ザ・ロストの咆哮が、改造の侵略者のひそむ森を吹き飛ばしていく。森の木々がほとんど倒れた跡地に、ディエンドを捕縛する改造(ボーグ)触腕男(テンタクルマン)の姿があった。
不死デッド「自分の命を捨てた馬鹿が、こんなとんでもない奴を呼ぶなんて…デッドゲリラ、撃ち落とすゾ!」
革命魔龍キル・ザ・ライブ「誰が命を捨てるといった」
キラー・ザ・キルの倒れた肉体が、新たな首長龍の姿であるキル・ザ・ライブとなって起き上がった。
不死デッド「お前、死んだんじゃなかったゾ!?」
キル・ザ・ライブ「我は生きて王を全うする。死を弄ぶお前には、王として裁きを下してやる」
不死デッド「デッドゲリラ、やっぱりこっちのムカつく死にぞこないを片付けるゾ!」
キル・ザ・ライブ「力を使いすぎたが、我の死者蘇生は健在だ。お前にふさわしい末路を用意してやる」
キル・ザ・ライブはS級不死(ゾンビ)デッドダラーを蘇生させる。
デッドダラー「Go to hell!」
不死デッド「このっ、ゾンビが俺様に逆らうんじゃないゾ!デッドゲリラ、撃ち殺すゾ!」
しかしデッドゲリラも振り返り、不死デッドを狙う。
キル・ザ・ライブ「デッドゲリラも、その生前の意識を蘇生させてやった。二人とも本心ではお前を憎んでいる。お前にとってゾンビは仲間ではなかったのだ」
不死デッド「そんな、すべてを腐った死体に変える俺様に逆らえるはずが…ぎゃああああ!」
2体のゾンビに不死デッドは押しつぶされた。あれでは形すら残らないだろう。
デッドダラー「Thanks, please kill me」
安らかな死を望むデッドダラーの懇願に、デッドゲリラも続けてうなずく。
キル・ザ・ライブ「お前たちも無念を晴らした今死ねば、ゾンビの肉体から解放されるはずだ。次に目覚めるとすれば、新しい生命にたどり着くはずだ」
2人のゾンビの来世を保証し、キル・ザ・ライブは術を解除、ゾンビは土と化し、生命の輪廻へと戻っていった。
森から触腕男(テンタクルマン)を焙り出したデス・ザ・ロストだが、触腕男はディエンドを盾に取る。ディエンド本人は気絶して動けない。
デス・ザ・ロスト「これでは奴を巻き込んでしまうか?」
動けないデス・ザ・ロストに、触腕が忍び寄る。ところが、触腕男の間合いに、悪夢騎士団が十数体出現する。気絶した海東の見ている悪夢、そこを通って出現したのだ。
暗黒鎧ギラン「海東よくやった、オレたちの王に活路を示してくれて」
暗黒鎧ヘルミッション「お前の悪夢ももう覚める時だ」
悪夢騎士団は触腕を切り払い、海東を救出、素早く退避する。触腕男は焦って、悪夢騎士団に触腕で追いすがる。
デス・ザ・ロスト「どこを見ている。ギャアアア!」
デス・ザ・ロストの革命ゼロ・破壊の咆哮が、敵を触腕ごとズタズタに引き裂いた。
海東「さて、君たちの中でも殊勲を上げたんだ。約束通り、禁断の封印について教えてもらおうか」
暗黒鎧ギラン「こいつときたら起きた途端に…」
暗黒鎧ヘルミッション「最後に誰が助けてやったと思っている」
キル・ザ・ライブ「我も隠していたわけではない。あの警告が我の知る限りの伝説だ」
デス・ザ・ロスト「それは、我が応えよう。我の時代なら、その伝説もまだ風化していなかった」
海東「まっ、君でもいいか。どんなお宝なんだい」
デス・ザ・ロスト「我の数代前に壁の雪山に封印されたのはドキンダムX、その力で世界を塗り替えてしまうため、今の世界を守ろうと封印を施した。塗り替えた世界は当然ドキンダムXが最も力を得られ、その眷属が跋扈する世界、世界を支配するには十分すぎる力だ」
海東「それがお宝の正体…」
デス・ザ・ロスト「もし、封印を解こうとするなら、それを異世界に持ち去ったところで意味がない、そこがドキンダムXの世界にされるだけだ。誰の手にも負えなかったからこそ、封印するしかなかったのだ」
海東「分かった、僕はそんな危険なだけの物、手を出さないでおくよ。侵略者は違うみたいだけどね」
キル・ザ・ライブ「何っ、まさか侵略者が封印を解こうとしているのか!」
そこへ、革命軍専用通信機に連絡が入る。水の革命軍から、侵略者の黒幕が、壁の雪山の封印を解きに行ったというのだ。
デス・ザ・ロスト「本当に封印が解かれたら、一巻の終わりだ。味方をできるだけ集めなくてはならない」
キル・ザ・ライブ「水の革命軍はほぼ壊滅状態らしい。すぐに壁の雪山に向かう。しかし、国境である壁の雪山も広いが、いったいどこで封印を解く気だ」
その時、通信機に革命軍とは別の者から連絡が入る。
原因不明「革命軍生き残りの諸君。わしは禁断の封印を解く者、原因不明だ。諸君は壁の雪山のどこを探すかで頭を悩ませているだろう。愚かな貴様らにヒントをやろう。最近火の国の国境に空いた大穴、その地点こそ壁の雪山が最も脆くなっている地点だ。禁断の力を手にすらわしらを止められるものなら止めてみるがいい」
それだけ言うと一方的に通信は切れた。革命軍の通信に割り込み、このメッセージを流してきたらしい。このメッセージは本来通信していた水の革命軍も聞いてるはずだ。
キル・ザ・ライブ「我らも火の国に向かう、火の国の、いや、すべての革命軍と一丸となって、暗黒史の再来を防ぐのだ!」
海東「乗りかかった船だ。僕も手伝おう。それにこういう危険な戦場には士もいそうだからね」
海東と闇の国の革命軍は、火の国に向かう。
そして、戦地となるであろう火の国の国境、通信を聞いて駆け付けた火の国の革命軍と士が見たのはレッドゾーンだった。レッドゾーンの周囲にはおびただしい数の改造(ボーグ)の侵略者の残骸が散らばっている。
ドギラゴン「もしかして、火の国を守ってくれてたのか?」
レッドゾーン「決闘に邪魔だから片付けただけだ。これでこの前の借りも返した」
士「お前も守るために戦う、そういう答えに気づいたんじゃないのか?」
レッドゾーン「違うな、俺は戦うために守っただけだ。テメエらもここに戦いに来たんだろ、さあ、決着の時だぜ!」
ドギラゴン「やはり戦わなければ認められないようだな」
通信によると闇の国でも革命ゼロが目覚めたそうだ。いずれ2体の革命ゼロもここへ来る。」革命ゼロ3体でレッドゾーンと戦い、答えを見つけるほかない。
士「原因不明とか言うやつは俺に任せろ。レッドゾーンが共に戦えるライダーか、それともチンピラに戻るか、答えを出せ」
ドギラゴン「レッドゾーン、俺たちのランド大陸が今大変なことになってるんだ。俺たちとともに戦おう!お前も侵略者の黒幕が憎くないはずがない!」
レッドゾーン「確かに仲間の仇は取るつもりだ。だが、俺の仲間は自由に生きろとも言っていた。俺よりも弱い奴に頼る気はねえ!テメエらは俺の復讐についてこられるか?」
雪山の頂上からその様子を観察する原因不明。原因不明は深海だろうと雪山だろうと、あらゆる状況でポッドの視界と音声を確保できている。
原因不明「面白い…邪魔者が集まってからまとめて消そうと思ったが、わしが手を下す前にどちらか消えるかもしれんな。あのライダーが死ねば最高の前祝いだ」
レッドゾーンと革命ゼロの決闘、そして封印解除と革命軍一掃を狙う禁断不明。ランド大陸に激震が走る。
~次回、仮面ライダーディケイド!~
レッドゾーン「俺が最強であること、それが俺の自由だ!」
ドギラゴン「力だけでは成し遂げられないこともある!」
ミラダンテ「力を振りかして自由を求めるだけじゃ、君の仇と同じだ!」
デス・ザ・ロスト「一時の力のためだけに、命を削るな!」
原因不明「ディケイド、貴様の破壊がわしの恨みをここまで強くした」
士「ようやく切り札が手に入ったか。こいつを乗りこなせるか、レッドゾーン?」
第5話:神速を超えろレッドゾーンMax!!
前回からのオーバーヒートを極め、自己進化(フォームチェンジともいう)にまで昇華したレッドゾーン。もちろんディケイドに破壊されたことで得た原典以上の進化であり、原典では圧倒された革命ゼロ3体とも張り合います。
デュエルマスターズの世界で重要なエネルギーであるマナ。この小説の設定では、マナは空気、大地、海などに浸透して存在します。クリーチャーは呼吸と同時にマナを補給、呪文を使う時などは、一気に周囲のマナをかき集めます。つまりクリスタル・コマンド・ドラゴンはエラ呼吸が続かなかったから(ry)
ぶっちゃけ背景ストーリーでは水と自然の革命軍は活躍が少ないのですが、水は海帝の侵略者にマナを奪われたから、自然は侵略者の横行で故郷である壁の雪山を追われたから、と解釈しました。ピンチなのはどこも同じだけど、彼らは国じゃないので特にキツイ。
デス・ザ・ロストが数代前に封印されたドキンダムXを知ってるのも、補捉設定です。原典では特に知ってる様子もなくドキンダムXに封印されちゃったけど、こちらではその可能性もあるということで解説要員に。
ドギラゴンは原因不明と戦う動機のある者としてレッドゾーンと共闘したいものの、レッドゾーンからはまだ頼りにされてない状態。改造(ボーグ)の侵略者も自力で倒しちゃったし。レッドゾーンの強さを今度は革命軍が真っ向から上回ろうとします。
お楽しみいただけたでしょうか読了ありがとうございました。