仮面ライダーディケイド~ランド大陸の世界~   作:gazerxxx

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第5話:神速を超えろレッドゾーンMax!!

~アバンタイトル~

これまでの仮面ライダーディケイドは!

 

夏海「今有利か、これから不利か、そんなの関係ありません」

キバーラ「私たちにしかできないことをする、それが私たちの賭けよ」

アイラ「革命であなたの応援だけはできる、勝ってグレン」

グレンモルト「偶然じゃないさ、俺は自分が賭けたいもののために、全力を尽くしたんだ。なあ、アイラ」

ユウスケ「お前は確かに笑えない強敵だった。でも、最後にはあきらめない奴が勝つんだ!」

 

正体不明「たわいもない。さて、マナを注ぎ込んだこの呪文、原因不明の手で、壁の雪山にて唱えてもらおう」

 

キラー・ザ・キル「我も死んで責任を取りはせぬ。生きて蘇生の術を成功させる!」

デス・ザ・ロスト「我の数代前に壁の雪山に封印されたのはドキンダムX、その力で世界を塗り替えてしまうため、今の世界を守ろうと封印を施した」

海東「分かった、僕はそんな危険なだけの物、手を出さないでおくよ。侵略者は違うみたいだけどね」

 

士「原因不明とか言うやつは俺に任せろ。レッドゾーンが共に戦えるライダーか、それともチンピラに戻るか、答えを出せ」

ドギラゴン「レッドゾーン、俺たちのランド大陸が今大変なことになってるんだ。俺たちとともに戦おう!お前も侵略者の黒幕が憎くないはずがない!」

レッドゾーン「確かに仲間の仇は取るつもりだ。だが、俺の仲間は自由に生きろとも言っていた。俺よりも弱い奴に頼る気はねえ!テメエらは俺の復讐についてこられるか?」

 

原因不明「面白い…邪魔者が集まってからまとめて消そうと思ったが、わしが手を下す前にどちらか消えるかもしれんな。あのライダーが死ねば最高の前祝いだ」

 

第5話:神速を超えろレッドゾーンMax!!

 

光の国から革命軍が各地へ出陣し、写真館で一人留守番している栄次郎。

栄次郎「光の国のみんな、夏海たちが躊躇なく他の革命軍を助けに行けるように、この国の戦いを引き受けてくれたんだね、ありがとう」

革命軍たちはそれぞれどうなるか、その無事を祈っていると、突然写真館の床に大穴があいた。その大穴から、改造の侵略者たちが写真館の中に侵入してくる。

改造(ボーグ)ドリル「目標発見、確保する」

改造(ボーグ)マグネポール「お会いできて光栄だ、死神博士。あなたをお連れしろと、我らが主からの命令だ」

栄次郎「死神博士?違う、私は光栄次郎だ。もう大ショッカーとは関係ないんだ!」

栄次郎は外に逃げようとするも、動けない。既にマグネポールの磁界に捕まってしまっている。

改造(ボーグ)触腕男(テンタクルマン)「すぐに思い出せます。あなたが原因不明様に匹敵するマッドサイエンティストであるとね。おとなしくしてもらいますよ」

栄次郎「やめろ、私はもうあんな悪人に戻りたくないんだ!やめ、むぐうっ…」

触腕に巻きつかれ、口をふさがれた栄次郎は、息もできなくなり、数分で気絶した。呼吸できるよう口元の拘束だけ緩めると、栄次郎を捕えた改造の侵略者たちは、穴を通って原因不明の元へと戻っていった。余りに短時間で隠密に誘拐が進んだため、空から光の国に注意を払っていた光の革命軍も、この動きには気づけなかったのである。

 

光の革命軍と九極の侵略者の戦いは、革命軍の優勢で進んでいた。九極の侵略者は小柄でも、エンジェル・コマンド・ドラゴンをも寄せ付けない相当なパワーの持ち主だが、ミラダンテの時を操る革命能力には対抗できず、毎回数体が瞬殺されていく。

ミラダンテ「時よ、動け!」

五極ギャツビー「ギャッツ・ビー!?」

九極デュエンジェル「ギャッハー!?ギャツビーがやられたでチュ!どうなってるでチュ?」

八極ハリルヤ「正面からの力では負けるわけないでチュ。あいつは本当に時間を操ってるでチュ!」

一極マウチュ「任せるチュー。チュチュッチュチュッチュ、マウッチュー!マウマウ、マウマウマウッチュ!さぁ、超九極 チュートピアの究極ショーがはじまるよ!」

マウチュが侵略を発動、ネズミのような丸い耳は残しつつも、荘厳な鎧を身にまとった大天使の姿、超九極 チュートピアに変身する。

超九極チュートピア「見入るがよい、理想郷に到達する力を!」

ミラダンテ「ただでさえ強いのに侵略か、何かあるね。時よ、止まれ!」

ミラダンテは時を止め、チュートピアに急降下してからの突撃をかます。九極の侵略者はパワーは高くとも、耐久力に難がある。チュートピアもこの攻撃で鎧にひびが入り、致死量のダメージを与えることができた。倒したと思い、時間を動かすミラダンテ。しかし、時が動き出した途端、チュートピアの鎧と体が再生する。

革命龍ロッキンスター「ミラダンテ様が倒しきれない!」

ミラダンテ「そうか、それが自信の源だね」

チュートピア「理想郷は死ぬこともない世界。僕たち九極の侵略者にはもう攻撃は通じない。時を止めて一方的に攻撃したとしても、君だけが力を使い果たすのみだ」

ミラダンテ「分かっているさ、君のその力を探るには、動いてる君たちと戦うしかない」

再生力と飛行能力に優れたチュートピアは、時間停止してどこかに置き去りにしたとしても脱出されて危険だ。ミラダンテは敵を消耗させるために、時間停止を使わずに、チュートピアと戦う。

 

光の革命軍は今までミラダンテのフィニッシュパターンを援護していたが、それはもう通用しない。チュートピアの加護を受け、強力な九極の侵略者を相手に、集団戦法で対抗する。

ニ極シヴァイーヌ「ミラダンテ以外は弱っちくてつまらないワン。さらなる侵略で決めてやるワン」

柴犬姿の小天使、シヴァイーヌ1体が侵略により、頭に天使の輪を浮かべ、羽織に日本刀、を身に着けた桃太郎のような大天使に変身する。

超九極モモタルス「天下一のモモタルス、お供と一緒にドラゴン退治なり!」

ニ極シヴァイーヌ/四極キジトロン/六極サルーエル「おーっ!」

柴犬、キジ、猿の小天使達を従え、光革命軍の集団戦法を潰しにかかる。モモタルスはエンジェル・コマンド・ドラゴンを日本刀で切り捨て、光輪をぶつけ、お供たちもモモタルスの指揮の元、ジャスティス・オーブ達を撃墜していく。

ミラダンテ「動きが上がっている、先にあいつを倒さないと!」

時間龍ロッキンスター「来ないでください!ミラダンテ様は打倒チュートピアに集中を!」

超九極モモタルス「あっぱれ、見上げた忠義なり。引導を渡してやろう」

モモタルスがロッキンスターを切り捨てる。翼を斬られ、落ちていくロッキンスター。

ミラダンテ「ロッキンスター!」

チュートピア「よそ見してる暇があるのか?」

ミラダンテをチュートピアが鉄槌で殴りつける。悲鳴を上げるミラダンテ。落下する中、その声を聴いたロッキンスターは翼がなくても体勢を上に動かし、飛ぼうとする。

時間龍ロッキンスター「私の体よ…もう一度空へ、ミラダンテ様の元へ!」

その時、ロッキンスターの革命マークが、ドラッケンのように変化した。その姿も豊かな白い毛並の龍へと変化、翼も再生する。新たな革命に目覚めたのだ。翼を取り戻した彼は、天空の戦いに舞い戻る。

革命聖龍ローゼンスター「ミラダンテ様、一人で背負いこまないでください。私たちはあなたと共に戦う!」

ミラダンテ「ありがとう。その姿…新しい革命、名づけるとしたらローゼンスターだね」

革命聖龍ローゼンスター「身に余る光栄です」

モモタルス「新たに並び立つ革命軍も退治するなり!」

チュートピア「1体生き返ったところで何ができる!君たちは既に手負いだ!」

九極の侵略者がローゼンスター含めたエンジェル・コマンド・ドラゴンを一斉攻撃するも、誰一人として攻撃で傷がつかない。

ローゼンスター「これが私の革命、君と同じく仲間を守る力だ!」

ミラダンテ「今度はこちらの番だ!」

ミラダンテの何度目かの攻撃で、とうとうチュートピアに再生しない傷がついた。

チュートピア「しまった、ここで限界が来るとは!」

ミラダンテ「今だ。時よ、進め!」

ミラダンテは時間加速で高速の突撃をお見舞いし、チュートピアは成すすべなく撃墜された。

モモタルス「どうやらあの加護は、ローゼンスターと同じエンジェル・コマンド・ドラゴンだけのようなり。ジャスティス・オーブを狙うなり!」

モモタルスの号令でジャスティス・オーブを攻撃しようとする九極の侵略者たち。だが、それをエンジェル・コマンド・ドラゴンたちが阻む。

信頼の玉ララァ「僕たちもやられっぱなしじゃない」

魔法の玉タルー「今こそ僕たちは進化する!」

その隙にジャスティス・オーブたちは、球体の体から鳥のような頭部と翼をはやした姿へと進化する。

聖球リプリバリア「僕たちもミラダンテ様を、仲間を守る!」

聖球シルドアイト「国が壊されても、もうめげない!」

進化したジャスティス・オーブたちは、シヴァイーヌ・キジトロン・サルーエルを迎撃する。そして、ローゼンスターがモモタルスに突撃、鋭くなった蹄で日本刀と光輪を弾き飛ばし、切り付けた。

モモタルス「モモタルス伝説、これにて終幕なり…」

致命傷を負って落ちていくモモタルス。お供たちもジャスティス・オーブとエンジェル・コマンド・ドラゴンたちに倒された。

 

九極デュエンジェル「ギャッハー!?侵略しても勝てないでチュ!」

八極ハリルヤ「かくなる上は“神の存在”を降臨させるしかないでチュ!」

三極デュエナース「呪文・究極ゲート!G.O.D様おいでましー!」

デュエナースが呪文を唱えるが、何も起こらない。

ローゼンスター「私が進化する前に持っていた、ロッキンスターの革命能力が発動したのです。君たちは呪文を唱えられない」

九極デュエンジェル「ギャッハー!?マジでチュかー!」

八極ハリルヤ「もう僕たちだけで勝てる気がしないでチュ」

三極デュエナース「死ぬ前に楽園を見たかったでチュ~」

残った九極の侵略者たちはあきらめきっており、勝負は決したかに見えた。その時、上空から眩い光が降り注いできた。その中にはネズミのような九極の侵略者の影が見える。

七極Di「みんなどうしたでチュかー?そんな負けたみたいな顔してー」

九極デュエンジェル/八極ハリルヤ/三極デュエナース「G.O.D様助けてチュー!」

ローゼンスター「あれが、神の存在?」

ミラダンテ「今までのこともある。見た目だけじゃ弱いとも限らないよ」

七極Diは光の中から何かを地上へ投げ捨てる。光に遮られずに見えるようになったそれは、猫のような侵略者のようだ。

七極Di「九極の侵略者のみんなを”ネズミだから”って馬鹿にしてきた、デュエにゃん皇帝をようやく退治してきたでチュ。“猫を殺せば七代祟る”っていうけど、こいつは七代目、もう時効でチュ」

九極デュエンジェル「ギャッハー!流石G.O.D様でチュ!」

八極ハリルヤ「目の上のたんこぶを、いとも簡単にあしらったでチュ!」

三極デュエナース「僕たちにできないことをやってのける、神の存在でチュ!」

七極Di「そう、この神がついていれば、みんなの未来は約束されてるでチュ。そいつら革命軍も神の前に断罪されるのみでチュ」

七極Diが革命軍に向かい、大槌を構える。ミラダンテは時間停止を発動、静止した七極Diに突進するが、びくともしない。ただ武器を構えただけで、全身にミラダンテの突進を受けきるほどのパワーを込めているのだ。ミラダンテは素早く退いて時間停止を解除する。

七極Di「あれえ~、もう攻撃はいいんでチュか~?」

ローゼンスター「ミラダンテ様の時間停止に気づいている!そんなことが…」

七極Di「神には何でも御見通しでチュ。そして神から逃げることも不可能でチュ」

七極Diの大槌からは白い糸のようなものが伸び、さっき突進を仕掛けたミラダンテにくっついている。

ミラダンテ「これは…まずい!」

七極Diが大槌を振り回すと、そこから伸びる餅に引っ張られ、ミラダンテが抵抗できないほどのパワーで振り回される。振り回すことで発生する遠心力で勢いをつけると、七極Di

は伸びきった餅を切り離す。ミラダンテは一気に振り飛ばされ、革命軍に衝突してしまう。

ミラダンテ「うわーっ!」

七極Di「時間停止も集中を乱せば楽勝でチュね~。言っとくけど僕はあと2回侵略を残してるでチュ」

ローゼンスター「まだ強くなるというのですか…」

ミラダンテ「パワーでかなわなくとも、スピードなら!」

ミラダンテは時間を加速、瞬間移動に等しい速さで、七極Diを惑わす。

ミラダンテ「今だ!」

七極Diの大きな耳が死角を作っている後頭部にミラダンテは急降下、体格差を生かした上からの突進に、七極Diも軽く吹っ飛ばされる。

七極Di「あいたた、時間加速でチュか。では神の速さを見せてあげるチュ。侵略発動!」

九極デュエンジェル/八極ハリルヤ/三極デュエナース「G.O.D様の侵略が来るでチュ!!」

七極Diは侵略により、半透明の羽を生やし、スマートな鎧をまとった大天使に変身する。

超七極Gio「この形態ではスピードと体格もドラゴンと並びうる」

超七極Gioはその言葉通り、時間加速したミラダンテにも追いつき、ハンマーで殴りつけてくる。体格がミラダンテに並んだ分、攻撃範囲も広がり、ミラダンテの体の各部へと確実に打撃を与えていく。ローゼンスターの革命能力で傷はつかないものの、痛みで動きは鈍り、疲労は蓄積していく。

超七極Gio「ハハッ、いくら時間を加速しようと、神からは逃れられない」

ローゼンスター「まずい、私達では追い付いて加勢することもできない戦い。このままではミラダンテ様もじり貧に…」

聖球リプリバリア「いや、ミラダンテ様今こそ時間停止だ!」

聖球シルドアイト「侵略前と違って直接の打ち合いを避けてる、パワーが落ちてるんだ!」

ミラダンテ「そうか、体格差に先入観があったけど、それなら!」

ジャスティス・オーブたちのアドバイスを信じ、時間停止からの突進を試すミラダンテ。時間停止を解除した瞬間、超七極Gioの鎧は砕け、大きく吹き飛ばされる。やはり侵略前に比べれば、スピードのためにパワーを犠牲にしたタイプだったらしい。

超七極Gio「ハハッ、神の威光を相手に中々粘るね。やはり神に背く王には最後の審判がふさわしい。侵略発動!」

九極デュエンジェル/八極ハリルヤ/三極デュエナース「G.O.D様の真の侵略が来るでチュ!!」

超七極Gioは侵略により、より剛健な体格へと変身する。鎧のデザインはそれほど変わっていないが、耳や鼻などの生物的な面影を残していた部分も機械的なパーツに代わり、背中の羽は黄金にきらめく翼となる。ハンマーにはロケットブースターまで搭載される。

極まる侵略G.O.D「ハハハハハ!究極の神、G.O.D降臨!」

ローゼンスター「あれが最終形態…」

ミラダンテ「この相手に最早様子見は通じない。時よ、止まれ!」

ミラダンテは開幕早々に時間を止め、さらに自身の時間を加速し、G.O.Dに突撃する。時間停止の無力化と、時間加速のスピードアップを絡めた、今のミラダンテにとって最高の攻撃だ。その突撃は…静止したG.O.Dに止められるどころか弾き返された。G.O.Dの堅牢な鎧と不動のパワー、それが時間停止してもなお強固な盾となり、ミラダンテの突撃の威力をそのまま跳ね返してしまったのだ。

ミラダンテ「うわーっ!」

ローゼンスター「ミラダンテ様!時間停止してもダメージを反射されるとは…」

極まる侵略G.O.D「フハハハハ!神の前では等しく無力!」

九極デュエンジェル「ギャッハー!流石僕たち九極の神、G.O.D様でチュ!」

八極ハリルヤ「G.O.D様がすべての外敵に神罰を下して九極の楽園を作るでチュ!」

三極デュエナース「未来を創るのはG.O.D様を置いて他にないでチュ。G.O.D!G.O.D!G.O.D!G.O.D!」

隙の見当たらないG.O.Dの絶対的な力に心酔する九極の侵略者たち。

 

ローゼンスター「しかし、まだ私の革命による守りがあります。持久戦に持ち込めば…」

極まる侵略G.O.D「ワハハハハ!神を前にその場しのぎだと!神はそんな消極的な愚考の上に在る!九極分身!」

何と極まる侵略G.O.Dが九体に分身する。

極まる侵略G.O.D「残像でも傀儡でもない完全な分身。これを生み出し操る術は神のみぞ知る!」

九体に増えたG.O.Dは光の革命軍をまとめて撃破にかかる。九体のG.O.Dはそれぞれ同等の圧倒的なパワーで、ハンマーのロケットブースターで加速して光の革命軍に先回りしつつ、攻撃してくる。その猛攻に体力を一気に削られ、飛ぶ力すら失った光の革命軍たちは次々と墜落していく。

ミラダンテ「みんな!ダメだ、革命ゼロも効かない。もうどうやって戦えばいいのか…」

ローゼンスター「まだ方法はあります!皆さん、ミラダンテ様のお側に!」

残った光の革命軍が、ミラダンテを取り巻く。

ミラダンテ「みんながボクの盾になるなんて、そんなのダメだ!」

ローゼンスター「これはあくまでカモフラージュです。タイミングを見て時間停止でこのスクラムを抜け出して、反撃してください」

聖球リプリバリア「そう、この作戦はミラダンテ様にかかってるんだ」

聖球シルドアイト「あいつに勝つにはパワーを逆用するしかないんだ…」

光の革命軍たちが小声でミラダンテに作戦を伝える。

極まる侵略G.O.D「フッハハハハ!スクラムなど無意味!未来を手にするのは九極だ!」

九体のG.O.Dが全方向から、スクラムごと光の革命軍を叩き潰そうとする。

ミラダンテ「時よ、止まれ!」

ミラダンテは停止している仲間を1体ずつ優しく押し出し、避難させる。そうしやすいように仲間とはあらかじめ相談しておいた。そして時の止まった九体のG.O.Dに加速した上での突撃を食らわせる。ただし、ロケットブースターの噴射口、それと全く同じ方向からだ。そしてロケットブースターの噴射力に方向を合わせ、その力を利用する形で攻撃したのだ。そして時が動き出す。次の瞬間、ハンマーの噴射に加えてミラダンテの突撃で後押しされた九体のG.O.Dは止めようのない加速がついていた。しかも攻撃目標は既にいない。ハンマーが振りおろされる相手は、目の前にいる分身同士だ。九体のG.O.D同士が激突、その攻撃の威力で、全員鎧が大破し、墜落して行った。あの神業的な攻撃をまともに食らってしまえば、本人と言えど再起不能である。

 

九極デュエンジェル「ギャッハー!G.O.D様~!」

八極ハリルヤ「何で同士討ちになったでチュか!?」

三極デュエナース「G.O.D様は時間停止で逃げても御見通しだったはずでチュ!」

ミラダンテ「寸止めさせないために、逆に攻撃の勢いを後押ししたんだ」

ローゼンスター「力では完全に負けていました。でも力が全てではありません。」

九極デュエンジェル「僕たちには…G.O.D様の力が全てだったんでチュ!」

八極ハリルヤ「僕たちは海底都市で作られて操られる運命の侵略者。でもG.O.D様はそんな僕たちに神として、九極の楽園を創るって言ってくれたんでチュ!」

三極デュエナース「G.O.D様を悪く言うなでチュ!君たちなんかに、僕たちの気持ちはわからないでチュ!」

残された九極の侵略者たちはもう戦おうともせずに泣いていた。利用される九極の侵略者の未来を変えるため、神であろうとしたG.O.Dが、それを果たせなかった悲しみに。それを見て、光の革命軍たちもなぜか涙を流していた。信じる旗頭を失ってただ嘆く姿が、王の仇である侵略者とは思えなくて。

ローゼンスター「私達には、わかりますよ。私たちも王を討たれ、国を失いました」

ミラダンテ「それでも、どんなに絶望的でも、時は流れるんだ」

聖球リプリバリア「未来は誰かがもたらすものじゃない、誰にでも訪れるものなんだ」

聖球シルドアイト「君たちの未来も、まだ決まったわけじゃない」

九極デュエンジェル「僕たちに、どんな未来があるっていうんでチュか!?」

ミラダンテ「ボクたちと一緒に戦おう。侵略者を利用してるならボクたちにとっても倒すべき敵なんだ」

八極ハリルヤ「そんなことできるわけないでチュ!G.O.D様を倒したくせに!」

三極デュエナース「そうでチュ、G.O.D様の仇の君たちなんか…君たちなんかぁ…」

ミラダンテ「そう、ボクたちはG.O.Dの仇だ。だからボクたちは君たちを助ける責任があるんだ。ボクたちは光の国を守りたかっただけ、それ以上誰かを傷つけたくない」

九極デュエンジェル「信じられないでチュ。そんなこと」

ミラダンテ「火の国の竜王、ドギラゴンも、レッドゾーンと決闘を約束するくらいには分かり会えたらしいんだ。だからきっと…」

九極デュエンジェル「ギャッハー!あのレッドゾーンが?ますます胡散臭いでチュ」

ミラダンテ「本当さ。連絡して話してもらおう」

光の革命軍と九極の侵略者たちは、革命軍アジトの光写真館に降りてくる。だが、光写真館にいるはずの栄次郎の姿がない。それどころか部屋の床に大穴があいている。

ミラダンテ「栄次郎さん!?まさか侵略者に誘拐された?」

そして通信機を使おうとすると、原因不明による通信が流れてきた。火の国の国境で何かが起こる。同時に起きた栄次郎の失踪。恐らく栄次郎も誘拐されたとすれば、そこにいる可能性が高い。

ローゼンスター「ミラダンテ様、お一人ででも向かってください。今動けるのは、時間加速で回復できるあなただけです」

ミラダンテ「栄次郎さんがさらわれたとなると一刻を争うね。君たち、こことみんなを頼むよ」

九極デュエンジェル「ギャッハー!僕たちに頼んでいいんでチュか?」

八極ハリルヤ「僕たちにとっては仇を討つ絶好のチャンスでチュよ?」

ミラダンテ「大丈夫、信じてるからさ。じゃ、僕は早くいかないと」

自分のダメージと疲労を回復させると、早々に火の国国境へ飛び立つミラダンテ。

三極デュエナース「ズルいでチュ。あそこまで信じられたら…裏切れないでチュ」

九極の侵略者たちはぶつくさ言いながらも、墜落した光の革命軍たちの救助と、手当てを開始した。今回だけだと革命軍と自分たちに言い聞かせながら。

 

ミラダンテが到着した時、国境にはドギラゴン、レッドゾーン、デス・ザ・ロストの姿があった。他の革命軍は遠巻きに様子を見守っている。

ミラダンテ「あれは闇の革命ゼロドラゴン…ついに決闘の時が来てしまったのか」

轟く侵略レッドゾーン「よう、通信を聞いて飛んできたのか。だが原因不明とやらはまだ来ちゃいないぜ。そいつを倒すのは俺かテメエらか、戦って決めようぜ」

ミラダンテ「その前に急ぎの用があって来たんだ。さらわれた栄次郎さんを探さなきゃならない」

士「夏みかんの爺さんがさらわれただと?本当かそれ」

ミラダンテ「士…ごめん、ボクがいながら。ボクは決闘の前にその責任を取らないと(ry)」

士「俺の家主のことだ、自分で探す。お前ら、悪いがレフェリーはなしだ」

海東「会って早々に世話が焼けるね。僕が見つけたら感謝したまえよ、士」

爆ぜる革命ドラッケンA(アサルト)「お前レフェリーのつもりだったのかよ…俺たちも水を差す気は無い。探し物ができたから、ギャラリーもなしでやってくれ」

革命軍総出で、壁の雪山や近くの廃墟を探し始める。

 

レッドゾーン「これで邪魔はなくなったな。この雪山に来る獲物は、テメエらには渡さねえ」

ミラダンテ「レッドゾーン、君の仲間を倒したことは謝る。だから今は協力してほしい。栄次郎さんの命もかかってるんだ」

レッドゾーン「謝るだと?必要ねえな。先に光の国を滅ぼしたのは俺たちだぜ?やり返されても当然だろ。だから俺はテメエらとは妥協しねえ」

燃える革命ドギラゴン「ミラダンテ、言っても無駄だ。俺たちが勝負で分からせるしかない」

魔の革命デス・ザ・ロスト「戦いの中でしか伝えられぬ言葉もある」

レッドゾーン「御託は抜きにして始めようぜ。ミラダンテ、テメエマッハ55よりも速いんだってな。俺を瞬殺できれば、その栄次郎って奴も助けられるかもしれないぜ」

ミラダンテ「…時よ、止まれ!」

レッドゾーンの挑発に乗ったミラダンテが、速攻を仕掛ける。だが、その静止した時間の中で、燃えるような体色に変身したレッドゾーンが、ミラダンテを見据えていた。

超神速レッドゾーンMax「時を止める力か。以前の俺なら危なかったかもな」

ミラダンテ「君も時を操れるのか!」

超神速レッドゾーンMax「俺は時間の加速にしか興味がねえ。だが、テメエと対等に戦えれば十分だぜ。テメエもスピード勝負で来い」

ミラダンテ「君に対抗するには本物のスピードしかないのか…時よ、進め!」

超神速レッドゾーンMax「レッドゾーンラッシュ!」

ミラダンテとレッドゾーンMaxが連撃をぶつけ合う。互いのスピードは拮抗し、ほとんどの攻撃は相殺される。だが、ミラダンテの動きがわずかに鈍り始める。先ほどの戦いのダメージを1か月ほど自身の時を進めることで回復したのだが、万全ではなかったらしい。そしてこのスピードの打ち合いでは、0、1秒の誤差が、数千発の攻撃となって帰ってくる。

ミラダンテ「ううっ、うわーっ!」

わずかな隙に数千発のラッシュを受け、時間停止が解除される。

超神速レッドゾーンMax「テメエ、ここに来るまでに修羅場をくぐってやがったな。それでこの超神速レッドゾーンMax様に勝てる訳ねえだろ。素直にお仲間と協力して来い」

ドギラゴン「ミラダンテ!それにレッドゾーンその姿は…それと今の新しい名前は何だ?」

デス・ザ・ロスト「生命力が全身からあふれ出ている…命を削っているのではないか?」

レッドゾーンMax「ああ、俺は常に命がけで戦ってきた。戦って勝つためなら当然だ」

ドギラゴン「そんな…なぜそこまで自分を追い込む?」

レッドゾーンMax「勝たなきゃ何も出来ねえよ。俺が最強であること、それが俺の自由だ!」

ドギラゴン「力だけでは成し遂げられないこともある!」

ミラダンテ「力を振りかざして自由を求めるだけじゃ、君の仇と同じだ!」

デス・ザ・ロスト「一時の力のためだけに、命を削るな!」

革命ゼロのドラゴン3体と、レッドゾーンが激突する。光の国の廃墟を背景としたその光景は、スクリーンに映ったものと同じであった。

ドギラゴン「完全攻撃革命(パーフェクトオフェンス)!」

デス・ザ・ロスト「ギャアアア!」

ミラダンテ「時よ、進め!」

ドギラゴンの火炎と、デス・ザ・ロストの咆哮がレッドゾーンMaxに迫り、ミラダンテも時間加速でその合間を縫って突撃しようとする。3方向からの挟み撃ちだ。だが、囲まれた状態からレッドゾーンMaxはかき消える。

ドギラゴン「また消えた!?」

デス・ザ・ロスト「今の攻撃でも避ける隙があったというのか?」

ミラダンテ「時間加速しようと、抜け出すルートそのものがなかったはず…」

レッドゾーンMax「俺なら今戻って来たぜ」

3体の全く警戒していなかった方向から、レッドゾーンMaxが姿を現す。

ドギラゴン「そんな所から、一体どうやって!?」

レッドゾーンMax「俺の速さは次元の壁もぶち壊した。囲んだ所で俺は止められねえぜ」

ミラダンテ「時だけでなく次元をも超えるのか」

デス・ザ・ロスト「それでは我らの攻撃も届かない、なんという怪物だ」

ドギラゴン「こうなったら、背後を取られないように背中合わせだ!」

ドギラゴン達は背中合わせで一か所に固まる。

レッドゾーンMax「フン、守りに入ったか。それじゃ一斉攻撃もできねえな。全員まとめてとどめを刺してやるぜ」

レッドゾーンMaxの姿が再び消える。再び現れるまでの間、ドギラゴン達はある賭けに出ることを決める。

レッドゾーンMax「真上がガラ空きだぜ。レッドゾーンラッシュ!」

レッドゾーンMaxが3体とも対応しにくい真上から出現、同時にレッドゾーンラッシュで一気に3体を倒そうとする。

ドギラゴン/ミラダンテ/デス・ザ・ロスト「完全防御革命(パーフェクトディフェンス)!」

レッドゾーンの気配が現れたと同時に、ドギラゴン達は革命ゼロにだけ可能なバリアを全面に張る。レッドゾーンMaxがどこから来ようと、この一手に賭けようと決めていたのだ。

レッドゾーンMax「オラオラオラ!」

レッドゾーンMaxの拳が数万発単位でバリアにぶち当たる。だが、革命ゼロ3体によるバリアは、衝撃走っても破れはしない。ドギラゴン達はバリアの維持だけに集中する。すると、転機が訪れる。レッドゾーンMaxの拳がダメージを受け、割れて血が滲んできている。

レッドゾーンMaxの速度が速すぎて、バリアにパンチを打ち続けるだけでも、拳とバリア双方に甚大な衝撃を与えているのだ。ドギラゴン達の三重のバリアより先に、レッドゾーンMaxの拳が限界を迎えていた。

レッドゾーンMax「ふざけんじゃねえ、この俺の速さこそ力だ!」

数十万発のパンチを受け、バリアが砕け散ると同時にレッドゾーンMaxの拳は動かせない血だるまとなっていた。

レッドゾーンMax「ぐうっ、俺の拳が動かねえだと…」

ドギラゴン「レッドゾーン…力のために自分を犠牲にしては何の意味もない、空しいだけだ」

ミラダンテ「君の仲間も君の犠牲を望んじゃいない。ボクを呼んだミラクルスターもそうだった」

デス・ザ・ロスト「仲間のためにお前は生きなくてはならない」

レッドゾーンMax「ここぞとばかりに説教垂れてんじゃねえよ。だがテメエらが俺に勝った理由があるとすれば、それかもしれねえな」

士「終わったみたいだな」

決闘の終わりを肌で感じ取り、士たちが駆けつけてくる。

レッドゾーンMax「もう一人説教バカが来やがったか。テメエも言いたいことあんだろ?」

士「俺が今何か言ってやりたいとすれば、上にいる奴だ。お前か?原因不明っていうのは」

壁の雪山の高々度から、原因不明のポッドが下りてくる。

 

原因不明「わしの存在にようやく気付いたかディケイド。革命軍かレッドゾーンのどちらかが戦闘不能になるまで待ってやったぞ、ヒヒヒ」

士「そんなことは見ればわかる。影に隠れてきたお前が何者か、それを聞いてやると言ってるんだ」

原因不明「よかろう、冥土の土産に教えてやる。ディケイド、貴様の破壊がわしの恨みをここまで強くした。わしは貴様らライダーに滅ぼされた大ショッカーの大幹部として一つの世界を任されていた」

 

原因不明は怪人の改造や策略に優れる幹部であったため、大ショッカーとして世界の統治や、他の世界への遠征の指揮を任されていた。大ショッカー本部が仮面ライダーたちに滅ぼされた時も、各平行世界を侵略する部隊の指揮をとっていた。大ショッカー本部が潰え、後方支援のなくなった原因不明はライダーたちに世界を追われ、軍勢を引き連れて別の世界に逃れた。だが、どの世界でもライダーが邪魔をする。別の世界に渡るごとに戦死者が増え、戦いに適応できない者から死んでいった。原因不明は別の世界の戦いに耐えられるよう改造を重ね、それに耐えられる者を兵として求めた。ついてこられない者は切り捨て、世界を渡るごとに実験材料を徴収した。だが、幾度の改造に耐えられる者でも、全く未知の敵と戦うごとに死んでいき、原因不明の体も限界を迎えたのだ。こうして原因不明は全てのライダーを、仇として憎み、殺して回るようになった。

 

海東「想像以上に狂ってるね。君みたいな老人はもう隠居したまえ」

士「そういうのを逆恨みっていうんだ。大ショッカーの奴らは懲りないな」

原因不明「貴様らには理解できまい。わしは戦うために自らを改造し、生きてきた。世界を支配することは、もはやわしにとって妄執なのだ。今更やめる理由がない」

士「お前みたいなのは毎年大ショッカーに戻って、まとめて倒されてくれた方が楽なんだがな」

原因不明「ここまで世界を移動し続けるとな、元の世界のことなどほとんど記憶にないのだよ。大ショッカーの方から迎えに来るのも期待できないだろう。ディケイドよ、わしのようなはぐれ者は無数に存在する。貴様と大ショッカーの戦いは永久に終わらず、その恨みは積み重なっていくのだ。」

海東「恨めしい思い出だけで生きてるってわけか。もう話しても埒が空きそうにないね」

原因不明「ディケイドよ、貴様にも恨みを味あわせてやろう。見るがいい」

原因不明のポッドが、ホログラムを投影する。そこに映し出されたのは、原因不明が仮面ライダーキバーラとクウガに放電を浴びせている映像だった。

士「夏海、ユウスケ!」

原因不明「ヒヒヒ、御覧の通り。貴様の仲間のライダーはわしが殺してやった。さらにこれを見ろ」

どこかの手術室らしき部屋が映る。その手術台の上には栄次郎が拘束されている。声までは聞こえないが、必死に拘束から抜け出そうとしている。改造(ボーグ)マグネポールが手に持った注射器を向ける。注射器のシリンダーには、ビールのように黄色く泡立つ液体が充てんされ、イカの足のようなものが浸かっている。その液体を注射されると、栄次郎の姿がイカのような見た目の怪人に変わる。本人の態度も先ほどまでとは違う。怪人の体に満足しているような素振りだ。

士「じいさん、くっ…」

原因不明「ヒヒヒ、どうだ。元の死神博士に戻してやった。これで貴様の写真館は空っぽだ。貴様は帰る場所などない破壊者なのだ!」

最悪の事態に、士はしゃがみこみ、心が折れかける。

海東「士はまだ一人じゃない!士には僕がいる!」

ドギラゴン「士は旅人だ。旅先で仲間を作り、また来れるような居場所を作って来たんだ。お前にその無数の絆を壊せやしない!」

レッドゾーンMax「おいディケイド、あのクソジジイに好き勝手言わせていいのか?俺の復讐にあれこれ説教してきた勢いはどうした」

周りの叱咤激励で、士は立ち上がる。

士「ったく、お前らうるさいんだよ…少し座ってただけだ。原因不明、俺とお前を一緒にするな」

原因不明「ほう、貴様は仲間の復讐もしない腰抜けと言うことか?」

士「きっちりお返しはしてやる。だが、自分を見失ったら意味がなくなる。それはレッドゾーンの戦いを見てれば分かったはずだ。あいつは自分を見失わず、自分を守ることも覚えた。それが分からないお前の復讐は、因縁を乗り越えて先に進むこともできない行き止まりの道だ」

原因不明「わしの復讐を貴様が否定するだと!貴様、何様のつもりだ?」

士「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ!」

士はカードをかざし、ディケイドへと変身する。海東もディエンドに変身、さらにレッドゾーンMaxも時間加速で拳の傷を回復させる。

 

原因不明「変身しても無駄だ!貴様ら全員消し飛ばしてやる。最悪の呪文・オールデリートでな!」

原因不明はオールデリートを詠唱する。呪文のカードが黒い球体に変わり、急速にその質量を増していく。巨大化した球体は、ブラックホールのように周囲のすべてを吸い込んでいく。

原因不明「この呪文は、わしの対呪文改造ポッド以外の全てを消去する。邪魔者を全て消し飛ばし、禁断の封印を開放する!」

ドギラゴン/ミラダンテ/デス・ザ・ロスト「完全防御革命(パーフェクトディフェンス)!」

三重のバリアで革命軍とライダーがつつまれる。壁の雪山は大穴があいて脆くなっている部分から岩肌がはがれ、崩壊していく。

原因不明「先ほど貴様らのバリアも見せてもらったぞ。オールデリートをしのぐにはそれでは足りんなあ!」

ドギラゴン「確かにこのままじゃ、すぐに破れる!」

その時、三重のバリアが四重になった。このバリア、4体目の革命ゼロが張ったことになる。

ミラダンテ「このバリア…そうか、ユウスケだ!ユウスケは生きている!」

原因不明「クウガが生きているだと!わしに全く歯が立たなかった奴が、ここで邪魔をしようと言うのか?」

近くにユウスケの姿は見えない。だが、どこかで革命軍に力を貸してくれている。やがて

オールデリートの球体が縮み、その威力を失い、消滅した。4つの革命ゼロの力で、オールデリートの破壊の力から、革命軍とライダーは守られた。同時に革命ゼロのドラゴン3体も限界を迎え、地面に着地する。

士「とんだ見込み違いだな。ユウスケが生きているうえに、俺たちも消えてない」

原因不明「ヒヒヒ、そうかな。壁の雪山を見てみろ。封印の解除には成功したぞ」

壁の雪山は山の原形を失い、巨大な人型の石像を露出させていた。悪魔のような形相に、槍のような武器を持った、規格外の巨大さを持つクリーチャーだ。その表面は、少しずつ岩がはがれ、崩れようとしている。

原因不明「あれが伝説の禁断ドキンダムXの姿だ。あとは自力で表面の岩を砕き、復活するだろう。こいつが復活すれば、貴様らを皆殺しにする結果に変わりはない!」

士「今度はドキンダムXの力を当てにする気か?」

原因不明「もちろん貴様らライダーだけはわしの手で殺してやる。出でよ我が軍団!」

地面に穴が開き、ドリルの軍団が飛び出す。さらにその穴からは、触腕男の触腕が伸び、マグネポールが電磁浮遊で穴から飛んでくる。さらに穴からは先ほどホログラムに映った改造されたばかりの怪人、イカデビルも出てくる。

海東「なるほど、自分の軍団は呪文の及ばない地下に待機させていたか」

士「お前ら、雑魚は任せた。俺は…爺さんを助ける」

ミラダンテ「いや、栄次郎さんは今度こそボクに任せてほしい。士は原因不明とケリをつけるんだ」

革命ゼロドラゴンの中で唯一、時間加速で回復して復帰したミラダンテが申し出る。

士「まあ、いいだろう。今はあいつを破壊したい気分だしな」

マグネポール「させるかディケイド!我らが同胞の仇!」

士「邪魔させるか。お前らの弱点はもう割れてるんだ」

ディケイドはでディケイド龍騎にカメンライド、さらにアタックライド・アドベントを使用して、契約モンスターであるドラグレッダーを呼び出す。磁界で拘束できない巨大ドラゴンのドラグレッダーにマグネポールの相手をさせる。

 

ドラッケンA「士、こいつらは俺が引き受けた!」

ラブ・ドラッチ「フレ―ッ!フレ―ッ!ドラッケン!仮面ライダー!」

ドラグレッダーの火炎とドラッケンの弾幕が、10体近くのマグネポールを焼き払った。

マグネポール「ドラッケン、貴様らも同胞の仇。破壊してやる!」

ドラッケンA「やれるもんならやってみろ!」

 

ミラダンテは時間停止と時間加速の併用で、イカデビルを捕まえ、光写真館前まで戻る。

ミラダンテ「さあ、思い出して栄次郎さん!ここであなたはボクたちを助けてくれたんだ!」

イカデビル「ゲソー!」

ミラダンテに捕まりながらも、イカデビルは口からスミ爆弾を発射する。ミラダンテが顔をそむけさせたため、周囲の廃墟に当たり爆発した。

八極ハリルヤ「いったい何の音でチュ?」

九極デュエンジェル「ギャッハー!ミラダンテ、そのイカみたいなのは何でチュか!?」

三極デュエナース「今の爆発はそのイカがやったんじゃ…そんなの連れてきてどうするつもりでチュ?」

イカデビル「イカではない、この私、死神博士の最高傑作の怪人、イカデビルだ!」

ミラダンテ「いいえ、あなたは栄次郎さんだ!どんな過去があったとしても、ボクはあなたの優しさを信じる!」

ローゼンスター「栄次郎さんが…戻って来たというのですか?」

信頼の玉ララァ「やったね、ミラダンテ様」

魔法の玉タルー「僕たち心配で、眠くても眠れなかったんだ」

廃墟の影から這いずるようにローゼンスターたちエンジェル・コマンド・ドラゴンが現れ、写真館の中からも、ジャスティス・オーブたちがフラフラと飛んでくる。

ミラダンテ「みんな、あなたを待ってたんだ。今度はボクたちが、あなたを助けたいから!」

イカデビル「ゲソォ~!私はそんな軟弱者ではない!私をわざわざアジトに連れてくる間抜けどもは全員吹き飛ばしてやる」

イカデビルは写真館ごと全員を吹き飛ばそうと、口にスミをため込む。だが、写真館と、疲弊した革命軍を見て、栄次郎の記憶がフラッシュバックする。栄次郎本来の優しさが、攻撃をためらわせる。

イカデビル「うぷっ、この記憶は、この感情は、捨てたはずの過去をなぜ思い出す!」

ミラダンテ「過去は誰でも持っている、決して捨てられない自分そのものなんだ。思い出した上で答えて、あなたは何者なのか?」

イカデビル「ゲソォ~!わ、私は、光、栄次郎、大ショッカーに加わるのは、もう、嫌だ」

優しく平凡な老人の自分を選んだ彼は、イカデビルから栄次郎の姿に戻り、倒れる。

ミラダンテ「みんな、栄次郎さんを頼んだよ。戦いはまだ終わってない」

九極デュエンジェル「ギャッハー!またでチュか?」

八極ハリルヤ「よくも僕たちに何度も頼めるもんでチュ」

三極デュエナース「この貸しは、死ぬまで忘れないでチュよ」

ローゼンスター「はい、今度こそ目を離しません」

ミラダンテは再び戦場へと戻っていく。

 

一方、ドリルと触腕男が地中からの奇襲攻撃で、残りの革命軍を苦しめる。

革命目ギョギョウ「ギョギョ―!仲間を瞬間移動させるのが追い付かないギョ!」

雪精X-girls「きゃーっ!」

雪精ホルデガンス「捕まったでガンス!」

武家類武士目ステージュラ「X-girlsを放せ!」

革命類突進目トリケラX「何をうらやまけしからんことしてくれてんだこの野郎!」

スノーフェアリー風を捕えた触腕をジュラシック・コマンド・ドラゴンが引きちぎる。飛行能力を持つスノーフェアリー風を狙うのは、空中への可動範囲がある程度自由な触腕男に分担されていたが、かえってジュラシック・コマンド・ドラゴンの逆鱗に触れたようだ。

地中からのドリルの初撃では傷を負わされた火の革命軍だが、数を頼みに地上に飛び出してくるドリルを一斉掃射することで立ち向かう。

破壊者シュトルム「モグラたたきならガキの頃得意だったぜ。撃ちまくれ!」

海東「今のところ、地上に出てくる分だけでみんな手一杯か。このまま波状攻撃されると厄介だね」

ディエンドは地下の敵を直接一掃する策を思いつく。幸い革命軍たちはガードが固く、地

下に落ちたり、さらわれた者はいない。ディエンドはS級不死(ゾンビ)デッドクウガをカメンライド、さらにデッドクウガに地下への穴に瘴気を流し込むように命じる。ほどなくして多くの侵略者の苦痛の声が地下から響く。デッドクウガの瘴気が穴を通じて地下の侵略者を腐食させていく。

海東「効いてる効いてる。これが本当のアースジェットなんてね」

その時、地割れを起こしながら、地中から改造グランドリルと、S級改造・触腕塊(テンタクラーケン)が現れる。革命軍のクリーチャーたちは突然の地割れに巻き込まれていく。

改造(ボーグ)グランドリル「ライダー抹殺!」

海東「危ない、危ない。どうやら僕がこのデカブツを相手にしなきゃいけないようだ」

ディエンドはデッドクウガの必殺技を発動する。デッドクウガがグランドリルの足元に駆け寄る。そして腕にモーフィングパワーによる瘴気をまとい、グランドリルの足にラリアットを食らわせた。デッドクウガの必殺技・スクリームデッドにより、グランドリルの巨体は足から腐り、倒壊した。

ミラダンテ「デッドクウガ…君、ユウスケがゾンビ化された時の姿を使うのか…」

デッドクウガに悪い思い出しかないミラダンテが、ディエンドに露骨に嫌な顔を向ける。

海東「えっ、ゾンビ?そんなつもりじゃ…わかったよ、僕は所詮何でも盗む怪盗さ」

事情を知らなかったので、泥をかぶって開き直るディエンド。

海東「それより、まだこいつがいる。あの触腕に捕まらないよう気を付けたまえ」

ミラダンテ「何か偉そうな態度…とにかく行くよ!」

ディエンドとミラダンテがS級改造・触腕塊に立ち向かう。

 

ドラッケンは空中でマグネポール軍団を相手取る。

マグネポール「数十体の磁力で可能となる我らの戦術を見せてやる。超電導陣形(フォーメーション・レールガン)!」

マグネポールが等間隔でレールのような陣形を作ると、その間をリニアモーターカーのように他のマグネポールが推進してくる。その超高速の突撃により、ドラッケンの体が貫かれる。

 

ドラッケン「何だ、今の速さは…それにまるで弾丸のような威力だ」

マグネポール「磁力の吸着と反発を利用すれば、高速移動可能な道が作れる。それによって射出されるのが電磁砲だ。我らはさらに磁性体の我が身を弾丸として、威力を最大に高めたのだ!」

マグネポールの超電導陣形により、ドラッケンは不可避の攻撃にさらされ続ける。反撃する隙もない速度だ。

ラブ・ドラッチ「ドラッケン、オイラ達も戦うッチ!危なくても、同じステージに立ちたいッチ!」

ドラッケン「お前ら…よっしゃ来い!俺が先頭で、お前たちを輝かせるぜ!」

マグネポール「血迷ったか。小鳥を呼んだ所で我らの戦術は崩せん」

ドラッケン「いや、俺は信じてる。こいつらも革命軍だ!」

ラブ・ドラッチ「そうだッチ!ドラッケンを見てきたから、オイラ達はもっと強くなれる!」

ドラッケンとファイアー・バード炎たちの、炎のように熱き絆が、新たな革命を呼び起こす。ドラッケンの革命マークの背景である星マークが二重になり、ジェット機のような翼が装備される。ファイアー・バード炎とともに戦える姿、キャプテン・ドラッケンだ。

キャプテン・ドラッケン「見せるぜ俺の…いや、俺たちの新たな革命!」

キャプテン・ドラッケンの革命が、ファイアー・バード炎たちを強化し、それぞれ飛行機乗りのような格好で小型戦闘機に乗った、アメッチ部隊へと変身させる。

ラブ・バトラッチ「僕たちもパワーアップしたッチ!」

マグネポール「数が増えたところで我らには追い付けん。それどころか貴様等も磁界に捉えれば終わりだ!」

マグネポールが磁界に捉えようとすると、ファイアー・バード炎たちが消える。ドラッケンが本来持っていた仲間を呼ぶ力が、ファイアー・バード炎に使えるようになったのだ。

ファイアー・バード炎たちは、マグネポール達が作るレールの隙間に出現、急所とも言える位置から、マグネポール達を弾幕で撃墜し始める。

ラブ・バトラッチ「ドラッケンを応援し続けたオイラ達は、小回りじゃ負けないッチ!」

マグネポール「しまった、フォーメーションが!こんな小鳥どもに落とされるとは…」

キャプテン・ドラッケン「俺のファンがいなけりゃ、お前らの連携には勝てなかった。ついてきてくれるファンと、俺は戦うぜ!」

キャプテン・ドラッケンの弾幕が、陣形を崩されたマグネポールを一掃した。

 

触腕塊に攻撃を加えるディエンドとミラダンテ。だが、爆破しようが、潰されようが、触腕塊は何度でも再生する。

ミラダンテ「地割れに落ちた仲間も助けなきゃならないっていうのに、こんな敵が…どうすればいいんだ」

海東「僕は一つ名案を思いついた。片づけておくから、君はお仲間のところへ飛んで行きたまえ」

ミラダンテ「ここまで来たら付き合うさ。ボクは泥棒に仕事を丸投げするほど困っちゃいない」

海東「そうかい、足手まといにならないようにね。力を借りるよ、少年君」

海東はカメンライドで、響鬼、威吹鬼、斬鬼を呼び出し、クロスアタックを発動する。響鬼が太鼓のバチ型の音撃棒から放つ炎で、触腕塊をけん制し、響鬼が太鼓型の音撃鼓を取り付け、斬鬼がギター型の音撃弦を突き刺す。威吹鬼がトランペット型の音撃管を吹き鳴らし、ディエンドが音撃棒を打ち鳴らして、音撃を放つ。響鬼が音撃鼓ごと触腕塊を打ち鳴らし、斬鬼が音撃弦をかき鳴らす。

ミラダンテ「音楽で戦うのか。君と共通の趣味があるとは思わなかった」

音楽に合わせて、ミラダンテがソプラノの声で歌う。4つの音撃にミラダンテの歌声が奏でる、世界を超えた音撃大合奏だ。清めの音を受けて触腕塊はその悪意も、S級ウイルスも浄化され、再生せず土に還った。

ミラダンテ「君は自分でいうほど悪人ではないのかもしれないね」

海東「君に比べれば十分悪人さ、天使の竜王様」

 

一方のディケイドとレッドゾーンMaxは原因不明と対峙する。

レッドゾーンMax「テメエがどうやら俺たち侵略者を操っていたらしいな。落とし前をつけてやる」

士「レッドゾーン、約束通りこいつは俺たちで倒すぞ。決闘でそう決めたはずだ」

レッドゾーンMax「いいぜ、テメエらみたいな甘ちゃんでも、復讐のための仲間と認めてやる」

その時、ブランクだった3枚目のカードに絵が現れる。

士「ようやく切り札が手に入ったか。こいつを乗りこなせるか、レッドゾーン?」

レッドゾーンMax「面白え、次はどんなカードを使う気だ?」

ディケイドは、新たに手に入れたファイナルフォームライドを発動する。

士「ちょっとくすぐったいぞ」

レッドゾーンMax「は?うおあっ!」

レッドゾーンの体が5体に分身する。本来のレッドゾーンに加えて、この世界では誕生するはずのなかったレッドゾーンが、出現したのだ。そして5人とも名乗りを上げる。

レッドゾーン「轟く侵略、レッドゾーン!」

この世界で自ら進化したレッドゾーン。

レッドゾーンZ「熱き侵略、レッドゾーンZ!」

レッドゾーンがゼットモードとなって再侵略したクローン。

レッドゾーンNeo「超音速、レッドゾーンNeo!」

小型化で軽さや小回りと言う方面のスピードを手にした第3のクローン。

デッドゾーン「S級不死、デッドゾーン!」

レッドゾーンがS級ウイルスで蘇ったゾンビ。

レッドゾーンX「禁断の轟速、レッドゾーンX!」

レッドゾーンが禁断の力に取り込まれた禁断の眷属。

士「意外とフォームチェンジできたんだなお前」

原因不明「何人いようと皆殺しだ!」

原因不明が放電を起こすが、電撃をデッドゾーンが受け止める。ゾンビであるデッドゾーンには、電磁場で動けなくとも、痛みもしびれもない。その隙に、レッドゾーンXが手に持っていた巨大な2対の槍を投げつけ、原因不明のポッドを串刺しにする。レッドゾーンZが横から回し蹴りを、レッドゾーンNeoが真上からドロップキックを食らわせる。固定されたうえに別方向から攻撃を食らい、原因不明のポッドはガタガタになる。さらにレッドゾーンがレッドゾーンラッシュを食らわせ、ポッドの装甲もボロボロになる。

士「お前ら容赦なさすぎだろ…まだ必殺技にも入ってないんだがな」

原因不明「とどめを刺しに来るなら来い…貴様らも道連れだ!」

原因不明が帯電しながら自爆しようとする。ディケイドはファイナルアタックライドを発動する。ディケイドと5体のレッドゾーンは、電撃を避けるほどのスピードで走り、6人同時のキックを同時に叩き込む「ディケイドブレイク」で原因不明のポッドを貫通し、完全に機能停止させた。原因不明のポッドはハチの巣状態だが、操縦者の姿がない。

士「妙だな、中に誰も乗ってないぞ。遠隔操作か?」

レッドゾーン「俺の勘じゃ、さっきまでの奴の殺気や気配は今ので消えた。案外最初から、執念だけの存在だったのかもしれねえな」

 

この様子をモニタリングしていた正体不明たちも驚いていた。

正体不明「原因不明は、確かに我々の前に姿を現したはず。幽霊などと言う不確かな存在ではなかった」

No Data「ポッドに行動を任せると同時に、自らをデータ化しでポッドにプログラムし、完全にポッドに存在を依存していたのかもしれません」

侵略者ランドヘッド「いずれにせよ、あの原因不明が強化改造したポッドを破るとは、こちらも改造を加えなければ危険です。正体不明様」

No Data「そう、原因不明が奴らに殺された、それが重要な事実だ」

正体不明「彼の過去は敢えては聞かなかったが、やはり我々と同じく世界を追われた天才だったのだ。すなわち我々にとっても、仮面ライダーは敵だ。必ず排除してくれる」

正体不明は原因不明の残したデータをもとに、、ポッドの強化改造を開始した。

 

ミラダンテが地割れに落ちた革命軍を救出する。

ミラダンテ「大丈夫かい、みんな」

デス・ザ・ロスト「我々は無事だが、もうすぐ封印が解ける。こうなれば我々で対処するしかない」

石像の岩が完全に剥がれ落ち、伝説の禁断ドキンダムXの封印が解ける─。

 

 




レッドゾーンMaxが本領発揮する回だからこういうタイトルにしたけど、実態はミラダンテ過労死回だった。侵略者が速攻で決めに懸るから尺取らなくていい一方で、革命軍は追い詰められてから逆転が基本だからかなり尺を取るんですよね。レッドゾーンは短期決戦がウリだから余計に。ミラダンテは原典の背景ストーリーでも1体で働き過ぎ。革命ファイナルでは時間切れで帰ったらしいけど、どう考えても定時過ぎてるだろ。

九極の侵略者は神のもとに自分たちの楽園を作るという、ジ・アンサーの手先にしては尊大な目標を持ってたので、いっそジ・アンサーすら排除するつもりだったという設定にしました。G.O.Dは九極一派のために本物の神になろうとしたけど届かなかった、「偽りの神」ということに。ある意味では本物のカリスマを持っていたということです。

原因不明はジ・アンサーと言う大幹部クラスだし、放電と熱を受け付けないポッドなどで、ディケイドとレッドゾーンの二人相手なら圧倒できるくらいにはスペック高い。耐熱構造のおかげでいくらでも帯電できるし。ただもう、1対6じゃ不利すぎたとしか…

第6話はドキンダムXが大暴れし、新手の外道が牙をむいたりするため、今回と続けて読むと胃もたれすると思われます。
原因不明の精神攻撃→ドキンダムX解放→新手の外道炸裂の流れですから…
そういうわけで次回は閑話休題で、レッドゾーンと原因不明がオリカでデュエマします。 読了ありがとうございました。





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