仮面ライダーディケイド~ランド大陸の世界~   作:gazerxxx

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随分と間が開いてしまってすみません。忙しかったり他の作品にかまけていたのもありますが、この話は書くのが辛かったのが一番の理由ですね。はっきり言って前回予告したような辛い展開で、そこまでキャラ動かしたり、フォロー入れたりするのが精神的にきつかったですね。これでも背景ストーリー準拠なので、読んでみたらそれほどでもないかもしれないけれど。

そうこうしてるうちに、アニメでドキンダムXが母さんになったりした挙句、消滅しちゃったよ!こちらの小説ではドキンダムXがラスボス設定だけど、多分そっちに変更はなし。ドキンダムよりも上の究極神?はエピローグで触れる程度かも。
それと久しぶりの出番のレッドゾーンかっけえ。デュエマで使われたわけじゃないけど、バサラをさらっと助けるのがよかった。

それではお楽しみください。


第6話:甦る伝説ドキンダムX!!

~アバンタイトル~

 

これまでの、仮面ライダーディケイドは!

 

七極Di「そう、この神がついていれば、みんなの未来は約束されてるでチュ。そいつら革命軍も神の前に断罪されるのみでチュ」

八極ハリルヤ「僕たちは海底都市で作られて操られる運命の侵略者。でもG.O.D様はそんな僕たちに神として、九極の楽園を創るって言ってくれたんでチュ!」

ミラダンテ「ボクたちと一緒に戦おう。侵略者を利用してるならボクたちにとっても倒すべき敵なんだ」

 

ドギラゴン「レッドゾーン…力のために自分を犠牲にしては何の意味もない、空しいだけだ」

ミラダンテ「君の仲間も君の犠牲を望んじゃいない。ボクを呼んだミラクルスターもそうだった」

デス・ザ・ロスト「仲間のためにお前は生きなくてはならない」

レッドゾーンMax「ここぞとばかりに説教垂れてんじゃねえよ。だがテメエらが俺に勝った理由があるとすれば、それかもしれねえな」

 

士「きっちりお返しはしてやる。だが、自分を見失ったら意味がなくなる。それはレッドゾーンの戦いを見てれば分かったはずだ。あいつは自分を見失わず、自分を守ることも覚えた。それが分からないお前の復讐は、因縁を乗り越えて先に進むこともできない行き止まりの道だ」

 

デス・ザ・ロスト「我々は無事だが、もうすぐ封印が解ける。こうなれば我々で対処するしかない」

 

第6話:甦る伝説ドキンダムX!!

 

 

壁の雪山からその全貌を現したドキンダムX、その威容に反して彼が口にした言葉は意外なものだった。

 

ドキンダムX「I AM RELEASED BY LORD OF THE ANSWER.…I WILL SEAL THEIR ENEMY…」

 

轟く侵略レッドゾーン「ごちゃごちゃと何を言ってやがるんだあのデカブツは?」

 

魔の革命デス・ザ・ロスト「まずい、封印を解いたジ・アンサーを主とみなしている。信じられない話だが何らかの方法で操られているんだ!」

 

燃える革命ドギラゴン「となるとあいつは、完全に俺たちの敵…」

 

時の革命ミラダンテ「ボクたちのランド大陸を侵略するのは誰であろうと許しはしない!」

 

士「お前ら、ここは俺たちに任せろ。海東、例のとっておきで行くぞ」

 

海東「士からそう言ってくるとは珍しい。この大陸最大のお宝をつぶすには、ライダー最大のお宝しかないよね」

 

ディエンドは仮面ライダーJをカメンライド。ドキンダムXによる危機を感じたランド大陸の大自然が力を貸したのか、巨大化した姿で出現する。さらにディエンドはディケイドに対してFFRのカードを使用する。

 

海東「痛みは一瞬だ」

 

士「痛っつ!だがこれで!」

 

ディエンドに撃たれたディケイドが巨大ベルト・ジャンボディケイドライバーに変形、仮面ライダーJの巨体に装着され、仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム・ジャンボフォーメーションに変身させる。これで士はJの巨体を借りて戦うことができる。

 

士「伝説とやらをこの時代で終わらせてやる」

 

ドキンダムX「KILL YOU!」

 

ディケイドとドキンダムXが激しく殴り合う。巨人同士の戦いは、強烈な暴風と地響きを発生させる。

 

海東「これは周りも危ないね…早く決着を付けたまえ士」

 

士「言われなくてもそのつもりだ。パワーが互角なら押し切って…」

 

ドキンダムX「YES、SIR」

 

その時、ドキンダムXは何者かの指示を受けたのか、自らの胸部に刺さっていた巨大な槍を1対引き抜く。そしてそのうちの一本をディケイドに向けて投げる。重い槍であるためにスピードはない。だが、ディケイドは何かに気づくと、その槍を無理やり掴んで受け止める。鋭く重い槍を手で受け止めてしまい、その手を傷つける。

 

士「ぐっ…」

 

海東「士!そうか、今のは後ろの革命軍を狙って…」

 

革命軍は既に消耗しきって動けない者たちもいる。士が止めなければ、槍は彼らに直撃していた。それどころかあの重量なら、穴だらけの地盤を割って再び地割れを起こしていたかもしれない。巨大化して周りを守るのに慣れていない士は自ら楯になるしかなかったのだ。

 

ドキンダムX「I WILL SEAL YOU!」

 

その隙に、ドキンダムXがもう片方の槍を空中に投げる。空中で槍は何十本に分裂し、降り注いでくる。ジ・アンサーが操っているせいなのか、間髪を入れない狡猾な攻めだ。

 

海東「まずい、このタイミングでか!」

 

士「おい、あのデカさであんな範囲攻撃アリかよ!?」

 

実の所、普段よりはるかに巨大な質量のジャンボフォーメーションは、そのパワーと引き換えに機動力やスピードに欠けている。これでは周りを守るどころではない。とっさに必殺技のジャンボディメンジョンキックを放つ。上空へのとび蹴りで10本近くの槍は砕かれたが、残りの槍の勢いに相殺され、地に叩き落されてジャンボフォーメーションが解除される。

 

海東「なんて威力だ。上空から降ってくるんじゃ止められない!」

 

士「お前らここから離れろ!」

 

轟く侵略レッドゾーン「こんな槍、俺が叩き落してやるぜ!超…神…速…」

 

レッドゾーンは再びオーバーヒートして、姿を消す。だが、すぐにその場に戻ったかと思うと突然ザ・レッドの姿に戻り、そのまま気絶してしまった。やはり無茶をし過ぎて限界が来ていたのだ。降り注ぐ槍によって、避けそこなった何体かのクリーチャーたちが貫かれ、その動きを封じられてしまう。

ドギラゴン「楯なら俺たちがやるしかないだろう。行くぞ!」

 

ドギラゴン/ミラダンテ/デス・ザ・ロスト「完全防御革命(パーフェクトデイフェンス)!」

 

革命ゼロのドラゴンたちがとっさに空中に展開したバリアで槍を受け止めるが、それでも勢いは止まらず、バリアが破られそうになっている。

 

デス・ザ・ロスト「悪夢騎士団よ、負傷者を回収して撤退せよ!」

 

ミラダンテ「ボクたちで殿を務める!構わず行くんだ!」

 

キル・ザ・ライブ「バリアでも恐らく防ぎきれんぞ。どうするというんだ!」

 

デス・ザ・ロスト「少し時間が稼げれば十分だ。いいか聞け!ドキンダムXの槍は貫いたクリーチャーを封印する。恐らく我ら3体も封印される」

 

キル・ザ・ライブ「バカな!お前たちは命を捨てるというのか!」

 

デス・ザ・ロスト「いや、ドキンダムXの封印が解かれた以上、我らが封印されようとそれは解くことができるはず。それをお主らに託す。我も命を託すのだ、闇の国の竜王よ」

 

キル・ザ・ライブ「…その言葉信じるぞ。必ず助けに戻る!」

 

苦渋の決断で、悪夢騎士団とともに負傷者を連れて撤退するキル・ザ・ライブ。そして壁の雪山から全員が離れた時、ミラダンテの姿がミラクに退化して地面に墜落しまう。レッドゾーンと同じく無理が祟ってしまった。バリアの力が2体分に弱まってしまう。それを皮切りに、ドキンダムXの槍にバリアが破られた。槍が残った革命ゼロの3体に突き刺さり、その体を石化させていく。

 

ドギラゴン「ぐっ、火の国を頼むぞ。ドラッケン、士…」

 

デス・ザ・ロスト「闇の国は任せたぞ。キル・ザ・ライブ、海東…」

 

ミラク「ああ、ボクに代わって光の国に新たな王が来てくれれば…。生きていてくれ、ユウスケ、夏海ちゃん…」

 

3体とも仲間に祈りを託し、石化していくと思われた。その時、壁の雪山の向こうから、新たなドラゴンの咆哮が木霊した。山を越え、青き装甲をまとった火龍が飛来する。

 

ボルシャック・ドギラゴン「聞こえたぜ、盟友の鳴く声が…。お前はまだ隠居ってガラじゃないだろドギラゴン!」

 

ドギラゴン「お前は…ボルシャック・ドギラゴン!」

 

革命ゼロを得る修行を終えたもう1体のドギラゴンが、盟友の危機に飛んできた。

 

ボルシャック・ドギラゴン「今助けるぞドギラゴン!革命ゼロだ!」

革命ゼロの力を得たボルシャック・ドギラゴンにより、ドギラゴンの槍が引き抜かれる。ボルシャック・ドギラゴンの火のマナを分け与えられて石化が止まり、何とか飛び上がるドギラゴン。

 

ドギラゴン「助かった!ミラダンテとデス・ザ・ロストも急いで頼む!」

 

ボルシャック・ドギラゴン「ダメだ。この槍は同じマナを持ってるやつでないと抜けないらしい。恐らく光と闇の革命ゼロが必要だ…」

 

ドギラゴン「そんな!今封印されてる2体が革命ゼロの竜王だ!他に方法は…」

 

ボルシャック・ドギラゴン「ここはこらえろドギラゴン。もう間に合わん!」

 

ボルシャック・ドギラゴンに支えられて、撤退するドギラゴン。

 

ドキンダムX「YES、SIR. I INVADE THIS AERA.」

 

ドキンダムXは深追いする様子がない。だが手をかざして、よどんだ空気のようなものを、壁の雪山周辺に広げ始める。周囲の空間に干渉しているかのようだ。

 

革命軍、士、海東は光の国の廃墟、光写真館の前まで何とか逃げ延びる。ミラダンテの姿がなく、その末路を聞いた光の革命軍は悲しみにくれた。彼らは王を2度失ってしまったのだ。ミラダンテの敗北を嘆く面々には九極の侵略者たちもいた。なぜ侵略者がそこにいるのか。そんな疑問すら口に出せないほど、その悲しみは真に迫っていた。

 

ドギラゴン「同じ革命ゼロの竜王として命を張る覚悟だったものを、俺だけ生き残ってしまうとは…。すまない、ミラダンテ、デス・ザ・ロスト」

 

ボルシャック・ドギラゴン「不甲斐ないのは俺の方だドギラゴン。せっかくの革命ゼロでも、侵略者は倒せても、あのデカブツには勝てるかどうかわからない…」

 

士「厄介なのはどうやらドキンダムXだけじゃないぞ。奴を操ってる黒幕は恐らくまだ生き残ってる」

 

キル・ザ・ライブ「封印を解いた原因不明の軍団は倒したのではないのか?」

 

士「戦っていてわかったが、基本的に本能で動いてるはずのドキンダムXが、何者かの指示を受けて的確に攻撃してくるタイミングがある」

 

海東「原因不明は封印を解くための先兵で、封印解除を阻止するために全力で迎え撃った僕たちを消耗させる役目もあったんだろう。おかげで僕たちにはドキンダムXと戦う力はほとんど残ってなかったってことさ」

 

そこへ、栄次郎が足を引きずりながら飛び出してくる。

 

栄次郎「みんな、夏海とユウスケ君から連絡だ!」

 

海東「ユウスケ君と夏メロン、生きていたのか?」

 

士「あいつら…じいさん、俺に代われ!」

少し安堵した様子で、栄次郎から通信機の通話を代わる士。

 

夏海「もしもし士君?」

 

士「お前ら…俺がいないってのに、勝手に出かけてピンチになったろ?ったく馬鹿か?」

 

ユウスケ「知ってたのか?いやごめん、革命軍のみんなのためにって思ってたら、無茶しちゃってさ」

 

キバーラ「まっ、私とアークルの力で助けてあげたのよね~」

 

ユウスケと夏海は致死量の電撃を喰らった上に海に落とされ、ほぼ仮死状態だった。水の革命軍からすぐに救命措置を受けたが、本来は死んでいた。しかし、ユウスケにアークルが遠くでオールデリートをしのぎ続ける革命軍のビジョンを見せた。それによりユウスケは気力を湧き立たせ、さらに完全防御革命(パーフェクトデイフェンス)の補助まで、気力だけでやってのけた。

夏海は、キバーラが自らのライフエナジーを分け与える、魔族特有の方法で蘇生させた。直前にライフエナジーを吸っていたので余力はあった。

 

夏海「士君、もしかして泣いてます?」

 

士は知らず知らずのうちに、鼻声でまくし立てていたようだ。

 

士「泣いてねーよ。泣くとしたら、お前らが情けなくて泣いてるんだ…俺がいないと始まらないってわかっただろ」

 

ユウスケ「そうだな。今度は力を合わせて戦おう。侵略者の親玉、ポッドに乗った奴が禁断の力とやらを操ろうとしてるんだ」

 

士「ああ、お前らと戦ったポッドの奴なら俺が倒した。だが、他にもいるはずだ」

 

夏海「そこまでわかってるんですね。もう一つのポッドに乗ってる誰かは海の中、多分深海に戻ってるみたいです」

 

士「つまりそいつは深海にこもってドキンダムXを暴れさせるつもりか。大ショッカーと似たり寄ったりだな」

ユウスケ「ドキンダムX。それが禁断の存在の名前なのか?」

 

士「ああ、俺たちで止められるかと思ったんだがな…」

 

士も、ドキンダムXと戦った経緯を語る。

 

ユウスケ「そうかミラダンテが…。士でも正面から勝てなかったのか…」

 

夏海「じゃあ、ドキンダムXは完全に遠隔操作されてるんですね。どうしましょう」

 

そこに、外から話だけ聞いていたドギラゴンの声が割り込んでくる。

 

ドギラゴン「一つ方法はある。ドキンダムXが倒せないなら、ドキンダムXを操ってる黒幕を探して、ドキンダムXを止めさせる」

 

ドギラゴンの提案に、通信機の向こうのユウスケと夏海だけでなく、周りで聞いていた水の革命軍からも、感心したようなどよめきが聞こえた。

 

ユウスケ「そうか、ドキンダムXの力を求める原因不明の同類なら、まだ勝てる可能性はある!」

 

夏海「深海に隠れてるなら、逆に大陸のドキンダムXも応援には来そうにないですね」

 

士「問題は、黒幕が負けたところでドキンダムXをおとなしくさせるかどうかだな。こういう悪党は往生際が悪い。素直に言うことを聞かせることができると思うか?」

 

ドギラゴン「俺にもわからない。だが、今までの侵略者は訳も分からずに暴れさせられて、倒すしかなかった。俺としては、何でこんなことしたのか、その理由くらい聞かなければおさまらない」

 

それは火の国の竜王としての意地。ただ倒すだけでなく、この戦いで生まれた無念を、黒幕に言葉でぶつけなくては意味がない。

 

ユウスケ「深海まではクリスタル・コマンド・ドラゴンのみんなが案内してくれるってさ」

 

夏海「みんなの傷が治ったらすぐ迎えに行きます。それまで無事でいてください」

 

士「お前らも気をつけろよ。今度の遠足までには全快しておくんだな」

 

士が通話を切ると、キル・ザ・ライブが廃墟の出口で見張り番をすると申し出る。少し時間がたてば作戦が決行できるが、それまでドキンダムXは待ってくれるとも限らない。それには、悪夢を通ることで簡単に退避や連絡を行える悪夢騎士団が見張りに適任だ。場合によっては、光写真館を置いてでも全員ここから逃げる必要も出てくる。

 

ドギラゴン「確かに必要な役回りだが…気を付けてくれ。封印されたら死者蘇生で復帰することもできない」

 

キル・ザ・ライブ「無理はしない。我はせめてデス・ザ・ロストの近くで見守っていたいだけだ。我では敵わぬことはわかっているが、そうでもしなければ気が済まなくてな」

 

そして悪夢騎士団たちは見張りに向かい、後には火と光と自然の革命軍、九極の侵略者、士、海東、栄次郎が残る。仲間を失い、新たな仲間が来るまでの空白の時間、それは光の国の廃墟をより寒々しくしているようだった。

 

傷の手当てをしながら、そんなまんじりともしない時間を過ごしていると、何者かが隊列をなして現れる。侵略者マークはないクリーチャーたち。だが、口にした言葉はその場の革命軍たちの神経を逆なでした。

 

煽動の面(アジテイト・スタイル)ウルーセ「こんちゃーす、革命軍のみなさーん。黙っちゃってつまんなそー。焼肉食べて盛り上がろうぜ?」

 

煽動の面(アジテイト・スタイル)フリント「戦いたくても戦えないのでは、さぞつまらんだろう。ドキンダムXの前では当然のこと」

 

アクア煽動兵(アジテーター) ザ・ダンディ 「伝説的瞬間に立ち会ったというのに、全くもったいない話だ」

 

キャプテン・ドラッケン「どういう意味だ!このままではお前たちも封印されるかもしれないんだぞ!」

 

煽動の翼 ピッケス 「封印されなくて済むかもしれないわよ。私達みたいにドキンダムXに身を委ねればね」

 

士「封印されたくなければ降伏しろって言いたいのか?そういうお前らは随分と諦めが早いな」

 

煽動の面(アジテイト・スタイル)フリント「君たちこそ、ドキンダムXには勝てないと分かっているからこそ、仲間を待ち、この場から離れて戦うしかないと考えたのだろう?」

 

アクア煽動兵(アジテーター) ザ・ダンディ 「ドキンダムXはその強大な力を、支配下にある者にも分け与えてくださるのだ」

 

ドギラゴン「ドキンダムXは世界を滅ぼす力だぞ!そんな力を分けられてどうするんだ!」

 

煽動の面(アジテイト・スタイル)ウルーセ「ドキンダムXは今の世界を壊して新世界を作ってくれる。その眷属になれば、自分たちの好きなように世界を作り替えられるんだぜ?」

 

煽動の翼 ピッケス 「滅びるのはドキンダムXについていけない者だけ。それなら、みんなで新世界に引っ越せばよくない?」

 

ローゼンスター「故郷を捨てて私達だけ生き残るなど、できるはずがありません。守ろうとしたものを捨てては、ミラダンテ様に申し訳が立たない!」

 

成長目ギョウ「あの~、今言ってたのは本当ギョ?」

 

多くの革命軍が反駁する中、ギョウが煽動するクリーチャーたち相手におずおずと質問する。

 

煽動の面(アジテイト・スタイル)フリント「ああ、もちろん。ドキンダムXは忠実な僕を受け入れるはずだ」

 

成長目ギョウ「それなら、傷ついたみんなを助けてほしいギョ。お願いしますギョ!」

 

キャプテン・ドラッケン「何言ってるギョウ!お前誰に頭下げてるか分かってるのか!?」

 

革命類突進目トリケラX「そうだぞギョウ、ドキンダムXなんかを復活させるために、俺たちがどんな目にあわされたか忘れたか!」

 

ギョウ「みんなの悔しい気持ちはわかるギョ…。でも僕はこれ以上仲間に傷ついてほしくないギョ。みんなは戦いで傷ついて、故郷も追われて、今までずっと苦しんできたギョ。だからこれ以上仲間が倒れていくのは見たくないギョ…頼むギョ…」

 

ギョウは革命軍の方にも頭を下げる。ギョウはただ煽動されたわけではなく、革命軍の仲間を心配したうえで言っている。そう思うと、皆何も言い返せない。そんな中、士だけが反論する。

 

士「ギョウ、俺たちが戦ってるのは傷つくためじゃなく勝つためだ。どんなに体がボロボロに見えても、戦う意思だけは傷つかない、それが革命軍って奴だろ。お前も強くなりたいなら、最後まであきらめるなよ」

 

ギョウ「こんなこと言いたくなかったけど…士が発破をかけられるのは、士が旅人だからだギョ。この戦いでどれだけ犠牲が出たか、このランド大陸に住んでなかった士は知らないギョ。失われたものを知ってる僕たちの傷は、士にはわからないギョ」

 

士「お前なあ…被害者だからって甘ったれるのもいい加減にしろ。俺だってなあ…!」

 

革命軍と士を線引きするかのようなギョウの物言いに、思わず苛立つ士。

 

キャプテン・ドラッケン「もういい、士。お前の気持ちはわかってる。もう十分だ」

 

士「もう十分…?お前らまさか」

 

革命類突進目トリケラX「ギョウの言い分ももっともだ。傷ついた仲間がいる以上、引き際も考えなきゃならない」

 

海東「おいおい、本当にこんな話に縋る気かい?」

 

ドギラゴン「少なくとも話し合いをしに来たやつらはここにいる。こいつらと一緒に行けば、いきなり攻撃されることもないはずだ」

 

ローゼンスター「双方に話し合いたいという意見がある以上、交渉の余地はあるかもしれません。もちろん、今提示された条件で納得はできませんが」

 

キャプテン・ドラッケン「俺たち火と自然の革命軍で交渉に行く。納得がいかない奴はついてこなくてもいい。我慢のいる長丁場になるだろうからな」

 

士「いいのか、お前らはそれで」

 

ドギラゴン「俺は侵略の理由を確かめるとも言った。なら、こういう話し合いに出向かなきゃ嘘だ。ここは黙って見送ってくれ」

 

海東「そこまでの信念とはね。ドキンダムXと何かあったら、すぐ悪夢騎士団が助けてくれるとは思うけど…戦う気がないなら逃げる準備だけはしておきたまえ」

 

武家類武士目ステージュラ「すまない。これは元々俺たちの問題、できれば俺たちで解決するつもりだ」

 

ギョウを先頭にして、少しダメージから持ち直した革命軍のドラゴンたちはドキンダムXのいる方角へと向って行った。

 

廃墟を通り抜ける最中、ギョウが口を開く。

 

ギョウ「みんな、士が言ってたことどう思うギョ?どんな状況でもあきらめないギョ?」

 

キャプテン・ドラッケン「そういわれりゃそうだな。俺たちはその意地があったから生き残れた。士の言う戦いは一時中断だが、例え話し合いでも、諦めずに粘るつもりだ」

 

ギョウ「流石ギョ!じゃあ…い、今、敵に囲まれたとしても、戦えるギョ?」

 

ギョウが震え声になる。それと同時に、廃墟の屋根から赤い光線が降り注ぐ。不意を喰らって爆撃される革命軍。

 

ドギラゴン「おいやめろ、俺たちは話し合いに来たんだ!お前たちの仲間と一緒なんだ!」

 

ドギラゴンが呼びかけるが、攻撃は止まない。それどころか、あたりを見回すといつの間にか煽動しに来たクリーチャーたちがいない。

 

革命類突進目トリケラX「いない、どうして?」

 

革命目ギョギョウ「ギョギョーウ!それはもしかして…僕が瞬間移動させておいたからギョ?」

 

一瞬のうちにギョウから進化して、不敵に笑うギョギョウ。そして言葉通り屋根に移動した煽動のクリーチャーたちが、メガホンを使って音波攻撃を仕掛けてくる。

 

武家類武士目ステージュラ「ギョギョウ、こんな時に何言ってるんだよ…」

 

キャプテン・ドラッケン「お前らは話し合いたいって…」

 

革命目ギョギョウ「お前らってやっぱりカモだギョ。目ん玉ひん剥いてよ~く見とけギョ。僕の、いや…ワイの更なる進化をなあ!侵略発動じゃあ!」

 

ドスの効いた口調に代わるとともに、ギョギョウの姿が二足歩行の大型恐竜サイズにまで成長する。その胸には革命軍ではなく侵略者のマークが。

 

裏革命目ギョギョラス「ギョギョギョギョギョ―ッ!笑えるであんさんらの間抜けなツラ!こうもうまいこと騙されおってからになあ!」

 

ドギラゴン「そんな馬鹿な!お前は革命軍のマークを持って卵から生まれたはずだ。侵略者じゃない!」

 

裏革命目ギョギョラス「わかっとらんなあ。革命軍のマークは一度侵略のウイルスに感染してから克服した証や。卵のワイがそのウイルスに感染して、抗体を得るだけやと思うっとったんか?」

 

卵から生まれる前にウイルスに感染したギョウは、侵略と革命の力を両方手に入れた特異なケースだったのだ。ギョウは生まれながらにウイルスを持ちつつ、侵略の欲望を飼い馴らすことで革命軍の抗体を手に入れた。一方で抗体でも死滅しないようにウイルスを自己進化させ、潜伏させてきた。いずれ来る裏切りのタイミングを待って。

 

裏革命目ギョギョラス「あんさんらはホンマ見る目ないなあ。ワイがドジったフリして足引っ張ったり、外出の振りして侵略者と打ち合わせておいたのに、全然気づかんかったもんなあ!」

 

キャプテン・ドラッケン「お前は強くなりたいって、そのために頑張ってたんじゃなかったのか!」

 

裏革命目ギョギョラス「あんさんとのやり取りも楽しかったでえ、ドラッケンはん。ワイが八百長でピンチになっとるのに、あんさん必死で自分の身も顧みなかったからなあ。いい見物やったわギョギョギョギョギョ―ッ!」

 

革命類突進目トリケラX「全然萌えない腹黒だぞ…最低だ!」

 

武家類武士目ステージュラ「俺たちと一緒に戦ったのも、全部うそだったのか!」

 

裏革命目ギョギョラス「あんさんらはワイが毎回やられやすいように瞬間移動させても疑わんかったからなあ。あんさんら腹黒好きやし、わざとやられてんのかと思うっとったわギョッギョッギョッ、あかん、笑いすぎて、腸捻転になるわギョギョギョ、ギョ―ッギョッギョギョ―ッ!」

 

ドギラゴン「お前らが話し合いを放棄するなら、俺たちも戦うしかない!」

そう啖呵を切るも、直後に一斉射撃で革命軍は吹き飛ばされる。

 

裏革命目ギョギョラス「病み上がりのあんさんらがワイらには勝てへんで。見てみ。あそこにおるんは、ドキンダムXの生み出した僕、イニシャルズや」

 

屋根の上から姿を見せたクリーチャーたちは、岩のように白い人型に赤い装甲を身に着けているが顔がなく、代わりに光点が明滅している不気味なクリーチャーだ。

 

ドギラゴン「封印が解かれたばかりなのに、もうそんな奴らが…」

 

裏革命目ギョギョラス「特別に教えたるわ。ドキンダムXはあんさんらを追撃しない代わりに壁の雪山にとどまって、自分の世界に作り替えとんのや。そしてその番人を任されるのがイニシャルズ。あんさんらを倒せば、ワイもイニシャルズの仲間入りや!」

 

キャプテン・ドラッケン「結局お前の言いたかった事ってそれなのかよ…侵略者はそのために生み出されたってのか!?」

 

裏革命目ギョギョラス「侵略者も所詮は大陸を荒らしまわり、封印を解くための捨て駒や。ワイらみたいに計画の裏側まで気づけたなら、当然利用させてもらうけどなあ」

 

革命類突進目トリケラX「ふざけるな!」

 

武家類武士目ステージュラ「X-GIRLSをわざと傷つけたっていうなら、もう許さないぞ!」

 

ジュラシック・コマンド・ドラゴンが破れかぶれでギョギョラスに殺到する。しかしギョギョラスの目前にイニシャルズが出現し、正面からビームを浴びせる。突進していたジュラシック・コマンド・ドラゴンたちはまともに攻撃を受け、将棋倒しになる。

 

裏革命目ギョギョラス「何逆切れしとんのやドアホォ!こうなったんはなあ、お前らが士よりワイを信じたからやでえ!お前らに見る目がないからや、ざまあ見晒せえ!」

 

キャプテン・ドラッケン「まだ俺たちは負けてない!まとめて吹っ飛ばす!」

 

周りに仲間が少なくなったことでドラッケンが弾幕を乱射、パワーがそれほど高くない敵のクリーチャーたちは吹き飛ばされていく。

 

裏革命目ギョギョラス「しまった、こんな隙間のない攻撃やと瞬間移動でも逃げ切れんやないか!」

 

キャプテン・ドラッケン「とどめだギョウ!もう革命軍じゃないならお前を…」

 

その時、ギョギョラスが胸の侵略者マークを抑えて苦しみ始める。そのマークはぼやけて、革命軍のマークに変わりつつある。

 

裏革命目ギョギョラス「ぐうっ、苦しい。ドラッケンの言うとおり、僕は革命軍のギョウだギョ。僕は…僕は…」

 

キャプテン・ドラッケン「まさか戻ったのか!?」

 

ドギラゴン「しっかりしろギョウ、侵略者の力に呑まれるな!」

体勢を崩して苦しむギョギョラスに以前の姿を見て、思わず支えようと近寄るメガ・コマンド・ドラゴンたち。

 

裏革命目ギョギョラス「ありがとうギョ。みんな…何度も騙されてくれてなあ!」

 

ギョギョラスが近づいたドラゴンたちを引き裂き、噛み付く。

 

ドギラゴン「ぐあああ!そんな…」

 

キャプテン・ドラッケン「ぐおっ!目を覚ましてくれたんじゃ…」

 

裏革命目ギョギョラス「演技にきまっとるやろボケがぁ!ワイは侵略者と革命軍のマークを、好きに入れ替えられるとも気づかんかったかあ!そしてお前らからごっつぉうになったマナで、更なる援軍を呼べるんや!」

 

ドラゴンたちへの攻撃で吸収したマナで、ギョギョラスが手にしていた卵が孵化、更に煽動やイニシャルズのクリーチャーを呼び出すギョギョラス。

 

裏革命目ギョギョラス「お前らは所詮何かを信じようとして、裏切りモンのワイに利用されたんや。正論吐いとる士を信じ切れずに犬死や、ギョギョギョギョギョ―ッ!」

 

ドギラゴン「ぐっ、士、すまない…」

 

キャプテン・ドラッケン「俺たちが間違っていたのか…」

 

士「違うな、信じる奴より騙す奴の方が悪いに決まってる!」

 

廃墟の陰からディケイドとレッドゾーンが姿を現す。

 

士「いいか、信じるってことは生きる道を決めて全力を賭けられることだ。今までそうしてきたから革命軍はここまで生き残ってきた。それがわからない裏切者のお前は、他人の足を引っ張ることで強くなった気でいるだけだ。こんなピンチでも戦えるこいつらの方が、泣き落としにかかるお前よりずっと強い!」

 

裏革命目ギョギョラス「けったいな御託並べたところでどうするんや。こいつらの命が惜しいなら、あんさんらも動けんやろが」

 

ボロボロの革命軍は敵に囲まれ、すぐにでもとどめをさせる状況だ。

 

レッドゾーン「あんだけディケイドに言わせといて、返す言葉が人質かよ。テメエは欠片もプライドが残ってないみてえだな」

 

裏革命目ギョギョラス「プライドやと?そんなもん、無駄なこだわりやろが。今はあんさんも高速移動でこいつらを助けるほどの体力が残ってないのも分かっとるんや。士はんも武器を捨てておとなしくワイに食われろや」

 

仕方なくライドブッカ―を遠くに投げ捨てるディケイド。

 

裏革命目ギョギョラス「それでええ。異世界から来たあんさんのエネルギーも、おいしくいただくとしまひょか」

 

レッドゾーン「待てよ。士は武器を捨てたら必殺技すら使えねえ。だが俺はどうだ。テメエの無防備な背中に、最後に一撃喰らわせるくらいはできるぜ」

 

裏革命目ギョギョラス「言うやないか。あんさんの方が活きがよさそうやなあ。減らず口の続きは、ワイの腹ん中で聞いたるわ」

 

ギョギョラスが舌なめずりする中、レッドゾーンはディケイドに目くばせする。ギョギョラスが勢いよくレッドゾーンの肩に噛み付き、そのマナを吸い取る。ギョギョラスが今度は士に背中を見せた隙に、士はケータッチを取りだして入力、コンプリートフォームに変身する。

 

裏革命目ギョギョラス「まだ戦う気があったんか?せやけど、そいつじゃ小回りが利かんやろ。こいつらがどうなってもええんか?」

 

レッドゾーン「今までのライダー召喚ならそうかもな。だが、俺がいるから使える力もあるんだろディケイド?」

 

士「ああ、お前が進化したことで使える力がな」

 

ディケイドがケータッチをタップすると、平成ライダー10人のアイコンがあるページの次の画面には、侵略者マークのアイコンが現れている。そのアイコンをタッチすることで、FKR(ファイナルカメンライド)━MAXが発動する。ディケイドの両肩を横切って一列に飾られたカード、ヒストリーオーナメントの絵がレッドゾーンMAXに代わり、同時にレッドゾーンは超神速レッドゾーンMAXへと変身する。

 

裏革命目ギョギョラス「何やと!?フラフラなうえに深手を負わせたお前が侵略した!?」

 

超神速レッドゾーンMAX「確かに今の俺じゃこの姿は負担がかかりすぎたが、士が肩代わりしてくれたらしいな。ってわけで、覚悟しろよ」

 

レッドゾーンMAXが一瞬でギョギョラスを蹴り飛ばす。さらに、革命軍を取り囲んでいたクリーチャーたちが、赤い影になぎ倒される。空間跳躍するほどのスピードのディケイドによって、人質を取っていたクリーチャーたちは瞬殺される。一瞬で戦況を打開したディケイドは、ちゃっかりと投げ捨てたライドブッカ―も回収していた。

上空に蹴飛ばされたギョギョラスはまだ動ける様子であり、そのままの勢いで壁の雪山まで素早く飛び去ろうとしている。ディケイドはFARを発動する。コンプリートフォームのFARはディケイドとライダーの動作がシンクロした同時必殺技であり、通常は無軌道に飛び回るギョギョラスは狙いにくい。しかし、レッドゾーンMAXは次元移動が可能である。よってディケイドとレッドゾーンMAXは同時に消えたかと思うと一瞬でギョギョラスのいる上空に出現。レッドゾーンMaxとディケイドは左右からギョギョラスをキックで挟み撃ちにした。

 

裏革命目ギョギョラス「ぐおおっ!あいつらに伝えろや…この戦いは平和的に終わることはない。これがその証拠やってなあ!ギョギョギョギョギョ―ッ!」

 

ドギラゴンの言う話し合いなどできる余地はないと、最後までギョギョラスは嘲笑しながら爆散した。そして地上に降り立つディケイドとレッドゾーン。

 

超神速レッドゾーンMAX「これで体力も回復したぜ。テメエらは動けるか?」

 

革命軍たちに手を貸すレッドゾーンと士。

 

ドギラゴン「お前が寝てる間に勝手なことをしてしまったなレッドゾーン。話に加わってもいないお前に助けられるとは面目ない」

 

超神速レッドゾーンMAX「フン、俺にできるのはこうして敵をぶっ倒すことだ。お前らができることなら好きにしろよ」

 

ドギラゴン「ありがとう。それに士、お前の言うとおりにしておけば、こんな罠にはかからなかったかもしれない」

 

士「いや、これから黒幕を説得して終戦させるならこれも必要なことだ。お前らは最後までギョウと話し合おうとした、敵と話し合うってのはそのくらいの覚悟がなきゃできないことだ」

 

これから乗り込む敵の本拠地では、更に問答無用の迎撃が待っているだろう。それを潜り抜けて真実を突き止め、黒幕を止めるのが、ドギラゴンたちの進む道だ。それが原因で追い込まれようと、革命軍はあきらめないだろう。逆境には慣れている。

 

一方の深海では、謎の科学者集団が迎撃態勢を整えていた。正体不明も、既にポッドをアップデートして、新モデル・完全不明となっている。ギョウの密告により、革命軍がこの海底都市に攻め入ろうとしていることも分かっている。ドキンダムXを海底にまで呼び出すとなると、その質量や攻撃範囲のためにこちらの身が危ない。地上で暴れさせて、革命軍の一部を足止めさせるのがせいぜいか。既に革命ゼロは残り少なく、革命軍もダメージは大きい。それでも、レッドゾーンと仮面ライダーには警戒が必要だ。

 

侵略者ランドヘッド「宇宙(スペース)の侵略者は、配備完了しました」

 

No Data「ご苦労。それに地下を通して不死(ゾンビ)の侵略者の怨念も集まりつつある。もうすぐ一つにまとめあがるだろう」

 

完全不明「そして最後に原因不明の残した研究データ。これで改造(ボーグ)の侵略者の合成クローン体が完成した。原因不明よ、お前を排斥した仮面ライダーもこいつが始末してくれるだろう。ワタシたちを説得しようとするなど、数百年早いと教えてやろう」

 

既にドギラゴンの説得など一顧だにしない意思を見せる彼らに、果たして平和を望む声は届くのか。

 

次回、仮面ライダーディケイド!

 

レッドゾーン「顔を見せろよ。そのポッドをぶっ壊されたくなけりゃな」

 

正体不明「私の名はギュウジンマル。ワタシこそ世界を制する真の天才だ!」

 

ドギラゴン「この大陸に生まれたというなら、どうして故郷を滅ぼそうとするんだ?」

 

ギュウジンマル「“なぜ”、“どうして”、君たち愚民どもは昔からワタシの考えを理解できなかった。ワタシは正体を隠す前から、“正体不明の天才”と忌み嫌われてきたのだ」

 

第7話:天才の証明ギュウジンマル!!

 

 




封印解除されたなら、その場で倒してしまえばいいじゃない!…はやっぱり成功しませんでした。そもそも封印解除しようとする中ボスを、全力阻止しようとしてからの連戦なわけで。ミラダンテは無茶し過ぎて封印されることに…。

撤退を強いられるくらいにドキンダムXが強いために、操ってる黒幕に止めさせるアイデアが出ました。ドギラゴンは民をまとめてきた王としての経験からこう考えたのですが、こちらも茨の道。それが、ギョウの裏切りではっきりと分かってしまうわけです。

次回は、オリジナル設定ですが、ギュウジンマルの過去が語られることに。その時ドギラゴンは…。

次回は背景ストーリーほどの過剰戦力はない深海決戦です。読了ありがとうございました。
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