インフィニット・ストラトス Gの名を持つ成層圏 作:TBの狙撃手
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中々時間が合わなかった
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そして、年を越した\(^o^)/
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今に至る
本当に申し訳ない
〈Side:一夏〉
「す、スゲェ……」
翡翠のISが、セシリアのレーザーを槍で防いだのにも驚いたがセシリアの倍の数のビットを操って セシリアのビットを破壊していった。
本当に俺と同じ男性操縦者なのか?と思ってしまう
それに、千冬姉に「戦場の空気を知る者」って言われたけど、軍人じゃないよな……
トドメを刺そうと大型の大剣で翡翠が斬りかかろうとしたら、セシリアのISからミサイルが発射され翡翠に向かっていき、翡翠は振り切ろうとするも 遂に追い付かれ爆発が起こる
「翡翠!?」
「いや、アイツはあの程度じゃ死なねぇよ」
すると、煙が晴れると緑の粒子で出来た球体に包まれた翡翠のISが現れた
〈Side:千冬〉
「そんな、無傷!?」
山田先生が、驚きの声を上げる
そう、翡翠のISはSEはおろか絶対防御すらカットされていたのだ。
「・・・・・・・・」
千冬先生は、沈黙したまま翡翠のISを見ていた。
あの機体の背部動力と同じ粒子で構成した球体……
アレで、防御壁みたいのを形成して防御したのだろう
(なるほどな、あの防御法があるからSEをカットしたのか……。あの企業群は謎が多い)
防いだ翡翠が地上に降りると、セシリアも降りてきて翡翠が銃と剣の複合武器を投げ渡してきた
すると、翡翠は背中から白い柄を取り ビームの刃が現れ 大型シールドを投げ捨て、両手で構える
セシリアも、渡されたライフルをブレードにして構えた
緊張感が漂い、ギャラリーもピットに居る一夏達(ナハト以外)は固唾を呑む
両者が動き出し、手にしてる獲物を振るい交錯した
少しの間が開くと、翡翠が片膝を着き 左手で右脇腹を抑える
「翡翠!?」
すると、後からセシリアが倒れ 翡翠は立ち上がる
【試合終了!!勝者 崇宮翡翠!!】
〈Side:翡翠〉
立ち上がる時に、脇腹を抑えていた手を見てみた
手には、血がべっとりと付いていたのだ
「アイツ・・・・・・やるじゃん」
てっきり、射撃しか出来ないで接近戦は心得がある程度だと思ってたがコレは予想外だった
俺は、動けなくなったセシリアの元へ向かった
「大丈夫か?」
「え、ええ……。翡翠さんは?」
思ってたよりは、大丈夫そうだった
「あぁ、この程度 かすり傷だ……。立てるか?」
「え、ええ……」
セシリアは何とか、立ち上がりピットへ戻って行った
「さて、俺も戻らんとな」
スラスターから粒子を放出しながら、ピットへ戻って行った
〈Side:ナハト〉
アイズガンダムが、カタパルトに降りると歩いてこっちに戻ってき 機体を量子化させると脇腹を抑えている翡翠が現れた
「翡翠!?」
一夏が翡翠の元へ駆け寄って行った
なるほど、アイツのお人好し故にあんな風になっていったのか・・・・。
「安心しろ、かすり傷だ・・・」
「手から血が見えてるぞ!?」
「まあまあ、アイツがあー言ってるんだ。平気だって」
翡翠は、気遣っている一夏を他所に備え付けの更衣室へ向かう
「さて、崇宮は軽傷だが自分で手当をするとの事だ。オルコットは機体の整備と補給中だ。よって、織斑と夜刀神は先に試合をしてもらうぞ」
「いっくんの白夜なら既に調整が終わったよー?」
「ありがとう、束さん…」
一夏は、生まれ変わった白式もといガンダム白夜を身につける
翡翠のアイズガンダム、ナハトのストライクと同じような全身装甲型のISに仕上がっていた。
面影があるとしたら、バックパックの左右にある大きな翼位である
「箒!」
「な、なんだ!?」
急に声をかけられ、ビクッとする箒
「行ってくる…!」
その一言の後、ガンダム白夜はアリーナへ
〈Side:ナハト〉
「ナハト、大丈夫かい?」
不意に後ろからを声を掛けられたので、振り返ると同じモルゲンレーテでテストパイロットをしている時雨だった
「おいおい、急に声を掛けるなよ。ビックリするだろうが……」
俺は、ストライクのOSを調整しつつ 追加兵装を量子化させていた
8には、それぞれのストライカーパックの出力調整をさせている
「それにしても多いね?新しいパック?」
「あぁ、ストライクは換装対応の可能性をテーマに設計されてるんだ……。にしても、多過ぎだろ……」
「まあ、ストライクは局地戦対応換装がコンセプトだからね。その為の、兵装も多いよ。」
「イコライザが大容量じゃなかったら今頃量子化出来なかったぞ?」
「ふーん、で装備は?」
「6種はある………まあ、何とかなるだろう」
「相変わらず、多いね?」
「そりゃ、新しく送られてきたしよ・・・・・よっしゃ!終わった!」
最後の追加パックの調整が済み、それを量子化させる。
8を持ち、首に下げてあったゴーグルに手を当て ストライクを纏い エールストライカーを装備してからカタパルトに足を固定し
「さて、見せてもらおうか。俺と翡翠、天災の強化したソイツ(白式)の力をよ」
カタパルトから打ち出され、色を暗灰色からトリコロールに変わり、左肩には鴉のエンブレムがマーキングされていた
「待たせたな、一夏?」
「あぁ、大丈夫だ」
一夏は、それなりにリラックスしてる状態だった。
うんうん、俺らのスパルタで少しは余裕が出たか……
まあ、いい兆候だ
「さて、始めようか。IS同士によるとんでもない試合って奴をよォ!」
ビーム・ライフルを一夏に向け 即座に射撃
アラート警告を確認する間を与えない不意打ちで、一夏は避ける間もなく直撃する
「お前、人格変わりすぎだろ!?」
一夏は、第二射からは回避しつつ両腕の装甲パーツからビーム砲を撃って応戦
しかし、ナハトにはそんな直線的な射撃は躱されたり シールドで防がれたりした
「そんな射撃に当たるかよ!!」
「このままじゃ・・・っ!」
白夜の両腕の装甲パーツの砲撃モードから双剣モードに切り替え、両腕から蒼白い高出力レイザーソードが出力され、斬りかかる
対するナハトは、エールストライカーに装備されてるビームサーベルを引き抜き、迎え撃った
両者は拮抗するが、それは僅かな時間だった……
「!?」
ナハトの方が押されていってるのだ
「くっそ!」
(おいおい、冗談キツイぜ!?)
白夜の腕に内蔵されているレイザーソードの出力がビームサーベルよりも高いのである
試合用に出力を下げてはあるのだが、それでもレイザーソードが上回っていたのだ
ナハトが頭部に内蔵されてるバルカンで白夜に撃ちかける
「うわっ!?」
一夏は堪らず、後退してしまった
ナハトはその隙を逃さず、距離を取る
そして、バックパックを排し 一夏に向けてエールストライカーをぶつける
一夏は、両腕の装甲パーツをビーム砲に変形、エールストライカーをビームで撃ち抜かれる
その爆炎の中から、砲弾が飛び出して来た
突然の出来事で、一夏は避ける事も防ぐ事も出来ずに直撃した
煙が晴れると、ストライクの姿は最初と少し変わっていた
両肩には緑色の追加装甲に、両脚と両腰に追加エネルギーパックを備えた装甲にバックパックには右に350㍉ガンランチャー、左は94㍉高エネルギー収束火線ライフル、更にバックパックから伸びる2基の砲塔が搭載されている
〈Side:千冬〉
管制室から千冬と真耶の二人で夜刀神ナハトと弟の織斑一夏の試合を見ていた
「アレって、私との試験の時と同じ戦法……」
「・・・・・・・・」
なるほど、夜刀神の戦法は山田先生から聞いたがストライクには状況に応じて換装し、戦闘に対応するという高い汎用性を持つ
確かに高い汎用性は、様々な戦闘において高い優位性を保つ事が出来る
更に、夜刀神の機体は更に対応可能な追加装備を換装する事で状況に合わせた戦いが更に有利に出来るようになる。
その時、爆煙のの中から砲撃されて吹き飛ぶ一夏
煙が晴れると、右手に装備されている大型火砲から硝煙が上がっていた。
「な、何なんですか!?アレ!?」
山田先生が驚きの声をあげ、千冬は冷静に初めて見る装備を見据えていた
「恐らく、織斑に対抗する為の装備でしょう。資料で見たランチャーストライカーとは少し違うようだが・・・」
〈Side:ナハト〉
「な、何なんだ?」
突然の砲撃で面を食らって吹っ飛ばされた一夏、煙が晴れるとそこにはバックパックの左右から大型火砲が搭載されているストライクが居た
「コレが、バスターストライクだァァァァ!!!!」
左手には高エネルギー収束火線ライフル、右手にはガンランチャー、バックパックから前へはね上げる連装レールガン 全ての火砲を白夜に向ける
「いっ!?」
殺意剥き出しの銃口が、自分に向かってる事を察した一夏は射線から外れようと逃げ始める
「甘いぜ!!ハラショォォォォォォォォォ!!!!!」
全ての火砲からビーム、砲弾が斉射される
更に両肩の装甲が開き、6連装径ミサイルポッドからもミサイルを発射する
一夏は、逃げ惑いながら腕部レイザーソード兼ビーム砲でミサイルを撃ち落とすが、レールガンが着弾するとビームや砲弾も直撃していき、墜落し SEを確実に大きく削られた
「チッ、ミサイルを撃ち尽くしたか。8、切り離し(パージ)してくれ!!」
ストライクの両肩に装着されていたバスターストライカーのミサイルポッド搭載型追加装甲が切り離され、幾分身軽にする
すると、墜落した白夜が飛び上がった
「しぶといよな、お前はァ!!」
その場に落ちていたビームサーベルを拾い、ビーム刃を形成する
対する一夏は、白式からの武装で強化・改造された46式雪片改ニを手にし、斬り掛かる
ナハトは、ビームサーベルで斬り結びながら 好きあらば収束火線ライフルを近距離で射撃を繰り出す
一夏は、雪片でサーベルを受け止めては斬りかかり ビームが来れば雪片でシールド代わりにして防ぐという堅実な戦法を執る
「いい加減、落ちろってんだよ!!」
中々決定打を打てずにしびれを切らしたナハトが、収束火線ライフルを撃ちながら、突っ込んでいく
一夏は、猛攻を防ぐ為に雪片でいなすが迎撃が追い付かずに弾かれ、ナハトがサーベルを横薙ぎで斬りつけた
【そこまで!勝者 夜刀神ナハト!!】
「はぁ、勝てたか・・・・・。」
さっきまでの疲れが一気にドっと来て、少し座り込む
「だーーっ!負けたか・・・・!」
「誰に教えてやったと思ってるんだ?少しは、自己流でやったんだろうが分かりやすいんだよ、お前は」
一夏に近づき、頭部だけを量子化させて ニッと笑い 手を伸ばす
おまけ
〈Side:翡翠〉
「っ・・・・ぐぅ!」
ロッカー室で持ち込んだ応急キットで浅く斬られた所の傷を手当てしていた
簡単に言うと、傷薬を塗りその上から包帯を巻くだけの簡単な応急処置だった・・・・・
しかし
「・・・・・・・上手く出来ねぇ」
そう、崇宮翡翠は包帯を上手くキツく巻けないのである
「どっちが勝つかねぇ、まあナハトが勝つだろうなぁ……」
すると、ロッカー室の扉が開いて、誰かが顔をだけを出し
「た、崇宮君……大丈夫?」
顔を覗かせていたのは、更識簪だった
「簪?あの試合を見てたのか?」
「う、うん。そしたら、崇宮君が脇腹辺りを抑えてたから、心配で……」
「大丈夫だ、かすり傷さ……」
「手伝っても、良いかな?」
「いや、いい。コレは、俺の落ち度だ」
そう、負傷したのは俺の落ち度だ
俺が、あの女の技量を浅く見ていた故の結果なんだ
簪に手伝ってもらう義理は無い
「でも、手伝わせて……!」
「・・・・・・はぁ、分かった。なら、腹回りに包帯を巻いてくれ」
「うん・・・」
結局、簪に応急手当の手伝いをしてもらい 次の対戦までに間に合わせたそうだ
もし、良ければ感想及び評価を頼みます。