超次元ゲイムネプテューヌ ロトの血を引かされし者 作:ただのファンだよ。
「修理、できました」ズーン
ネプギアはゲームセンターで起きた事を未だに気にしていた。
「お、おう、よかったな。これでやっと元の世界に帰れるぞ」
「けど、こっちの世界に来ている間に仕事がたまってると思うと、素直に喜べないんだよねぇ…」
元の世界に帰った後の事を考えため息を吐き愚痴をこぼすネプテューヌ。
そして、それを聞いていたイストワール。
それを聞き、今度はイストワールが愚痴をこぼす。
それを都合の良い返しをするネプテューヌ。
「…コントか」
「ハハハ」
俺の言葉に苦笑いするネプギア。
「さて、次はエネルギーだね」
海男の言葉に一斉に俺を見るうずめたち。
(^ω^#)「おまえら」
「頼む、ロト!
おまえにしか頼めないんだ!!」
「…はぁ、わかった」
「本当か!?やったな、ねぷっち!ぎあっち!」
「デイン」
内心かなり頭にきているロトは、右手に雷が迸る。
おお!!と声が上がるなか、ロトは雷が迸る右手で転送装置に触れる。
すると、転送装置が動きだす。
「それじゃあ、お別れだね。…わたし、うずめたちの事はぜーったい忘れないからね」
「あぁ、俺もだ。ねぷっちたちの事は絶対忘れない」
『ではネプギアさん、わたしの指定する座標をNギアに入力して下さい』
「…あの、いーすんさん。帰るの、もうちょっとだけ待ってもらえませんか?」
(いや、割ときついんだけどコレ)
今、ロトは雷魔法の『デイン』で転送装置に電力を補給しているが、これがまた難しい。
少しでも弱いと機能せず。逆に、少しでも強いとショートしてしまうため、その中間の電力を適確に送っているのだ。
『突然、何を言い出すんですか。ネプギアさん。
まさか、ネプテューヌさんの怠け癖がネプギアさんにまで伝染ってしまっただなんて…。真面目なネプギアさんだけが救いだったのに、ネプギアさんがネプテューヌさん化してしまっては、歴代の女神様たちに会わせる顔がありません』
「あれ、もしかしてわたしディスられてる?」
‘‘いや、そんな事はいいから早くしろ”と思うロト。
「いえ、私はただうずめさんやロトさんのお手伝いを、最後までしてから、帰りたいんです。
うずめさん、私。
あなたたちを最後までお手伝いします」
「…ッ!」
‘‘いらん!早く帰りやがれ‼︎”
喉まで出かかった言葉を必死に飲み込むロト。
今、喋れば集中が切れてしまうためである。
「だから、マジェコンヌを倒して全部解決したら、一緒に私たちの世界に来ませんか?そこのなら、お姉ちゃんもいるし、美味しい食べ物だって、ゲームだってあります。だから、一緒に行きませんか?」
‘‘頭、痛くなってきた。あれ、鼻血?”
限界が近いロト。
「………。…あぁ、なんだ。そういうことか。ねぷっちといい、ぎあっちといい。ほんとこの姉妹は優しいんだな。こんな俺のために、そこまで悩んでくれてさ。ありがとよ、ぎあっち」
「じゃあ!」
「お前の気持ちは嬉しい。…けど、ごめん。一緒には行けねぇ」
‘‘…ん、おかしい。目が霞んできた”
長い集中状態と魔力の消費で意識が朦朧としてきたロト。
「ねぇ、ロト。大丈夫、これ、やばいじゃない?」
鼻血を流しながら目を擦るロトに、気づいたネプテューヌは心配する。
「ど、どうしてですか?こんな誰もいない世界に二人だけだなんて寂しすぎます」
「こんな世界だからだ。それに、今、転送装置を動かしているのはロトなんだぜ?そのロトがどうやってそっちの世界にいくんだ。なぁ、ロ……ト………」
「…?どうしまし…た……か」
ロトの方を向き、固まったうずめを不思議に思い、ロトを見ると。
「ねぇ、ロト!!ロトってば!!!!」
「 」
鼻血を流しながら右手だけは転送装置に触れて電力を供給している状態だ倒れているロトと、そのロトを揺らして呼びかけるネプテューヌがいた。
「「ロ、ロトーーー!?!?!/ロトさんーーー!?!?!」」
ガタン!?
すると、突然施設が大きく揺れ、ロトの手が装置から離れる。ロトの手は装置から離れると少しの間だけピクピク動いた後に動かなくなった。
『ロ、ロトーーーーー!!!!!!!』
ロト君、君はよく頑張った。