超次元ゲイムネプテューヌ ロトの血を引かされし者   作:ただのファンだよ。

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ぼちぼちとはなんだったとか(白目)
VⅡR買った(今更)ので投稿再開。
私の言う投稿再開ほど信用できないものは無いネ。
ロト「そうだな」

マジェ「いや私の名前ェぇェエエえ!?!?」




第二十一話 VS.マジェコング

「「はああぁ!!」」

 

甲高い金属音。槍と剣がぶつかり合い火花を散らす。

マジェコンヌとロト、一度二度三度と交差する二影。

 

「死ねぇい!!」

「断る」

 

ガキィン、ガン、ギャリリ。

マジェコンヌの槍を突き出し、ロトはそれを斬り上げで弾く。

 

「ぬぅおおおお!!!」

「ハーアアアア!!!」

 

繰り放たれる剣と戟、重なる刃の音は百に至る。押し勝ったのはロトだ。槍を弾き、此処だ!と剣を薙ぐ。

咄嗟に後退するマジェコンヌだが、切っ先が僅かに掠り胸に浅い傷ができる。

 

「おのれぇ……ッ」

「俺だけ見ててもいいのか?」

「なに?──ッ!?」

「当たって、ください!!」

 

銃剣『M P B L』から熱線を射つネプギア。

一直線に伸びる奇彩な光線、ロトは既に射線上から逃れておりマジェコンヌにのみ向かう。

 

「ぐぅぅぅ…!!!」

 

槍を盾にしてビームを凌ぐ。幾つにも分散、枝分かれしたビームが彼方此方の地面や岩場を焼く。

 

「るぅおおお!?!?」

 

一際大きく槍を振るいビームを打ち払う。肩で息をするマジェコンヌ。

ふと、自身と周りが暗くなったのに気付いた。影だ、上を見上げると。

 

そこには大きな岩石が。

 

「くらえー!!」

「うわぁああ!?」

 

巨大岩の上にはうずめがおり、岩をマジェコンヌに向けて押し落とした。

 

「ぶっつぶれろ!うりぃぃぃいい♪」

 

マジェコンヌを巨大岩の下敷きにし、更にそこに拳の連打を打ち込むうずめ。最後に強力な一撃を叩き込み、『最高にハイ』とでも言うように両腕を広げ(可愛らしい)奇声をあげる。

うずめの足元からぴきり、と罅が入る音がした。

 

「なぁぁめぇるなぁぁあ!!!!」

「うわー!?」

 

岩が粉々に砕け散り、その衝撃でうずめが吹っ飛ばされるも難無く着地───した後に『おっとっと』とバランスを崩しコケそうになる。

うずめの元にロトとネプギアが近寄る。マジェコンヌの戦闘の開幕で女神化したうずめとネプギア、オレンジハートとパープルシスターが顕現していた。

 

「今のでわかっただろう。諦めろ」

「ほざけ!私は犯罪神、ゲイムギョウ界に終焉をもたらす者だ!!【破滅の導き】!!」

 

マジェコンヌがこちらに手を向ける。マジェコンヌの手先で黒い魔力が爆ぜる。

すると、ロト達の元に赤黒い魔力の芳流。竜巻であり爆発でもあるその魔法はまるで何もかも呑み込むブラックホールのよう。

 

「きゃあ!」

「ぴゃぁー!」

「チィッ」

 

マジェコンヌの魔法にうずめ(オレンジハート)ネプギア(パープルシスター)、ロトの三人がダメージを負う。

 

「いったぁーい!!」

「やってくれたな!」

 

うずめとロトが飛び出しお返しにと技を繰り出す。

鮮やかなオレンジ色の魔力をドリルのように腕に纏わせるうずめ、両手で握った剣の刀身に白の魔力に黒の稲妻を帯びさせる。

 

「必殺パンチ!【夢幻粉砕拳(くるくるドリル)】!」

「覚悟しておけ、【聖魔斬】!」

 

二人の攻撃をガードしようするも叶わずマトモにくらう。

 

「ぐわぁぁああ!?!?」

「撃ちます、ファイア!!」

「あああああー!?」

 

ロトとうずめの二人の攻撃を怯んでいるマジェコンヌをネプギアが銃剣から魔弾を数発射ちマジェコンヌを撃つ。

 

「凍てつけ、『ヒャダルコ』!」

 

地面に手を添え氷の魔法を唱える。

地面をつたい一直線に氷の道路(アイスロード)が伸びマジェコンヌに届くと足先から膝元までを鉄のように硬い氷が凍結、固定する。

 

「そぉれ、うにゃぁああ!

 

スピーカーで増大化した爆音ボイスが衝撃波となりマジェコンヌに浴びせる。

二年以上共に暮らし戦ってきた二人。コンビーネーションは見事なものである。一人少し離れた場所にて銃剣射撃しているネプギアも舌を巻く。

傷やダメージの比率にどんどん差ができ、広がる。マジェコンヌは追いやられる一方だ。

 

「勝敗は決しました!降参してください」

「ほ、ほざけ。オマエらなんぞにこの私が負けるわけが──」

「戯け、これほど差をつけられてまだ力の差がわからない程お前も馬鹿じゃあるまい!」

「ぐ、ぐぅぅ……。ならば!」

 

後方に跳んでロト達から距離を取るマジェコンヌ。

突然の行動、逃げる様子ではないマジェコンヌの行動に困惑しながら警戒を解かずに武器を構える三人。

 

「見せてやろう!我が真の力をーー!!」

 

ブワッと黒い炎のようなモノがマジェコンヌの胸前に現れる。マジェコンヌはその黒い炎を槍を持たない方の手で握り、潰した。

マジェコンヌの握り拳の隙間から漏れて黒の粉塵が一瞬でその質量を増大させマジェコンヌの体を覆い包む。そして粉塵が霧散すると、

 

『ヌァワーハッハッハッハ!』

 

恐らくマジェコンヌが変身したであろうウサギ様な魔女の腰から下が怪物と繋がった姿で現れた。

四本の腕、ギョロリと蠢く単眼の巨大な胴体、背中に羽の様なモノがあり、下半身は首が無い四足歩行の亀に左右に大きく割れた口に見るからに怪物ですといわんようなギザギザの牙。その下半身の先に兎化したマジェコンヌが生えていた。

変身したマジェコンヌの姿に驚愕するネプギア。どうやらネプギアの居た次元(せかい)で戦った敵に姿形が似ているようだ。

 

『ヌーフハハハハ!絶望しろ!恐怖しろー!!』

 

変身マジェコンヌの単眼が妖しく光る、魔力熱が集結している。そしてカッと見開くと閃光が閃いた。

 

「離れろ!」

 

いち早く察知したロトが声を上げる。ロトの声に従い三人が別々の方向へ飛んだ。ロトは左へ、うずめは右斜めへ、ネプギアは上へ。

その直後変身マジェコンヌの単眼から光線が放たれ三人の居た場所へ照射。爆発を起こす、煙が晴れると地面が赤熱し溶解しているのが見て取れる。

 

「なにアレ!?あんなの当たったらうずめ達溶けちゃうよ!?」

『ヌアッハッハッハ!ならこんなプレゼンならどうだぁ?』

 

変身マジェコンヌの四本ある腕、その腕それぞれに魔力の砲弾を灯し投げつけてくる。

 

「あわわわ!」

「危ない!!」

 

うずめに殺到する魔力の砲弾。ネプギアがうずめを押し倒したことで直撃は免れた───が、第二波はそうもいない。

 

『今度はその体勢で避けられるかな!!』

「ッッ!───くっ」

 

マジェコンヌの四本の腕、それぞれから魔力を送りとびきり大きな魔力弾を作る。高笑いをあげながらその大魔力弾を放つ。

二人は今倒れた姿勢。今すぐ起き上がったとしても回避には間に合わずネプギアの下にいるうずめはどうしようもない。ネプギアはうずめを庇うように覆い被さり目を瞑る。

二人を襲い迫る大魔力弾、それに突如剣閃が刻まれる。

左上から右下へ袈裟斬りに、続けて左下から右上へ逆袈裟斬り。

 

───【必殺Vカッター】

 

ロトの奥義が一つ【必殺Vカッター】に大魔力弾は切り裂かれる消失する。

 

「俺を忘れるなよ」

 

ロトの剣を手に握りロトが駆けだす。

変身マジェコンヌが魔力弾を投げつけてくるが隙間を潜り抜けて接近、ジャンプして変身マジェコンヌへ斬りつける。

変身マジェコンヌもロトのジャンプ斬りに眼光線で迎え撃つ。

振り下ろした剣は変身マジェコンヌの眼光線とぶつかり、眼光線を打ち消されロトは吹っ飛ばされる。

両足で地面を削りながら後退、うずめやネプギアの元まで飛ばされる。ちらり視線を二人に配り、そして変身マジェコンヌを見据えて剣を構える。

 

「……『バイシオン』、『ピオリム』、『スクルト』、『ベホマラー』」

「え?これ、は?」

「ロトの魔法だよ」

「ロト、さんの?」

 

ロトが唱えた三つの魔法。『バイシオン』『ピオリム』『スクルト』。筋力上昇、俊敏上昇、耐久上昇の補助系全体魔法。これらの魔法により三人の身体能力が向上。

そして『ベホマラー』。自分を含めた味方全員の傷を癒し体力を回復させる治癒魔法。これにより三人の傷がほぼほぼ完治。

万全以上の状態が整った。

 

「いくぞ」

「はい!」

「うん!」

 

ロトの隣にうずめとネプギアが並ぶ。

変身マジェコンヌもどしんどしん、と四脚を動かし三人と向かい合う。

対面したまま互いに不動。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、数秒か数十秒か数百秒。どれかは定まらないが時間が過ぎ、無音の空間が続く。

そこに、

 

「ねぷうううううううう!?!?」

 

間の抜けた悲鳴が聞こえた。

その場にいる全員の意識が逸れた。全員ということは勿論、敵である()()()()()()()()()

 

「ッッ!」

(今だ!!)

 

それにいち早く気付いたロトが飛び出す。

両の手でしっかりと剣を握り一歩また一歩と速度を増す。

 

『な、なにィ!?』

「はああ!!」

 

一刀一閃。横薙ぎの剣閃が変身マジェコンヌを斬り伏せる。

 

『グワァァア!?!?おこれ、不意打ちとは卑怯な!!』

「いや、お前には言われたくない」

 

最後の一撃は呆気ない

 




次回の投稿はVⅡRの進行が小説に追い付いたら書き始めます
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