怪男子   作:変わり身

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2頁 繋がる華

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コトコト、コトコト。小鍋が煮える。

白い蒸気がもわりと上がり、換気扇に流されどこへともなく消えていく。

鍋の中身は牛肉、白菜、豆腐に糸コン、唐辛子。まぁ普通の肉鍋である。

 

『ほれ、もうそろそろ火ィ止めな。あんま煮立つと具が硬くなる』

 

「はーい」

 

隣に浮かぶ花子さんの言葉に従い火を止める。

 

彼女と出会ってからこちら、僕は料理に関して少々のアドバイスを受けている。

特に今は何時死ぬか分からない環境だ、少しでも美味しいものを食べておきたいと考えるのは至極当然の事だろう。

 

『ならどっかに美味いもん食べに行きゃ良いのに……』

 

「外出て見つかるのも嫌ですし、それに僕はこういう家庭料理が好きなんです」

 

『お袋の味とかかい。はン、男の舌ってのは何時の時代も変わらんねぇ』

 

そんなこんな花子さんと言い合いつつ、めいこさんと共に食卓を囲む。

そこにはもう最初の頃にあったぎこちなさは無い。

家族とまでは行かないが、それなりに気が置けない関係は築けていると思う。

 

『おいしいです。しょっぱいです。そしてほんのりからい、であります。ひー』

 

『そら良かったけどさ、アンタ紙なのにどうやって味分かってるんだい……?』

 

「はは……」

 

……やはり、失いたくないと思った。

 

お婆ちゃんがいなくなってもう手に入る事は無いと思っていた、団欒の空気。

薄氷の上に成り立つそれは誰かが欠けるだけではなく、僕の記憶やめいこさんが燃やされる事でも失われてしまう。

例えそれが犯罪者にとって相応しい結果であったとしても、座して素直に受け入れたくは無かった。

 

「……多分、深く知るべきなんだ。めいこさんの事」

 

『うん?』

 

空になった茶碗を置き、ぽつり。誰にでも無くそう呟いた。

 

『……やる事、決まったんだね?』

 

「ええ。今日一日ずっと考えていましたが、それしか思いつきませんでした」

 

逃亡、迎撃、出頭、観念。その他色々無理難題の艱難辛苦。

限られた、それでいてデメリットばかりの選択肢に必死に頭を悩ませた結果、僕の聡明(で、あるつもり)な頭脳はこれが一番「可能性」のある選択肢だと判断したのだ。

 

『疑。それは、何故でありましょう』

 

「僕と華宮って家、元々は何も接点なんて無かったんだ。でも今はこうして追う者追われる者の関係になってる。その原因は……まぁ、僕の行動なんだけど、起点という意味でいえば」

 

『まぁ、めいこだろうねぇ』

 

そう、僕と華宮を結ぶ存在。それが彼女達が怪異法録と呼んでいためいこさん。

もしかすれば、そこに何か付け入る隙のようなものがあるかもしれない。

例えば――何かもの凄い力が眠ってて、それで「話聞いてくれなきゃ暴走させるぞ!」とか脅して交渉の場に立たせたりとか。我ながら最低の考えだ。

ともかく。

 

「逃げ隠れしたって、やがてその生活は破綻する。立ち向かったってきっと勝てない。僕達が望み通りの結果を得られる可能性は、もう、これくらいにしか無い……のかなぁ、なんて」

 

言ってる内に不安になり、チラリと二人(?)の様子を窺う。すると花子さんは呆れたように苦笑した。

 

『そんな情けない顔するなって。華宮が追ってるもんに目をつけるってのは、多分現状正しい事さ。めいこもそう思うだろ?』

 

『是。本書はあなたの選択に異議を唱えない、であります。むしろ、そう、なんと。お力になるべく、がんばって本書の事を思い出す、であります。むーん』

 

一冊ほど緊張感が欠けているのはさておき、その言葉に少し照れくさくなる。

重荷の共有というやつだろうか。ストレスを一人で抱えず分け合うというのは、僕にとって初めての経験だった。

 

「……まぁ、ありがとうございます」

 

僕は口元を隠すように彼女達から顔を背け、礼を残して席を立つ。

そうして心を覆う暗雲が晴れたような気になって、食器を洗う最中も口端は上がったままだった。

 

 

                      *

 

 

さて。ひとまずの方針は決まったものの、僕に出来る事はそう多くなかった。

 

引き続きの警戒は当然として、花子さんの時と同じく図書館で地域の怪談話の文献を漁るか、パソコンで似たような話を探すか。精々それくらいだ。

当然ながら進展は殆ど無い。一日が経ち、二日が経ち、三日四日と過ぎても手がかりになりそうなものは見つけられず、無為な時間が過ぎていくだけ。

ただ以前と違い、僕に惰性の感情は無い。逆に焦りや逸りが付き纏い、恐怖すらをも伴い僕の背中をせっついている。

未だ花弁の一枚すら見せない華の気配が、そうさせていた。

 

「……これも、ハズレかな」

 

週末の図書館。

立ち並ぶ本棚の隙間にある読書スペースにて。僕は静かに本の表紙を閉じた。

告呂に関する迷信や怪談話を集めた期待度の高い資料だったが、怪異法録という単語や、めいこさんに繋がるような話は一文たりとも記載されていなかった。

 

(……とりあえず目についたのはメモしたけど、望み薄だよなぁ)

 

怪異を操る書物なんて特徴的な方だろうに、その記述が影も形も無い。

よっぽど隠密性に長けているのか、それとも華宮が隠しているのか。

 

(また新聞漁りでもするか? いやでも、余り現実的でもないか……)

 

過去に告呂で起こった様々な事件や災害。その中にめいこさんによって引き起こされた事件があるのかもしれないが、どう見分けろとおっしゃる。

せめてナマハゲのように大っぴらな形で残ってくれていれば助かるんだけど。

メモ帳という本来の用途で使用されているめいこさんを見て、嘆息。

 

『ご、ごめんなさい、であります。本書に記載されている情報が、説明項に許された権限が、もう少し深く、広いものであったならば……くすん』

 

「いやまぁ、別にいいよ。その辺は」

 

こういった場面で役立たずなのは、これまでの経験からよーく理解している。

期待なんて最初からしていないので安心してくれ――そう伝えれば彼女の身体はしんなりと湿り、ベロンベロンに柔らかくなった。気持ち悪っ。

 

(……にしても、思い出すと随分変わったよな。これ)

 

以前の彼女は感情を感じさせる部分など殆ど無く、もっと無機質であった筈だ。

少なくとも、こんな嘆くなんて事は絶対にしていなかったと思う。

 

(きっかけは多分、アレだよな。丸眼鏡の男が出した衝撃波……みたいなやつ)

 

その前にも兆候はあったが、あれを境界として明確に変わった。

感情の発露、或いは霊力の炸裂。そう表現するべき衝撃を受けた前後から今の彼女になった気がするのだ。

別に特に害があるという訳でも無く、個人的にこっちのほうが好ましいので放っておいた事柄ではあるが。

 

(まぁ、アプローチの一つとして考えてみるのもいいか)

 

頭の片隅で考えつつ次の本を手に取り、さっと目次に目を通し。

 

「……お、覚り妖怪」

 

その一角に見覚えのある単語を見つけ、目が止まる。

確か、以前花子さんについて調べている時に見た名前だ。とくに何が気になった訳ではないが、何となくパラパラとそのページを捲り開いた。その瞬間。

 

「っと?」

 

カサリと、めいこさんが揺れた。

 

はてさて今度は何ですか――そこまで考え、思い出す。

確か、以前も同じようなタイミングで反応していたような。

 

「……めいこさん、どうしたの?」

 

『疑? なにがで、ありま しょう』

 

「いや、覚り妖怪がどうかしたのかなって……」

 

『  疑?』

 

しかし、問いかけても彼女は首の代わりに表紙の端を傾げるだけだ。

よく見れば紙面に空白が生まれている気がするが、文章が辿々しいのは今に始まった事ではないし、判断に困る。

 

(……関係ある……のか?)

 

根拠と言える物は無く、調べても時間の無駄になる可能性が高いだろう。

かと言って、このまま流すのも何か気持ちが悪い。

 

「…………」

 

僕は暫く逡巡した後、軽く溜息を吐き別の本へと手を伸ばす。

 

――日本の妖怪図鑑。

それは古今東西津々浦々、日本全国に伝わる多くの妖怪について記された文献であった。

 

 

                      *

 

 

そも、覚り妖怪とは何か。

図鑑によると江戸時代の画家、鳥山石燕による『今昔画図続百鬼』に記述のある妖怪の一匹だとの事だった。

 

猿に似た姿形をしており、山や森林の奥深くに生息し、旅人の心を読む事で隙を作らせ取って食おうとする凶悪な妖怪。

日本各地に伝承の残る、妖怪の中では比較的メジャーな存在といえるだろう。

 

「……で、だからどうしたっていう」

 

図書館帰りの夕焼け小焼け。優しい赤に染まる道を歩きつつ、溜息。

一応覚り妖怪について詳しい事は分かったけども、めいこさんとの繋がりは分からず終いだ。何というか、徒労感が凄い。

 

『んー、心を読むとか、一応共通点はあるっぽいけどねぇ』

 

「え? ……ああ、思考読みメモの事ですか」

 

地面から頭だけを出した花子さんの言葉に頷く。

心を読む。思考を読む。成程、確かに共通した能力と言えなくもないだろう。

 

(……そうなると、怪談収集の能力に関してもか?)

 

以前受けためいこさんの説明曰く、怪談とは無数の人々が語った噂や迷信が言霊としてその土地に宿った的な感じの物であった筈だ。

それを収集し記載するという事は、言い換えれば無数の人々の意識を――心を読んでいるとも表現できるのではなかろうか。

まぁ、人か土地かで結構な違いはあるけれど。

 

「ねぇ、本当に思い当たる事無いの?」

 

『……ごめ んなさい。何度、問われて も 分から ない。で、あります』

 

めいこさんに再三問えば、やはり文章に空白が生まれていた。

どう見ても気のせいでは無い……そうは思うが、何度訪ねてもこの返答のまま変わらないのだ。

これ以上強く問い詰めても、果たして意味があるのかどうか。

 

『ちょっと時間置いてみたら? 焦ってるってのもあるかもしんないしさ』

 

「……まぁ、そうですね。何度も聞いてごめん」

 

『 い え。こちらこそ、おちからになれず、であります……』

 

とりあえず、覚り妖怪の事は一度忘れた方が良いのかもしれない。

僕は花子さんに同意を返し、小さく震える手帳をあやすように一撫でしておく。

そうして何となく気まずい空気の中、花子さんの指示に従い歩き続け――。

 

「……あぁそうだ、もう一個聞きたい事があったんだけど」

 

さやまの森の横。山原の消えた例の小路に行きがかった際、もう一つの疑問が蘇る。即ち、めいこさんが今のポンコツになった理由についてだ。

空気を変えるには良いだろうと、世間話のノリで話しかける。

 

『ええと、今度は、何でありましょうか?』

 

「いや……あの丸眼鏡の男の衝撃波を喰らった時から、かな。あんた何かバグってるよね。あれ何が起こったのか、今になってちょっと気になって」

 

『ばぐ……』

 

「文字が乱れてる。おかしくなってる。無機質さが消えた……まぁ、そんな感じ」

 

めいこさんは僕の言葉に文字を止めると、そのまま反応を示さなくなった。

呼びかけても振っても折り曲げても特に動かず、花子さんと二人見合わせる。

 

「あの、別に責める気ないから、無いんなら無いってハッキリ……」

 

『――ゆめ。とも言うべき何かを。そう、見たの、であります』

 

突然、そんな一文が浮かんだ。

 

「夢?」

 

『そも、あなたが言っている衝撃波とは、霊力の炸裂。つまりは、霊魂の抱く感情の暴発、であります。そして、当夜に該当する霊魂が放ったそれは酷く濃く、そして強大であった』

 

「まぁ……人間一人が吹き飛ばされたくらいだものね」

 

あの男は大量の泥を吐き、怨霊と呼ぶに相応しい様相を呈していた。そんな彼の抱く情念が小さい筈が無い。

 

『本来であれば、外部からの霊的干渉に対し、本書は耐性を備えています。しかし、あなたの霊力が味噌っかすである為、本書は間近で炸裂した霊力を防ぐ事が出来ず、そう、いわばアテられてしまったの、であります』

 

「味噌っかすって単語好きだよねあんた」

 

『おみそしるが、すきです』

 

聞いてねぇよ。

 

『ともあれ、その際に何かしらの影響を受けてしまったものと思われます。おそらく、きっと』

 

「何か頼りないなぁ……それで、夢ってどんな内容の物を見たんだよ?」

 

以前僕が見た花子さんの過去のように、丸眼鏡の男の過去でも見たのだろうか。

あの無機質な文面をここまで崩す程だ、余程ショッキングなものだったのだろう――そう思っていたのだが、めいこさんの反応は淡白なものだった。

 

『森、であります』

 

「へ?」

 

『木々の生い茂る森の中。詳細不明の老年男性が……誰かに、そう、誰かに、語りかけている……たぶん、そんなゆめだったように、おもいます』

 

「……?」

 

その文面はどこか自信の無いような空気を纏い、彼女もよく覚えていないのだろうと伺える。

……何だろう。文面に空白とは違う違和感を覚えたのだが、気のせいかな。

 

『この辺りで森って呼べるくらいの場所って言うと、そこのさやまの森くらいだけどねぇ』

 

肩口からめいこさんを覗き込んでいた花子さんが、ついと塀の外側を見つめる。

つられて目を向ければ、そこにあるのは鬱々と繁る蒼。近隣住民にとってのタブーにも等しいその場所は、相も変わらず陰気な空気を撒き散らしていた。

 

(……森と、老人……)

 

心中で呟き、反芻する。

 

『……ん? どうした、何か心当たりでもあるのかい』

 

「いえ……」

 

心当たりとまでは行かないが、引っかかるものはあった。

けれど、それが上手く言葉に出来ない。どうしたものかと口をまごつかせ、助けを求めるように森林を眺め、

 

 

 

 

                 (――ぁ  い、め   ……ぅ    お)

 

 

 

 

「――――ッ!?」

 

 

――深く、昏い蒼。そこに潜む【何か】と、目が合った。

 

 

そして同時に強烈な存在感が僕の身体を通り抜け、一拍遅れて衝撃が奔る。

 

痛みは無い。頭が、腕が、足が、臓物が、肉が骨が血が皮が髪が細胞の一片ですらも骨から剥離し、流れ誘われていくのだ。

 

向かう先は遥か後方、刻の彼方。

 

既に棄てられた、ぬばたまの夢へと。僕の意識/魂は、引きこまれ、そして。

 

そして。

 

そして――――。

 

 

 

 

 

 

 




                      ■


幼子が見目麗しき少女へと成長し、私の身体が碌に動かなくなった頃。一人の女性が私達の下を訪れた。

私の既知であり、協力者だった女だ。
他人に不信感を抱いていた私であれど、彼女を完全に拒む事は出来なかった。

異能により彼女の心を見通していた筈のあの子も悪意は感じていないようで、その日は久方ぶりに他人との触れ合いを楽しんだ。
女は徐ろに口を開き、語った。何の事は無い、かつて住んでいた村を困らせているという悪質な怪異の話だ。

女はそれを討伐するに辺り、あの子の力を借りたいと言ってきた。
当然、私は止めたとも。命の危険があると、お前を排斥した奴らの為に頑張る事は無いと。何度も、何度もだ。
しかしあの子はそれを聞かず、自分が力になれるならと笑った。

――私、あの人達の嫌な顔だけじゃなくて、笑った顔も見てみたかったんだ。

……私には、その言葉を遮る事が出来なかった。

あれ程傷つけられてなお抱けるその想いを、一体誰が止められるという。
黙りこむ私を他所に、女はその子の言葉に真摯に頷いた。
そうして懐から取り出した一枚の花弁を差し出し、私が止める間も無く彼女に呑ませ……。


呑ませ、た。
そう、そう、だ。呑ませたのだ。
見送ったのだ。私はそれを。

何故、そんな、馬鹿な事。
悔やんでも、私は、あ、ああ、あ……。


「 ぃ で    ……ぁ  ……」


……嗚呼。嗚呼。嗚呼。

私は、本当に、愚かであった。


                      ■


『――おい、大丈夫かいアンタ。ねぇちょっと!』

「っ!」

パチン、と。泡沫が割れ、意識が脳に回帰する。
気づけば塵より細かく分解された筈の身体は元に戻り、尻餅をついていた。じんじんとした痛みが腰に伝わり、顔を顰める。

『一体どうしたのさ、いきなりぼうっとしたと思ったらへたり込んで』

「え……?」

見上げた花子さんは訝しげな表情を浮かべてはいるものの、僕の身体が粉々に吹き飛んだ事に対する反応らしき物は無い。
……咄嗟に【何か】と目が合った場所を確認しても、何も、居ない。

(幻覚、いや白昼夢……?)

しかし、そうとするには余りに生々しく思えた。軽く頭を振って意識をハッキリとさせても、先の記憶は薄れないままだ。

――否、それ所か、むしろ。

『……風邪でもひいて熱でも出た? 調子悪かったら無理しちゃダメだよ』

「え? あ、ああいえ。何ていうか……逆にすっきりしてます、多分」

『すっきりしてる子は尻もちつかないと思うがねぇ……』

心配そうにこちらを慮る花子さんを他所に、再びさやまの森を見る。

(……森。老人を語り部とした、夢)

そうだ。何時だったかは覚えていないが、僕はこれまで二回程、同じような夢を見ていた筈だ。
単なる微睡みの無意識。意味のないものだと思い、記憶に残す事すらしていなかった。

けれど花子さんの一件からこちら、僕は他者の過去を夢として観察できる場合があると分かっている。
おそらくめいこさんの能力の一端なのだろうが――あの夢もまたそのパターンだと考えるならば、どうだ。要素的には矛盾は無い、と思う。

(いや、でも。だとしたら、僕は誰の記憶と繋がっている?)

最初に夢を見た時期と花子さんと出会った時期を考えると、彼女の物では無い。
かと言って、登場人物の特徴からして丸眼鏡の男の物でも無い筈だ。

(……それに、もう一個)

例の夜。歌倉女学院での騒動の中、転がっためいこさんを拾おうとした際に華宮の少女が口にしていた言葉が蘇る。

――これが、サヤマの怨念。

「…………」

偶然の一致、なのだろうか。
どうしてもそうは思えず、先程【何か】が潜んでいた筈の『さやまの森』の暗がりを注視する。
そこは先程と同じく、視線も人影も無く、ただ鬱蒼とした茂みが広がるだけで。

……無意識の内に一歩、後退っていた。

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