問題児たちが異世界から来るそうですよ?ーいえ、ただの変態ですー   作:零崎良識

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「打倒魔王ってモテそうだよな」とか考えてました

「なんか隠してるよなー」

 

「オマエもそう思うか?」

 

「オマエじゃなくて睦月って呼んでくれよ十六夜」

 

「ああ、睦月もやっぱそう思うか?」

 

「だろうねー」

 

黒ウサギは先ほど十六夜が倒した蛇神にギフトをもらっている。これは睦月が「負けた直後の今なら普通より良いものがもらえるんじゃね?」といい黒ウサギがそれに異常なほと反応したからなのだが。

 

「オイ黒ウサギ。オマエ俺達に何を隠してる?」

 

(そんな聞き方で教えてくれるのか?)

 

と、睦月は内心思っていたが答えなければ協力しないとでも言えばいいかと思い十六夜の援護をする事にした。

 

「そうだな。まず俺達を呼び出した理由だが………善意だけって言うのはまずないな。おそらく異世界から呼び出さなきゃいけないほど人手不足って所か?」

 

一方黒ウサギは固まっていた。まあ呼び出して数時間の俺達に見破られればそりゃ驚くだろうさ。

 

「いつから気づいてたんですか!?というより戦闘狂の十六夜さんやただの変態だと思っていた睦月さんに見破られるとは………」

 

コイツ俺らをなんだと思ってたんだ?まあ十六夜が気づいてたのには俺も少なからず驚いたが。

 

「黒ウサギもそう思うか?コイツただの変態じゃなかったんだな」

 

ヤハハ、と笑う十六夜。ちくしょう!!!

 

「とりあえずきちんと説明しな。それを聞いてからどうするかは決める。十六夜もそれで良いだろ?」

 

「ま、状況が分からなきゃどうにもならねえからな。せめて俺を楽しませてくれよ?」

 

「………分かりました。それではこの黒ウサギもお腹を括って精々オモシロオカシク我々のコミュニティの惨状を語らせて頂こうじゃないですか」

 

 

 

   ★☆★☆

 

 

 

「な、なんであの短時間に“フォレス・ガロ”のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」

 

「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています」」」

 

「黙らっしゃい!!!」

 

あれから結局黒ウサギに協力することになった俺と十六夜は他のメンバーと合流したのたが他コミュニティとギフトゲームをするという面白い展開になっていた。

 

「別にいいじゃねえか。見境なく選んで喧嘩売ったんじゃないんだから許してやれよ」

 

「い、十六夜さんは面白ければいいと思っているかもしれませんがこのゲームで得られるものは自己満足だけなんですよ?この“契約書類”を見てください」

 

「まあまあ暗い話はお終いにしよう。どうせやめられないしやめるつもりもないんだろ?」

 

黒ウサギが説明しようとするが睦月が割ってはいる。

 

「勿論よ。それにあの外道が私の活動範囲で野放しにされることも許せないの。ここで逃がせばいつかまた狙ってくるに決まってるもの」

 

「僕もガルドを逃がしたくないと思っている。彼のような悪人は野放しにしちゃいけない」

 

飛鳥とジンの言葉に黒ウサギは諦めたように頷いた。

 

「はぁ~………。仕方がない人達です。まあいいデス。腹立たしいのは黒ウサギも同じですし。“フォレス・ガロ”程度なら十六夜さんが一人いれば楽勝でしょう」

 

しかし、

 

「何言ってんだよ。俺は参加しねぇよ?」

 

「当たり前よ。貴方なんて参加させないわ。勿論貴方もよ」

 

「俺も十六夜と同じで参加するつもりなんてないよ。これは君らのケンカだからね」

 

フン、と鼻を鳴らす二人と苦笑いをする一人。黒ウサギは慌てて食ってかかる。

 

「だ、駄目ですよ!皆さん同じコミュニティの仲間なんですからちゃんと協力しないと」

 

「そういうことじゃないんだよ黒ウサギ」

 

睦月も十六夜も真剣な顔をしている。

 

「いいか?この喧嘩はコイツらが売った。そしてヤツらが買った。なのに俺が手を出すのは無粋だって言ってるんだよ」

 

「あら分かっているじゃない」

 

「………。ああもう好きにしてください」

 

はやくも問題児達に振り回される黒ウサギだった。

 

 

 

 

 





サブタイむずいなぁー

というわけで次回はあの和装ロリが出てきます!

変態と変態が交差するとき物語の終わりが始まるのか、始まりが終わるのか。

まあとりあえずまた次回!
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