問題児たちが異世界から来るそうですよ?ーいえ、ただの変態ですー 作:零崎良識
シリアスってわけでもなくギャグにも出来ない……
というか文才が足りない……
「先手は譲るぜ白夜王」
「そうか、ならこの一撃で降参させてやろうかの」
その声と共に白夜叉が扇子を振るう。それと同時に大量の水がうねりをあげて睦月に襲いかかる。しかし、睦月は動いてもいないのにまるで水が意志を持っているかのように睦月を避けていく。
「一体何をしたんじゃ?」
「何もしてねえよ。わざと外してくれたんじゃないのか?」
睦月の挑発にもう一度同じことをするが、同じように避けられてしまう。
「やっぱりな」
「なんのことじゃ?」
睦月の呟きが聞こえたらしく、白夜叉が不機嫌そうな声を出す。
「普通に考えれば俺と白夜叉には十回戦って十回とも白夜叉が勝つくらいの差がある。だからこそ、白夜叉お前は俺に勝てないよ」
「どういうことじゃ?」
「俺のギフト『凶運』は普段は不幸になる程度しか効果は無いのに元いた世界でケンカばっかしてたせいで戦闘に特化したギフトになっちまったんだ。そして戦闘に関してはなるようにならなくなるっていう効果が発揮される。まあ端的に言えば逆説的に出来ないことが出来るようになったりするってことだ」
「そんなことがありえるのか?」
「まあ実際出来てるからな。さてどうする?」
「なにがじゃ?」
「このまま続けるかって意味だが?まあいい。白夜叉が全力で攻撃すれば凶運が働かず俺を殺せるかもしれないぜ?まあそしたらルーキーを殺した使命なき階層支配者になっちまうな?」
「…………」
「それともこのまま降参してルーキー相手に降参した誇り無き魔王になるか。好きな方を選べよ」
「フフ……アハハハハ」
「どうした?」
「おんしホントに面白いのう、うむわしの負けじゃ」
「いいのかよ?」
「なにか勘違いしておらんかの?わしはルーキーに勝ちを譲ってやった心優しい先輩じゃぞ?」
「そういうことかよ………。まあ『凶運』を持った俺が究極の二択を用意したところで最善の三択目があるのなんて当然か。まあ戯言だけどな……」
「おんしは最強の階層支配者であるわしに勝ったんじゃぞ?もう少し喜ばんか」
「うっせ。つか報酬決めてなかったんだがどうすんだ?」
「命を懸けたゲームじゃったからの、わしに出来ることならなんでもしてやれるぞ?」
「なら“ノーネーム”の復興を出来る限り手伝ってやってくれ。勿論無償で」
「そんなことでいいのかの?おんしに神格を与えることも出来るぞ?」
「いいんだよ、最初からこのつもりだったし」
「そうなのか?」
「俺は自分勝手でマイペースだからな。けど“ノーネーム”の奴らは仲間だと思ってるし、十六夜が水樹を手に入れたとき黒ウサギも嬉しそうだったから俺もなんかしようと思っただけだ」
「そうか、わかった。この白夜叉に任せろ!それに今回はお互い全力じゃなかったからのう。次は本気でやりあおうぞ」
「階層支配者がルーキーに本気のケンカを売るなよ」
白夜叉の最後の言葉には睦月も苦笑いするしかなかった。
★☆★☆
「睦月さん!一体何やってたんですか!?」
「白夜叉と決闘してたんだよ」
睦月がノーネームへと帰るとフォレス・ガロとのギフトゲームも終わったらしく全員が集合していた。
「おいおい、ずいぶん楽しそうなことやってたんだな。なんで誘わなかったんだ?」
十六夜は睦月だけが楽しそうなことをしていたことに不機嫌になっていた。
「悪かったよ。黒ウサギ、決闘に勝った報酬で白夜叉が“ノーネーム”復興に無償で協力してくれるから必要な物は白夜叉に頼んでくれ」
睦月がそういうと飛鳥、耀、黒ウサギ、ジンは驚いた顔をし、十六夜は見定めるような目つきで睦月を見ていた。
如何でしたでしょうか?
ホントこんな駄文をお気に入り登録していただいてる方には感謝してもしきれません。
ホントはこの回は自分が書いていたいーちゃんと問題児のクロスでやりたかったネタです。
気づいた方もいるかもしれませんが、『凶運』は『無為式』を元にしてます。
今回は戦闘というより交渉でしたけど次回はちゃんと頑張りますんで………
言い訳をするとこれいーちゃんで考えてたネタでしてね、いーちゃんに戦闘とか期待できないんでこんなんなったんですよ。それを微妙に修正してた結果こうなったわけでして……………
何がいいたいかというと次回からはホント頑張りますんでどうか見捨てないでー(゚Д゚;)
というわけでこの先の展開を色々考えるのにちょっと時間掛かるかもデス。
ではまた次回!
感想等お待ちしてます