ある朝のこと
コンコン
瑞鳳「提督、おはようございます♪朝食に卵焼き作ってきました♪」
提督「…」
瑞鳳「提督ー?」
コンコンっ
瑞鳳「寝てるのかなぁ…開けますよー!」
ガチャ
瑞鳳「提督ー」
ベチャ
瑞鳳「え?」
下を見ると真っ赤な液体が床に流れていた。
その血溜まりの中心に目をやる。
瑞鳳「え…うそ…」
パリーンッ!
そこには血を流して倒れている提督がいた。
瑞鳳「イヤァァァァ!提督!そんなっ!誰か!」
ドタドタ!
バンッ!
鳳翔「どうたんですか!?…っ!?これは!」
瑞鳳「提督が…提督が…」
鳳翔「落ち着いてください!」
そっと首に手を当てる。
鳳翔「…っ!大丈夫です!まだ息がある!すぐに医務室に運びます!」
その後鳳翔の迅速な判断と行動により提督は一命を取り留めた。
その頃…
T「今頃はあの生意気な子供もお陀仏だろうよ」
長門「悪趣味だな」
T「そんな俺に惚れたのはどいつだ?」
長門「…」
T「素直になれ」
モミモミ…
長門「んっあっ…わた、しです…」
T「それでいい」
そして元の鎮守府に戻る
明石「このガラスの割れ方と傷跡をみると何者かによる銃撃の可能性が高いです」
長門「銃撃だと!?では、何者かによる暗殺!?」
陸奥「まぁ、あの歳で大将にまでなれば妬む者もいるかしらね」
大淀「直ちにあらゆる痕跡を探し出し、犯人特定に持ち込みます」
長門「ああ頼む」
陸奥「それで提督の容体は?」
大淀「子供の体であの量の血は流しすぎです…まだ安心はできません」
陸奥「そう…」
吹雪達の部屋では
吹雪「司令官大丈夫かな?」
睦月「心配だね…」
夕立「今度お見舞いに行くっぽい〜」
金剛達は
榛名「提督が撃たれたって…」
比叡「ひえぇ…本当なの!?」
霧島「朝から瑞鳳から聞きました。第一発見者だそうです」
金剛「…っ!チョット行ってくるネ!」スタタタ!
病室
金剛「そんなっ…」
目の前には多数の輸血のチューブを付けられ心拍数ともに危険な提督が眠っていた。
金剛「あ…て、いと、く…」
金剛の目から熱い者が頬を伝い流れ落ちる。
金剛「最近耳かきとかしてくれたじゃないデスカ…グスッうわぁぁぁぁんっ!」
そっと提督の手を握りひたすら提督が目がさめるようにと願う。
大淀はというと…
大淀「これは…っ!?たしかこの銃弾を使用しているのは!」
ドタドタ!
大淀「長門さん!」
長門「なにかわかったのか!」
大淀「はい!この銃弾はある一つの鎮守府でしか使用していない銃弾です!」
長門「まて!今鎮守府と言ったか!?ではまさか!同胞がやったというのか!」
大淀「残念ですが…間違いありません…」
陸奥「で、その鎮守府は?」
大淀「それが…吹雪さん出身のところの者でした」
陸奥「まさか!じゃああの子が!?」
長門「それはないな。たしか提督はあの鎮守府の提督のことをクソ提督と呼んでいた。となると」
陸奥「そこの提督ってわけね」
長門「このことはまだ内密にしておこう」
陸奥「そうね…変に漏らせばどうなるか…」
長門「大淀もご苦労だった。しかしこのことは」
大淀「はい、無論他言無用です」