椎名提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

13 / 49
第13話 思い出

金剛に連れられ鎮守府の中庭の木陰に連れられた。

 

提督「ここは?」

 

金剛がそっと木陰に横座りになる。

 

金剛「テートク、どうぞデース」ポフッポフッ

 

提督「え?」

 

金剛「早くするデース!」

 

提督「は、はい」ポフッ

 

金剛「こうやってよくここで膝枕してたんデス」

 

提督「たしかに…どこか懐かしいです」

 

金剛「ワタシもテートクの記憶が戻るように協力するデース!」

 

提督「ありがとうございます」ニコッ

 

金剛「あ…グスッ」

 

提督「え、あ、あの金剛さん?」

 

金剛「ゴメンナサイネ。よくそうやって笑ってくれたんデース」

 

提督「そうだったん…ですか…あ、そういえば…」

 

金剛「?」

 

提督「数日ほど前に誰かに飛びついて…それで目が覚めたら黒い髪の人と金色の髪の毛の人がいたような…」

 

金剛「っ!?ちょっと待っててクダサイネ!」スタタタ!

 

それからまもなく愛宕と吹雪を連れて帰ってきた。

 

金剛「この2人じゃないデスカ!?」

 

提督「あっ!はいっ!そうです!」

 

愛宕「あらあら〜♪お名前までわかるかしら?」

 

提督「す、すいません、名前は…まだ」

 

愛宕「すぅ、ぱんぱかぱーん♪愛宕でーす♪」

 

吹雪「あ、え、えと!特型駆逐艦の吹雪です!」

 

提督「あた、ご…ふぶ、き…なにか引っかかる…」

 

金剛「shit!もう少しだったのに!ブッキーに愛宕thank youデス!」

 

愛宕「いいのよ〜♪提督もゆっくりでいいから思い出してね♪」

 

吹雪「あ、あの!記憶がなくても司令官は司令官ですから!」

 

提督「みなさん、優しいですね…」

 

金剛「もちろんネ!次行くデース!」

 

提督「は、はい!お願いします!」

 

そう言って今度は食堂に来た。

 

金剛「へい!鳳翔!テートクの大好物頼むネ!」

 

鳳翔「わかりました!お任せください!」

 

それから数分後

コトっ

 

鳳翔「どうぞ」ニコッ

 

金剛「さ、レッツeatネ!」

 

提督「で、ては…ハムッ」

 

鳳翔、金剛「…」ジーッ!

 

提督「おい、しい、ですグスッ」

 

金剛「ワッツ!?どうしマシタ!?」

 

鳳翔「大丈夫ですか?」アワアワ

 

提督「あ、はい…グスッ、なんだかこの味凄く優しくて…」

 

鳳翔「クスッ」ギュっ

 

提督「ふぇ?あ、あの」

 

鳳翔「なんだかわかりませんけどこうしたくなりました」

 

提督「なんだか…暖かいです。あ、おかゆを作って貰った…」

 

金剛「あと一押し!」

 

榛名「あ、お姉様」

 

提督「…は、るな…」

 

金剛「!?テートク!今なんて言ったネ!?」

 

榛名「いま、名前…」

 

そして周りを見ながら提督は言った。

 

提督「目の前にいるのは紅茶が大好きで僕の大好きな金剛さん、そこに立っているのが優しくて面倒見の良い榛名さん、そしてこの優しい雑炊のように、優しく、母性溢れる鳳翔さん」

 

一同「!?」

 

提督「ただいま戻りました!僕は椎名元輝大将!」

 

金剛「て、とく…テートク!」ムギュッ!

 

提督「えへへっくすぐったいですよ」

 

榛名「良かった…グスッ」

 

鳳翔「おかえりなさい…提督…グスッ。っはぁ!今夜は張り切りますよ!ってあれ?提督は?」

 

金剛「アレ?今抱きしめてたのに」

 

榛名「さっきそこからスポッと抜けて走って行きましたよ?」

 

鳳翔、金剛「どこに!?」

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。