朝の休憩を取っている時だった
コンコン!
吹雪「提督、吹雪です」
提督「あ、はいどうぞ」
吹雪「失礼します!あの、お客様がおみえになっています」
提督「?どちらさまですか?」
吹雪「それが…あ!ちょっと!」
突然知らない女性がはいってくる。
???「元輝!やっぱり元輝だ!やっとあえたね!」
提督「え、あ、あのあなたは誰ですか?」
雪菜「しっかりしてよ!元輝のお姉ちゃんだよ!椎名雪菜!おぼえてないの!」
提督「ゆき、な?すいませんほんとにわからないんです」
吹雪「も、もう遅いとおもうんですけどお姉様らしいです…」
雪菜「でも良かったあえて!」ギューッ
提督「!?はなして!」ぐいっ!
雪菜「元輝…?」
提督「出て行ってください!なんなんですか!くるなりお姉ちゃんとか抱きついたりして!不愉快です!吹雪さん!お願いします!」
雪菜「元輝!」
吹雪「雪菜さん!落ち着いてください!提督も驚いてるんですよ!ここは一旦引きましょう。ね?」
雪菜「…っ!わかりました…」
とりあえず客室に連れて行くことにした。
吹雪「お茶どうぞ」ニコッ
雪菜「あ、ありがとうございます…」
吹雪「厚かましいかもしれませんが事情を伺っても?」
雪菜「…私と元輝の生まれた家は貧しくて。それで父と母が軍学校にいれておけば全寮制だしお金も全部軍が負担してくれるということで4歳で元輝を軍学校に入れたんです。私は幸い女だし当時もう10歳だったので1人くらいなら面倒みきれるということで残りました。その後両親の仕事の収入が安定していました。ですが…元輝のことはもうみんな忘れようとしていて、話を出すのも出来なかったんです」
吹雪「それじゃ、帰らせてあげてなんて言えませんよね」
雪菜「はい、それで私は高校をでてすぐに就職したんですけど軍病院の看護師でして、そこで椎名元輝という提督が大将をここでやっていると聞いてまさかと思ってきてみたんです。それで…今に至ります」
吹雪「なかなか複雑ですね…」
雪菜「おそらく元輝も気がついたら軍にいたというようなものでしょうね…私のことも忘れていてもおかしくはない…」
吹雪「なにか写真とかはないんですか?」
雪菜「残念ですがうちにそんなお金なくて…」
吹雪「なんとかして思い出してもらいましょうよ!」
雪菜「でも、どうやって」
吹雪「なにか思い出は!」
雪菜「んー…あ、よくおにぎりとかお菓子を作ってあげました!」
吹雪「それです!さっそくやりましょう!あ、でもまずは親近感を築くためにも信頼関係からです!」グッ!
雪菜「信頼関係…たしかに!」
吹雪「心痛むかもしれませんが初対面っという感じで顕著にいきましょう!」
雪菜「がんばります!」
その頃提督は
長門「それはたしかに怒るな」
提督「でも、僕、子供の頃の記憶がないんです」
長門「まえの記憶喪失でか!?」
提督「そうじゃないですよ。物心ついた頃にはもう軍にいたので」
長門「ならそれ以前にか…たしかにそれでは記憶に残らんな」
提督「でも、ほんとに姉だったら少し、悪いことをしましたね」
長門「なに、本当の姉ならそんなことくらいで怒ったりはしないさ」ナデナデ
提督「あうっ」