その日の夜いよいよ作戦決行の時が来た。
ビシャーンッ
提督「ヒッ!?」
雪菜「やっぱり」クスッ
提督「あ、雪菜さん」
雪菜「そうやって怖がってたから、昔ね」
そう言うとそっと提督の横に入りそっと抱きしめる。
提督「あ…」
その時提督の脳に夢の光景と記憶がぶつかる。
提督「あの夢、そしてこの感じ…」
徐々に記憶が蘇ってくる。お菓子やおにぎりを食べたこと、こうして雷の日一緒に眠ってくれた日々。一緒に過ごしたごく僅かな時間。すべてが蘇っていく。
雪菜「?どうしたの?」
提督がそっと顔を見つめる。
提督「おねえ…ちゃん?」ウルウル
雪菜「?元輝?」
提督「思い…出した。お姉ちゃん!」ムギュッ!
雪菜「?!おかえり!元輝…!グスっ」
提督「姉ちゃん!会いたかったよ…!グスっ。寂しかった…うわぁぁん!」
雪菜「ごめんね…!ごめんね…!寂しかったね…!もう大丈夫だよ。お姉ちゃんがいらからね」ギューッ
提督「ひっ…ぐっ!お姉ちゃん!お姉ちゃん!うわぁぁん!」
雪菜「元気で良かった…!ほんとに…良かった…!」
提督「もう、1人にしないでね?グスっ」
雪菜「うん!約束!」
提督「お姉ちゃん…」
雪菜「ん?」
提督「眠い…」
雪菜「よしよし」トンットンットンットンッ
提督「スゥー、スゥー」
雪菜「元輝…」ギュッ
そしてその日の翌朝。
提督「スゥー、スゥー」
雪菜「久しぶりだな、こうして元輝の寝顔見るの」ナデナデ
提督「にゅー…おねぇひゃん」キュッ
雪菜「ふふっ♪かわいいんだから♪」
そして朝ごはんの時
提督「お姉ちゃん!ごはんいこ!」
雪菜「はいはい♪ちょっとまってってば」クスッ
吹雪「あ!雪菜さん!その様子じゃ」
雪菜「はい♪思い出してくれました!ほんとなんとお礼を言って良いのか!」
吹雪「そんなっ!おれいなんて」カァァッ
提督「お姉ちゃんまだー!?」
雪菜「じゃあいきますね」
吹雪「はい!」
こうしてまた一つ提督は記憶を取り戻し新たな一歩を踏み出した。
金剛「ぐぬぬぬ…私だって負けてられないネ!」
比叡「ひぇぇ…わ、わたしも!」
榛名「ですが今は2人きりにしてあげましょう」
霧島「その通りです!ようやく出会えた2人、提督にとっては本当の家族がかえってきたんですから♪」
長門「しかしあんなに楽しそうにしている提督は初めて見たな」
陸奥「あら?嫉妬ー?」クスクス
長門「なっ!」カァァッ
赤城「すこしやけ食いしちゃいます!」ムスッ
加賀「赤城さん食べ過ぎると体重が…」
赤城「関係ありません!」プンプン!
加賀「やれやれ」
鳳翔「仕方ありませんよ」ニコッ