椎名提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第21話記憶奪還大作戦!2

その日の夜いよいよ作戦決行の時が来た。

 

ビシャーンッ

提督「ヒッ!?」

 

雪菜「やっぱり」クスッ

 

提督「あ、雪菜さん」

 

雪菜「そうやって怖がってたから、昔ね」

 

そう言うとそっと提督の横に入りそっと抱きしめる。

 

提督「あ…」

 

その時提督の脳に夢の光景と記憶がぶつかる。

 

提督「あの夢、そしてこの感じ…」

 

徐々に記憶が蘇ってくる。お菓子やおにぎりを食べたこと、こうして雷の日一緒に眠ってくれた日々。一緒に過ごしたごく僅かな時間。すべてが蘇っていく。

 

雪菜「?どうしたの?」

 

提督がそっと顔を見つめる。

 

提督「おねえ…ちゃん?」ウルウル

 

雪菜「?元輝?」

 

提督「思い…出した。お姉ちゃん!」ムギュッ!

 

雪菜「?!おかえり!元輝…!グスっ」

 

提督「姉ちゃん!会いたかったよ…!グスっ。寂しかった…うわぁぁん!」

 

雪菜「ごめんね…!ごめんね…!寂しかったね…!もう大丈夫だよ。お姉ちゃんがいらからね」ギューッ

 

提督「ひっ…ぐっ!お姉ちゃん!お姉ちゃん!うわぁぁん!」

 

雪菜「元気で良かった…!ほんとに…良かった…!」

 

提督「もう、1人にしないでね?グスっ」

 

雪菜「うん!約束!」

 

提督「お姉ちゃん…」

 

雪菜「ん?」

 

提督「眠い…」

 

雪菜「よしよし」トンットンットンットンッ

 

提督「スゥー、スゥー」

 

雪菜「元輝…」ギュッ

 

そしてその日の翌朝。

 

提督「スゥー、スゥー」

 

雪菜「久しぶりだな、こうして元輝の寝顔見るの」ナデナデ

 

提督「にゅー…おねぇひゃん」キュッ

 

雪菜「ふふっ♪かわいいんだから♪」

 

そして朝ごはんの時

 

提督「お姉ちゃん!ごはんいこ!」

 

雪菜「はいはい♪ちょっとまってってば」クスッ

 

吹雪「あ!雪菜さん!その様子じゃ」

 

雪菜「はい♪思い出してくれました!ほんとなんとお礼を言って良いのか!」

 

吹雪「そんなっ!おれいなんて」カァァッ

 

提督「お姉ちゃんまだー!?」

 

雪菜「じゃあいきますね」

 

吹雪「はい!」

 

こうしてまた一つ提督は記憶を取り戻し新たな一歩を踏み出した。

 

金剛「ぐぬぬぬ…私だって負けてられないネ!」

 

比叡「ひぇぇ…わ、わたしも!」

 

榛名「ですが今は2人きりにしてあげましょう」

 

霧島「その通りです!ようやく出会えた2人、提督にとっては本当の家族がかえってきたんですから♪」

 

長門「しかしあんなに楽しそうにしている提督は初めて見たな」

 

陸奥「あら?嫉妬ー?」クスクス

 

長門「なっ!」カァァッ

 

赤城「すこしやけ食いしちゃいます!」ムスッ

 

加賀「赤城さん食べ過ぎると体重が…」

 

赤城「関係ありません!」プンプン!

 

加賀「やれやれ」

 

鳳翔「仕方ありませんよ」ニコッ

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