榛名「続いてのターゲットは!鳳翔さんです!」
提督「おお!また意外な人を選びましたね」
榛名「母とも言える鳳翔さんですから!良いリアクションが楽しみです!」
提督「次はどのように?」
榛名「とっておきです!」
その頃
鳳翔「なんでしょうか…急に呼び出すなんて」
榛名「あ、鳳翔さん…」
鳳翔「あ、榛名さん、どうしました?元気ありませんね?」
心配そうに榛名の顔を見つめる。
榛名「司令が、頬の傷のことを酷く気にしていて、死にたいとまで仰るのですこし辛くなって休憩にと」
鳳翔「やはり提督といえどまだ子供ですからショックなのでしょう。私の方からも声をかけておきますね」ニコッ
榛名「はい!お願いします!」
コンコン
提督「どうぞ」
鳳翔「失礼します。なにかご用でしょうか?」
提督「鳳翔さんに僕の形見を渡そうと思いまして」
そう言うと提督はどこからか日本刀を取り出し鞘から抜いて鳳翔に渡す。
鳳翔「これは…」
提督「なかなかのものでしょう」クスッ
その時だった
榛名「司令、今戻りました!」
あまりの榛名の大きな声に鳳翔がよろけた。
ザシュッ…
ポタポタ…
提督「ふぇ…?ほう、しょ、うさん?」
バタッ
鳳翔「あ…て、提督!」
榛名「キャァァ!」
鳳翔「そんな…っ!私の…不注意で…提督が…!うっ…グスッ…申し訳ありません…グスッ提督をお一人には致しません…私もすぐに参ります…」
鳳翔が喉元に切っ先を立てる。
そして喉に突き立てた時だった。
プニュ…
グニャッ
鳳翔「へ?」
切っ先が大きくくねっと曲がる。
提督「ドッキリ大成功!です!」
鳳翔「提督!?え!?」
榛名「ほんとにすいませんでした!気晴らしにドッキリでもして皆さんのメンタルケアをしようとした提督の気遣いなんです!」
提督「そう言うことです…ほんとにごめんなさい」ギューッ
鳳翔「いえ、提督がご無事なら私はなにもいりません…グスっ…良かった…」ギュっ
そしていつも通り鳳翔は綺麗に一礼して執務室を後にした。
榛名「さすがは鳳翔さんでしたね」
提督「まったくです…母性溢れるものすごいリアクションでした…」
榛名「お次は金剛姉様です!」
提督「ふぇぇ…まだやるんですか?」アワアワ
榛名「なんだか榛名楽しくなってきたので!」
提督「あはは…そうですか」苦笑
榛名「そろそろ金剛姉様の艦隊がお戻りになるので早く準備を始めましょう!」
提督「は、はい!」
金剛「テートクゥ!」バンッ!
提督「あ、金剛さん、お帰りなさい…」ニコッ
榛名「ね、姉様!助けてください!」
そこには首に守刀を突きつけられた榛名がいた。
金剛「ふぇ!?テートク!?なにしてるんデス!?」
提督「いえ、普段から僕の邪魔ばかりする榛名さんには消えてもらおうかと、」ニヤァ…
金剛「そんなっ…!榛名は榛名なりにテートクのためにって頑張ってマシタ!ダカラ…早まったマネはダメデース!」
榛名「お姉様…グスッ」
提督「あはっ♪感動の仲の良い姉妹ですね。お別れの準備はよろしいですか」
金剛「テートク!やめるネ!」
榛名「姉様!ありがとうございました…」ニコッ
ブシャッ!
動脈を見事に切られ血を吹き出しながら榛名は横に倒れこむ。
提督「良い挨拶でしたね♪」
金剛「あ…そ、そんな…は、るな…」グスッ
走って榛名を抱き抱えなきじゃくる金剛。
金剛「うっ…榛名…どうしてっ…!ゴメンネ…ワタシ…守ってあげられなかったネ…。っ!仇は…とりマース…!」
スクッと立ち上がり提督を睨みつける。
提督「おや?やりますか?」計画通りです!