金剛「うああああ!」
提督「っ!」予測より早い!演技だけで済むのかこれ!
勢いよく懐に入り込まれ渾身の一撃を入れられる。壁に大きく吹き飛び予定通り演技をする。
提督「うぁっ!ゲホッ…かはっ!」ほんとに鉄入れておいて正解だったな。
榛名「ね、姉様!」
金剛「?…っ!?榛名!?」
榛名「姉様!落ち着いてください!これはドッキリですから!」
金剛「ふえ!?じゃ、じゃあテートクのあれも…演技デスカ?」
榛名が無言で頷く。
金剛「テートク!」
提督「えほっえほっ…こん、ごう、さん?」
金剛「テートク!しっかりするネ!」
提督「い、たい、よ…」
金剛「ゴメンネ…!テートクがあんなことするはずないのに…信じて、あげられなかったデス…!お願いデス…死なないで…!」
提督「金剛、さん、大好き…です」ニコッ
金剛「!?テートク!テートク!」
そのまま提督は息を止め仮死状態になる。
金剛「そんな…ワタシのせいで…うわぁぁん!」
榛名「榛名が…!ちゃんとお姉様にお話ししていれば…!」
金剛「うっ…グスッ!うぁぁっ!」
提督「さてと、仕事始めましょうか」むくっ
榛名「そうですね♪」
金剛「え!?テートク!?ちょっ!?えっ!?」アワアワ
提督「ん?どうかしました?」
榛名「どうしたのですか?そんな驚かれた顔をなされて」クスッ
金剛「ま、まさか…」
提督「御察しの通り!二重ドッキリです!」
金剛「き、キツイジョークネ…」ヘナヘナ
榛名「…司令、榛名着替えてきますね」
提督「え?あ、はいどうぞ」
榛名が部屋を出た時だった。
金剛「テートークー?」ゴゴゴゴゴ
提督「っ!?」殺気!?
金剛「ヨクモ騙してくれマシタネ…お仕置きデース…」
提督「え!?落ち着いてください金剛さん!」
金剛「ガルルルル!ガウゥゥ!」
提督「ウワァァァァ!」
榛名「逃げておいて正解でしたね♪」
提督「誰か助けてくださいぃぃ!」ドタドタドタ!
金剛「待つのデース!」ビューーーンッ!
その日提督は獲物を捕らえた猫のように変化した金剛からネズミのように逃げ回るのであった。
そして…
金剛「つーーかーーまーーえー!マシタ!」がしっ!
提督「あ…」
金剛「さぁ、テートク?なにか言い分はアリマスカ?」ニコッ
提督「え、えと!あれはドッキリで!別に騙したわけでは!」
金剛「ン!?謝るまで擽るのやめてあげないネ!」コチョコチョ!
提督「あはっ!金っ剛さんっ!わっ、わひゃり!ましたっから!あはっ!」
金剛「何が分かったデース?」クスッ
提督「あや!あやまりっまふから!やめっ!やめへ!」
金剛「ホントデスカ?」コショコショ!
提督「ごめっ!ごめんなさい!うはっ!あははっ!ごめんなさいっ!」
金剛「今日のところはやめてあげるデース♪」
提督「ゼェゼェ…死ぬかと思った…」
金剛「ホントに心配したんですからネ?」
提督「…」ウトウト
金剛「クスッ疲れたちゃったんデスネ♪」
そう言うと金剛は提督を膝の上に乗せて抱っこして寝かせていた。
提督「スゥ〜スゥ〜」
金剛「ホントに子供なんダカラ♪」