鳳翔「ひぐっ…グスッ…」
赤城「落ち着きましたか?」
鳳翔「っグスッ、はい…」
赤城「事情を伺っても?」
鳳翔は黙って頷きゆっくりと執務室での一連の騒動を語った。
赤城「そんなことが…提督もショックだったでしょうに」
鳳翔「はい。あとから考えてみれば提督があのようなことを仰るのも当然かと思えてしまって…」
赤城「酷いことを言ってしまったと」
鳳翔「はい…」
赤城「提督御自身がおそらく一番分かっておられるのではないでしょうか」ニコッ
鳳翔「え?」
赤城「提督は普段は冷静沈着で的確な指示とほぼ完璧な作戦を練り上げてくださいます、反面甘える時は子供のようになる。そんな単純で真っ直ぐなお方なのですから、鳳翔さんがお気に病むほど考えなくて良いということです」
鳳翔「ですが…」
赤城「むしろそうやって気に病まれて苦しまれている鳳翔さんを見る方が提督はお辛いのではありませんか?そんなに考えなくて大丈夫です!必ず提督は鳳翔さんのところに来ますから♪」ニコッ
鳳翔「ど、どうしてそう言い切れるのですか!?」
赤城「それは…提督は私たち全員のことが大好きだからです!」
そう話していると提督が歩いてくるのが赤城の目に入った。
赤城「ほら、噂をすればですよ♪では…」ニコ
鳳翔「ありがとうございました」ニコッ
その後赤城と入れ替わる形で提督が入ってきた。
提督「あ、あの…鳳翔さん」
鳳翔「…っ!?は、はい!」
提督「さっきは…その…えと…」モジモジ
鳳翔「…」やはりここは私から言うべきでしょうか。
提督「ごめんなさい!いくらあんなに怒っていたからといって殺すなんて言葉いうものじゃありません!自分であの後考えて、鳳翔さんの仰る通りだと自覚しました!本当にごめんなさい!」
深々と頭を下げる。
鳳翔「お顔をお上げください提督」ニコッ
提督「鳳翔さん…」
鳳翔「私の方こそ先ほどは失礼な発言をしてしまって申し訳ありませんでした。大っ嫌いなんて言ってしまいましたが、本当は提督のこと大好きですから、だから大好きな人には今の提督のように真っ直ぐにいて欲しいんです。約束してくださいますか?」
提督「はい!もちろんです!」
鳳翔「うふふっ♪約束ですよ」ニコッ
提督「えへへっ」ニコッ
鳳翔「その手当はご自分で?」
提督「え?あ、はい」
鳳翔「そんなやり方では治るものも治りませんよクスッ」
提督「イマイチこういうことは慣れなくて」カァァッ
鳳翔「さ、こちらへ、手当てしますから」ニコッ
提督「はぁっ!はい!」キュッ
そっと鳳翔の手を掴んで手を繋ぐ。
鳳翔「まったく提督ったら…恥ずかしいじゃありませんか」カァァッ
二人の後方やく10メートル。
金剛「ムー…鳳翔だけズルいデース…ここはっ私もっ!」
比叡「比叡も参ります!」
榛名「お姉様達落ち着いてください!」ぐぐっ!
霧島「さ、さすがに今は邪魔しては…」ぐぐっ!