椎名提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第33話 提督の本気

ある日鎮守府に大本営から緊急依頼が来た。

 

大淀「提督、大本営より電文がきました」

 

提督「なんでしょうか?」

 

内容

敵深海棲艦接近

空母8

戦艦5

駆逐艦多数

潜水艦不明

直ちに撃滅されたし

 

提督「なんて数だ…」

 

大淀「後2日でこの鎮守府近海に到達します」

 

提督「わかりました、作戦書は明日のうちに渡しますので出来次第直ちに演習を開始してください」

 

大淀「わかりました!」

 

この一報は本山大将にも届けられた。

 

提督「さてと…どうしたものか…ん?まてよ…この湾内に誘き寄せれば!勝てる!だが問題は空母…か。よし!作戦は決まりだ!」

 

だが、敵艦隊とて単純ではなかった。

作戦立案書が完成し演習に入ろうとした時だった。

 

大淀「提督!緊急事態です!」

 

提督「どうしました?」

 

大淀「本土近海の基地が、鎮守府が占領され、敵深海棲艦に本土を包囲されました!」

 

提督「焦らずとも勝てますから安心してください」

 

大淀「は、はい」なんなのこの余裕は

 

作戦決行当日

 

誘導艦隊として

島風、初春、若葉、子白、青葉の、駆逐艦隊は北方の敵基地に向かい直ちに引き返しこの鎮守府湾内におびき寄せるのであった。

吹雪、睦月、夕立、天龍、瀧田もまた同様に東部の基地に向った。

 

大淀「提督、質問があります」

 

提督「なんですか?」

 

大淀「どうしてこの湾内に収めるのですか?ほかのどこかに集めて一気に潰す方法もあったというのに」

 

提督「そうですね、ではなぜ僕がわざわざ今回のような多勢に対して湾外のところに湾内を挟むように大和さんと武蔵さんを置いたとおもいますか?」

 

大淀「…わかり、ません」

 

提督「例の秘匿兵器を使います」

 

大淀「?あ、誘導艦隊より入電!我間も無く籠に入る」

 

提督「きましたね、敵の主力はぬけましたか!作戦を第2段階へ!」

 

作戦第二段階

誘導艦隊はそのまま敵の主力を連れて湾内にくる

その隙に空母艦隊を二手に分ける

北方方面に空母赤城を旗艦とし瑞鶴、飛龍、瑞鳳、そして護衛として戦艦比叡、榛名を送り込んだ。

東方には空母加賀を旗艦とし翔鶴、蒼龍、大鳳、鳳翔、そして護衛として戦艦金剛、霧島を送り込む。

さらに東方に残存艦艇や対潜にそなえ第六駆逐艦隊に加え戦艦扶桑と山城を配置した。北方にも同様に残存艦艇や対潜にそなえ潜水艦隊、戦艦長門、陸奥を送り込んだ。

 

では、南方と西方はというと

本山薫大将がすでに対応していたためこちらからの支援は必要なしと考えあえて艦隊を送り込まなかった。

 

提督「ここで敵を一気に大量に片付ければ敵を挑発し、さらなる攻撃を仕掛けてくるようになるでしょう、その敵を我々が叩き、そして、空になった基地を誰かが叩くか、我々が侵攻するかです、これからの未来は我々の今回の作戦の成否にかかっているのです」

 

大淀「提督の考えがわかりました、いわば子供の喧嘩も同然というわけですか。ガキ大将のまわりのやつを挑発であぶり出し、ぼっちになったガキ大将を叩くというわけですね」

 

提督「ようやくするとそんなもんです。付け加えるならあぶり出したガキ大将のまわりの連中を落とし穴に突っ込んでガソリン入れて燃やすというのが正しいですね」

 

大淀「さすがです」

 

 

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