吹雪「家族かぁ…」提督の言った一言が頭から離れない吹雪、夜まで続いたので夜風に当たることにした。
トンットンッ。カリカリカリカリ。
吹雪「執務室から、灯り?」
そっとドアから覗く。
提督「んー…これじゃ右舷が隙だらけか…なら、あーだめか。んー…この作戦だけはなかなかに決めがたいな…はぁ、」コシコシ
吹雪「今はかまっちゃダメみたいだね。そっとしておこう」
その後吹雪は外に出て夜風に当たり提督の言った言葉や自分の気持ちの整理をしていた。
数十分後
吹雪「あれ?まだついてる」
しかし物音がしない、試しに開けてみる。
提督「スゥ〜スゥー」
吹雪「寝ちゃったんだ」
机の上の作戦書を見る。
吹雪「これは…確かにこれなら全ての攻撃に迅速に対応出来る、これもだ…この作戦書に手こずってたんだ…未完成みたい」
提督「ん、んー…クシュンッ!んー…スゥースゥ〜」
吹雪「あわわ!勝手に見ちゃダメだよね。えっと毛布、毛布!あった!よいっしょ」
バサッ
翌朝
チュンチュン
霧島「司令!起きてください!朝ですよ!」
提督「スゥースゥー」
霧島「司令ー!起きてください!霧島困りますー!」
提督「ん、んー…朝ですか?」
霧島「はい!朝で…」
提督「眠い…抱っこ〜」ギュッ
霧島「おっと…はいはい」
そのまま提督を抱き上げて洗面所に連れて行く。
提督「ありがと…」
ゴシゴシ
パシャ!パシャ!
歯を磨いて顔を洗う。
霧島「髪の毛整えますね」
スッスッ
提督「ん、んー」ウトウト…
霧島「終わりまし、た?」
また寝てる…
霧島「仕方ありませんね。よいしょっ!」
提督を抱き抱えて食堂に向かう。
鳳翔「あら?提督はお眠り中ですか?」
霧島「はい、なにか目が覚める朝食特注で作ってくれませんか?」
鳳翔「わかりました!お任せください!」
数分後
コトッ
鳳翔「お待たせしました」
霧島「これは…雑炊?」
鳳翔「はい。とはいえこれ、出汁が私特製の提督の大好物なんです。口に近づけて一口食べれば目がさめること間違いなしです!」ニコッ
霧島「は、はあ。ではさっそく」
レンゲにとって息を吹きかけて冷ます。
提督の口に近づけると…
提督「クンクン…っ!?この匂い…パクッ!やっぱり!」
鳳翔「お目覚めですか?」
霧島「本当に起きた!?」
提督「あ、鳳翔さんに霧島さん。あれ?なんで食堂に?」
鳳翔「霧島さんが起きてくれないって提督を寝たまま連れてきたんですよ」クスッ
提督「あ、ごめんなさい、霧島さん」
霧島「い、いえ!目が覚めて良かったです!冷めないうちにどうぞ!」
提督「目がさめるように作ってくれたんだ!」
鳳翔「大好物ですからね♪」
霧島「さすがは…空母の母…っ!」
提督「ご馳走様でした!」
霧島「はやい!」
鳳翔「はいお粗末さまでした」ニコッ
提督「ふんふふーん♪」
鳳翔「今日のお味はいかがでしたか?」
提督「120.点!」
鳳翔「ふふっ♪良かったです」ニコッ
霧島「私も今度是非たべたいです!」
提督「ダメです!」
霧島「うぇ!?」
提督「僕だけの雑炊なので!」
霧島「そんな!司令!そこをなんとか!」
鳳翔「あらあら困りましたね」クスッ
その後しばらくなにやら言い合って結局渋々提督が折れたらしい。