提督「お?あれは赤城さん!」
赤城「提督はどこでしょうか…」
提督「赤城さーん!」ギューッ
赤城「ひゃうっ!提督!?」
提督「えへへー」
赤城「もうっ甘えん坊さんですね」ナデナデ
提督「?ところで加賀さんは?」
赤城「そのことなんですが先日の大規模作戦の際不意打ちで被弾したことを落ち込んでるみたいなんです」
提督「仕方ないことと思いますが…あの海域はかなり危険な海域、轟沈してもおかしくないところから全員帰還したこと事態幸運なんですから」
赤城「彼女の一航戦としてのプライドなんでしょう…」
提督「困りましたね」
赤城「そこで!提督!加賀さんをお願いします!元気付けてあげてくださいませんか?」
提督「え!?僕ですか!?んー…」
赤城「嫌ですか?」
提督「いや、そんなに加賀さんとは話したことがないので出来るか不安です」
赤城「大丈夫です、提督ならできます!」
提督「んー…じゃあやってみます!」
赤城「ありがとうございます!」
そして出てくる加賀さんを待っていた。
加賀「あら、提督どうしたんですか?こんなとこらで」
提督「え、えと…大丈夫ですか?」
加賀「はい。傷も治ったので」
提督「そうじゃなくて不注意と聞いたので加賀さんなりに自分を責めてないか心配で。良かったらいつでも相談してしてくださいね!」
加賀「…。関係のないことです。余計なところまで首を突っ込まないでください」
提督「え…」
加賀「子供に相談したところでどうにもならないので」
提督「あは…はそう、ですよね。ごめんなさい…。ゆっくり休んでくださいね!」ニコッ
加賀「ありがとうございます」
その後廊下を曲がりきるまで加賀に手を振って笑顔で見送った。
提督「グスッ…っ!」
下を向いて早歩きで執務室に向かう。
愛宕「あ♪やっほ〜提督〜♪」
提督「…」スタスタスタ
愛宕「あら〜?」
高雄「いつもなら振り向くんだけど…どうしたのかしら」
ガチャ
執務室の椅子に座るなり机に突っ伏して拗ねる。
提督「ブツブツ…」シュン
ウルウル
1人、提督の小さな鳴き声が執務室に響いていた。
そして泣き止む頃には夕方になっていた。
提督「ご飯…行こう」
スタスタ
泣き顔がばれないよう制帽を深く被る。
食堂に行くといつも通り加賀と赤城がいたので後ほど執務室に食事を運ぶように鳳翔に頼んでおいた。
再び執務室に戻る。
その頃赤城達は
加賀「…」
赤城「提督となにかあった?」
加賀「いえ」
赤城「提督を見るなり動揺していたけれど?」
加賀「…。実は…」
赤城「なるほど。あならしいわね」
加賀「…。提督は怒ってるでしょうか?」
赤城「むしろ…悲しんでるかもね。あの子は純粋な子だけど不器用な子でもある。あの子なりに気遣いしたつもりがそんな蹴り方されたんじゃ、悲しいわよきっと…」
加賀「…。どうしたら良いでしょうか?」
鳳翔「あ、加賀さん、提督さんに食事持って行ってあげてくれませんか?」
鳳翔が赤城にウィンクで合図する。
赤城「良い機会だし行ってあげてなさいな」
加賀「…わかりました」