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EPⅣ「三年後のとある日1」
学園の約半数と世界の六割の人が超能力者として目覚めてから三年後の今現在の話に戻そう
高校二年になって
「ねえあの人って例の・・」
「アイツがか」
「・・」
俺が不良連中を超能力でボコった時からアダ名を付けられた
俺の能力から「デスコードハウリング」と
「いなりやー!今度は同じクラスのようだな」
「そのようだな」
「良田君!」
「おっ?どうやらアイツも一緒のようだな!」
あの事件の唯一の生存者である成瀬さんはその縁あってか良田と付き合っているのだ
「昼神君も一緒のようですね!新しいクラスはやくなれるといいですね!特に女子と・・ってあ・・昼神君まだ・・」
「・・・」
成瀬さんはあの事件のトラウマをすっかり克服していたようだが俺はそうはいけない・・愛する人に目の前で死なれた悲しみそしてもう二度とあんな事になりたくない一心から恋愛を遠ざけていた
「あの私・・すみません!」
「いいよ別に・・」
「・・いなりや、ちょっと歯ぁ食いしばれや!」
バキ!良田に突然顔を殴られる
それも良田の超能力「肉体強化&硬化」された拳で
「グハッ!?」
「良田君いきなり何を!?」
「いなりや・・お前がそんなんでどうすんだよ?気持ちは痛い程よく分かる俺も桜にも・・だけどな桜はこうして克服してるんだ!お前もちったあ前向いて歩けや!」
「ッ!・・」
「俺にはこの肉体強化硬化能力でこれから先もずっと桜のことを守り続けていく!お前にも力があるじゃないか!今のお前ならやれるはずだろ?!」
「・・だけど俺には・・」
大切にしたいと想える人なんてそう簡単にはいない
「そんならこれから探せばいいだろ」
良田に一喝入れられる
「・・ああ!」
目が覚めた俺は前を向いて歩き出した
そしてとある日の放課後から俺の運命が再び始まっていった