やってきたのはGX!   作:エレンシア

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第二話~デュエルスタート!~

 

 

気がつけば、私はそこにいた……

 

「……あれ?ここどこ?」

 

目の前には巨大なデュエルフィールド、二人の人間が今まさにデュエルをしている……

……あぁそっか、私転生したんだ……なんで?

 

「……前世の記憶が……ない?」

 

さて困った、非常に困った、正確には原作知識というやつがすっぱーんと抜けている……ほかの事はちゃんと覚えてるんだけどなぁ、昨日食べた晩御飯とか

 

「んで?これが私のデッキ?」

 

ん~どれどれ……あぁ、なるほどね……

 

「……この世界で、これって大丈夫なのかな?」

 

この世界、っていうのはこのGXの世界のことなんだけど、特殊勝利やバーン、ロックは嫌われる傾向にあったと思うんだけど……大丈夫だよね?

 

「……これが私の受験番号ね、ってもう次じゃん!?」

 

よかったデッキ見ておいて、初戦は負けたくないからね

 

『受験番号34番!至急デュエルフィールドに来なさい!』

 

お、コールがきたね、よし!やるだけやってみるか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「受験番号34番、桐野舞です、よろしくお願いします」

 

「うむ!あまり緊張する必要はないからな?勝敗が合否にそのまま関わるわけではないから、リラックスして君の全てをぶつけてくれ!」

 

あ、なんだ、負けても最悪なんとかなるかもなんだ……まぁ、負ける気はさらさらないんだけどね?

 

「それでは始める!先行は君からだ!」

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

 

ついに始まっちゃったなぁ……まぁ出来る限り頑張ってみるか

 

「先行、ドロー」

 

ん?気合が足らん?いやだって恥ずかしいじゃん?聞こえればいいの、こういうのは……っと手札は?

 

「……ふっつう」

 

動けるッちゃ動けるけど、厳しいっちゃ厳しい……とりあえずは……

 

「UFOタートルを守備表示で召喚」

 

 

 

・UFOタートル ☆4 攻/守 1400/1200

 

 

 

表側守備表示がつかえるのはこの世界、アニメの世界の特別ルールだったと思うけど……便利だよねぇ、まだ活かせてないけど……

 

「カードを二枚伏せ、ターンを終えます」

 

「ふむ、堅実な始め方だな!私のターン!ドロー!」

 

先生元気いいね、私もあれぐらい気合入れたほうが……いや、恥ずかしいからいいや

 

「不意打ち又佐を攻撃表示で召喚!」

 

 

 

・不意打ち又佐 ☆3 攻/守 1300/800

 

 

 

あ……ちょっとやばいかも……

 

「装備魔法!デーモンの斧を発動!又佐に装備する!」

 

 

不意打ち又佐 攻1300→2300

 

 

攻撃力2300で二回攻撃……しかも闇属性戦士族、サーチの手段も豊富だ……普通に強くない?

 

「さらに装備魔法!メテオストライク発動!」

 

しかも貫通……もう一枚斧積まれたら本格的に厄介だな……

 

「さぁいくぞ!バトルだ!又佐でUFOタートルを攻撃!」

 

「わっ!?」

 

 

 

舞LP4000→2900

 

 

 

す、すごい迫力だね……目の前でUFOタートルがドカーン!って……

この爆風もどこから吹いているんだ?すごい技術だよね……

 

「UFOタートルの効果を発動します、戦闘で破壊されたとき、デッキから攻撃力1500以下の炎属性モンスター一体を、攻撃表示で特殊召喚します、選択はUFOタートルです」

 

なんでこいつ機械族なんだろ……?UFOだからかな?

 

「リクルーターか、しかし!又佐は一度のバトルフェイズ中に二回まで攻撃することが出来る!そのままバトルだ!」

 

 

 

舞LP2900→2000

 

 

 

うん、さっき私が説明した、ちょいちょい遅かったね先生

 

「UFOタートルの効果、火霊使いヒータを特殊召喚」

 

 

 

・火霊使いヒータ ☆3 攻/守 500/1500

 

 

 

おぉ、かわいい……ヴァーチャル機能すごすぎでしょ、本当に生きてるみたいだ……

 

『……』チラッ

 

……ん?今こっち見た……?……気のせいだよね?

 

「リバースモンスターを攻撃表示で特殊召喚?他にモンスターはいないのかい?」

 

いや、考えなしでこんなことするわけないでしょ?

 

「私のターンは終了だ!さぁどうする!」

 

え?伏せカードは?え?え??……えぇ……

周りのやつらは「終わったなあいつ」とか「先生容赦ないな」とか……見てろよ……倍返しにしてやる……

 

「私のターン、ドロー!……このターンで終わりですね」

 

ちょっとだけ気合の入れたドローと勝利宣言……なんかかっこいいでしょ?

 

「なんだ?もう降参か?」

 

的外れ、的外れだよ先生、今から貴方は文字通り、倍返しされるんですよ……

 

「不意打ち又佐をリリース……生贄にし、ヴォルカニック・クイーンを攻撃表示で先生のフィールドに特殊召喚!」

 

 

 

ヴォルカニック・クイーン ☆6 攻/守 2500/1200

 

 

 

「なっ!?私のモンスターを生贄に!?」

 

驚愕するのはこれからなんだけどなぁ……

 

「ヴォルカニック・クイーンの効果ですよ、このモンスターは相手の場のモンスターを生贄にして相手フィールドに特殊召喚する……通常召喚権は失いますけどね」

 

「わざわざ強力なモンスターを私の場に出すとは……何を考えているんだ?」

 

いちいち説明しなきゃいけないのかな?楽しんでいってよ、最後のターンを……

 

「さらに速攻魔法発動、月の書、フィールド上に存在するモンスター一体を、裏側守備表示にする、選択は当然火霊使いヒータです」

 

私の流れるようなプレイングに先生は唖然としていた……だから、まだこれからでしょ?

 

「ヒータを反転召喚、このカードがリバースした時、相手フィールド上の炎属性モンスター一体のコントロールを得る、ヴォルカニック・クイーンを選択」

 

「……又佐を除去しただけでなく、上級モンスターをこうも簡単に……!?」

 

上級って……たかだか2500でなにを言ってるんだ?

 

「だが!その二体では私のライフは削りきれんぞ!」

 

大丈夫ですよ先生、ちゃんと削りきりますから

 

「バトル、ヴォルカニック・クイーンで攻撃」

 

「ぐぉ!?」

 

 

 

先生LP4000→1500

 

 

 

「続いて火霊使いヒータで攻撃」

 

「ぐっ!?」

 

 

 

先生LP1500→1000

 

 

 

「……どうやらライフは残ったようだな、私のターン……!」

 

「貴方にターンは回ってこない、ヴォルカニック・クイーンの効果発動!」

 

「な!?まだ効果があるのか!?」

 

そりゃもちろんそうでしょ?まぁこの効果はおまけみたいなもんなんだけどね?

 

「1ターンに一度、自分フィールドのこのカード以外のカードを墓地に送ることで、相手ライフに1000ポイントのダメージを与える……伏せカードを墓地に送ります」

 

「なに!?ぐわぁぁぁぁあ!!?」

 

 

先生LP1000→0

 

 

うん、いい反応でした……周りがすっごい冷めてる気がするけど……やっぱりバーンは嫌われる傾向があるのかな?

 

「つ、次の受験者!」

 

私は追い払われるようにフィールドを追い出された……そんなに嫌だったの?バーン強いでしょ?

 

「……でも、まぁ」

 

合格はする……よね?一応勝ったんだから……大丈夫だよね……?

 

「いいや、ちょっと寝てよ……」

 

なんかとっても疲れたなぁ……立ってデュエルすんの結構しんどいかも……次からは自前でイスでも持ってこようかな?あ、その方が疲れるか……

 

『…………』

 

なんか暖かいし……本当に……ねむ、く……

 

 




と、いうわけで、第二話終了です!

主人公のデッキは「ヒータ・コントロール」です!僕の一番のお気に入りです!

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
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