感想はドシドシどうぞ!
批判は勘弁してください。
一年後 とある国の研究施設
「侵入者だ!」
「IS部隊は何をしている!」
「こちらB地区、持ちこたえられそうにありません!至急援軍を・・・・うわああ!!」
そこではジャマールを信仰し、日々ISに関する違法実験を行われていたがこの日、何者かに襲撃されていた。
「全員怯むな!相手はたったの二人だ!集中砲撃すれば問題ない!」
隊長らしき人物に鼓舞され、防衛部隊は迫りくる侵入者に銃口を向ける。
「撃て!」
「くたばれえええ!」
ISを纏った部隊が侵入者に向けて一斉射撃を行う。弾は全部命中するが侵入者は突き進んでくる。
「ば、馬鹿な!効いていないというのか!?」
攻撃が通じないのに全員戸惑う。煙が晴れるとそこには全身に装甲を纏った二人があり、ホルスターから銃を取り出す。
「1,1,0。インプットマグナム、ビームモード!」
赤い装甲を纏っている戦士レッドルがビームを放ち、部隊を次々と撃ち落していく。
「そんな馬鹿な!我が部隊が・・・・」
「遅い!」
センサーで感づかれる前に青い戦士ブルービートが残った隊長機の腹部にパンチをお見舞いする。
「ぐ・・・・」
隊長機はそのまま腹を押さえて倒れた。それを確認すると二人は奥へと進んでいく。
侵入者二人は頑丈な特殊合金でできている防護扉を突き破り研究室へと入っていった。
「ひ、ひいいい!!」
研究者は慌てて机にある銃を取ろうとするがレッドルのビームに撃たれると銃は溶けてしまった。
「この施設の部隊はもう全滅した。抵抗するなら容赦しないぞ。」
ブルービートは銃を研究者に突きつけ動けなくする。
「マドカ、この施設にある研究データ及びジャマールの情報を取ってくれ。」
「はい。」
レッドルは早速コンピュータのハッキングを始める。
「ぬう~!貴様らごときにデータを奪われるのならばこうしてやる!」
研究者はブルービートを突き飛ばし自爆スイッチを押す。
『自爆装置が作動しました、爆発まで後3分。』
「貴様!」
「ははははは!我がジャマールの情報を奪われるぐらいならこのまま心中してやる!」
「マドカ、急いでオータムに連絡を。ここを脱出する!」
「はい!」
そう言うと二人、タクヤとマドカは急いでその場から離れる。
「はははははははははは!!ジャマール万歳!首領ガオーム様に栄光あれ!はははははは!!」
三分後、この施設は大爆発した。
コスモアカデミア 会長室
「ゴメン母さん、結局ジャマールの情報も手に入らなかったよ。」
「ごめんなさい。」
任務から戻ってきたタクヤたち三人はスコールに頭を下げながら謝る。
「おいおい、指揮していたのは私だぜ?お前等まで頭を下げる必要はねえよ。」
「でも、俺が奴をしっかり拘束しておけば・・・・」
「そう自分を責めることはないわ。今回はマドカのレッドルの運用テストも兼ねての仕事だったからみんな無事に戻ってきてくれたのならそれで充分よ。」
スコールは優しく言う。
「ありがとう母さん。」
そこへ光が飛んできて四人の目の前にグルが現れる。
「どうだったグル?」
「うむ・・・・」
「そう言えばジースタッグの装着者はまだ見つかっていないのか。」
タクヤが一夏と言う名前を捨てて一年。コスモアカデミアではタクヤのブルービートのデータをベースに新たなインセクトアーマー『レッドル』、『ジースタッグ』がロールアウトしたのだがジースタッグの装着者はまだ決まっていなかった。
「レッドルはマドカを選んだから早かったが問題はジースタッグの装着者がどうしても見つからん。」
「でも、反応はあるんだろ?」
「ああ、だが人があまりにも多すぎて一体誰が選ばれているのか分からんのだ。」
グルは困った顔をして言う。
「じゃあ、俺たちで探してみるよ。」
「え?」
タクヤの言葉にスコールは思わず驚く。
「だってグルじゃ少し目立つし、装着者の目の前だとビーコマンダーが俺やマドカのように発光するんだろ?」
「それはそうだが・・・・」
「まあ、物は試しって言うしいいんじゃねえか?」
オータムが軽く言う。
「馬鹿者!もし、奪われたりしたらどうする!」
「お前が選ばれたものにしか使えないって言っていただろ!だったら心配いらねえじゃねえか!」
「それはそうじゃが・・・・」
いつもの如くオータムとグルの喧嘩が始まった。
「お兄ちゃん。」
「・・・・・ああ、行こうか。」
喧嘩している二人を放って置いてタクヤはスコールからビーコマンダーを受け取って街に出かけて行った。
タクヤたちは街を歩きながらジースタッグの装着者を探していた。
「お兄ちゃん、この街に詳しいんだね。」
「ああ、この辺は昔歩いていたからな。」
タクヤはそう言いながら歩いて行く。ジースタッグのビーコマンダーは徐々に反応を強めていく。
「近いぞ。これならそう遠くには・・・・・!」
タクヤは思わず見る前を見ると足を止める。いきなりなものでマドカはタクヤに背中に顔をぶつける。
「どうしたの?お兄ちゃん?」
マドカは兄の前の方を見る。そこには赤い長髪にバンダナを付けた少年が友達らしき人物と歩いていた。彼らの方もタクヤを見た瞬間唖然としていた。
「・・・・・一夏?」
赤い長髪の少年は思わず言う。ビーコマンダーはこの少年に強く反応していた。
「お兄ちゃん、もしかしてこの人が・・・・・」
「「お兄ちゃん!?」」
マドカの一言に弾、数馬が驚いた。
コスモアカデミア ロビー
「それで彼がジースタッグの装着者に選ばれたってわけね。」
「その証拠としてビーコマンダーがこの少年に反応しておる。」
タクヤに案内された弾と数馬はロビーでスコール、グルに見られながらビビっていた。・・・・特にグルに。
「あの・・・・さっきから気になっていたんですけどタクヤって、アイツは一夏じゃないんですか?」
「俺も気になっていたんですけど・・・・」
「そんでどうすんだ?こいつらに話しちまうのか?」
彼らの隣で監視してるかのようにオータムが立ちながら言う。
「彼らはタクヤの友達よ。知る権利があるわ。」
「そうかい、じゃあ私はあの二人の特訓に付き合ってくるわ。」
そう言うとオータムはその場から去って行く。
「お主たちの言う通り、タクヤは織斑一夏じゃ。」
「・・・・・あの、アンタは何者?」
「老師グル、昆虫族の長老じゃ。」
「昆虫族?」
二人はグルの話を興味津々で聞く。
数十分後
「・・・・・そんなことがあったのか。」
「アイツに妹がいたなんて・・・・・」
弾と数馬は話を聞き終え何とも言えない状態になる。
「それにしてもジャマールか。確かにあの昆虫の異常発生はすごかったもんな。」
「ああ、カブトムシが東京だろうが日本中あちこちに飛来していてなんか夢を見ていたんじゃないかと思っていたけどあれが戦いの準備だったとはな・・・」
弾はタクヤに渡されたビーコマンダーを見る。
「それで俺が選ばれたのか・・・・」
「弾とやら、どうか儂等に協力してはくれぬか?」
「それは別にいいけど俺そんなに強くは・・・・・」
「何言ってんだよ弾!」
弾が弱気なことを言おうとした瞬間、数馬が言う。
「一夏がお前の協力を必要としている。それを助けるのが友達ってもんだろ?」
「数馬・・・・」
「俺は何もできねえけどよ・・・応援することはできる。お前はその分頑張ればいいじゃねえか。小さな虫たちでさえ勇敢に戦おうとしているんだ。そんな虫よりもでっかいお前が弱音を吐くなよ。」
数馬に言われて弾は恥ずかしそうな顔をする。
「そんなことを言われたら何も言えねえじゃねえか・・・・・・でも、一夏。いや、タクヤが協力を求めているんだ。やるしかないよな!」
弾は決意を固めたようだ。その顔を見てスコールとグルは安心したような顔をする。
「おっ、丁度話がまとまったようだな。」
そこへオータムがブルービートとレッドルを連れてくる。弾はブルービートを見る。
「弾。」
「よろしく頼む、タクヤ。」
「お前・・・・」
「気にすんなって!名前が変わろうが俺たちは友達だ!」
弾はビーコマンダーを上に掲げる。
「重甲!」
弾の全身に緑の装甲が装着されクワガタの角を持つ戦士ジースタッグへと変わる。
「これで三人揃った・・・。」
グルは満足そうな顔で言う。
「あのさ老師さん。」
「ん?なんじゃね数馬とやら?」
「俺にもインセクトアーマーみたいなもの作ってくれよ(汗)。流石に俺だけ置いてけぼりと言うのはきついからさ・・・」
「あらあら(笑)」
スコールは思わず笑った。
遂に三人の昆虫戦士、重甲ビーファイターが揃ったのだった。
ここでの登場キャラ
五反田弾/ジースタッグ
タクヤの旧友。ビーコマンダーに選ばれジースタッグへと重甲する。
御手洗数馬
弾同様タクヤの旧友。現在の所何にもなっていない。
次回は早速第一話をやってみるか・・・・・では次回もよろしくお願いします。