重甲ISビーファイター   作:赤バンブル

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タグに近いうちに「レスキューポリス」を追加する予定です。


鈴、登場!

コスモアカデミア 見学者用閲覧室

 

『ビートマシン、発進!』

 

タクヤがクラス代表になってから既に数日が過ぎ去っていた。ジャマールの攻撃は未だに続き、タクヤたちの休む間はなかった。本日もジャマールの戦闘機による都市攻撃を阻止するためにビートマシンを発進させていた。その光景を千冬が学園の許可を得て、生徒たちを連れて見学していた。説明にはオータムが開発部所員「巻紙礼子」と名乗って説明していた。

 

「このように我が社コスモアカデミアでは新世代型IS『インセクトアーマー』及びそのほかのISに変わる男性でも扱うことができるパワードスーツの開発に力を入れています。」

 

「すみません!質問してよろしいですか?」

 

一組の生徒たちに説明するオータムにセシリアが質問をしてきた。

 

「はい?なんでしょうか?(不味い!難しい質問されたら俺じゃ答えられないぜ!)」

 

「インセクトアーマーと言っていましたが今開発されているのはあの映像に写っている三機だけなんですか?」

 

「え・・・えああ!そのことにつきましては現在成功している機体が本社で正式に発表した一号『ブルービート』、二号機『ジースダック』、三号機『レッドル』までで現在四号機以降はこの三機のデータを揃えた上で改良を行い、一年後には後継機を制作する予定なんです(よかった~!これぐらいの質問なら俺でも答えられる。)。」

 

オータムは冷や汗を掻きながらもフッと呼吸を置く。そんなオータムとは違い生徒たちは興味津々にその映像を見ていた。

 

「ミューゼル君ってあんな風に戦っていたんだ~!」

 

「でも、なんかカッコイイ!!」

 

「あ~あ~私、卒業したらここに就職しようかな?」

 

 

 

女子生徒一同はそんなことを言っている中、千冬はスコールに会いに行っていた。

 

 

 

「すまないな、生徒たちを見学させてもらって。」

 

「別にいいのよ、こういう面から見てもらって今の社会についてどう考えていくのかを学ばせるというのも大事なことなんだし。」

 

スコールはそう言いながら複数枚の設計図を見ていた。

 

「それは?新しいインセクトアーマーの設計図か?」

 

「いいえ、これはいかなる災害現場からでも対処を可能にするための特殊パワードスーツ『クラステクター』。今海外の支部で開発中だけど肉体的負担で活動制限が短いと言うところを除けばビーファイターにも劣らないわ。」

 

「それで同じように三機作っているのか?」

 

「ちょっと違うわ。こっちの『バイクル』と『ウォールター』はこの試作一号『ファイヤー』のサポートロイド、つまりロボットで人工知能で動いているのよ。」

 

スコールは説明しながら千冬に見せる。

 

「こんなものを私に見せてしまってもいいのか?」

 

「いいじゃない、なんならあなたも姓名変えて家族になる?」

 

「・・・・・・い、いや、その話はまた今度決めさせてもらう(なってもいいんだがそれではタクヤの仲を改善したことにはならないし・・・)。」

 

「そう。(一瞬迷っていたようだけど、いいのかしら?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方 コスモアカデミア 会長室

 

「お疲れさま、オータム。」

 

「お疲れ様じゃねえよ~!一瞬でも元の口調で話しちゃうんじゃねえかってビビりっぱなしだったぜ・・・。」

 

オータムは疲れた顔で言う。スコールはいい経験だと言いながら笑う。

 

「そう言えば篠ノ之束の居所はまだ掴めないのか?」

 

「残念だけどまだまだね。」

 

「居場所さえ分かればすぐにでも向かうんだけどな・・・・」

 

オータムは腕を組みながら言う。スコールは昼間の見学に来ていた生徒の映像を見ながら首をかしげる。

 

「この子がその篠ノ之束の妹なんだろ?」

 

「ええ、それと同時にタクヤの幼馴染でもあるわ。」

 

「説明していた時も随分機嫌が悪そうだったけどコイツそんなに自己チューって奴なのか?」

 

「それはあなたも言えないことだと思うけど・・・・」

 

「まあ、話はともあれタクヤの友達の・・・・・数馬だっけ?アイツを本当に『ファイヤー』の装着者として選ぶのか?」

 

「彼にはそのために支部に行ってもらったんですもの。でも、簡単には帰れないと思うわよ。だってあそこには『二代目ブリュンヒルデ』になる可能性があった彼女が指導しているんだから。」

 

「事故で現役引退したけど実力は全く衰えていないからな、アイツ。バイクル、ウォルター、・・・・そして御手洗、南無三。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日 IS学園 一年一組

 

「ミューゼル君!昨日のミューゼル君カッコよかったよ~!!」

 

「五反田君もすごかったわよね~!!」

 

「あ、そ、そうかな?あ、あっははは・・・・」

 

昨日のコスモアカデミアの見学で一組では朝からタクヤと弾は周りを囲まれっぱなしだった。マドカもなんとか取りやめようとするが次から次へと来るため効き目がない。

 

「そう言えばミューゼル君知ってる?今日二組に転校生が来るんだって。」

 

「転校生か・・・・」

 

タクヤはこの情報を既にアカデミアでスコールたちから聞かされていた。それも懐かしい名前だった。

 

(変わっていないだろうな・・・・アイツのことだから。箒も変わんなかったようにアイツも一様一癖ある奴だからな・・・・)

 

「タクヤさんの存在を危ぶんでのことでしょうか?」

 

「セッシ-はタッくんのことが心配なの~?」

 

セシリアが心配そうに言うと隣で本音がのほほんとした顔で言う。その瞬間セシリアの顔は赤くなった。

 

「な、何を急に言うんですか!?布仏さん!」

 

「ちょっと待った、タッくんって俺のことかい?」

 

「そうだよ~。タクヤのタをとってタッくん~。ちなみに妹の方はマッちゃん~。」

 

「マッ、マッちゃん!?」

 

この言葉にはマドカさえも驚いた。こんな雰囲気で三人はクラスに馴染んでいた。

 

「まあ、問題ないだろう。専用機持ちなのはうちのクラスと四組のみだからな。」

 

「五反田君の言う通りよ!だってうちのクラスはビー・・・・」

 

 

 

 

「悪いけどその情報、もう古いよ。」

 

弾が言うと同時に他の生徒が何かを言おうとしたとき扉付近から声が聞こえ、全員が振り向くと、ツインテールの小柄な女子が扉にもたれ掛かっていた。

 

「お、お前・・・・鈴じゃねえか!」

 

「久しぶり弾、悪いけど二組も専用機持ちになったの。そう簡単には優勝させないわ。それと覚えておきなさい!私は凰鈴音!今日宣戦布告しに来たってわけ!」

 

鈴は指を指すなり胸(元々ないが)を張って言う。クラスは唖然とするが鈴はタクヤに気がつき、近づいて来た。

 

「・・・・・い、一夏?」

 

鈴の言葉にクラス全員黙ってしまった。特に箒は自分も同じ質問をしてマドカに鉄拳制裁を受けたため同じことになるのではと思ってしまった。タクヤは首を横に振って否定する。

 

「似ているとは思うけど俺はそんな名前じゃないよ。俺はタクヤ・ミューゼル、一夏って名前じゃないよ。」

 

「そ、そう・・・・なんか勘違いしちゃったようでごめんなさいね。」

 

そのときチャイムが鳴る。

 

「やばっ!転校してきて初日から遅刻なんて言ったら話にならないわ!じゃ、じゃあね!」

 

そう言うと鈴は走り去っていった。

 

(箒に次いで鈴まで騙すなんて・・・・・俺も何とも言えない嘘をついているな・・・・)

 

タクヤは複雑な感情で朝のHRを受ける。

 

 

 

 




追加予定の新キャラ

バイクル(特警ウインスペクター)
ウォルター(特警ウインスペクター)
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