辛き片思い   作:a-hy

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2話です。


始まり

俺の恋の始まりは3年の2学期だった。

 

新学期が始まって、休み明けテストが終わり、

 

白髪の数学教師兼担任が、

 

「席替えするぞー。」と言って、くじで席を決めた。

 

その時、同じ班でとなりの席だったのが、その子だった。

 

彼女とは、特に接点もなかったし、そんなに話もしなかった。

 

強いて言うならば、同じ好きなアイドルグループの話をしたことがあるぐらいだった。

 

俺やその子を入れて、班のメンバーは5人で、

 

みんなに「いろいろとよろしくね」といつものように言ってその日はHRとなった。

 

次の日の理科の授業・・・

 

理科は基本理科室で授業をする。

 

理科室の机は大きい机なので座るために向かい合った状態になる。

 

この日の授業は、「とにかくワークをやり続ける」ということだったので、

 

ほぼ無言でワークを進めていた。

 

その時、足にコツンと何かが当たる感覚がした。

 

集中していたのでびっくりして、下を見ると、

 

その子の足が、自分の足と当たっていた。

 

すかさず、「あっ、ごめん」

 

と謝った。

 

そのあと、ちらっと彼女の顔を見てみると、

 

集中してワークを解いていた。

 

その姿を見ていて・・・かわいいなぁ・・・と思ったが、

 

いや!何考えてんだ俺は!と我に返ってまた勉強に戻った。

 

残り時間があと10分となったところで、また足が当たる。

 

いや、足がくっついてきた。

 

(・・・!?)

 

いきなりすぎて、さっきよりも自分でも大げさなぐらいびっくりした。

 

(えっ?えっ?なにこれどういうこと?!)

 

軽いパニック状態。

 

結局、理科の時間が終わるまでそれが続いた。

 

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