穂むらの弟子になった。   作:とらなかく

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どうも、「とらなかく」です!
今まで書いてみたかったオリ主をついに書けました!(プロローグですが)

それと、プロローグには穂乃果ちゃんは出てきません(泣)

それでは本編をどうぞ!


序章:夢と徹と和菓子と
プロローグ


 俺には夢がある---------。いや、"あった"と言ったほうが正しいのかもしれない。

 

 

 

 

 

 "御影屋"そこは老舗の和菓子屋だ。そして、俺の大事な実家だ。

 今日、家では御影屋の次期跡取りを決めるべく、兄貴と俺のどちらの和菓子が美味いか勝負をした。

 そして、父さんは兄貴の方を勝者とした。

 

 

 つまり俺のガキの頃からの夢だった、実家を継ぐということは叶えることができなくなった。

 16年間の目標が消え意気消沈だった俺は父さんに呼ばれ、父さんの部屋へと向かっている。

 

 

「とりあえず適当なところに座ってくれ」

「おう」

「大事な話だから、しっかり聞いてくれ。まずはお疲れさんと言わしてくれ。お前の和菓子もとっても美味かった」

「そうかい」

 

 

 いつもの俺なら嬉しがるのだが今はそんな気分じゃない。

 

 

「そんなに不機嫌になるなよ。いいか?こっからが大事な話だ、単刀直入に聞くぞ。お前は和菓子作りをこれからもしたいか?」

 

 

 和菓子作りをしたいかだって?そんなの答えはとっくに出ている。俺は・・・

 

 

「俺は、これからも和菓子作りをしたい!」

「その言葉が聞きたかった!」

 

 

 父さんはそう言うと1通の手紙を俺の前に出してきた。

 差出人のところには、"穂むら"と書いてある。どこかの店の名前だろうか?

 

 

「父さん、この手紙は?」

「これは俺の古い親友で、和菓子屋の店主の奴から一か月前に送られてきたんだ」

「へぇ~それで内容は?」

「簡単に説明するとだな、御影屋の後継者に成れなかったほうを穂むらの弟子にさせてほしいってことだ」

「だから、俺が和菓子作りを続けたいのか聞いてきたってわけか」

「そういうことだ。なあ、どうだ?お前にとっても悪い話ではないとおもうんだが」

「そうだな・・・もう少し詳しく教えてくれないか?」

「おお!いいぞ!もっと詳しく話そう」

 

 

 俺は父さんから様々なことを聞いた。

 穂むらが東京の千代田区にあること。穂むらの家族構成について。1人暮らしになる事。穂むらの近くにある音ノ木坂学院が廃校になりそうで俺はそこの男子テスト生として入学すること。

 そして・・・

 

 

「俺が穂むらに行ったことがある・・・?」

 

 

 それは父さんが何気なく言ったのだが、その事実を覚えていなかった俺には衝撃だった。

 

 

「ああ、あっちの子供たちと仲良く遊んでいたぞ。まあ、小さい時だから覚えてないのも無理はないが」

「そ、そうか。聞きたいことは大体聞いたから1日考えてみるよ」

「わかった。ゆっくり考えてくれ」

 

 

 その後、俺は自分の部屋に入ってベッドに寝転がった。今日は重大なことが2つもあった。兄貴に勝負で負けて、東京の和菓子屋に弟子入りを誘われた。

 

 

「どうすっかな~~」

 

 

 それが今日最後の言葉となって俺は深い眠りに落ちた。

 

 

 

 翌朝、目が覚めるといい香りが漂ってきた、きっと母さんの味噌汁か。そう思いながらリビングに向かった。

 リビングに着くと俺が1番起きるのが遅かったと気が付いた。

 

 

 ~*~

 

 

 朝食の片付けを済ませると俺は昨日の件を父さんに相談しに行った。

 

 

「なあ、父さん。昨日の件なんだけど穂むらに行けば、俺は成長するかな?」

「お前の努力次第だがおそらく成長する。俺はそう思ってる」

「わかった・・・手紙の返事には、お世話になりますって伝えて」

「・・・っ!行くのか!頑張って一人前の職人になれよ!」

「ありがとう父さん!」

 

 

 

 

 

 

 こうして俺は高校2年の春から東京に住むことになった・・・

 

 

 

 

 





・・・・・穂乃果ちゃんがいない!!!(前書きで言ってたのはどこのどいつだ)
プロローグなので特にないんで宣伝だけ・・・

もう1つの小説の「女神がゲームをしないと思った?」も現在4話まで投稿しております。
こちらはオリ主がいないので、この小説の口直しにでも(笑)

それではまた!
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