プロローグを見てくれた方が大勢いてとても嬉しいです!ありがとうございます。
それでは本編をどうぞ!
「ここが・・・東京・・・っ!!」
新学期の2日前、俺は初めて(実質2回目らしいが)東京へとやってきた。
「えっと・・・これからどうすんだっけな。あ~あったあった」
俺はズボンのポケットから1枚のメモを出した。メモには新学期までのやる事を書いてある。
「ん~と、じゃあ早速俺の新しい家に向かうかな」
~*~
「ここ・・・どこ・・・!?」
俺は家に向かおうとしているのにさっきから乗り換えができねぇ・・・
まじでなんなんだよ東京!魔王城かよ!
「あの・・・大丈夫・・・?」
「へっ?」
突然話しかけられたからアホみたいな声が出てきてしまった。恥ず!
俺に話しかけた人は灰色の髪で気品がある人だった。というかその髪型なんですか・・・?
「あら、ごめんなさいね。どこ?って言ってたから迷ってたのかと」
「ああ・・・恥ずかしながら乗り換えがわからなくて・・・」
「そうだったのね。どこに行くの?」
「えっと、神保町です」
「あら!偶然ね、私も神保町に行く予定だったの。それじゃ、一緒に行きましょう」
~*~
「あの、今日はありがとうございました!」
「いいのよ、あなたも困っている人がいたら助けてあげてね。それじゃあ、さようなら」
「はい!さようなら!」
いや~東京に来てすぐにいい人に出会えたなんてラッキーだな。それにしてもどっかで見たことのある人だったような・・・ま、いっか!それじゃあ、新居にレッツゴー!
~*~
新居に入ると、すぐに引っ越し業者の人が来たから家具の持ち運びとか配置とか自分にできる範囲で手伝いをした。引っ越し作業から1時間ほど経つと、ある程度片付けられたので業者の人にお礼を言い、残りは自分でやることにした。
「もう18時か・・・」
穂むらに行く時間は19時のため、晩御飯を食べたり出掛けるための準備をした。
おおっと、危ない危ない。父さんから頼まれてたやつも持っていかなければ。
そして、俺は穂むらに向かった・・・
~*~
「ここが・・・穂むらか・・・」
そう言って俺の視界に広がったのは、2階建ての木造家屋。そして、大きく「穂むら」の看板。
間違いない、ここが穂むらだ。あ、でも店の入り口じゃなくて家の方から来てほしいって言われてんだった。裏手に回んないと。
裏手に回るとインターホンがあったため、俺は強くインターホンを押すと、女の人の声が聞こえた。
「はい。どちらさまですか?」
「ええっと、俺は御影屋から来た御影 徹って言います」
「ああ!徹君!ごめんなさい、今開けるから少し待ってて」
「こんばんは、徹君」
「はい、こんばんは。ええっと・・・」
「あ、私の名前教えてなかったわね。私は、高坂 美穂よ」
「よろしくお願いします!美穂さん!」
「ええ、よろしくね♪早速だけど上がって上がって」
「あ、はい。失礼します・・・」
美穂さんの後に続いてついていくと居間についた。居間には美穂さんと俺以外に3人いた。
1人は見ただけで職人のオーラを発しているから、父さんの古い親友だろう。ていうか、ガタイ良すぎでしょ・・・
もう1人は赤みがかった茶髪にツリ目の女の子だ。え、めちゃくちゃ可愛いんですが・・・
最後の1人は・・・「徹君だよね?」
・・・今、誰が俺の名前を呼んだ?
声からしておそらく女の子だから、2人しかいない。
ツリ目の子はポカーンとした口でもう1人の女の子を見ているから、俺を呼んだのは・・・
「やっぱり!徹君でしょ!?」
「ああ、俺が徹だけど・・・」
オレンジ色の髪の女の子だった。
おお・・・穂乃果ちゃんだ!
徹君を助けてくれた人は一体、どこの理事長なんでしょうか(笑)
次回は今回の続きからスタートします。
それではまた!