穂むらの弟子になった。   作:とらなかく

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テスト終わったああああ!自由だああああ!というわけでテストが無事(?)終わりました。良かった良かった!

それでは本編をどうぞ!


1章:穂乃果と徹と饅頭と
新学期開始!


「音ノ木坂学院は今年度をもちまして廃校とさせていただきます」

 

 

 その理事長の言葉に俺以外の生徒達にどよめきが走る。それもそうだろう、何の前触れもなく今、発表されたのだから。いや前触れはあったな。この学校の3年は3クラスに対して2年は2クラスしかない、しかも新入生である1年生は1クラス、察しのいい人はすぐにわかる事だ。

 

 

 ん?俺はわかってたのかって?女子高に男子テスト生が必要ならすぐにわかる事じゃん。さすがにそこまで馬鹿じゃないよ?

 あ、理事長に呼ばれた。そんじゃテスト生挨拶してくるかな・・・

 

 

 ~穂乃果side~

 

 

 私、高坂穂乃果!高校2年!今日は待ちに待った始業式なんだけど・・・今、私の頭の中は2つの大きな出来事のせいで大パニック!

 1つ目は音ノ木坂学院が廃校になる事、2つ目は男子テスト生としてきた子が・・・徹君だったこと!穂乃果の頭じゃ処理しきれないよぉ~

 ・・・とりあえず、徹君と同じクラスがいいなってすぐに思っちゃったことは恥ずかしいから内緒にしとこ♪

 

 

 ~穂乃果sideout~

 

 

 ~徹side~

 

 

 はぁ~テスト生挨拶緊張した~!どこを見ても女子!女子!女子!なんだぜ・・・おい、そこのお前、ハーレムじゃんとか言ってんじゃねぇよ。たった1人の男子だぞ。居場所が無いんだよ、居場所が!

 

 

 んで・・・ここが俺の教室だよな。うわー入りにくいなー!せめて穂乃果がいてくれれば少しは楽なんだけどな。まあ、流石にいないでしょ・・・と思っていた矢先。

 

 

「あ!徹君!こっちこっちー!」

「へ?なんで穂乃果がここにいるんだ?」

「私が音ノ木坂に通っているからに決まってんじゃん!」

 

 

 まさか穂乃果も音ノ木坂に通っているとは思わなかった、昨日ちょっと耳にしたUTX高校だっけ?そこにいると思ってたんだが。でも知り合いがいるって事は安心したな。

 

 

「ねぇ、穂乃果ちゃん。御影くんと知り合いなの?」

「うん!この前から穂むらに弟子入りしたんだよ」

「そうなんですか。穂乃果のお父さんが弟子入りを認めるなんて珍しいですね」

「認めたというか・・・お父さんが頼んだんだよね」

「頼んだって誰にですか?」

「お父さんの古い親友で、徹君のお父さんで和菓子屋もやってる人!」

「ということは御影さんは和菓子屋の息子さんなんですね」

「あのさ穂乃果。話の腰を折るようで悪いんだけどさ・・・この2人って誰?」

「あ、すいません。自己紹介がまだでしたね。私は園田 海未と申します」

「わたしは、南 ことりです♪よろしくね♪」

「知ってると思うけど御影 徹だ。呼び方は適当に呼んでくれ」

 

 

 園田はなんというか・・・THE大和撫子って感じだな。南は・・・誰かに似てるような・・・?

 あれ?今って3時じゃん!そろそろ生徒会室行かねぇと!

 

 

「わりぃ!3人とも!生徒会室行ってくるな!」

「「「行ってらっしゃ~い」」」

 

 

 3人に別れを告げて、俺は生徒会室に入る。

 

 

「失礼します」

「貴方は・・・御影君ね、理事長から話は聞いているわ。私は生徒会長の絢瀬 絵里よ。これからよろしく」

「ウチは東條 希!副会長をやってるんよ。御影くんよろしくなぁ~」

 

 

 一言いいか?この2人スタイル良すぎでしょ!すごいね!?高3ってやっぱり大人だわー

 あの豊満な胸で多くの野郎どもを抹殺したに違いない・・・。なんて馬鹿なことを考えてると東條先輩がニヤニヤしながらこっちを見てきた。まさか心を読まれた?

 

 

「とりあえず、貴方の仕事は私か希が指示するものをやってもらうわ。今日はもう帰っても大丈夫よ」

「わかりました。失礼します」

 

 

 たった1人の男子生徒って辛いんだな。そんなことを考えながら俺は穂むらに向かった・・・

 

 

~*~

 

 

穂むらに着いた俺は、まず店番の美穂さんに挨拶をした。その後従業員のエプロンを着て美穂さんと店番をすることになった。なんで店番してんのかって?そりゃあ弟子兼従業員だからだよ。師匠に教えてもらえるのは基本的に空いた時間だけなんだよ。だから少しでも勉強になるようにって美穂さんと師匠が従業員として雇ってくれたんだ。しかも、有難いことにお給料付きで!

 

 

「あら、あの人が呼んでるわね。徹君行ってらっしゃい」

「あ、はい。失礼します」

 

 

俺は厨房に向かうことになった。テンション上がるね!

 

 

「・・・・・・・・」

「えっと・・・師匠?俺は何をすればいいんですか?」

「まったく・・・あなたは・・・徹君にはまだ伝わらないのよ」

「あれ?美穂さん?」

「心配になって雪穂に任せて見に来たのよ。えっとね、この人は徹君に饅頭を作ってほしいんだって」

「饅頭ですか・・・やってみます!」

 

 

~*~

 

 

「できました!」

 

 

そう言って俺は美穂さんと師匠に饅頭を渡す。緊張するなぁ~。

 

 

「美味しいわね!」

「・・・・・・・・」

「なるほど、悪くはないがまだまだだ。修行のメニューも考えておこうだってさ」

「そうですか、ありがとうございます!」

 

 

自分で作ったからこそ分かる。やっぱり全然駄目だ。穂むらでもっと勉強しないと。そう感じた新学期初日だった・・・。

 

 

 

 

 




やっと新学期に入った・・・
今後はμ’sを作りつつ穂乃果ちゃんとのお話も入れてく感じで書いていきたいです。(願望)

それではまた!
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