それでは本編をどうぞ!
「ねえねえ、徹君!これ見てよ!」
「なんだよ穂乃果?」
穂乃果が見せてきたのはスクールアイドルを中心に発行されている雑誌だ。
「それで?俺に何が言いたいんだ?」
「いま、スクールアイドルっていうのがすごく人気があるんだよ!」
「知ってるさ。A-RISEとかのことだろ?」
「徹君知ってるんだ。それでね、最近有名なスクールアイドルがいる学校の入学希望者が増えているんだって」
「まさか・・・お前スクールアイドルやるつもりか?」
「なんで徹君もわかっちゃうの!?」
「いや・・・話の流れ的にわかるから・・・」
呆れながら答えるが1つ疑問がある。
「なあ、穂乃果。なんで俺にその話をしてきたんだ?」
「えっと・・・徹君に私たちのマネージャーをしてもらいたいなって」
「私たちって・・・穂乃果以外にもいるのか?」
「うん!ことりちゃんも海未ちゃんも一緒にやってくれるって」
「園田がやるとは・・・見かけによらず意外だな」
「穂乃果!まだ私はやるとは言ってませんよ!」
「うわっ、海未ちゃん!ごめん徹君マネージャーの件考えといて!」
「え?おう。頑張って逃げ切れよー」
俺は園田から逃げている穂乃果に適当に応援を送った。どうせ後で怒られるのになんで逃げんのかねぇ?
それはそうと、スクールアイドルのマネージャーね。引き受けてあげたいけど・・・穂むらの修行も生徒会の仕事もあるしな・・・。
~*~
結局、放課後までに穂乃果に言えなかったな。今日穂むらに行ったら会えるかもしれないし、その時に断ることにしよう。
だけど、その前に生徒会の仕事があるんだよなぁ。学校がある日は絶対あるとか・・・俺にとってブラック生徒会なんですが。そう心の中で愚痴りながらも生徒会室の扉を開く。
「失礼します」
「おっ!御影くんやっときたやん!」
「今日は何をするんですか?」
「さっき、先生に体育倉庫の上にあるボールを回収してほしいって言われてな、御影くんはボールを回収したら帰ってええよ~」
東條先輩に頼まれ体育倉庫にあったボールを回収した。生徒会室に戻る途中、穂乃果が踊ってる姿が見えた。どのくらい経ったかわからないが俺はただただ真剣に踊る穂乃果に見入ってしまった。
「本気・・・なんだな」
無意識に言ってしまったその言葉と同時に俺はある決意を持って生徒会室に戻った。
「ボールを回収して先生に渡したので先に失礼します」
そう言ってバッグに手を伸ばした瞬間、生徒会室のドアが開いた、来客者は穂乃果達だった。
「アイドル部の設立申請に来ました!」
「そう、申請書を見せて」
絢瀬先輩が申請書の確認をする、なんかどっかの女上司みたいだな。
「設立には許可出来ません」
「なんでですか!?」
「部の設立には5人以上必要なのよ」
「つまり、あと2人集めてくれば大丈夫ってことやん」
あと2人と東條先輩は言った-------だけど今からあと1人になるんですよ。
「絢瀬先輩、その紙貸してください」
「え?ああ、いいわよ」
紙を受け取ると俺は部員名記入欄に"御影 徹"と記入して穂乃果に返却した。
「あと・・・1人だな!」
「徹君・・・ありがとう!」
その時の穂乃果の笑顔はとても眩しくてとっさに目を逸らしてしまった。
・・・穂乃果ちゃんとのラブコメのくせにあまり進まないという事実。
次回こそは・・・(フラグ)
それではまた!