聖櫃に抱かれた子どもたち   作:佐伯寿和2

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精霊の導き その四

 スメリア城、王の暗殺と共に破壊され、今は「跡地」と呼べる程度の面影しかない。そしてその地下には王にさえ知らされてない秘密の研究施設がある。数日前まで炎の精霊はそこに囚われていた。それをアークたちが解放した。

それなのにどうして彼らは精霊を求めてそこ訪ねるのだろうか。

「俺も確証があるわけじゃない。ただ、彼らは俺という道具をぞんざいに扱ったりしない。その点に関してだけは断言できる」

アークは父から受け継いだ首飾りに念じて目をつぶると、脳裏に(くだん)の地下施設が映った。

「精霊の国」に相応しくない鉄の大聖堂、広く殺伐とした空間。その一番奥に巨大な彫像を飾るための円形の台座があり、それを覆うガラスの帳は粉々に砕かれていた。

それは確かに彼らがかつて訪れた場所だった。

「そう、じゃあ早速向かいましょう」

「おい、行くっていったいどうやって行くつもりだよ」

「どうって……、それもそうね。どうやって行くつもりなの?」

「……はあ」

指名手配をされたばかりだからか。ククルにはまだその自覚がなく、公共の交通機関が使えない身だということも理解していなかった。

「まだ試してはないけどこの首飾りを使えばゴーゲンの魔法みたく瞬間的な移動ができるみたいなんだ」

俺たちは急いでいるし、これ以上に素早い移動手段はない。妥当な案だと受け入れられると思っていた。それなのに彼女は俺の隠し事に気づき、疑いの眼差しを向け、ズバリ言い当ててきた。

「それはあなたの体にどれだけ負担がかかるの?」

「……さあな」

この時間に飛んできた時、回復する前に彼女に見つかったのが良くなかった。

 彼女の言う通り、この首飾りが俺に与える影響は大きい。時間と距離に応じているのかもしれないが、力を使う時、沼に引きずり込まれると同時に皮膚が溶けていく感覚に襲われる。そうなると俺の中身が沼に流れ出てしまい、なかなかすべてを回収することができない。こうしてる今もハッキリ自分が何者だという自信が持てない。

アークなのか、それとも精霊なのか……。

だけどこの調子で首飾りを使い続ければ確実に、元の時間に戻った頃にはこの体に「アーク」は半分も残っていない。父さんの不調もこれが原因だったんだろう。「精霊の導き」に抗えず……

「だからって今さら止まれる訳ないだろ?」

「そういうところがあなたの悪いところなのよ」

「……そうなのかもしれないな」

「……」

彼女は眉間にしわを寄せた。だけどそれが何を訴えているかなんて聞く気になれなかった。

世界のために自分を犠牲にする俺に苛立っているのかもしれないし、そうとわかっていてもそれ以上に良い方法の見つからない現状に苛立っているのかもしれない。はたまた、悪魔たちとの戦争の引き金を引いてしまった自分が許せないのかもしれない。

何にせよ、俺は彼女を(なだ)めなかった。それが悪循環の第一歩に思えたからだ。

 

 

 首飾りは俺たちを崩壊した城の入り口に降ろした。けれども王の暗殺直後ということで城には衛兵たちが巡回していて、ひと息つく間もなく見つかってしまった。

「なんだキサマら!?」

「お、おい、コイツら、アークと一味の女だ!」

瞬く間に場はひりつき、衛兵たちは恐怖から素早く自分たちの得物に手をかけた。けれどもそこから先は実戦経験の差が如実に表れた。

「私はククルよ!指名手配犯の名前くらい覚えておきなさいよね!」

「うぐっ!」「ぐぁっ!」「ぎゃあ!」

彼女はろくに構えてもいない衛兵の剣を扇子でも扱うかのように素手で払いのけ、確実に鳩尾(みぞおち)に重い拳や蹴りを叩き込んでいった。情けない悲鳴が彼女をますます凶悪な犯罪者へと仕立て上げ、残った衛兵たちの顔はすっかり被害者の色で染まってしまっていた。

「情けないわね。これじゃあ、王様の傍にいたって結果は変わらなかったでしょうね」

かすり傷一つ負わせることなく悶絶する十数人の男たちをなじり、彼女は大股で城の地下へと進んでいった。

彼らは何一つ特別なところのない人間だ。勇者相手に手も足も出なかったとしても仕方がない。……それなら俺たちは?彼女の猛虎のごとき後ろ姿を見ていると、「特別」が他人にとっても自分にとっても腹立たしいものでしかないように思えた。

 地下に続くエレベーターは見る影もなく、足場はひどく(もろ)くなっている。ひとたび転倒したなら10メートル以上は転がり落ちていくだろう。それでも彼女はズンズンと進んでいく。普通の人間のフリをするのが煩わしいと言わんばかりに。

その先で待ち構えていた、いかつい鎧を身にまとう魔人に対してもその主張は変わらない。

「よくもまあノコノコと現れたものだ。ここで血祭りにあげてくれる!」

「アンタたちはそれしか言えないの?酒と斬り合いしか知らないうちのお猿さんでも、もう少しボキャブラリーがあるわよ」

凶悪な魔人の大剣も、その猿と比べたならつまようじ程度にしか見えないのかもしれない。彼女は扇子と同様に払いのけると退魔の技を叩き込み、各々の急所を破壊して確実に息の根を止めていった。

どこか、アリバーシャの惨劇で頭の狂った自分を見ている気分になった。

結局、俺たちはずっと何かに対して「怒り」続けているんだ。「幸せ」なんて匂い立つ未来に期待し、現実を目の当たりにしてもまだ諦めきれずにいるんだ。特別じゃなくていい。ただ、悪夢のない毎日があればそれで。

 

 王の崩御を感じさせる埃が舞い、鼻腔に戦場を彷彿とさせる鉄の臭いが充満している。「研究所」の代名詞のような最新のコンピューターたちが科学者のための大聖堂を高らかに(うた)っていた。

そこは城の最深部、国王の目の届かないここで悪事は密かに根を広げていた。

大聖堂の突き当りに鎮座する巨大なカプセルがその根幹だった。だが今やその根は息をしていない。科学者たちの養分ともいえる研究対象の姿はどこにもなかった。

それでも彼女は空っぽの器に向かって呼びかけた。

「火の精霊よ、いらっしゃるのでしたら姿を見せてください!」

 

――――やはり来たか

 

空気が赤みを帯び、パチパチと音を立てる。薄暗い大聖堂にポツリと灯ったロウソクの火。それは神聖な大聖堂を燃やして腕を生やし、足を伸ばした。

「私たちがここに来た理由をご存じなんですか?」

燃え盛る頭髪は物静かだが竜の羽さえ溶かしてしまいかねない輝きを放つ。まとう装束、携えた杖は厳かで白髪(しらが)の老魔導士よりもよほど賢人らしい。そして、漆黒の眼球と金色(こんじき)の瞳は宇宙から二人を見下す星々のように絶対的支配者の色をしていた。

火の賢人はカプセルの中に立ち、淡々と述べる。

「マローヌの死は私の耳にも届いている。アンデルが事を起こし、聖柩を手にしてしまったのだろう?アレは臆病な男だったが、良くも悪くもアンデルの歩みを阻んでくれていた」

「ごめんなさい。私たちには助けられませんでした」

「自らを卑下することはない。これが人と悪魔の力の差というものなのかもしれん。それに、まだ勝敗が決した訳でもないだろう。共に立てば必ずや望む未来は得られるものだ。お前たちはあの男よりもよほど勇気があるのだから」

「……すまない。事態は貴方が思っているよりも深刻なんだ」

神殿の松明を通じてか、火の精霊はトウヴィルに響く王の欠伸も耳にしていた。けれども、目の前にいる男が一年後からやって来たこと、そこで何が起ころうとしているかを知るよしもなかった。

アークがその目で見た事実を告げると火はどよめき、カプセルをドロリと溶かした。

「封印が解けかけているだと!?レイラの鏡はどうした!女神と七勇者の石碑であれば問題なく制御できたはずだ!」

怒れる火の叫びにも動じず、アークは懐から割れた鏡の破片を差し出した。

「『王』の力は貴方たちの想定を超えていた。もう、出し惜しみをしている場合じゃないんだ」

「………アークよ、お前はやはり私たちの見立てた通りの人間のようだ」

荒ぶる火に当てられてもなお揺らがない勇者の凛とした眼差しに、精霊は『親しみ』を感じ取った。だが同時に、世界の安定のために残しておいた彼らの「余力」を見抜かれてしまった。

「お前の言わんとしていることはわかる。だが、それはできない相談だ」

「なぜだ。王が君臨してしまったら貴方たちの危惧する大災害もなにもないだろう」

「わかっている。だが、星が乱れてしまえばそれこそ我らは闘いの意図を見失うことになる」

「その前提がそもそも間違ってる。未来に怯えて拳を隠してる奴がどうやって勝者になれるって言うんだ。それこそ貴方たちの嫌う愚か者の戯言だとどうして気づかない」

もはや、アーク・エダ・リコルヌは世界の秩序を司る存在と対等な立場に立とうとしていた。火は彼に怒りを覚えず、耳を傾けるしかない。それが、自分たちの撒いた種であるならなおさらに。

「他ならぬお前の言葉であるなら譲歩するしかあるまい。だが、すべてという訳にはいかない。なぜなら―――お前たちの言葉を借りるなら、これは『戦争』なのだから」

「わかってる」

精霊たちは現象を(ルール)で縛ることで世界に「自然」をもたらした。命がそれらを利用する機会を与え、進化する機会を与えてきた。

その力を他に割り当てたなら、それだけ「自然」は崩壊する。利用してきたものに復讐するだろう。水は重力に逆らい、火は所かまわず現れ、命を捕食する。「自然」は「混沌」と名を改め、主である精霊すらも否定しにかかるだろう。

それだけのリスクを冒しても彼らにとって王は封じるべき存在であり、戦争に敗北は許されなかった。

 

 火の精霊はククルの持つ鏡、そしてアークの持つ鏡それぞれに力を与え、これ以上はないと言わんばかりに吹き消すロウソクのように姿を消した。

辺りの空気が急激に冷え、鳥肌が立つ。そんな五感の訴えも気に留めることなく、アークは手元の鏡に声にならない非難をぶつけていた。

「ほら、そんな辛気臭い顔をしないで残りの精霊の所へ急ぎましょう」

その理由を、彼女だけが知っている。それは、誰も知らない二人だけの秘密なのだ。

「……そうだな」

しかし、二人きりだろうとそれを口にすることはない。口にしたところで、何も変えられないとわかっているからだ。

 目をつぶるとそこには頂き高き法の峰々が見えた。それが、次の精霊の居場所だった。

 

 

「アークさん、ククルさん!?」

神に頭を下げさせない大門の両脇に立つ僧兵が、突如現れた二人の姿を見て驚きと安堵の声を上げた。

(いわ)れのない事情は我らの耳にも入っております。お二人ともよくぞご無事で。……ところで他の方々は?師範代は…存命でしょうか?」

「ああ、ピンピンしてるよ。ただ、今は訳あって別行動をしているだけなんだ」

「そうですか……。いえ、申し訳ありません。貴方がたは等しく恩人であるにもかかわらず、手前勝手なことを尋ねてしまいました。お許しください」

「もともと恩に着せる気なんてさらさらないんだ。気にしないでくれ」

マローヌ王の暗殺。その罪の重さはここグレイシーヌにおいても変わらない。それどころか、その首謀者の一人が国の正義を冠するラマダ寺の師範代ともなればグレイシーヌを二分する内紛が起きても不思議ではない。であるにもかかわらずグレイシーヌの民は今もラマダを信じ、寺の言葉を待っていた。

アーク一味が敵であるか否かを。

「ご安心を。我らは貴方がたの人柄を存じております。王に掛け合い、必ずやグレイシーヌが貴方がたをお守りいたします!」

「ありがとう。でもそれは逆効果だ。貴方たちが表立って俺たちを庇えば敵にこの国を叩く口実を与えてしまう。そうして巡り巡って貴方たちが俺たちの敵になってしまったらそれこそ目も当てられないだろ?それよりも今はいずれ立ち上がる日のために力を蓄えていてほしいんだ。一瞬の隙を見逃さない力を」

この時渡りがどれだけ俺のいた世界と連動しているのかわからない。だけど父さんがそうしてきたように、俺もできる限り勝つための努力をしなきゃならない。それがこの首飾りを受け継いだものにしかできない闘いだから。

僧兵たちは渋々頷くと改めて俺たちの用向きを尋ねてきた。

「すまないが、急いで地の精霊に会わなきゃならない用ができたんだ。だから山を登る許可がほしい」

すると僧兵たちは揃って重い陰を落とし、あからさまに答えを濁した。

「大変申し上げにくいのですが、今、寺は複雑な状況に置かれていて封印しています」

二人は顔を見合わせた。

「どういうことだ?まさかまだヤグンの手下が紛れ込んでいるのか?」

だとしたら力になろう。そう言いかけたところで僧兵は彼の言葉を遮った。

「これは我々の落ち度。貴方がたの手を(わずら)わせる訳にはいきません」

ヤグンの手下。かつてイーガもろとも僧兵たちを傀儡にしていた大僧正の偽物は彼らの厚い信頼で守られていたが、今回はそれとも少し状況が違っているらしい。鍛えられた僧兵の表情から後ろめたさが滲み出ていた。

「そうは言うけど私たちも急ぎの用事なの。どうにかならない?」

「それは……」

 

出たぞっ!!

 

道場から響く声に門番は顔をしかめた。

「出たってなにが?」

「それは……」

「もういいわ。いいからそこを通して。自分たちの目で確かめるから」

はっきりしない僧兵たちに業を煮やしたククルは彼らを押しのけ無理やり中へと入っていった。後に続くアークも彼らの態度からあらかたの予想はついていた。だからこそ彼女は苛立っているのだ。

「ゴキブリが出た訳じゃあるまいし、敵わない相手なら人を頼ればいいのよ」

それは果たして僧兵たちに向けた言葉か。それとも精霊の導きに身を委ねる俺に向けた言葉なのか。

そのどちらであったとしても、やはり俺には彼女を宥めることができなかった。

 石畳の敷き詰められた武道場にたどり着くとそこには僧兵が僧兵と対峙する光景が広がっていた。

「裏切り者め!」

「違う!」

「同志を見捨ててのうのうと生きる落伍者どもめ!」

「違う!」

「ラマダはお前たちを決して許しはしない!」

「違うのだっ!」

対峙する一方の僧兵は肌が赤黒く、筋肉は虎や竜のように威圧的に隆起していた。さらには彼らが付ける面から悪辣(あくらつ)な牙がはみ出し、額には薄っすらと角のようなものまで浮かび上がっているのだ。

ククルがそれを指摘すると僧兵たちは断固としてそれを否定した。

「違います!彼らはこの寺で苦楽を共にした同志!ラマダの膝下に悪人などいるはずがない!」

僧兵たちの弁明も空しく、幽鬼は人ならざる手足でもって次から次へとかつての同志を床に転がしていく。それが正義なのだと声高らかに叫び、咆える。

彼らは敬愛する大僧正を殺し、成り代わっていた悪魔に命を奪われた犠牲者だった。

だからといってこれはあんまりだ。ククルは溜め息を吐き、大僧正に代わり僧である彼らに説教した。

「だったらこの状況をラマダは許すの?ラマダは裏切り者なんて言葉を拳にすることを良しとしているの?それともなに?アナタたちは本当に、偽物を倒すために必要な犠牲者を選別してたって言うの?」

「バカな!我らは兄弟!たとえこの面が縁より法を重んじようと我らが互いを(おとしい)れることなどありはしない!」

「どうしてすんなりその一言が出てこないのよ」

彼らの本心を聞き届けたククルは拳を握り、幽鬼の前へと進み出た。

「偽物、傀儡、まやかし。なんにせよ、あれは彼らの本音じゃない。だったら教えてやりなさいよ」

その眼差(まなざ)しは「勇者」と呼ばれる鋭さと光で敵を見定めていた。

「兄弟の絆ってものをね」

 

 ククルに続き、門弟たちは奮い立った。兄弟を侮辱する悪霊に拳を突き立てた。

「我らの道は常に一つ!」

「たとえ血が穢れようと、この拳が我らと共にある!」

例えソレが敵に操られただけの正真正銘の友だったとしても。ともに磨きあげた拳でそれを思い出させなければと渾身の一撃を叩き込んだ。

「一度ならず、二度までも……」

「恥知らずめ」

「この恨み、晴らさでおくべきか」

腕力だけで見たなら幽鬼は僧兵を遥かに上回っていた。だが立ち上がった僧兵がソレらの拳にひれ伏すことは二度となかった。その事実がすべてを物語っているのだと彼らは改めて気づかされた。

「あの悪霊たちはラマダの技を使いませんでした。いいえ、使えなかったのです」

「つまり、ラマダの教えを知らぬ何者か裏で糸を引いているということ」

「そんな愚か者に騙され、危うく我らもまたそこへ堕ちてしまうところでした。ククル殿、どうか我らの未熟さをお許しください」

僧兵たちは彼女の前で膝を折り、心の底から反省の意を表した。深い傷を代償にして。

けれども彼女はそんな実直な姿も気に入らなかった。

「アナタたち、どうしてそんなに目が悪いの?」

「……と仰ると?」

「何から何まで私に言わせるつもり?アレでこの一件が片付いたとでも思ってるの?なんで最後まで見届けないで答えを出そうとするのよ!アレで本当にアナタたちの兄弟が浮かばれると思ってるの!?なにもかもが中途半端なのよ!」

ヒートアップしていく彼女の声は屋根のない道場に響き、僧兵たちの中にそれを遮るものはいなかった。

やがて一人の僧が立ち上がり寺の中へと帰っていくと、ポツリポツリと他の僧たちもそれに続いた。そうして数分もしない内に彼らは再びククルたちの前に戻ってきた。(かしず)かず、胸を張って彼女に言った。

「我ら、これより頂きへと赴き、彼らと決着をつけようと思います。精霊(ラマダ)に会われると仰るのであれば、お二人の同行を補佐させていただきます」

「私たちは経験者なのよ?助けなんかいらないわ」

 

――――一度熱を持ったらなかなか元の鞘に収まちゃくれないのが女と妖刀のタチの悪いところだ。

 

以前、道中で出くわした魔物の群れに対し、逃げる俺たちに背を向け、トッシュは一人で立ち向かっていった。そのせいで危うく全滅しかけたのにアイツは悪びれもせずにそう言ったんだ。

だけど今の彼女を見ていると、あの時のアイツの暴走もなぜか納得できる気がした。




※レイラの鏡
前回の注釈の捕捉です。
「レイラ」といのは古の女神の名前で、鏡はククルの家で代々受け継がれてきたもの。映した者の心の奥底にある真実を暴くという力があります。(装備の効果とは関係ない?)
(アークⅠのニセ大僧正の本性を暴く時に使っています)

今回はその文言ではなく、装備としての効果(混乱・眠り・毒・暗闇の状態異常無効)、中でも混乱と暗闇の「否定」を採用しました。

※ククルたちの移動方法(首飾りでのテレポート)
原作では公共交通機関(空港の飛行船)で移動していましたが、それだと時間がかかり過ぎて、「王が封印壊します」カウントダウンにおける緊張感が薄れるかなと思い、ちょっとインチキまがいの設定を設けました。

※過去から現在への影響?(若干のネタバレあり)
原作では過去編を終えて現在に戻ると、封印をする手段がなくてどうしようもない状況だったはずのククルが何食わぬ顔で「封印はしておいたわ」とか言っています。
これって過去で鏡に精霊の力を宿させたからなんでしょうか?だとしたらそれまでククルは精霊の力の宿ってない鏡で封印を維持していたということ……?
その辺がよくわからなかったので今回、未来の割れた鏡にも同様の力を宿し、現在でも使用可能な状態にするという目標を立てました。
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