自称「魔王」の逆鱗に触れた聖騎士。彼と隣の蛮族の風体をした戦士は魔王の咆哮にも怯まず、同時に駆け出した。後に、精霊の国スメリアの王となった聖騎士はアークに並ぶ精霊の使い手。彼が戦士を強化し、速攻で決着をつける。それが彼らの間でお馴染みの連携。
しかし、かの魔王がそれを知らない訳がない。二人が首級を上げる光景を幾度となく見てきた。それでも愚直に突進してくる二人を見て魔王は奥歯を鳴らした。片目をつぶり、一点を見つめ、虎のように吠えた。
「バカどもがっ!」
一度目よりも強力な爆発が二人の足下で炸裂した。もうもうと立ち昇る積乱雲さながらの黒煙が白い世界に映え、目を引く。老魔導士もまた煙をじいっと見つめるけれど、彼の警戒心はそこになかった。
魔王はわかっていたのだ。「それ」をよく知っているからこそ、二人を囮にしたのだと。
「ゴーゲン、よそ見とはいい度胸だな!」
あくまで陽動の役目を貫く戦士は聖騎士の力を借り、魔王の目に留まらない速度で煙から抜け出し、一撃必殺の剣を振り下ろす。
戦士に一切の手加減はない。その一撃は樹齢千年の大木すら両断するだろう。だが、あの赤猿の刀と比べたなら……。その刀身に何匹のハエが止まるだろうか。それを数える余裕さえある。あくびが出る。彼ならその間に十回斬っている。「一撃だ」とほざきながら。
剛腕の亀を無視し、魔王はつぶる目を左右反転させ、もう一つの影に集中した。
「畜生めが」
黒煙が視界に激しく主張する中、白い大地に溶け、猛進する一匹のカジキがあった。泳ぐ速度は戦士の剣が落ちるよりも速く、魔王の背後を取り、満を持して大地から踊り出す。雪山に白い影を落とすほどに儚い長毛を振り乱し、獅子をねじ伏せる黒曜の鈎爪を横なぎにする。
しかし、光のごとく駆け抜けた魚雷が目標を捉えることはなかった。
「聖獣などともてはやされようとも、キサマもわしらが滅ぼすべき一つの災いだというのを忘れるなよ」
巨獣の鈎爪は確かに棒立ちの老木を引き裂いた。ところがそれは湖面に映る幻影のようにユラリと揺らいで消え、次の瞬間には獣の遥か上に現れていた。巨獣と比べればひどくみすぼらしい白髪と白ひげをたなびかせ、詠唱を終えた杖が戦闘機のごとき氷柱の軍団を従えている。
「無駄よ」
巨獣は勢いのついた体をなんとか
「手心」など必要ない。敵はまだ5人もいるし、そもそも彼らは本物でもない。魔王は突撃を命じ、氷柱は神風となる。
「させない!」
黒煙から遅れて現れた騎士、空振りした戦士が聖獣の盾となり、軍団を迎え撃つ構えをとった。
「ふん」
魔王が鼻で笑うと氷柱は砕け、砕氷となって降り注いだ。騎士は剣の構えを解き、かまいたちを巻き起こして聖獣に絡みついた網を切りながら
「何度来たところで――――」
呪縛から解かれた聖獣が咆哮を上げる。すると魔王の筋肉は強張り、詠唱が途切れた。それでも自分の優位は変わらないと魔王は聖なる獣を見下した。
「キ…マはそれ……わ…の何を封……つもりで……?」
戦士の一撃は重い。だがやはり眠い。たとえ声帯が不自由になろうと指先一つ動かすことができれば彼は水面にもハエにもなることができた。
むしろたった今、危機的状況にあるのは自分たちだということに獣たちは気づいていない。
「種」は撒いてある。あとはそれに濡れた土を加えるだけでいい。
魔王は亀を無視して地上に散らばる
魔王の罠にいち早く気づいた巨獣は身をていして騎士を護った。それを無駄にすまいと騎士はバラの花びらを足場にして魔王のおわす空へと駆け上がる。
前方に騎士、後方に戦士。さらに地上では僧兵が万全の体勢で待ち構えている。それでも魔王が怯えることはない。
指先で図形を描き、杖でそれを叩けばそこに圧縮した空気の壁が生まれた。与える衝撃が強ければ強いほどにそれは炸裂弾のように弾け、爆風で押し返しながら敵を切り刻む。盾に求められるのは「強度」じゃない。いかに敵を「退ける」かだ。そして魔王は戦況に応じて最適の盾を瞬時に生み出すことができた。
これまで何千何万という刃、銃弾がそれを証明してきた。
誰も、彼を傷つけることなどできはしない……はずだった。
「無……だと……!?」
騎士は改めて証明した。どんな凶悪な魔王だろうと物語を君臨した試しはない。物語の最後には必ずそれを打ち破る勇者が現れるのだと。
「な、なぜ……!?」
盾は破られ、魔王の額を裂いた。騎士の前髪を風がそっと掻き上げ、アークの面影を持つ男の顔が狼狽する老人を静かに見つめていた。
受けた傷は深くない。だがそれ以上に
術式に誤りはない。ならばなぜ私は斬られた?精霊にジャミングされないよう防壁も立てた。ならば、なぜ?
「―――!?」
追撃を避けるため咄嗟に発動させたテレポートも指定した距離の半分も飛ばず、二度、三度と飛ぶ羽目になった。
そんなにも私は追い詰められているのか?………いいや……
明らかに追い詰められた魔王に、騎士からの追撃はない。彼はただ老爺の狼狽える姿を悲しげに見つめていた。
「俺たちは
「……何が言いたい」
魔王は筋肉の強張りが解け始めていることを確認し、時間を稼ぎながら次の手を思考する。
「
「カッカッ…ぐふっ……なぜわしが
血が内臓に混ざり、いつもの高笑いに失敗した。
なぜ笑う?たった今、己が言葉にした通りじゃないか。私は彼らを裏切り、魔人となって彼らに殺意を向けた。今さら何をごまかすことがある?
……違う。
会話は魔王に十分な時間を与え、「トリック」の仕組みに気づかせた。なんのことはない。「トリック」とさえも呼べない。
魔王は制御できないテレポートを避け、風を打って大きく前へと飛んだ。落ちる体は地上すれすれで止まり、氷上を滑るかのように走り出す。足では追いつけないと
だが「
「それでもさすがは伝説の勇者というところか。この魔王ですらたやすく
老爺にとって息をするよりも慣れ親しんだ『浮遊』がまたも解けた。カジキさえも寄せ付けない速度が老体を勢いよく転がし、骨にいくらかのヒビが入る。それでも老爺は億にものぼる数の術式を一息に構築し、トリックの網を掻い潜って何度でも飛行する。
その先には何もない。白い世界が広がっているだけ。しかし今の彼には感じられるある一点が確かにそこにあった。
勇者は七人で一つ、だのに残りの二人の姿がどこにもない。それをすっかり失念していた。この「物忘れ」が年のせいではなくあの小娘ならではの芸当だとウルトゥスは思い出した。そして、その見破り方も。
「この白い世界も、結果的にキサマにとっては都合が良かったということだ」
魔王は「ここだ」と思う場所までやって来ると自分の手首を思い切り噛みちぎった。容赦なく。筋肉のない
「やはりか」
そこに突如として巫女と小娘が現れた。小娘は目を見開き、困惑している。
「どうして?」
「わしは、ただの善意で他人に力の一部を貸したりはせんよ」
ウルトゥスはリーザに懸念を抱いていた。若さは武器であると同時に敵味方を忘れさせる劇薬でもある。恵まれ過ぎた力が、第二のガルアーノを産み出しかねない。
彼女の傍を片時も離れない青いたてがみが「マザー」を彷彿とさせて止まなかった。
それを防ぐために彼女に魔術を貸し与え、もとい首輪をつけて監視し、
結局それは彼の杞憂に終わり、逆に意図しない活用法として彼の窮地を救う手助けになったのだった。
小娘、ゲニマイはリーザと出身を同じくする女。ならば「匂い」も似通っている。頭の中をいじられようと、五感が生きていればそれを嗅ぎ分けることくらい彼には造作もない。
女たちこそが一行の要、「勇者の鎧」と言っても過言ではない。彼女たちは瞬く間に男たちの傷を癒し、力を増強させ、敵の攻撃を逸らすことができた。逆に、彼女たちさえ取り除いてしまえば――聖騎士の力は厄介ではあるが――、多少攻撃力に長けただけの人間に過ぎない。
魔王は杖で地を叩いた。たちまち轟々と燃える火刑の柱が女たちを取り囲む。『浮遊』に使っていた風を前へ蹴り、太らせ、火柱に触ればそれは火の嵐へと姿を変え、数千度の舌が柔らかな肉を舐め回す。
遅れてやって来る騎士たちの間合いに入らないよう老爺はまた飛んだ。
逃げながら手の中で杖をプロペラのようにくるくると回す。すると突進してくる騎士、戦士、僧兵たちの足が明らかに鈍った。彼らの行く手を阻害しているのは盾として機能しなくなった「風の壁」。それらはミラーハウスのように無秩序にばら撒かれ、足止めとして効果的に働いた。
そう、足止めさえできればいい。
嵐の風を利用して空高く飛び、中の様子を確認する。そこに逃げ場なとない。しかし、いつまで経っても火は消えず、咀嚼し続ける。
小娘が見苦しく抵抗しているのだと、今度はすぐに気づくことができた。
「もはやそれはわしに通用せんとわかっているだろうに」
魔王は素早く図形を描き、赤く狂う嵐に地上から天まで続く塔のごとき雷を落した。雷は火の嵐を押しのけ、
嵐が晴れるとそこに現れたのは二体の炭クズと、いつの間にか潜り込んでいた聖なる巨獣。氷柱に貫かれ、雷に焼かれた獣の毛皮はもはや「聖獣」と名乗るのもおこがましい有り様。それでも魔族と闘うことを命じられた獣は周囲に結晶を生成して光を屈折させ始めた。
「させん」
魔王が血の滴る手をかざせば落ちた雷の残滓が光の矢に変わり、結晶の壁の中で跳弾して幾度も獣の肉と神経を焼き殺した。やがて獣は力尽き、不快な臭いを撒き散らしながらゆっくりと崩れ落ちた。
騎士たちは完全に剥がされた「鎧」を見て固まっている。それを眺め、
「たかがジジイ一人と侮ったか?青二才どもめ」
「……お前は本当にウルトなのか?」
彼らはその老爺が何者なのか疑い始めた。剣で斬られても立ち上がる体力。自傷を恐れず催眠を暴く胆力。「殺す」ことに躊躇いのない本物の殺意。それは以前の彼にはなかったもの。
だから3000年前の大戦で彼は死んだ。悪魔に魂を利用され、仲間を襲う魔人として彼らを悩ませた。そのはずが……
「世迷言を。奴はとうの昔に死んだだろう。キサマらもそれを見ていたんじゃないのか?いいか、軍団長ソルよ。わしは魔王だ。かつての大魔導士の体を乗っ取り、人の心を弄ぶ
これに僧兵が異を唱えた。
「確かにそこにノルはおらんのかもしれん。しかしお主は間違いなくウルトゥス・フラド・アダンだ。人を妬み、
「笑わせるな。生前でさえ私が人間のために働いたことがあったか?」
「……言葉で解決を許さないのも以前のまま。お主は常に行動で示した。言葉はその隠れ蓑。お主は気づいていなかったかもしれんが―――!?」
杖が、勝手に動いた……ように感じた。
僧兵バルダはラマダの拳で雷を退け、足が流れるように私の顔に飛んできた。だがしかし、今度こそ『壁』はその役割を果たした。続けて振り下ろされる群団長の剣も、大きな『壁』を張れば仕留める隙をつくることができよう。
そうだ。初めから此奴ら相手に「会話」など必要なかったのだ。
ところが、いざ亀の大剣が『壁』を叩こうという瞬間、嫌な予感が脳のしわ、その隅々にまで駆け巡った――――斬られる?!
「ぎゃああ!」
なぜだ!?奴らの「鎧」は剥がした!どうして私の魔法が機能しない?!
予感が本能を刺激しなかったなら魔王の物語はそこに枯れた切り株を残して終わっていただろう。
「ああ……っ!!」
軍団長の剣が、卑しい魔王装束を裂き、腹の肉を
「空しいな、ウルト。そもそも俺たちは闘うべきじゃない。3000年前も、今も」
大剣を引っさげた半裸の大男。その威圧感は重傷を負った老体の背に100kgの重石を感じさせた。脂汗が顔を覆い、意識が混濁する。頭を垂れ、唇から血とよだれが混ざって滴り落ちる。
「見ろ」
不様な魔王に改心を呼びかけるような声が投げかけられた。
そうして促された視線の先には、炭屑に変えたはずの巫女を抱きかかえ癒す聖騎士と、死の縁から舞い戻ったばかりだというのに血を吐きながら「鎧」を酷使する巫女の正義の眼差しがあった。
「これではまるでキサマが本当に魔王のようだ。俺たちはこんな結末のために闘ってきたつもりはない。そうだろ、兄弟?」
群団長ソルは生まれの貧困さから、力への憧れを強く抱いていた。同時に、力があれば人を救い、国に幸福をもたらすことができると信じていた。それが行き過ぎて賞与だけを目的に兵士を名乗る弱者を魔族の群れの中に置き去りにしたこともあった。
だからこそ、彼はウルトゥスに親近感を覚えていた。方向性は違えど、貪欲なまでに力に執着するこの若者といつか垣根を越えて理解し合える日が来るかもしれないと胸を膨らませていた。
「だがお前が魔王を名乗り続ける限り、
「……気づいていたのか」
「なあ、まだ遅くない。石を捨てて俺たちと一緒に来い。今の俺たちならまだ世界をなんとかできるかもしれないじゃねえか」
ひどく、魅力的な言葉だった。本当の自分を知っている人間がそこにいて、支え合い、何かを成そうと誘ってくれている。まるで、家族のように。
「……なぜだ。なぜそうまでして人の心を弄べる?キサマらの心に罪悪感というのものは微塵も存在せんのか?」
顔から流れ落ちる液体という液体がしだれ柳のように白く長い眉やひげを濡らし、少しずつ少しずつ重くなる。見上げる力が少しずつ少しずつ負けていく。
そんな弟に、兄が優しく投げかけた。
「過ちは正せる。それが悪魔であっても、人間であってもな」
どうしてこんなにも腹が立つんだ。……どうしてこんなにも目頭が熱いんだ。どうして?どうして?だらしなく出た舌先に塩水が絡みついて問いかけた。
「彼ら」の皮をかぶり、演じ続ける悪魔たちが憎らしいからか?それとも、またしても誘惑に負けようとしている自分に嫌気が差すからか?
……違う。私はもう、そんなに弱くない。私はもう、一人でも闘える。……そうだろ?
「……助けてくれ……先生………」
小さく老いた体の中で、子どもが肩を震わせ泣いていた。どんなに知恵を身に着けても、どんなに歳を重ねても解けない難題が彼を困らせるのを止めないから。
「なぜだ、ウルト。どうして彼以外の言葉に耳を傾けてくれないんだ!?」
「ソル、やめろ!……彼は俺たちを皆殺しにすると言った。それが彼の覚悟なら俺たちはそれに応えてやるべきだ」
「お前まで何言ってる!戦わないですむ道があるんだぞ?なぜそれを否定する。俺たちは平和を求めてるんじゃないのか!?」
「与えられた平和を踏みにじるのが人間。俺たちは
「コイツはウルトゥスだぞ?!どこぞの七光りどもと一緒にするな!」
「関係ないさ。人間は、その立場に置かれたら必ず同じ行動を取る。必ずな」
終始穏やかな顔の騎士に
かつて、彼らは
だが、彼らは裏切られた。
そうしてロマリアが
「俺たちは『与えてはならない』。だが、彼がソレを望むのなら手を貸そう。和平だろうと殺戮だろうと。それが今の俺たちにできる、唯一の
高潔な顔が、正義を叫ぶ剣を掲げ、静かに諭した。
「さあ立て、ウルト。一緒に、お前の望む世界を創ろう」
青年にはわからなかった。彼らがいったい「何を」求めているのか。
彼らは「王」の配下。邪魔な魔導士を消すだけなら今この瞬間を含め、これまでに十分すぎる隙があったはず。それなのに、彼も彼らもまだ何かを
これ以上弄んだところで得られるものなどないというのに。……なぜ?
――――!?
聖剣が
枯れ枝は少し離れた場所にフワリと現れ、布が落ちるようにゆっくりと着地する。それを見て騎士は穏やかに笑った。
「……そうだ、それでいい」
驚かされた。
もう闘う意志などない。疲れてしまった。それなのに私は生きようと懸命にもがいているのだ。
――――!?
唯一、先生に認めてもらった手製の数珠が突如、石と共鳴し、光を放ち始めた。3000年の時に耐えるためにこの体を修復してきた魔道具が、この白い異世界に私のための銀河を広げ始めた。
「本気なんだな、ウルト。……いいや、魔導士ゴーゲン」
ソルは言葉とは裏腹な、兄弟の青白い眼差しを見てすべてを受け入れた。剣を正眼に構え、歯を食いしばった。
光は致命傷を負った老体を宙に浮かし、瞳に無限の輝きとなって注がれる。
――――瞬間、音が掻き消えた
※「聖獣などともてはやされようとも、キサマも一つの災いだというのを忘れるなよ」
(以下、私の二次設定です)
もともと魔獣(主に雪山で地震を起こし、雪崩を誘発する魔物)だったハト(長毛の白熊?)はゲニマイ(3000年前のリーザ枠)の力で大人しくなり、彼らに理解を示した。ハトとゲニマイが常に一緒にいるのはその時にできた主従関係もあるけれど、唯一会話できる相手として築いてきた絆(友情)もある。
当時は人々から雪崩を呼ぶ怪物、災い(天災そのもの)として恐れられていた。
グラナダたちと行動を共にするようになってからも、頼もしい戦士であると同時に理性を失えばたちまち天災を引き起こす「災い」の一面も持ち合わせている。(そういう意味でもゲニマイの傍を離れることを自らも嫌っている)
Rの動画見てビビりました。貝木さん(某アニメのキャラ)じゃないですか!?ってか普通に喋ってる(笑)
※これまで何千何万という刃、銃弾が〜
風の壁についての描写ですが、つい先日北極の塔で氷の砲弾のように飛び回ったカメ(ジャイアントリザード)はアンデルや聖柩の妨害があったからこそ被弾した……ということでなんとか手を打ってくださいm(_ _)m
※億にものぼる数の魔法
……完全に盛りましたね(笑)
※小娘(ゲニマイ)
唐突な追加設定ですが、私の書くゲニマイ、ハト(聖獣)に寄り添っていた小娘はリーザと同じホルンの魔女だったことにしました。
ちなみに、私の話ではリーザの(アースクエイクなどの地面系の)魔法はゴーゲンから与えられていることにしています。(156話『魂の帰郷 その十』参照)
※導体
熱・電気を伝えやすい物体。金属などなど。その内の一つに人間も入ります。
人間の体は、約60%が水分で構成されており、その水分には様々なイオンが含まれています。これらのイオンが電気を運ぶ役割を果たすため、人体は導体として機能します。
間違ってたらごめんなさい
※致死量の出血
体重の約30%にあたる血液(仮に体重が60kgだとすると約1.5~2L)を失うとほぼ死んでしまうらしいです。
(ほんと鷲巣麻雀って狂ってますよね)
※石
ロマンシングストーンのことです。(装備すればMPを消費しなくなるアイテム)
※ゴーゲンの数珠(原作でのアイテム名:魔力の数珠)
私自身、すっかり忘れていましたが、155話『魂の帰郷 その九』でゴーゲンの疲労(3000年の時に耐えられない人間の体)を癒すような形で書いていたみたいです(笑)
原作のアイテム鑑定文ではウルトゥスが自分の力を封じ込めた数珠。今の世界では手に入らない未知の素材でできたもの。という風に説明されています。
今回の話で書かれた効果は、その「封じ込められた力」がロマンシングストーンによって何倍にも増幅されて解放されたみたいな感じです。