俺ガイル×ポケモン   作:水瓶座

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うーむ、微妙…


chapter1ー1

今でもそうなのだが子供の頃からハチマンという人間は人と会話するという行為が苦手であった。両親が家にほとんどいないということもあったからかもしれないが彼は幼少期から常に家で一人ぼっちで過ごすことが多かった。幸いなことに、博識な父母は大量の蔵書を残しており、気がつけばハチマンは立派な本の虫とかしていた。同年代の子達が近くの広場や川辺で遊んでいるときもハチマンはひたすら本を読み漁った。そして、それはトレーナーズスクールに入っても変わることはなかった、が、それは同時に集団での孤立を意味していた。そして同時に集団から異分子として見られるという事も意味するのである。

皆さんの中に何人か経験がある人がいるのではないだろうか?幼稚園、もしくは小学校の時に皆が遊んでいるときに1人だけ別行動をしている人間がいたということが。学校という場において求められるのは集団での規律のとれた生活、これが大半を占めるだろう。ではもし、その集団に逆らうものがいるとその者はどうなるか?簡単なことだ、必ず排他の動きが出てくる。ましてや子供同士の状況ではより残酷に、陰湿になる。要するに、ハチマンはこの時点でいわばイジメのターゲットになったと言っても過言ではない。

ハチマンは優秀な生徒であった。当然だろう、彼は物心ついて文字を理解できるようになったその日からずっと蔵書を読み漁る日々を続けてきたのだ。蓄えられた知識量は半端なものではない。だから先生に当てられようとも毎回答えることはできた。そう、それだけならば良かったのだろう。生来の性格からか目立つことを良しとしなかった彼は別段出しゃ張ることもなく単に優秀な生徒として教師には認知された。が、同級生の方はそうはいかない。同年代の子たちと比べひたすら本ばかり読みふけるハチマンの姿は少し異質に見えたのだろう。

 

 

side ハチマン

 

最初は唯の陰口だった。クラスの騒がしい連中が俺のことを指して有る事無い事噂しているのだ。だが、俺は気にしなかった。別段こっちに被害が出るわけじゃなかったからな。そして次に俺の持ち物が隠されるようになった。あるときにはペン、あるときはノート、また弁当を隠されることもあった。だが多くの場合、基本ガキのやることだとわかっていたのですぐ見つけることができた。そうすると次にはノートが水浸しになっていたり弁当の中身がバラされてたりした。これには流石に俺も応えた。ノートに関してはレポート用だし大体の内容は頭の中に入ってるので問題ないが弁当に関してはフォローの仕様がない。どうしようかと片付けながら考えを巡らしていると…

 

「あの…良かったらこれ食べる?」

 

俺の眼前には惣菜パンを持った金髪の聖女がいた。

 

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