チート系子育て物語   作:真っ白いなにか

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長文初めて書きました。
完結目指すのでよろくお願いします。



転生初日

大学での出来事

 

神様に、転生されて直ぐ妙な眩しさに目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋の中だった。

 

「目が覚めたかね?文学部国文科一年、瀬川祐太君」

 

あれ?この状態って確か祐太が初めて、佐古俊太郎と織田莱香そして、親友の仁村浩一に合うイベントだったような。

そんな事を考えていたら、胃のあたりからなにかがこみ上げてきそうになった。

あぁ、そういえば、この時コンパで飲んでた時だっけ。

ボーッとし頭で考えていると。

 

「一年の分際で、吐くまで飲むとはいい根性だ」

 

とか、佐古俊太郎が言ってきた。

名前長ぇーな祐太みたいに佐古先輩でいいか。

など思っていると。

 

「しかし、キミも困ったことをしてくれたねぇ」

 

ここは、話しを合わしとこ。

 

「え....俺、なんかしたんですか?」

 

取り敢えず、原作道理聞いてみた。

 

「何かしたか!そう問われたならば、''した''としか答えられないね!」

 

うわぁ〜流石に直に聞くとうざいわぁ佐古先輩。

 

すると、これまた一段と声を高くして、佐古先輩は叫んだ。

 

「見たまえ!」

 

とか言って、スタンドライトをくるりと首を回し、真っ暗な部屋の一角を照らした。

 

そこには、予想通りに、床に座り込み。細くて長い脚を横に投げ出すようにして、例の「よよよ....」とか言い出しそうに目を伏せて、長袖のシャツの裾を噛んでいる、織田莱香がいた。

 

「よよよ....」

 

あっ、言った。

てか、実際に見るとその演技力の無さが半端無い。

とか、思っているとまた、あのブtゲフンゲフン佐古先輩なんか言い出した。

 

「織田くん、織田くん!もっと感情を込めないとっ、きっきもそれでバレたじゃないかっ」

 

コイツ、やっぱ馬鹿だうん違いない。

 

織田莱香長いから原作同様に、莱香さんでいいや、莱香さんがしばし首をひねり。

 

「よよよ....?」

 

「いや、疑問形にしろってことではなくてだね!」

 

と漫才を始めた。

それをジト目で見ていると佐古先輩が声を掛けてきた。

 

「と、とにかくだ!一年瀬川祐太!」

「はい」

「オマエは酔った勢いでそこの織田くんに、ハレンチな行いをした。だから、責任を取りたまえ!今すぐ!」

 

とかのたまわりやがったので、こう言い返してやった。

 

「分かりました。織田先輩、俺と結婚して下さい」

 

いやぁ〜実はパパ聞きの中で織田莱香が一番お気に入りのキャラだったから結婚出来るなら迷わずするね。

 

「えっ?一年瀬川祐太キミは、何を言っているのかね?」

 

「責任を取れと仰ったので」

「いや、しかしだね、もっとこぉー別の方法があるのではないかね?」

「それは、どんな方法ですか?」

「ほら、織田くんも何か言いたえ」

 

あっ、逃げた。

 

すると、莱香さんはしばし考えこんで。

 

「....いやん」

 

....

んん?話しの流れが合っていない。

まぁこのままじゃ進まないしもう、流そう。

面白いもんも見れたし。

 

「あの、もしかしてウソ....ですか?」

「ああっ!早くも疑いの眼差し!織田くん!キミ、もうちょっと何かあるでしょっ」

 

さっき、したじゃんなんか無かった事にされた。

すると今度は、執拗に俺を狙い撃ちしていたスタンドライトがくいっと持ち上がり、下から仁村が現れた。

 

「佐古先輩、いい加減諦めましょう」

 

イケ面死すべしなど思っていると。

 

「よ、瀬川だっけ?お互い災難だったねぇ」

 

しょうがないイケ面は、嫌いだがコイツは、パパ聞きでも重要なポジションの奴だし仲良くしとくか。

もう、腹の中真っ黒な事を考えていたら。

 

「あれ?覚えてない?ほら、さっき隣に座ってたじゃん」

「あ、いや覚えてる、仁村だよな」

「覚えててくれたんだ」

 

ウゼェ、てか進まん原作道理行くか。

 

「ていうか、これはなんなんだよ!俺、確かコンパの最中で(あっ、そう言えば転生したばっかだからその前の記憶ねぇーや)」

とか思っていたら。

また、あのブt佐古先輩が声を上げた。

 

「ふん、どうやら覚えて無いようだな、瀬川祐太。キサマは酔った勢いで全裸になり、駅前商店街を疾走。そして広場のオブジェを見るや、這い上がったのだ」

 

いや、ウソ付くにしてももっとマトモなウソ付けよ。

とか思うが取り敢えず黙っとく。

 

「それだけではない!並み居る群衆と心配する我々の前出、取り押さえようと集まった警官たちに向けてキサマはこう言い放った....『来るな!それ以上近づけば、俺の秘めた力が解放されてしまう!くっ!ダメだっ、これ以上俺に破壊力と殺戮を繰り返させないでくれえええ! 』その途端、キサマ体から黒いオーラが吹き出した!そしておもむろに右手で股間の暗黒物質を握り締めるとーうげはぁ!?」

 

スパーン!スパーン!と子気味よい音が2回響いて、ブタ野郎の解説を唐突に打ち切らせた。

 

「下品なのは嫌い」

「先輩俺にも我慢の限界が有ります」

莱香さんと俺がスリッパで張り倒していた。

 

「織田くん、邪魔をしないでくれたまえ!それに瀬川祐太!先輩の頭を叩くとは何様だ!それに、ツッコミはハリセンでたのむと、いつも言ってるじゃないか」

「あ、そうだった」

 

莱香さんは、思い出したようにぽんと手を打つと、どこからともなくハリセンを取り出した。

そして、無表情なままで、スパコンスパコンとこれまたやたら良い音をさせて佐古先輩をハリセンで滅多打ちにしていく。

あれ、後で貰っとこ。

 

「ちょ、ちょ!待ちたまえ、まだなにも!」

「お、織田くんタンマ!あひぃぃぃ!」

「えい、えい、えい」

 

スパーン!スパーン!スパーン!

 

「ああ!だめっ、なにかクる!キちゃうのおおおおお!」

 

ブタが気色悪い悲鳴をあげて、そのまま動かなくなった。

取り敢えず合掌。

莱香さんは、満ち足りたような笑顔で、親指をくわえているのが余計に不気味だ。

 

「キミたち」

「ここは私に任せて。明日から授業でしょ」

 

その言葉にありがたく従って帰ろう。

早く三姉妹に会いたいんだよこっちはよぉ。

 

「おい、瀬川。ここはお言葉に甘えとこうよ」

 

言われなくても、今そうしようとしてたんだよ。

 

「あぁ、そうだな」

 

無表情にブタ先輩をロープでぐるぐる巻にしている莱香さんを尻目に、俺たちは部室を後にした。

外は当然の如く夜だった。

 

「てか、ここ何処?」

「サークル棟だよ、ほら、昨日説明があったじゃん」

 

いや、聞いてねぇーし。

「あ、そうなんだ」

「瀬川、まだサークル見学とかしてないのか?」

「.....昨日入学したばかりだろう。そんな気の早いヤツいるのか?」

仁村は「わかってないなぁ」と肩をすくめる。

余計なお世話だコノヤロウ。

 

「女の子と出会うには、やっぱサークルだよ、サークル」

....うざい本当にうざい。

「ただサークルに入るだけじゃダメだ。なるべくゆるくて、でも見た目に派手で楽しそうなとこだな。そういうサークルほど、落としやすい女の子が集まる」

 

もう、なにも言うまい。

コイツはダメだ。

 

「ま、オレのオススメは、スノボとか旅行サークルとかだな。間違っても音楽系にはいな。ありゃ、意外と練習がキツいしお金もかかる」

 

コイツは、本当に大丈夫だろうか逆に心配になって来た程だぞ。

 

取り敢えずあの前の記憶無いし一応原作と乖離してないか確認しとくか。

 

「ていうかさ、さっきのあの二人は誰なんだよ?それに、どうして俺は大学に戻ってるんだ?駅前の居酒屋にいたんだろ?」

「なんだ、本当に覚えてないの?オマエさ、二次会行く前につぶれちゃったんだよ。んで隣に座ってたオレがタクシー拾って自宅まで送り届ける役押しけられたわけ」

 

あ、何気に恩人だった。

ビックだねぇ。

 

「それは、....悪かったな。」

「気にすんな。ま、そのうち飯でも奢ってもらうよ」

 

まぁ、飯ぐらいならいいか、黄金律で金貯めるから困ること無いだろうし。

 

「まったく、ノンアルコールで酔っぱらえるってどういう体してんだか」

 

そんなの、コッチが知りたいわ。

転生して、まだそんなに時間経ってないからよくわからんのだよ状況が!

 

「てか、ノンアルコールかよ」

「当たり前だろ?オレら大学生っつったって、大抵のヤツはまだ二十歳前なんだから。その辺は先輩連中もかんがえてるよ」

 

いや、俺の時はモロ飲まされたんだか。

今更前世の事気にしても詮無きことだな。

 

「気分だけで酔っぱらっちまったオマエを担いでタクシー乗り場へ向かってたら、さっきの女の先輩が道でうずくまってるのを見つけたわけ」

 

本当にしてたんだ。

ある意味凄いな。

 

「へぇー」

「いや、オマエも見ただろ?よよよって」

 

ロ研の事を聞くために敢えてこう言っておこう。

 

「なんなんだろうな、あの人たち」

「さぁ?路上観察研究会とか言ってたけど。なんか、ああやって部員を集めてるらしいよ」

 

よし、原作との乖離は、今のとこ無いな。

てかまだ、何もしてないのに原作乖離とかワラエナイ。

 

「いやあ、でも美人だったよね、よよよのひと」

「そうだな」

「だよな、あれはモデルとか女優クラスだね。もしかしたら、事務所とかに所属してるんじゃないかな」

「ところで、瀬川君」

「なんだ」

「きみの家、ここの近所?終電、とっくに終わってるんだよね」

 

これが俺と仁村浩一の出会いかまぁ、根はいいやつだったな。

 

この日以なにかにつけては俺の家に泊まり込む様になり。おまけに、ゲーム機やらマンガやらを人の家に持ち込んで、ひとり遊んで飯食って風呂入って帰って行きやがるようになった。

アイツ曰く、自分の部屋に女の子を連れ込むための部屋なので、余計なモノを置いておきたくないとのこと。

正直、軽く殺意が枠が何かと助けて貰うことがあるので半ば黙認している。

だが、三姉妹と暮らすようになったら黄金律で貯めたお金で、マンション買い取って仁村の野郎を出禁にしてやる。

 

こうして、俺の転生初日が終って言った。

 

next time

 

 

 




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