〜不死者は狩る〜   作:ゼノモフ

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どもこん!ゼノモフです。いやあ、深淵歩きの更新がまちまちだったんで…やっちゃったZE☆
次こそは…深淵歩きを…


そして彼らは出会う。

ある世界の火の炉の前に、1人の男がいた。

ある世界の火の炉の前に、1人の女がいた。

 

男は火を継がんと火の炉を目指した。

女は火を継がんと火の炉を目指した。

 

2つの世界に接点などなかった。

2つの世界に接点などなかった。

 

男は霧をくぐった。

女は霧をくぐった。

 

男の世界は

女の世界は

 

女の世界に

男の世界に

 

重なった。

 

「え?」

 

「あ?」

 

先ほどまで全く誰もいなかった隣に、霧をくぐった瞬間人がいたのだ。驚くのが当たり前の反応だ。

 

2人は迫ってくるグウィン王の刃に気づかず、切り裂かれた。

 

 

 

 

 

2人は王の器の前に転送された。

 

「おまえは?」

 

「あなたは?」

 

声が重なった。

 

「俺はアレックスだ。おまえは?」

 

「私はアリスです。ですが、なぜ私達は同じ世界に?」

 

「俺が聞きたいね。…まあ、このくそったれ(ロードラン)の事だ。どうせ、世界がつながった。とかいうわけわからない現象だろう。」

 

「まあ、大方そうでしょうね。…ところで、1つ質問をいいですか?」

 

「なんだ?」

 

「あなたは火を継ぐ気ですか?それとも、闇の王となる気ですか?」

 

「俺は火を継ぐ。それが、俺が望む世界だ。」

 

「ならよかった!私も火は継ぐ気でして。でしたら協力しあって奴を倒しませんか?」

 

「ああ、そうしよう。それがいい。よろしく頼むぞ、アリス。」

 

「ええ、こちらこそ、アレックス。」

 

2人の不死人は握手を交わした後立ち上がった。火を継がんと、2人の不死人が階段を降りていく。

 

男の装備は上級騎士装備で、紋章の盾を左手に持ち、ハルバードを携えている。

女の装備は黒金糸装備で、両手にムラクモを持つ。

 

そこから火の炉へ辿り着くまで、時間はかからなかった。

 

どの黒騎士を相手取った時も、会ったことも無かった2人のコンビネーションは完璧だった。

 

 

「ふう、到着だ。」

 

「ですね、にしても随分と短い時間でここまでこれましたね。」

 

「ああ、そうだな。…行くか。」

 

「ええ、火を継ぎに。」

 

 

2人は同時に霧を超えて行った。

 

 

グウィン王のジャンプ攻撃が2人に迫る。

 

だが、先ほどまでとは違う。アレックスがパリィを決め、ガラ空きの胴体に致命の一撃を叩き込む。

 

グウィン王が起き上がると同時に、アリスがダッシュで距離を詰め、連撃を食らわせる。

 

グウィン王が怯んだ隙に、アレックスがバックスタブを決める。

 

 

2人の動きに無駄などなかった。『10年ともに戦ってきた。』と言っても、誰も疑わないぐらいには。

 

 

 

ードサッー

 

 

 

グウィン王が、膝をついた。

 

『…薪が…燃え尽きる時がきたか…』

 

そう言葉を残し、グウィン王はソウルとなっていった。

 

「終わったな。」

 

「ええ、あっけない終わり方でしたね。」

 

「じやあ…火を継ぐとしようか。」

 

「はい、不死の時代を…終わらせましょう。」

 

2人はともに、火の炉中心部へと歩いていく。

 

 

ーボッー

 

 

火の炉に手をかざすと、2人の手には火が灯った。

 

火は、2人の体を包む、だが2人は、苦痛は感じず、むしろ心地よい暖かさを感じていた。

 

2人を包んでいた火が消えた時、そこに2人の姿はなかった。しかし、燃えかすも何もなく。彼らが燃えたというのは不正解である。




冒頭であんなことは言ったが。深淵歩きはもう少し休載だ、すまない。
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