魔法瓶   作:春の雪舞い散る

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僕達の拠点、新しく加わった仲間達の力を借りてさらに先を目指す僕達の未来は?


セーラー服を脱いじゃってから?

パーティーメンバーの状態

 

 

エイハブ

 

漁師

攻撃力……60

守備力……40

力……………55

体力…………65

素早さ……28

運……………50

知力………20

器用さ……30

 

 

タイガー 

 

格闘家レスラー

攻撃力………………60

守備力………………50

力……………………55

体力…………………50

素早さ………………30

運………………………30

知力…………………25

器用さ………………25

 

 

太

 

格闘家力士

攻撃力………………45

守備力………………50

力………………………42

体力……………………40

素早さ………………25

運………………………25

知力……………………25

器用さ………………20

 

 

氷華

 

フリーター

職歴:調理見習い、針子、整体師見習い

攻撃力……………………1

守備力……………………1

力…………………………5

体力………………………10

素早さ……………………10

運…………………………20

知力………………………25

器用さ……………………40

???……………………??

特殊能力

ヒーリング

マジックタブレット

 

 

 「 って何?この僕のパラメーターの数値… しかも何?フリーターって… 」

 あきれ果てた僕の声に力はない

 

 「 この???って何? 数値も伏せられてるんだけどさ… 」

 

 僕の呟きにいつのまにか集まっていた七人の中の一人の太が男に聞くと男は

 

 「 それは未だ隠しコマンドで何が現れるかはこれからの氷華様次第ですよ 」

 

 そう言われても納得出来ない太が、更に質問を重ねようとしたけどエイハブに肩を掴まれ口をつぐんだ

 

 「しょうがない… 無いものは無いんだから…で、この特殊能力のマジックタブレットってナニ?」

 

 溜め息を吐いて男に聞いたら再びメインメニューに戻って

 

 「 各種サービスをタップしてください 」

 

  男が説明しながら画面をタップすると

 

 ???

 

 出前

 

 出張サービスの三個コマンドか現れ

 

 「 現在使用可能な能力は出前と出張サービスとなっております 」

 

 男はそう説明し更に出前をタップすると弁当屋、ピザ宅配と表示され

 

 「 出張サービスは現在ご利用可能なサービスは通販で欲しいものをお取り寄せが可能となりますがいつでもどこでも使用可能では有りませんが…

 

 使用出来ない場合このコマンドは現れませんのでこれ以上の説明は不要でしょう 」

 

 そう言われて

 

 「 後は要するにオンラインショッピングの要領なんでしょ? 」

 

 聞いたらニッコリ笑って頷いた

 

 「 分かった… これも僕がレベルアップしたら色々特典が増えるんだね? 」

 

 って聞いたら再び頷く男

 

 「 これ見て改めて思ったんだけどね… 何か僕ってホンっと足手纏いキャラだったんだね… 」

 

 って溢したら八人の男達は優しく微笑んで自分の胸を叩き両手を広げたから

 

 「 俺の胸で泣けってユー訳? 遠慮するにきまってるでしょ? ンナもん 」

 

 って言ったら

 

 「 自分じゃ頼りないかもだけど… 」

 

 そう太が言えば

 

 「 照れなくても良い 」

 

 と宣うキャプテンに

 

 「 お前となら性別の垣根を越えるのも悪くない 」

 

 と、言うのはタイガーの談で

 

 「 … 」

 無言で僕を見つめる男達の目は生温かくてガイドの男に至っては無言で胸に抱き寄せられたから僕も黙って膝ゲリをおみまいてやった…

 

 何処にかは敢えて言わないけど身体をくの字に曲げのたうち回る男に

 

 「 フンッ… 」

 

 と鼻を鳴らして

 

 「 ノリでンな事しないし女装も僕の趣味でしてないんだけど? タイガー… 言っておくけど僕にその境界を越える気なんか更々無いからね? 」

 なんて答えたら

 「 そうか… 未だその気にはなってはいないないのか… 」

 

 って未だってナニ? 未だって… 更にそんな発言されて

 「 宗旨替えの予定はないから 」

 

 嫌な予感しかしないから

 

 「 俺は可愛ければ男女差別しないだけだから安心しろっ! 」

 

 って言って親指を力強く突き立ててくれたけど

 

 「 確かに差別は良くないけど区別してよ… だからタイガー、何をどう安心しろってゆーのさ? 僕が安心出来る要素って何処に有ったっけ… 」

 

 そう力無く呟いて溜め息吐く僕と苦笑いの四人と生温かい目で見守る20人の男達だった

 

 「 この宿屋は素泊まり専用の無人宿ですので皆様の今夜の食事はどうなさいますか? 」

話しに区切りが着いたところで男がそう聞いてきたから

 

 「 色んな意味で疲れて料理作る気力無い…

早速出前を頼んで良いかな? 明日の朝はちゃんと作るからさ…

 

 そうお伺いを立てたら

 

 「 そうだね、氷華はここ暫くは休む間もないくらい忙しかったからたまには良いんじゃない? 」

 

 「 出前は二回頼めるなら今日はもう遅い故弁当とピザ適当に頼み分けあってたべることにしよう

 

 そう言って

 

 

 カギ①の間には幕の内弁当とカップ麺を配達させれば良かろう?」

 

 「 通販は必要な物が無いかを飯を食いながら相談すれば良い 」

 

 って三人で話し決めると男が

 

 「 私もご相伴しても宜しいでしょうか? 」

 

 なんて僕の顔色伺いながら聞いてくるから、ジトメで見てたらキャプテンが溜め息を吐き

 

 「 金は取らんからその代わり氷華の機嫌を取るプレゼントでも持ってくるんだな 」

 

 って取り成してた

 

 弁当屋から五~六人用オードブルセット五セットとご飯党の太の釜飯に僕のスパサラを注文

 

 ピザ屋にはシカゴピザ、シーフード、マルゲリータ、和風を二枚ずつと僕用のジェラードとを頼んでくれた

 

 未成年の僕と太はコーラで後の皆はビールで乾杯

 

 いつもの様に一心不乱に口に詰め込む太、何やらコソコソ話し込むキャプテンとガイドの男

 

 そして… 通販のページには開いてカタログを眺める僕にへばりついて覗き込タイガー

 

 その僕達を見守る四人って感じで宴会は続いてる

 

 ある程度落ち着いたらしい太が僕に向かって

 

 「 氷華、何か良いの見付かった? 」

 

 って聞いてきたから僕の代わりにタイガーが

 

 「 氷華に似合いそうな物を勧めるのだが中々ウンと言ってくれず参っているのだ… 」

 

 って溢すけど当たり前でこれ以上の女装は勘弁してほしいんだけどタイガーが勧める可愛い服なんか要る訳無いじゃん?

 

 って思ってたらキャプテンとガイドの男まで缶ビール片手に集まってきてカタログを見始めている

 

 「 へーっ、タイガーさんのお奨めのコーデってどれですか? 」

 

 そう太に聞かれたタイガーは、僕の手からタブレットを取ると太に見せて

 

 「 これなんか氷華に似合いそうな感じだと思うのだが… 」

 

 そう言って指したのは人気ドラマの子役の少女が身に付けていた組合せでいかにも愛くるしい女の子って感じのコーディネイトだった

 

 そしたらそれ見た太が

 

 「 氷華ならその前のページのゴスロリ系が似合いそうだって思うんですけど… 」

 

 なんて事言い出したけど余りファッションに詳しくない僕も余り知らないけどタイガーは全く知る訳無いし理解されるわけ無いって…

 

 何でさ? 意気投合してるよこの二人… しかもフルメイクを興味津々で見てるんじゃないよっ!

 

 まさかとは思うけど、この僕にも化粧しろとか言わないよ… ね? うん、さすがに今居るメンバーに出来そうなの居ないから心配要らないよね? 大丈夫だと良いんだけど不安になってきた

 

 その考えが如何に甘かったことかと思い知るのは未だ先の話しで

 

 「氷華、太、タイガーの三人に相談が有るのだが、今回貨物運搬はミッション外の仕事故に鉱石の売上は我等の采配に委ねられている

 

 そこで吾輩達は今回の同行者達20人に譲り我等はまぁ小遣い程度の手間賃を貰おうと思うのだが… 」

 

 そう言われて

 

 「 形式上20人の主人で有る僕にそんな甘えた事を頼めた義理じゃないけどそうしてくれたら嬉しい 」

 

 そう僕が答えたら

 

 「 ならそれで良いんじゃないですか? 氷華が喜ぶなら全然大丈夫ですよね、タイガーさん?」

 

 太に話しを振られたタイガーも

 

 「 今夜の分はパーティーが立て替えるからお前達も必要な物が有るなら買い物すると良いだろう 」

 

 って話しになり交替でタブレットをを見ることになったんだけど

 

 「 太にタイガー、間違っても二人の言ってた服は買わないからなっ!?」

 

 って釘をさしておいたからそれで大丈夫なんて思ったのは大甘だった

 

 僕に買わせるのは諦めてくれたけど着せるのまで諦めた訳じゃなかったから

 

 

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