これからもよろしくお願いします!!
────都会な感じがする……。
俺はそう思って、目が覚めた。
窓から見ると、木製の二階建ての宿で同じ素材のベッドで布団に包まりながら座り円形の窓から外を見た。
今は3月ちょうど真冬なので息が白い。そのせいで窓が白くなり、前が見えなくなった。それを手で消したがまた息を吹いてしまい窓が白くなった。
────どうして人は息をするんだろう?
俺は真剣に考えていると、後から
「何やってるの?」
この喋り方はソラだ。俺はハッ!!っと思い窓を軽く開けた。
それとともに風がヒューと吹いてきた。
「おい、バカヒロ。寒いだろう……。」
アル兄がウザイ注意をしてきたので、窓を全開にした。と、同時に俺は久しぶりに殺気を感じた。だいたい半年ぶりぐらいだったであろうか?このままだと絶対に殺されると思ったので、無言で窓を閉めた。
────そういえば、俺どうしてこんな事宿なんかに泊まってるんだっけ……?
そう思っているうちに、嫌な言葉を思い出した。
『筆記試験、形共に最下位ヒロ!!』
────そうだ、俺は今採用試験の真っ最中だった……。ってことは、今日の内容は『体術』と『実戦』共に俺が最も得意とする分野じゃないか!!!!!
こうなったら死ぬ気でやるしかない。木剣を持ち宿の広場に行こうとするのを、ソラとアル兄に止められた。
「何するんだよ!!」
「「ヒロ…」「お前…」「頭おかしいだろう」」
2人は息ピッタリに俺を怒鳴りつけた。
「今何時かわかってるの?」
「あ?」
俺は青空を見てその後太陽を見た。しかしまだ暗い。たぶん05:45位だろうか。俺はその気持ちを正直に言った。自信たっぷりに
「05:45位じゃね?」
「君の腹時計僕が欲しいよ…。」
そういいながらソラは古びた振子時計に指をさした。
時間は05:47。つまり2分の誤差。
────俺天才かも……。
って、うるさくて出来ないじゃん!!確か会場の集合時間が09:30で10:00~12:00が体術の試験で13:00~15:30が実戦の訓練だった気がする。まぁ宿を出るのがだいたい09:00位だと考えていると修行出来るのは07:30~だと思うからまぁ、約2時間半出来るからいいか……。
そう思って俺は目をキラキラ輝らせながは、07:00になるのを待った。
1時間30分後
俺は重い瞼を持ち上げた。いつの間にか寝てしまったらしい。周りを見てみると、時間は07:15ぐらいだったが、周りに誰もいない。ソラもアル兄もだ。
────あいつら置いていきやがったな!!そう思って部屋をダッシュで出たら、アル兄と、ソラが待っていた。
「凄い、本当に起きたよ」
ソラは目を輝かせながらこっちを見てくる。
────本当にこいつは純粋すぎるというかなんと言うか……。
それから、数時間俺らは修行をして、会場へ向かった。
会場は昨日の木製の建物ではなく、白い大理石で出来た。舞台が4つある。大きさは縦幅と横幅共に10メートルだ。一個一個の間に10メートルの隙間があるので会場は縦横両方とも50メートル程だ。今日は運良く晴れてくれたのでここで思いっきり戦えるらしい。
────じゃあ、ボッコボッコにしてやるぜ!!
そう思いながら会場の注意と試合の流れを聞いた。
どうやら、くじで番号を決め、決まった順から軍官の人と戦うらしい。初めの2時間は格闘技なので、自信たっぷりだ。
そんなことを思っているうちに、くじの順番が来てしまい軽く焦りながらくじを取ると嬉しくない字が書いてあった。
『1』
────へ?
俺は素で落ち込んだ。
そして、また会場の説明の声を思い出した。
『また、本日の番号は、『体術』、『実戦』両方に使われるので、絶対になくさないでいただきたい。』
────無くすも何も、忘れられないよ。
などと落ち込んでいると、後からソラが
「ねぇヒロ、何番だった?」
それと同時に1人の軍官が
「番号1番~4番の者舞台へ上がれ。」
俺はソラの言葉を無視して、1番の台へ向かった。
後から、「あぁ〜ナルホド……。」
と、ソラの声がしてちょっとイラッときた。
「それでは、1番ヒロ始めてください。」
審判の軍官の合図で俺は左手を前に出し、右手を顔の前辺りに置き構えた。両方の手は軽く開いている感じだ。対する大柄な軍官はなんか普通のボクシングっぽい構えだ。
ヒロの使う体術は主にカウンターが多いなので、こちらから攻撃するのは得策とは言えない。しかし、一分ほど待っても相手が動かないので、どうやらこちらが動かないと始まらないらしい。
相手に聞こえないように、軽く舌打ちをして俺は前に出た。
純粋な右手ストレート
に見えるが俺の手は軽く開いている。
相手が俺のパンチを防ごうとする。その腕を掴みこちらに引き寄せ、鼻を左手で殴り、軽く怯んだところを右フックで殴り右足で蹴っ飛ばし、裏拳で顎を殴った。
「ハァハァ。」
予期せぬ四連撃に鼻血を出しながら息が切れている軍官は息を吸ったと思ったら、ヒロにその大きな拳で殴りかかってきた。。
────マズイ!!!!!
俺は反射的に左手で払い除け、右ストレートで鼻をもう1度殴った。
そこで、審判の軍官から
「そこまで!!!!!」
と言われたので、戦闘状態から普通に戻った。
頭がスーと冷える感覚。
集中力が切れた証拠だ。それと同時に戦った軍官から
「君強いな、正直ビックリした。これは100点をあげないと負けた俺が大人気ないからな。」
などと鼻血ダラダラ流しながら満面の笑みを浮かべてくる軍官を内心正直引きながら礼を言い台の階段から降りた。
文字数2222文字来たー!!!!!
なんかこういうの興奮しません?
はじめの方はなんか小説家っぽく書いてみましたw
キッモと思うかもですが、温かい目でよろしくです