決してそういう意味ではないので、勘違いしないやうに
それではどうぞ
4月4日
23:30
123号室ベランダ
それから俺らは、シーンと静まり返っていた。
────話題がない、、、。
涙が止まったアローンが、それを破った。
「俺は、昔から『テイマーは最低な奴ら』って言われてきたんだ。理由は教えてくれなかったのにな、俺はそれを何の抵抗もなく信じていた。ごめんなヒロ、お前はなにも悪くないんだよ、、、。全部俺のせいなんだ、、、。」
アローンは、湿った声でそう喋ってきた。
「アローン、俺らはまだ、同じ部屋になってすぐだけど、そういうのがあるなら、言ってほしかったよ、、、。」
フーと深呼吸してから、言葉を続けた。
「でも、やっぱりフォローとかは難しいと思う。これは俺らの問題というよりは、お前の問題だと思う。だけど、同時に支え合うことは出きるだろ?しかも俺はお前に、フェニクスを見せて『慣れろ』と言っても、それはそれで嫌だしな」
アローンが少し苦笑いしてから、嫌がらせかよ。と軽く嘆いた。
「あの~、つまり、どーゆーこと何ですか?二人の話している意味が全く分かりません、、、。」
「「だ・か・ら!!」」
それから、俺らはドラに分かるように、話を教えた。
15分後
「あ、あ~あ?」
「「分かった?」」
「何がですか?」
────おい、、、。
「だ、だから、俺らの会話のことだよ!!」
「あ、はい。分かりました?」
「どうして、疑問形なんだよ、、、。」
「ぎ、疑問形、、、?」
「ごめん、何でもない、、、。」
俺は、もう説得するのを諦めた。
すると、
『ヒロ、ちょっといいか?』
フェニクスが、俺に話しかけてきた。
────なんだよ、、、。お前のせいじゃないけど、あまり出ないほうがいいと思うぞ
『アローンに話があるんだよ。あいつと二人で話したいんだ。』
────ちょっと、待ってろ
「あ、あの、アローン、フェニクスがお前と話したいらしいんだけど、いいか?」
フーと深呼吸をしてから、アローンは、分かった。と言った。
すると、俺の右肩の上に直径10㎝の炎の球体が生まれ、赤い鳥が孵化した。
フェニクスだ。
『ヒロ、ドラ』
「ん?」
「と、鳥がしゃべった~」
「ドラごめん、ヒロと一緒に廊下に行ってもらっていいか?」
「え、でも、、、。」
「でもじゃない!!!!!」
アローンの怒鳴り声が、部屋中に響いた。
「すまない、、、。でも、本当に頼む、、、。」
「わ、分かりました。」
俺は、震えてるドラの肩を軽く叩いて、行こう。と言った。
「はい、、、。」
123号室前の廊下
4月5日
00:03
「アローンさん、また暴走とかしませんよね、、、?そうですよね?ヒロさんはアローンさんのこと信じてますもんね?」
────あぁ、そう言いたい。でも、言えない。だって、俺はあいつの気持ちになれないから、分かってあげられるのは、誰もいない。俺は俺のことしか分からないし、ドラだって自分のことしか分からない。なら、アローンだってそうのはずだ。でも、それをどうやって、ドラに伝えればいいんだ?
とりあえず、俺は今思ったことを何の工夫もなしに言ってみた。
「分からない、、、。俺はあいつの気持ちじゃないんだ。あいつの気持ちはあいつにしか分からない。みんな、そうだろ?お前だって、俺の気持ちを100%理解するなんて出きるはずがない。それと同じさ」
一瞬止まってから
「でも、俺はあいつは大丈夫だと信じている。お世辞でも何でもいいけど、そう信じたい。正直言って、これが俺の本心なのかさえ分からない。もしかしたら、綺麗事をツラツラと並べてるだけかもしれないし、本当は暴走して消え去れって思っているかもしれない。本当に分からない。でも、俺はあいつを応援しているそう思ってると信じたいよ、、、。」
するとドラがニコッと笑った
「そうですか~、それなら安心です。確かに、人に思っていることも、自分が思っていることも両方とも綺麗事かも知れないけど、それでいいんですよ。そうしようと思う心自体が大切なんですよ、たぶん、、、ですけど、、、。」
俺は初めて、『ドラっていいこと言うな~』と思った。
※※※
フェニクス視点
『アローン、俺が憎いか?』
「あぁ、憎いね、本当に。でも憎い理由が分からないんだ。」
『それは、そうだろな。お前のせいじゃないんだ。いいか、この気持ちは遺伝なんだよ。』
「遺伝、、、、?」
『信じられないかもしれないが、お前の先祖はテイマーだった。しかし、お前の先祖はテイマーの知ってはいけない真実を知ってしまった。それに対抗するために、剣を抜いた。しかし相手は神だ。勝てる筈もなく敗れた。だが最後の望みとして、奴は子どもにその力を与えその後、子孫のお前たちにも受け継がれたんだ。だからお前らは、全ての属性を使えるはずだ。』
「あぁ。」
『その理由は、同じ理由なのさ。さっきも言った通り、お前の先祖は全ての属性を手にいれた。そして、その力の半分を子どもたちに分けた。理由も教えずにな。それが後世に渡させていき、力と恨み、そして憎しみだけが残ったということだ』
「でも、なんために?どうして、ご先祖様は神に剣を抜いたんだ?」
────これは、言えない。言うと絶対に今からでもこいつと戦うはめになるだろう。そんなのは嫌だ。
『悪いが今は言えない。しかし、もしもヒロが剣を神に抜いた時、お前は分かるだろうな、、、。』
「ヒロはその事を?」
俺は首を横に振った。
「何故?」
『伝えられねぇーよ。あいつのことだ、絶対なにもできないくせに、何かやろうとするぞ』
「確かな」
アローンは、納得したように頷いてからまた首をかしげた。
「じゃあ、どうして俺にさっきのこと教えた?俺に話したから、俺を殺す気なのか?」
『ちげーよ。なんだか、お前には知っていて欲しがった。それだけのことだ、、、。』
「分かった。」
『じゃあ、あいつらを呼んでくるか』
「あぁ!!」
文字数2345文字いきました!!!
番号順だ!
すみません、軽く寝ぼけているので、こんなのにしておきますw
これからもよろしくです