テイマー・ヒロ!!   作:ナルガウス

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実は僕ピアノ弾けるんですよ。今度合唱コンクールの伴奏をするのですが、今から不安が、、、。

それではどうぞ!!


部隊別軍士トーナメント戦編
① 開戦


 

軍士寮

2月19日

04:27

 

 

────あぁ、緊張する!!

 

俺は、2人を起こさないようにこっそりベランダへ向かった。

 

今は2月だ。寒さが針のように皮膚に突き刺さってくると思うので、外套を羽織った。

 

「なんか、ブロム軍帥にやっちゃったのを思い出すな、、、。」

 

俺は自分に対して軽く鼻で笑った。ベランダのカーテンをこっそり開けると、アローンが真っ暗な夜空を雪と一緒に眺めていた。

 

コンコン。

 

俺がガラス製のドアを優しくノックした。

 

アローンが緊張した顔をこちらに向けてきた。顔には、《不安》と書いてあるかの様にこわばり、蒼白になっていた。もしかしたら、寒いだけかも知れないが、、、。

 

俺は1度、水道へ行き鉄製のコップに水を注ぎ属性力でそれの側面から軽く温めた。それをアローンに渡しアローンの隣に立ち一緒に夜空を見た。

 

雪雲で星が見えないが、俺らにはそれがちょうどいいと思った。

 

────何だろう、、、。気まずい!!話題がほしいな

 

俺は話題が出なかったので、静かにまた雪雲を眺めたがどうも憂鬱になってくる。

 

2分位したらその静寂をアローンが破ってくれた。

 

「俺、やっぱり不安なんだよな。トーナメント戦ということは、1回戦負けってあるし、その場合最悪じゃないか。俺大丈夫なのかな?」

 

俺はつい目を丸くしてしまった。

────アローンが俺に弱みを見せてきた!!

 

俺はニヤニヤしながら

 

「なんだよ、お前乗り気じゃないのかよ。それなら別にいいぜ、俺がお前に一生トラウマになるぐらいに悔しい負けかたをお前に経験させてやるだけだからな。」

 

「んだと!?」

 

アローンがこちらを睨んでくる

 

俺はクスリと笑ってから、

「そう、それが俺の思ってるお前だよ。俺の前ぐらい、そのお前でいろ。本当のお前の気持ちは知らないけど、俺の知ってるアローンはこんなんで怯えるような拍子抜けの筈無いと思うけどな?」

 

今度はアローンが何故か嬉しそうにクスリと笑った。

 

「うるせぇな、俺が拍子抜けだって?ふざけるなよ」

 

俺が、あぁ。という前にアローンがこっちにコップを突き出してくる。俺らは、乾杯。と小声で囁いてから温めた水道水を飲んだ。

 

それからは、いつも通り2人で下らない話をしたあとベッドに入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闘技場入り口

2月19日

08:27

 

「なんかここみたことあるな〜」

 

『グラン兵採用試験だろ、あのお前の狂った実戦の話のところだそここ。』

 

思い出した瞬間両のの拳がズキンと痛みが走った気がした。

 

「あぁ~ナルホド。」

 

「どうしたヒロ、渋い顔して緊張してるのか?」

 

煽るように、アローンが言ってくる。

 

「今朝のお前じゃないからそんなことねぇよ」

 

俺が声を出して笑うと、アローンは歩く早さを一気に速くした。気のせいか、頬の辺りが赤い感じがした。

 

「うるさい!!」

 

こちらを向いたと思うと、属性力で岩の剣を作って振ってきた。

 

────怖っ!!

 

俺は顔面スレスレでそれをかわした。正確には髪の毛が数本巻き取られ抜けたが。

 

「危ないじゃねーか!」

 

「黙れ黙れ黙れ!!」

 

アローンは子どものように騒ぐので、少々戸惑ってしまった。

 

すると、俺らの後ろから、静かにしなさい!!と、凛々しい声の女性が言った。赤い馬のたてがみの様にスラッとしたポニーテールが俺らに向かって説教してくる。

 

「あぁ、カレンか」

 

「そんな馬鹿みたいなことはやめなさい!よく一緒にいる私まで馬鹿みたいに思われるでしょ!」

 

────………あ、はい。

 

俺はその言葉を受け止め、しゅんとしてから頭を下げた。すると、アローンが俺が思っていることを言ってくれた。

 

「なら、何でいつも一緒にいるんだよ?」

 

すると、何故かカレンは顔を赤面して、ごにょごにょと、だってアルスロットさんがあなた達と一緒にいるから。と言ってから何を思ったのか走ってどこかへ行ってしまった。

 

「いや、アル兄のせいにするなよ」

 

するとぼーっとしていたアローンが俺に耳元で、あいつアルスロットのこと好きなのかな?と聞いてきたので、まさか~と言っておいた。

 

 

闘技場

同日

9:30

 

 

 

始まりの合図と共に、俺らはくじをひかされた。

 

「とりあえず、俺らは3回戦目まで闘わないから良かったな。」

 

トーナメント表を見ると、95人いる突撃兵が2つの山に分けられていた。

 

Aブロックは47人そこに、俺とカレンが入っていた。

 

Bブロックは48人でアローンが入っていた。

 

15分後

 

俺の1回戦目が始まった。

 

相手の名前はギンビン。ファルカタ使いだ。

 

軍官が、大きな声で合図を言う。

 

「《よーいどんで始まるよーいどん!!》」

 

────!?

 

「なんじゃそりゃ!!」

 

俺が叫んでいる隙に、ギンビンは上段に構えそのまま振り落としてきた。

 

キーン!!

 

それを、剣で流しながら鼻に前蹴りをした。

 

鼻血が出ているのもお構い無しに蹴った足が地面に付いたら、反対の足を前に出し、俺はみぞに剣を突いた。

 

まともに食らったようで、ギンビンの頭が下がる。タイミングを合わせて回し蹴りを横顔にお見舞いしたら、木の棒のように、転がり場外に落ちた。

 

「ふう。」

 

────疲れた。

 

俺は納刀したら、舞台から降りた。

 

アローンの試合会場はBブロックなので少し遠いが、カレンは近いので見に行くことにした。

 

 

 





緊張が、、、。とか言っているうちに合唱コンクール終わってしまいました~。賞は取れなかったけど満足出来た?ものでした。

来年はもっと上手く弾きたいです。

下らない話はそこまでにして、カレンのことなんですが23話だと、《紫髪》と述べましたが本当は《赤髪》です。ちょっと、好きなアニメのキャラがモデルです。


【挿絵表示】
ヒロです。

ヒロの服装に意味はありません。

本当はsw○rd ○rt ○nlineのキ○ト君の様な服装に使用と思ってから、タンクトップがはまってしまい、タンクトップにしました。
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