テイマー・ヒロ!!   作:ナルガウス

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本当に遅れて申し訳ございません。
ポケモン未経験者なのに、ポケモンgoに興味が出てしまい、1日5~6キロほど歩いていたら、書く時間が無くなってしまいました‼


言い訳はこのぐらいにして、それではどうぞ!!


② VSカレン

 

 

 

9:47

2月17日

闘技場Aブロック

 

 

 

────お、まだやってるよ

 

俺はカレンの試合を見に行ったら、どうやらカレンは少し苦戦しているようだった。ついさっき、属性剣技を弾き、後ろに下がり、間を開けていた。しかし、この戦いカレンに分が悪い。なぜならカレンはレイピアなのに対し、相手は刀だ。つまりアルスロットと同じ武器。もしも、アローンが言っていたことが本当ならば多少は気にしてしまうかもしれない。

 

俺はまだ本気で人を好きになったことがないのでなんとも言えないが、カレンを見ると少しやりづらそうな目をしていた。

 

すると、カレンの方が動いた。単純な突き攻撃。それを弾かれ反撃を食らうが、ギリギリのところでかわす。

 

そして、また後ろに後退する。

 

────あぁ!まどろっこしい‼

 

「そのまま全力で突っ込めよ!!女々しいな」

 

つい、思っていたことが口に出てしまった。すると、カレンが一瞬本当に瞬きするぐらい瞬間こちらを向き小さく笑い、力強く頷いた。

 

 

すると、レイピアを納刀した。

 

────え、まさか……!

 

逆手で柄を持つ。

 

「え、あいつ出来るの?」

 

相手が少し首を傾げながら、上段から斬りかかってくる。

 

それを、

 

左手で弾く。同時に逆手で持ったレイピアを蛇のように動かし……

 

シャッ!!

 

喉仏にレイピアの剣先に摩擦で書かれた線があった。

 

────あれは、《逆柄守斬(ギャドシュル)》!!

 

あれをまともに食らうと普通なら死んでいる。そう判断したのだろう。軍官が、そこまで!!と叫んだ。

 

カレンが舞台から降りてきた。

 

「お前なんで《抜刀術》使えるんだよ!?」

 

「あぁ。アルスロットさんに教えてもらったの」

 

嬉しそうにそう語るカレンとは逆に俺は首を傾げた。

 

あのアル兄が人にものを教えるなんて珍しすぎる

 

そのあと、2人共別に苦戦せずに勝利した。そして、3回戦目ついにカレンと戦う。

 

 

 

 

※※※

アローン視点

 

 

 

 

11:32

同日

闘技場Bブロック

 

 

 

 

 

────俺の試合見てくれても良いじゃねーかよ。

 

俺は別にこれだという記憶に残らないほど案外簡単に2回共勝ち進むことが出来た。

 

武器はいつものロングソードではなく、ヒロにビックリさせてやろうと思って大剣にしたのに応援にも来ない。

 

俺はお盆の代わりに大剣を使い、3人で作ったお弁当を広げた。

 

 

『どうした?悲しそうな顔して』

 

俺の頭上にいつからいたのだろうか。フェニクスが飛んできた。

 

「フェニクス、なんで俺のところに来てるんだよ。ヒロと一緒じゃなくていいのか?」

 

すると、フェニクスは自慢げな雰囲気で言葉と合わない嘴を動かして喋った。

 

『そりゃあそうだ。俺は俺だ。しかも、俺は命じられた使命を果たしてるまでだからな。』

 

────命じられた使命?まぁ、いいや。エレメンターにも色々あるのだろう。

 

すると、いきなりフェニクスが、ヒロがお呼びだ。と言って、帰っていった。

 

俺も弁当を食い終わってから、3回戦目に向けて準備をした。

 

 

 

※※※

ヒロ視点

 

 

11:35

同日

闘技場Aブロック

 

 

 

────そういえば、フェニクスがいないな

 

俺は、フェニクスを呼んでみたら、どうやらアローンと一緒にいるらしい。1分ほど待つと、流れ星のように赤く光ながら飛んできた。

 

『おう。遅くなったな。』

 

多分済ました顔で嘴を動かした。

 

「別にお前を束縛しようとかは考えてないけど、俺から移動する場合は一言いってくらよ。一応お前のテイマーなんだからさ。」

 

最後はやけに恥ずかしくなり、口ごもりながら言った。

 

『一応、ねぇ~。』

 

フェニクスの反応が少し気になったが、言及するのが面倒だったので無視した。

 

3回戦目軽く準備運動してから、俺はステージへあがった。

 

 

 

 

※※※

カレン視点

 

 

「緊張する」

 

周りに誰もいないことを確認してから小さく呟いた。

 

────今回の試合は多分抜刀術で勝敗が決まる。私の抜刀術はアルスロットの真似だけど、ヒロは本物を使える。普通に戦ったら勝機は無い。でも、もしもヒロのをかわせたら、勝機は見えてくる!!

 

精神統一をしていたら、後ろから顔見知りの軍官が大声で、カレン始まるぞ‼と言われたので、お腹に力を入れて、はい‼と叫んだ。 

 

 

 

※※※

ヒロ視点

 

 

────来ねぇーな……。

 

既に呼ばれてから5分経っている。すると、向こうから、深紅の髪が馬のように上下して猛スピードで駆け抜けて来る人がいた。一気にステージを登り、ハァハァ言いながら、遅れました!!と叫んだ。

 

「息上がってるお前を倒しても嬉しくないから、3分位待つよ」

 

「ご、ごめんなさい……恩に着るよ…本当にヒロ…ありがとう……」

 

「いいって、本当に大丈夫か?」

 

2、3分待つと、カレンが、もう大丈夫ありがとう。と言ったので、頷いて剣を構える。

 

────最初から抜刀術はよまれるかな。

 

俺は中段に構えた。カレンも同じような高さで剣先をこちらに向けて構える。

 

軍官の、はじめ!!の合図でカレンが先に動いた。

 

レイピアの刃全体が深紅に染まる。

 

────属性剣技!?

 

すると、まだ結構間があるのにレイピアを前に突きだした。

 

瞬間、剣先に属性力が集中して熱線を放出した。

 

────これは遠距離属性剣技の《スナイピング・ロンガー》!?ハバル戦以来だな。

 

俺は剣を逆手に持ち、氷素で剣の表面を凍らした。そして、左手の籠手で衝撃を防いだ。

 

「こ、氷がもう溶けてる!!」

 

俺の腕に氷が熱線を中心に円状に想像以上の速さで溶けた。

 

氷が溶け始め、刃が熱されていく。

 

ジュ!

 

ついに腕が焼け始める。そのまま弱まるのを待っていると、痛みを通り越してだんだん、感覚が消え始めた。まるで、俺の腕ではないような感じすらしてくる。痛みはするのに……

 

 

《スナイピング・ロンガー》の効果が切れたのか、熱線の威力が弱まった。

 

「これでもう抜刀術は使えないでしょ?」

 

────ナルホド、それが狙いか。

 

「さぁーて、どうかな?」

 

反射的に挑発するように俺は言ったが、これで焦るカレンではないが……

 

「え、あ、そ、そうなの……?」

 

────なんか、おかしいぐらいに動揺してない!?あいつがバカみたいに真面目で助かった。

 

俺は納刀し、意地で腕を鞘に盛っていく。鞘に指が触れた瞬間激痛が稲妻のごとく速さで肩まで走ったが、眉がピクリと動いただけで、あとは根性で我慢した。

 

すると、嬉しそうにカレンも納刀した。

 

抜刀術を構える。

 

カレンも構える。

 

────こういうの興奮するな~

 

からだの周りに、薄く赤銅色の羽織が現れた。

 

周りの歓声がだんだん聞こえなくなっていく。空気の音がして、視界には、カレン以外入らなくなった。

 

何の合図もなく、俺らは動いた。コンマ一秒すらずれない全く同じタイミングで。

 

柄頭を人差し指と中指で挟む。そのまま抜刀をし、剣を回転されながら投げた。

 

《二殴首斬(ツオビル)》をやろうと思ったのだろうか、カレンが鞘ごと持って柄頭突きだしてきたが、すぐに抜刀をして上へ弾いた。

 

それを弾いた瞬間、カレンの腹には大きな隙が産まれる。そこへ、鞘の鐺(こじり)で腹のみぞを突いた。

 

「ぉあ!!」

 

乙女らしくない奇声を発し、3メートル程吹き飛んだ。バランスを取ろうとしているカレンに胸ぐらを片手で掴み、背負い投げをした。

 

バァーン!!

 

と、大きな音をし、カレンを中心に小さいクレーターが大理石に出来た。そのあとカレンに飛ばされた俺の剣が後ろに落ちる音がした。

 

 

 

「さ、3回戦目勝者、ヒロ‼」

 

俺はガッツポーズをしてから、カレンの方へ走った行った。

 

「大丈夫か!?」

 

すると、目に涙を浮かべ、いたーい!とカレンが叫んできた。

 

俺がふざけて左手で軽く頭を叩くと、先ほどの痛みがよみがえり俺もそこにうずくまった。

 

2人で一緒にうずくまっていると、救助班が来て属性力で2人の傷を和らげてくれた。

 

そのあと、俺は氷素で手を冷やさしてもらい、カレンは医療室へ運ばれた。

 

数回の勝負を見ていたら氷が溶けてしまったので、救助班に言ったら包帯を巻かれた。

 

俺も、数回試合をしたがカレンほど苦戦はしなかった。そして、Aブロックを勝ち抜き、次はBブロックの優勝者と闘う。まぁ、十中八九アローンだろう。そして、それが、突撃士決勝戦になる。

 

 

 

13:47

同日

闘技場Aブロック

 

 

 

舞台を上がり、相手を見たら予想通りアローンだった、武器はロングソードだと思ったら大剣だった。。

 

「心配って言ってたのは誰だっけ?それに、何で大剣なんだよ」

 

俺が挑発的に言うと、アローンが苦笑いをしてから、この剣でやってみたら以外と行けた。と言って今度は大きく笑った。

 

笑ったあと、審判の軍官が、始めていいか?と聞いてきたので、2人で同時に、どうぞ!!と叫んだ。

 

「どっちが勝っても恨みっこ無しだからな?」

 

アローンが言う。

 

今度は俺が苦笑いしてから、

 

「そういいながら、お前が負けていじけても知らないからな?」

 

アローンが鼻で笑う。

 

その3秒後、軍官が大声で、始め!!!!!と叫んだ。

 

俺らは、一瞬で顔が引き締まり、抜刀して剣を構えた。






めちゃくちゃ上手くないですけど、ソラ描けました。友達からは、「ロー○イアス!!」と言われ、兄からは、「ユー○オみたい」と言われました。


【挿絵表示】


次回は、アルスロットを描きます。

これからもよろしくです。
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