ソードアート・オンライン新刊を買い、本をめちゃめちゃ書きたくなったので、気合いで思いっきり書いちゃいました。
それではどうぞ!!
13:47
2月17日
闘技場Aブロック
氷の矢が降ってくる。
それを交わし、《フレイム・ボール》で応戦する。
俺らはそれを4、5回繰り返してから、アローンが雷の鞭を蛇のようにうなさせながら首を狙ってきた。
それをイナバウアーで、ギリギリのところでかわす。
「ちぇ、首を吹き飛ばそうと思ったのに……」
「そんなことしたら、俺お前のこと一生呪うぜッ!!」
言い終わったのと同時に、俺はアローンの方へ突っ込んで行った。
走りながら剣を構える。
炎属性単発突撃技《フレイム・ストライク》
走る勢いと共に放った一撃をアローンは大剣で弾いた。腕に跳ね返ってくる不快な感覚。痺れ。
チッ、と舌打ちをしてからアローンの大剣の刃をおもいっきり蹴っ飛ばした。
アローンが怯んだ隙に、後ろに周り首を狙う。
しかし、その攻撃をギリギリのところでかわされた。カウンターをくらい、ガードはしたが吹き飛ばされた。
────このやりとりこれで何回目だろう?
スピードだったら俺が速いが、威力はアローンの方が強い。これなら、いくらたっても終わらない……
すると、いきなり視界が真っ白になり、フェニクスが出てきた
────ここは……たしか、俺がテイマーになった場所
「いきなりどうしたんだよ……?」
『力貸そうか?』
「何するつもりだよ?」
『決まってるだろ、これさ』
俺の体に赤銅色の羽織が現れた。
────これは、《狂獣の衣》
「また俺を狂わせる気かよ?」
『正直言ってそれはお前次第だぞ。それに、これを使ってもアローンに勝てるかどうか分からねぇーぞ?』
────確かに、それはそうだけど……
「あぁ、分かったよ。でも俺が暴走しない程度で頼む」
『それはお前次第だ』
俺の体に赤銅色の羽織が現れた。
────どうしよう……ブロム軍帥の時のことを思い出してきた………
口がにやける。
犬歯は刀のように鋭くなり、やがて牙へと変わった。
そう、まるで国外に潜むと言われている狼のように……
視界は少し赤く染まり始め、レッドアウトしたように視界の中心以外がその色になった。
そして全身の毛は逆立ち、体温はみるみる上昇するのを感じた。
あぁ、とてもいい気分だ。
周りの景色が真っ白から、闘技場Aブロックに戻った。
周りがざわつくのを感じた。
目の前を見ると、アローンも羽織を纏っていた。黄金のそれを……
『覇者の衣か……まずいな』
「確かにまずいかもしれない……」
体の熱が頂点に達した。湯気がたち、汗は蒸発した。
────でも今はもう楽しくてしかたがない!!
俺は本能が赴くままに体を動かした。
剣がぶつかると火花が散る。属性剣技をすれば、会場がその色に染まる。まるで花火のようだ。
そう、とてもきれいな花火
※※※
カレン視点
「強い……」
私はただただ2人の剣劇を瞬きもせずに見た。
2人ともレベルが違いすぎる。衣の加護を使っているということもあるけど、そもそも私はそれを使えない。
「本当にレベルが違いすぎる………」
自分が悲しくなってくる。それでも、少しでも自分もあのようになりたいと、願いながら、そして、憧れながら、2人の剣劇をみた。
※※※
アローン視点
────覚悟はしてたけど、やっぱりパワーとスピードが尋常じゃないほどある……
スピードが負けるのは分かっていた。しかしそのぶんパワーで吹き飛ばそうと考えていたのに、跳ね返されるまではいかないものの、ヒロのことを吹き飛ばすことができない。
俺は
蔓が伸び、ヒロを拘束する。すると次第に蔓が氷に変わってゆき、それはヒロの全身を囲むような包み始めた。
────悪いなヒロ。これで終わりだ!!
俺は聖素を出し、属性術を放った。《エンハンス・アイス》
これは、対象の属性力を
それを受けた、氷の檻はより一層強固な物となった。
流石のヒロもこれには手も足もでないだろう……
フ…イ……ウォー………ア
純白の氷の城に1人、深紅の巨人が現れた。
「……!」
氷にヒビが入った瞬間、それは溶け始め城は2つに別れた。
────このままだと負ける
瞬時に鋼素の槍を作った
《スティール・スピア》!!
槍がヒロの胸を穿とうとした。槍先がヒロの胸に当たる寸前、槍が掴まされ、そのまま腕を曲げ槍をへし折った。
────これが狂獣の衣か……
俺は次の剣技の構え、技を放つのとほぼ同時、赤い閃光がこちらに突っ込んできた。
※※※
ヒロ視点
「アローン、今お前を吹っ飛ばしてやる!!」
俺は左手で鋼鉄の槍をへし折り、構えてから《フレイム・ストライク》を放つ
すると、黄金の輝きが純白の壁と壁の隙間から見た。
※※※
アローン視点
食らえ、カウンター限定二連属性剣技《ホリバス》
※※※
ヒロ視点
俺の属性剣技とアローンの属性剣技が重なった。
ギィ────ン!!!!!
金属が折れる音がした。