テイマー・ヒロ!!   作:ナルガウス

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本当は昨日投稿しようと思ってたんですけど熱が40度も出てしまったので今日になってしまいました。

皆さん体調管理はしっかりと

それではどうぞ!!


VS アローン Ⅱ

 

 

14:10

2月17日

闘技場Aブロック

 

 

 

 

キ────ン!!!!!

 

目の前に折れた剣先が飛んできた。

 

────細い……やっぱり俺のか

 

 

 

※※※

アローン視点

 

 

決まる‼

 

《ホリバス》は二連撃で『く』の時に剣の軌道が動く。

 

一撃目で剣を折り、二撃目でヒロを吹っ飛ばす。

 

────これならいける!

 

すると、ヒロがとても不敵な笑みをこちらに向けてきた。いつもの無邪気な笑いではなく、何かを企んでいるような笑み。

 

背中に何か冷たいものが通ったが、今になってはもうそれも止められない。俺はヒロの右脇腹にそのまま勢いを殺さずに大剣を当てた。

 

ヒロの口、目、耳等から炎が吹き出した。

 

────これは火炎分身(フレドール)!?

 

俺は属性剣技の後の一瞬の硬直状態のせいで、避けるのに間に合わず後ろに吹き飛ぶ。地面に叩きつけられ、肺の空気が一瞬で消える感覚。そして、俺の体に襲ってくるどうしようもないほどの熱さ……

 

「ア……ッツ!!」

 

炎の壁を貫きながら先ほどと同じ光がこちらに迫ってきた。

 

 

 

※※※

ヒロ視点

 

 

「ウォォォォオオ!!!!!」

 

俺は《フレイム・ストライク》を放ちながら、先ほど考えた作戦をもう一度忘れないために思い出した。

 

氷を《フレイム・ウォーリア》で破壊し、その直後鉄の鋼素で剣を作り、フレドールに持たせ《フレイム・ストライク》を放たせる。爆発して怯むアローンに向かって《フレイム・ストライク》を放つ。

 

一見これ以上ないほど最高の作戦だが、アローンのことだから何をしてくるか分からない。

 

アローンまで残り剣先から約2メートル。アローンの手が黄金に光った。これは《フラッシュ・アウト》!?

 

俺は途中で技を止めることもできず、左手で目を隠すので精一杯だった。そして、ついにフラッシュ。

 

『眩しくて見えない』とまではいかなかったが、目がチカチカし、アローンの残像も見えてくる。

 

────アローンはどこだ……?

 

勘で少し軌道を右に進みそのまま技を出しきった。

 

ザッ

 

と、剣が何かに触れた手応えと音がし、そのまま通りすぎた。

 

目のチカチカが治り後ろを見てみると、アローンの服は燃え、所々火傷をしている。しかし、自信に満ちた目。そして楽しそうににやける口。あんなのをやられるとこっちも楽しくて。

 

再び狂化させる。俺とアローンは笑みを消す。静寂が訪れ、耳が痛くなるほどの静かさ。

 

俺は《爆炎竜の疾走(フレイム・ストライク)》を放つべく剣を構える。アローンは剣を両手で横に構える。

あの色は青と白つまり《氷素》と《風素》の輝き。あの技は氷素と風素の融合属性剣技《氷竜の竜巻(アング・ブリザス)

 

俺は剣先から体まで流線型の炎に囲まれた。そしてバースト。一瞬でアローンとの距離約5メートルを詰めた。

 

アローンも体を捻らせながら一回転して大剣を当ててくる。剣の回りには青と白が混ざり水色に変わった竜巻が現れる。線の俺と円のアローンがぶつかり激しい衝撃が俺の右腕を襲う。アローン覇王の衣をより一層強くした。

 

俺も同じように狂獣の衣をもっと狂化させる

 

────もっとだ、もっと、もっともっともっと!!!!!

 

両方の剣にヒビが入る。破片はそこらじゅうに飛び散り、頬をかすり血が出てくる。

 

 

 

※※※

アローン視点

 

 

────想像の5倍はあるな……

 

 

俺は指先が血が滲むほど冷たさを必死に堪えて柄を握る。大剣の刃は恐ろしいほど湾曲し、亀裂も入る。ヒロの顔は鬼のように目が真っ赤になり牙はナイフのように鋭利だ。多分噛まれたら骨まで砕くだろう。それでも大剣がロングソードにつばぜり合いで負けるなんて恥ずかしすぎる。両方とも亀裂は半分ほどまで走っている。

 

 

ガシャ─────ン!!!!!

 

 

頭がそのまま響く金属音。

 

 

 

 

 

 

※※※

ヒロ視点

 

 

「ちぇ……」

 

俺の剣が斜めに割れてしまった。体が硬直状態に入り動けなくなるが、アローンはそのまま剣を振ってくる。俺はぼろ雑巾のように吹っ飛ばされる。と思ったが、俺の体に剣がぶつかった瞬間、大剣も折れた。

 

俺の左腕に青あざができたがそれだけだった。

 

審判の軍官がこちらに来て、判断はアローンの勝ちだそうだ。まぁ、仕方ない。

 

 

 

 

21:37

2月17日

123号室

 

 

 

俺は部屋でみんなと輪になって、今回の話をした。結果を言うと、

 

暗殺士

アルスロット

 

突撃士

アローン

 

防御士

ソラ

 

遠射士

サラム

 

魔術士

ギーク

 

────アル兄が一位って分かってたけど、やっぱりなんか嫌だな~

 

暗殺士の友達に聞いたら、手も足もでなかったそうだ。剣と鞘をまるで二刀使いのように使って倒していったらしい。

 

多分、無心で斬っていったんだろうな。そう思いながらも、一番の驚きはソラとギークだ。あいつらが一位になるとは正直思わなかった。しかも魔術士の二位はドラなんてもっと信じられない。

 

アーマリーが言うには、ドラは主に聖なる輝き(フラッシュ・アウト)を使い、ギークは禁術獄炎の隕石(ヘレム・メテオ)で戦ったそうだ。

 

ちなみに禁術といっても、威力が高すぎて属性力の消費が尋常じゃないだけで、使ったら処刑されると言うわけでもない。要するに『使ってもいいけど責任とらねーよ』という意味だ。

 

ソラは、炎盾の仮面騎士(フレジュナー)を使い、回りを圧倒したらしい。

 

ただ、リアナが強くもないのに、第一貴族をいいことに回りのやつらをけなして負けそうになったら上から目線で『あなたの人生終わりにするわよ』と言って倒してきた?らしい。まったく馬鹿げてる。決勝で見るに見かねたソラはフレジュナーも使わずに瞬殺したらしい。まったくもっていい気味だ。

 

俺らは一通り話終わった後、泥のようにベットで寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、違う、未来の男がこどもにその話をしていた。話しているうちに、こどもは寝てしまったらしいが、男は話続けた。すると、扉からノックの音がする。男の妻らしい。

 

「もう、寝ちゃいましたか?」

 

「あぁ、もうぐっすり。」

 

「じゃあ、久しぶりに私にその後の話をしてくださいよ」

 

女がベットの中に入りながらそういった。

 

「お前は知ってるだろっていってもそっか……じゃ、続きを話すか」

 

男は腕枕をして女を寝かす。女は嬉しそうに顔をほこぼらせながら、腕の上で寝た。

 

「はい」

 

2人はそのまま、話し続けた。太陽が頭を出す頃まで





覚えてますか?第一話の初めのはじめにあったやつの続きです

覚えていない人向けに↓

「おとうさーん、なにかおもしろいおはなして〜?」
息子の突然の要求に一瞬、びっくりしながら、男は口を開いた。
「あ、ああ、面白い話な、じゃあ、昔話をしてやろう…。」

実はこれの続きなんです‼
覚えてましたか?僕もそろそろここの続きを書かないと自分でも忘れてしまうんで書きましたw

あと、アローン描きました!!
下手なりに描いてみたので結構きつかったですw

【挿絵表示】

(黄色いのは覇王の衣です)

これからもよろしくです!!
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