テイマー・ヒロ!!   作:ナルガウス

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最近筋トレにはまっていて、今腰痛めてるのにさっきやってみたら、やっぱり面白かったですw

皆さんも、やってみませんか?筋トレ


それではどうぞ!!


少年編⑨ 覚醒Ⅱ

 

バコオォォォン!!!!!

 

凄まじい、反動がヒロの腕に伝わった。

────跳ね返された!?

 

『壁と思うな、何も無いと思え』

 

「強い意志で、破壊しろと言っていたやつが、よく言うよ……。」

 

『もう、負け犬モードかよ』

 

「う、うるせぇ!!今度こそ、開けてやるかんな。」

 

バコオォォォン!!

 

何度やっても、同じことだった。剣で叩いては跳ね返され、叩いては跳ね返された。もはや、自分が何のために、前の『障壁』を叩いているのか、分からなくなるほど、叩いていた。

 

「ハァハァ」

 

────どうすりゃいいんだよ。このままだと、ソラが殺されちまう!! そんなの絶対に嫌だ。

 

『諦めるか?ヒロ』

 

「黙れ。」

 

ヒロの目は、まるで野獣のように鋭く、凶暴になった。そして、少しにやけている。

 

────全くどうすればいいんだよ。

 

『……。』

 

────やっぱり、ダメだ。俺はこれを壊せない……。

 

「ん……?」

よく見ると、フェニクスの胸あありに溝があった。

 

────か、鍵穴……?

 

ヒロは恐る恐る、その中に剣を入れてみた。しかし、何も起こらない……。もっと押してみても、ひいたらそのまま抜けてしまうし……。しかし、どう見てもこの穴は絶対に意味があるような気がした。

 

────鍵穴なら、剣をまわしてみよう!!

反時計回りに回してみたが、何も起こらない……。

では、と時計回りに剣を回してみた。

そうすると、『ガチャッ』とフェニクスが口で言い、その壁は、消えていった。

 

ヒロは一段落して、はぁ〜と安堵のため息をついた。しかし、次の瞬間ヒロの『右肩』、『胸』、『左手首』に激痛が走った。激痛というよりは、灼熱の炎の如く、猛烈な、まるで皮膚が爛れる様な熱さだった。

 

「う、う……!!うおぉぉぉぉおおお!!!!!」

ヒロの咆哮とともに、右肩に五つの線で『火焰の印』が書かれ、左手首には『龍の尻尾』のような細長い線。胸には、先程フェニクスにあった『鍵穴』が、ヒロの胸に刺青のようにあり、そして右肩の印以外は、見えなくなった。

 

『右肩の印以外は属性力を使うと見えてくるぞ。それと、お前のその右肩、それはテイマーの絶対命令権、『龍呪』だ。だが気をつけろよ、その五画すべて使うと、お前はテイマーでは無くなる。つまり、俺がお前の体から消えるということだ。これの意味がわかるか?』

 

激痛が去った後も、体にきた疲労感は消えず、思考能力も低下していた。

「ん……?」

 

ハァーと、フェニクスがため息をする声が聞こえた。

 

『つまり、お前は死ぬというのとだ。本当はテイマーには龍呪は10画あるはずだが、残り5画はアルスロットが使っているからな。』

 

ようやく頭が回り始めたヒロは、自分なりに、石頭で考え納得した

────つまり、俺には4画しかないということだと思うなぁ〜

 

「了解。」

 

フェニクスは首を縦に振り嘴を開いた。

『ちなみに剣は投げて見えなくなっても、想像すれば投げられた剣は消え、新しい剣が手に来るぞ。と言っても体で覚えた方がいいよな。じゃあヒロ、これから戦場へ戻るぞ』

 

ヒロは1度小さくしかし長くフーと息を吹き、おう!!と返事をした。

 

 

***

 

目が覚めたら、腹の傷は治っていた。属性力は全回復し、右手にはロングソードを握っていた。そして小声でヒロは言った。

「おい、フェニクス!!『龍従剣』はどうした!?」

 

『大丈夫だ安心しろ。剣を想像すれば出てくる。』

 

「分かった」

ブゥオン!!

という音が鳴り響いて、右手にはロングソード。左手にはコンバットナイフというスタイルとなった。

 

「行くぞ。」

 

そういい、ソラに右手の鞭を振りかぶったハバルはヒロに気付き左手の鞭を振って襲ってきた。

 

バチーーン!!!!!

空気を切り裂くような音が、ヒロの耳元で鳴った。

────今のは危なかった……。

 

そう思いながら、ヒロは龍従剣を投げた。そのままハバルの胸元に一直線に行ったが、ギリギリなところで交わされた。しかし交わした好きを狙ってヒロはフレイムストライクを放ち、剣の周りに円錐状の火焰の渦ができ、猛烈な勢いで貫こうとした。実に距離は8m属性剣技を使うとギリギリ届かない距離だ。しかしヒロは無理だとは思はなかった。絶対に。

 

────これでも喰らえ!!!!!

 

自身に満ち溢れたその剣は、持ち主の気持ちと共鳴したのか、綺麗な赤に変わっていった。まるで真紅の薔薇の様に……。

 

バン!!!!!

という強烈な爆発音とともにヒロは赤い流星の如くスピードで、一瞬にして距離を縮めた。だが少しだけ距離が届かなかった。

 

────あと3m足りない!!

 

ヒロはそこから、遠距離属性剣技『スナイピング・ロンガー』を放った。火焰の渦が剣先に集まり、球状に変わり、一直線の真紅の線をつくりあげた。

しかし、遠距離属性剣技の弱点は命中力が低下するのだ、また威力も普通の属性剣技の方が上だし、何より、それなら普通の属性術使えよという話になるのだが、一番の長所は予備動作が少なく、速攻打てたり、属性力の消費が少ないのが長所だ。

 

「ちっ。」

ハバルが軽く舌打ちした。

しかし、ハバルはスナイピング・ロンガーをイナバウアーをしてかわし、鞭をヒロの足にくくりつけ、転ばした。属性剣技の勢いを消せないヒロはそのまま地面に頭から突っ込んでしまった。

 

「痛ってぇぇ。」

 

悶絶しているヒロに振りかざしてきた。

 

────フェニクス、戻ってこい!!!!!

 

左手が熱くなった。

『待たせたな』

 

ヒロは一瞬でハバルの胸元まで移動し、

ブチッ!!

という音とともに右の鞭を斬り捨てた。

 

────まずい、左の鞭が!!

 

ブチッ!!

アルスロットが、後からカランビットで左の鞭を切り捨てたのだ。

 

────あれがアル兄の龍従剣か……。

 

「ちっ」

 

ハバルは舌打ちをし、右腰のエストックを抜いた。

 

「まさか、ただのガキに鞭を斬られるとはな…。だが、俺を怒らした代償は大きいぞ、アルスロット、ヒロ。」

 

「……。」

 

「黙れ!!」

 

アルスロットはその言葉を無視して、ヒロは否定した。しかし、2人ともエストックに対しての戦い方なんて知らない。

 

「ヒロ、俺があいつの剣を防ぐからお前が斬り込め。」

 

「了解!!」

 

「いいか?絶対に無理はするなよ。まずくなったら、ナイフをあいつに投げて逃げろ。」

 

「初めて兄貴みたいな事言ったなw」

 

「黙れ」

 

アルスロットは軽く頬を赤くして、否定した。

 

「い、行くぞ。」

 

アルスロットが全力で走りそれを追いかける様にヒロも走っていった。

 

「またそのやり方か?もう飽きたぜw」

 

ハバルは手を広げた。その瞬間、緑色の球体が手の周りに5つ出来た。

 

────あれは、フレイム・ボールの草属性の攻撃か。つまり、あれで俺らを拘束するつもりなのか……。

 

「アル兄……!」

 

「あぁ。」

 

そう言うと、アルスロットの刃の周りが青白く光った。それと同時に、緑色の球体が5つ、つまり全弾投射してきた。それをアルスロットは全て斬り捨てた。

 

「ほう。」

 

ハバルは少し驚いたように軽く目を見開いた。アルスロットは構えた。ハバルは突きをついてきた。それを刀で全て防いだ。そこで、アルスロットはジャンプをした。

その下をヒロはスライディングしてくぐり、ハバルを転がした。

 

「な、なに!?」

 

ヒロは『二横斬殴』を放ち、ハバルの防具を切り裂き壊し、鞘でみぞを殴った。

 

「ぐはっ!!」

 

「うぉぉおお!!」

アルスロットが回し蹴りをハバルの頭に食らわした。

 

────これは痛そうだな……。

 

そう思ってしまったから、気付かなかった。ヒロとアルスロットの腹の近くに、緑色の球体が合ったことに……。

 

「「どは!!」」

 

2人とも吹き飛ばされ、バク宙をして着地した。

 

そこへ、いつの間に回復したのか、ソラがハバルの後から、斬りかかった。しかし、それはハバルがエストックを背中に回し防ぎソラを蹴っ飛ばした。

瞬間、アルスロットに『ウード・ストライク』つまり、『フレイム・ストライク』の草属性バージョンを放ってきた。

 

────マズイ!!!!!

 

キーン

という、金属音がヒロの耳に鳴り響き、その後に、バコッと人を殴る酷い音がした思ったらハバルが吹き飛ばされ、鼻血を流していた。

 

 

「おいおい、しっかりしてくれよ。こんなのが俺ら整合剣士道場の腕前なのか?」

 

そうニヤニヤしながらカンダルが野太刀を構えていた。

 

「あ、あなたはカンダルさん!?」

 

「おぉ、まだ俺の名前を知ってる奴がいるとは驚きだなぁ〜。どうだ、憧れのカンダル様と勝負したいとは思わねぇ〜か?」

 

『フ、カンダルか……。』

 

フェニクスがいきなり独り言のように、言ってきたのでヒロも少し気になり、小声で聞いてみた。

 

「フェニクス、お前師匠を知ってるのか?」

 

『知ってるも何も、ずっとお前の中にいたと何回も言っただろう?だがあいつの場合はお前が産まれる前から知ってるぞ。』

 

────どういうことだ?まぁ、そこはあまり言及しなくていいや

 

と、軽く思いながら二人の決闘を見た。

 

「えぇ、よろしくお願いしますよ。」

 

────ハバルが敬語を使ってる。なんであんな面倒臭いオッサンに敬語なんて使ってるんだろう?

 

「礼儀がなっていて、何よりだ。」

 

そういい、カンダルは野太刀のそっているほうを、肩に乗せ構えた。

ハバルはエストックを持つ反対の肩の前に柄を来るように構えた。

 

それからは一瞬だった。エストックをそのまま、直線にカンダルの心臓目掛けて、『ウード・ストライク』を放った。ほぼ、俺は目で追うことが不可能なほどのスピードだった。しかしカンダルは無表情に、何も予備動作無しで無骨に大円を書くように、野太刀を振り回した。

 

ブンッ!!!!!

っと、風邪を切り裂くような音とともに、ハバルの上半身は吹き飛んだ。

 

「フーじゃあ、帰るかw」

 

そういい、カンダルは笑顔になり、腰にあった鞘に野太刀をしまった。

 

そこにいる全員はあまりの恐怖に動くことが出来なかった。

 

────これが本当の殺し合いなのか?あんなの殺し合いじゃない一方的な殺しだ。

 

そう思いながら、3人はカンダルのあとについて行った。

 

この戦いで村人、兵士合わせて、28人が殺され、盗賊は150人が殺された。

その中のほとんどがハバルによって殺された。

 

そして、グラン兵採用試験3日前3人は他のみんなとともに、クリベール村を後にした。

 

 

 

 








もしかしたら、あまりにも長くてとても退屈したかもですが、一応完成しました!!

本当は前夜に終わらせようとしていたのですが、部活の試合で体ががったがたで、やる気が起きませんでしたw

まぁ、話は戻りますが、これからも頑張りたいとおもいます。
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