食事を終え
彼は風呂に向かった
「風呂ねぇ〜、幻想郷ってどっから水来てんだ?
水道管とかダムとかあんのかな」
ぶつくさ言いながら、彼は服を脱ぎ
タオルを巻いて風呂場に入った
「え」
「お」
「……」
「先客か、サーセン」
そう言い彼はそっと扉を閉めた
中には咲夜がいたのだ
「って、ちょっと!!」
彼女が扉を開け、隙間から顔を出してきた
「なんじゃ」
「なんじゃじゃなくて!!
何で人が入ってるのに入ってきて、挙句に何くわぬ顔で出て行ってるのよ!?」
「じゃあ何か?そのまま入ってろと?」
「いや…そうじゃないけど…」
「じゃあ、何だよ」
「え…っと、ん〜何て言えばいいのか…」
「鈍感で入っていたのに気づかなくて入って、裸を見ておいてまともに謝らないで当たり前の様に去っていった
じゃないのか?」
「そ、そう!!それ!!」
「だろ?」
「って、わかってるなら謝りなさいよ!!」
「だが断る」
「はぁ!?」
「見られて減るもんじゃねーだろ」
「人の裸見ておいて何よその言い草!!」
「お前だって今俺の裸見てるだろ」
「あ」
「あ、じゃねーよ」
「ご、ごめんなさい…」
「え?何だって?」
「ごめんなさい」
「何〜?聞こえんぞ〜?」
「ごめんなさい!!」
「あんだってー!?
聞く気がねぇーから聞こえねぇーよー!!」
「(こ、この人、ぶっ殺したい!!)」
「さて、帰るか」
「ちょ!?」
「てのは冗談だ
早く洗って上がれよ、俺が入れねーだろ」
「あっはい
ごめんなさい…」
何やかんやで風呂を済まし、彼らは部屋に向かった
「貴方の部屋はそっちよ」
「はいよ、じゃ
よく寝ろよ」
「待って」
「ん?」
「ちょっと話をしない?」
「何の?」
「まぁ、まず部屋に入って」
そう言われ
彼は彼女の部屋に入った
「で、話って?」
「えぇ、貴方についてだけど」
「俺の?」
「貴方って友達いる?」
「作る気が無い」
「え」
「だっていると面倒くさいだろ?
俺はぐーたらしてたいんだ」
「か、変わってるわね…
でも、気が無いってことは出来ることはあるんでしょ?」
「まぁ、いることはいるな」
「どんな人?」
「どいつもこいつも超人だよ」
「何それ…」
「まぁ、それなりに付き合いのある奴は、そうだな
『暁 朱音』現世最高の剣術使い
『愚智谷 刀刃』最強の軍人及び傭兵
『ルーデル、ハユハ、船橋』世界三大軍神
『瀬賀 剛二三』史上最高の武術家
あまり会わない奴は
『ジャック・ハリソン』世界最強の筋肉馬鹿
『アレクサンド・カラシニコフ』不敗の霊長類
『ノーラ・ヴァレンタイン』完全な無病息災
最近知り合ったのは
『樹村 政美』鬼殺しの女
『潮田 光三』最速の武術家
『ハンナ・ウルシュラ』万物破壊のSP
『岩倉 志穏』最新鋭装備のヘビーガンナー
『軽石 蓮菜』千里眼の狙撃手
こんなところかな」
「何その世界を滅ぼせそうな面子は…」
「滅ぼせそうじゃなくて、滅ぼせるよ
三大軍神だけでもな
因みに、朱音とハンナは現在同居中だ
朱音は身元がほぼ不明で、俺ん家に住ませてやってる
ハンナは天然ボケだから、帰る所を忘れて俺のところに居候してる
まぁ、ハンナは食物さえ与えてればペット並に従うから大した問題は無いがな」
「いろいろ問題点はある気が…」
「まぁ、皆癖が強すぎるが
なかなか楽しい奴らだよ」
「そう」
「まぁ、彼奴らって不思議と引き合うんだよな
そのうち此処に来たりしてな」
「まさか
まぁ、貴方にも仲のいい人はいるのね
それじゃあ、そろそろ寝ましょう」
「あぁ、じゃあな」