規格外すぎる男のとんでも人生〜東方編〜   作:憂鬱な者

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【第三話】滅茶苦茶

「あぁ〜、疲れたなぁ。

滅多にやらないことをするんじゃなかったな。」

 

とぼとぼと森の中を歩き、独り言を呟く

 

「ここって、魔法の森か?

確か、紅魔館の前にあったよな〜?まぁ、何でもいいか。」

 

そう言い、背負っていた鞄から飴を取り出す

 

 

 

 

しばらく歩くと大きな湖が見えた

 

「あぁ〜っと、確か湖もあったんだよな〜。

ってことはもう直ぐか。」

 

そしてキョロキョロと見回す

 

「結構広いな〜。

突っ切っていった方が早いな。よし。」

 

そう言うと彼は数歩下がる

 

「ふぅ〜…。行ける!!

ん゛んっ!!」

 

彼は軽く息を整えると物凄い勢いで駆け出した

すると

 

 

バッ バッ バッ バッ バッ バッ バッ バッ

 

 

彼が走る度に足元から水柱が上がる

 

そう、彼は水面を走っているのだ

 

 

バシリスクという生物をご存知だろうか?

このイグアナの仲間は脚の水掻きと体毛による表面張力

そしてハイピッチな走りによって水面を走ることができる

だが、彼は靴を履いており、ズボンも履いている

では何故、水面を走れるのか?

それは尋常ならざる脚力にある

彼はとてつもないスピードで足を水面に叩きつけ、その反作用で走っているのだ

簡単に言えば、水は高速でぶつかるとコンクリートに匹敵するほど硬くなる

これは水が慣性の法則によりその場に留まろうとすることによって発生する抵抗力で起きるものだ

要するに、水の抵抗だ

泳げるのもこの抵抗のおかげだ

水中で上に向かって泳いで見ればわかる

水の抵抗によって水面まで上がれる

彼が水面を走るのはその、泳ぎの頂点なのだ

 

事実、メタいことを言うが、現実でも水面を走れた人はいる

 

 

「後50m!!ってうっ!!」

 

彼の進行方向に少女が飛んできた

 

「あれはチルノ!!

危ねぇ!!」

 

「ん?うわぁ!!」

 

 

バアァァァン!!

 

彼は思い切り水面を蹴り、跳び上がった

 

「ふんっ!!」

 

彼は空中で1回転し、見事地面に着地する

 

「危ねぇ、危ねぇ。

危うくぶっ飛ばすところだった。」

 

「ちょ、ちょっとアンタ誰よ!!」

 

「俺か?俺はここでいう外来人だ。

矢人 望だ。よろしく。

じゃ、俺は用事があるんで。」

 

「まてぇーい!!」

 

「なに?」

 

「さいきょーのアタイをスルーするなんていい度胸ね!!」

 

「(あ、これ面倒くさいやつだ。)」

 

「そんな死んだ魚みたいな目で見るなぁ!!」

 

「あ〜、はいはい。

わかったわかった。

要するに俺にぶっ飛ばされたいのか。

俺は、好き好んで女を殴る趣味は無い。

帰ってお勉強でもしてなさい。」

 

「アタイをバカにしているようね。

さいきょーのアタイの力を見せてあげるわ!!くらえ!!」

 

すると彼女の頭上に巨大な氷柱が現れ、彼に向かって落ちてくる

 

「アタイをバカにしたことをこうかいしろぉ!!」

 

「おら。」

 

彼は直立したまま片手で平手打ちをすると、氷柱は粉々に砕け散った

 

「え?」

 

「終わった?俺、急いでんだけど。」

 

「な!!ならこれはどうだ!!」

 

凍符「パーフェクトフリーズ」

 

「おぉ、涼しい。」

 

「涼しい!?」

 

「うん。涼しい。

でも、弾幕じゃま。」

 

彼は手頃な石を拾い、彼女に投げつける

 

「いたぁ!!」

 

「はいはい、悪い子はしまっちゃおうね〜。オラァ!!」

 

「うぎゃ!!」

 

彼は落ちた彼女の後ろ襟を摘むと、彼女を思い切り地面に『突き刺した』

 

「これでよし。

さて行くか。」

 

「ちょっ!!抜けない!!」

 

「抜くな。」

 

「あぁ、まって!!」

 

「だが断る。」

 

「くそー!!このバカぁ!!」

 

「ほざけ⑨が。」

 

「⑨ってなによぉ!!」

 

「ggrks」

 

そして彼はさっさと森の奥に消えていった




最近、5個ぐらい作品を同時に作ってます
「一つも終わってないのになにやってんだ」とか言われそうですがこれが私のスタイルです(キリッ)
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