規格外すぎる男のとんでも人生〜東方編〜   作:憂鬱な者

7 / 14
【第五話】金剛

「じゃまするよ〜。」

 

玄関の扉を開けて中に入る

 

「ほぉ、噂通り真っ赤だな。」

 

中に入り、中を見物する

 

そんな彼の元に1人の少女が

 

「あら、随分と礼儀の無いお客様ね。」

 

「お、咲夜じゃん。よっ。」

 

「よっ、じゃないわよ。

貴方、美鈴を随分と滅茶苦茶なやり方で倒して、無理矢理入ってきたみたいね。」

 

彼女は「十六夜 咲夜」この紅魔館のメイドだ

 

「滅茶苦茶とは失礼だな。

俺はあいつをぶっ倒したら入ってもいいか?と聞いたら殴ってきたからお返ししただけだ。

門番を倒したんだから入るのが普通だろ?」

 

「普通って貴方ねぇ…。」

 

「門番をぶっ飛ばしただけでお帰りになるか?普通?」

 

「いや、ならないけども…。」

 

「だろ?」

 

「だろって…。」

 

「で、俺に何か用なのか?」

 

「えぇ、お引取り願うわ。」

 

「ほぉ、何で?」

 

「何者かもわからない者を通すわけにはいかないわ。」

 

「俺は矢人 望、外来人だ。よろしく。」

 

「挨拶すればいいってものじゃないわよ。」

 

「あぁ、目的を言えばいいのか?

じゃあ直球で言う。

ここで生活させてくれ。」

 

「はぁ?」

 

「はぁ?じゃなくてな。

ここで生活させてほしいんだよ。」

 

「それが人にものを頼む態度かしら?」

 

「あぁ、そうだ。」

 

「貴方馬鹿じゃないの?」

 

「自負している。」

 

「えぇ…。」

 

「で、どうなんだよ?いいのか?ダメなのか?

はいか?YESか?OKか?」

 

「どれも許可してるじゃないの。

ていうか何で私が責められてるみたいなのよ。」

 

「気力の問題だ。」

 

「頭痛がしそうだわ。」

 

「で、どうなんだ?」

 

「そうね、私を倒したら考えてやってもいいわよ。」

 

「わかった、じゃあそうする。」

 

「え?」

 

「おら、どうしたかかってこい。」

 

「貴方ねぇ…!!」

 

「イライラすると胸が成長しなくなるぞ、ぷっ。」

 

 

プチッ

 

 

「ザ・ワールド!!」

 

彼女が叫ぶと周囲が凍りついたように止まる

 

「ふふふ、私を怒らせたことを後悔しなさい!!」

 

そう言うと彼女は彼に大量のナイフを投げる

 

投げたナイフは空中で止まり、大量のナイフが彼を囲む

 

「そして時は動き出す…。」

 

彼女がそう呟くと大量のナイフが一斉に動き出す

 

ナイフは彼をめがけて一直線に飛ぶ

 

 

 

ガチ ガキッ カツッ コツ コンッ

 

 

 

ナイフは彼に当たるが全て刃が通らなかった

 

「え?」

 

「ふぅ〜ん、今のが時止めか。」

 

彼は頬をぽりぽりと人差し指で掻き、彼女を横目で見る

 

「ちょっ!!何で刺さらないの!?」

 

「まぁ、俺の肉体は鋼鉄より頑丈だからな。

銀のナイフ如き、割り箸を投げつけられた程度のダメージだな。」

 

「な、ならこれはどう!!」

 

傷魂『ソウルスカルプチュア』

 

そう彼女が宣言すると猛スピードでナイフの連撃を繰り出す

 

「ラッシュの速さ比べといこうか?」

 

「だぁぁぁぁぁ!!」

 

「無駄無駄無駄無駄ァ!!」

 

「!?」

 

彼は拳でナイフの連撃を全て弾ききった

 

「話にならんな!!貧弱貧弱ゥ!!」

 

そう言うと彼は彼女の土手っ腹めがけてブローを放つ

 

「くっ!!」

 

しかしとっさに彼女は時を止めて回避した

 

「ちっ、外したか。」

 

「あの速さについてこられるなんて!!

貴方何者!?」

 

「暇で喧嘩をやっているものだ。」

 

「えぇ…。

ならこれはどう!?」

 

速符『ルミネスリコシェ』

 

そう宣言すると高速でナイフが彼に向かって飛ぶ

しかし

 

「北○神拳二指真空把!!」

 

彼は高速で飛ぶナイフを人差し指と中指の二本で止めた

 

「ふぁ!?」

 

驚きのあまり変な声が出た

 

「スローすぎてあくびが出るぜ。」

 

「そ、そんな…。こんなあっさり…!!」

 

「今度はこっちのターンだ。」

 

「くっ!!だが時間を止めればどんな攻撃でも避けれる!!」

 

「ほぉ、そうかい。」

 

そう言うと彼は床に向かって拳を構えた

 

「え?どこ狙って?」

 

「ッチェリャァァァァァ!!!!」

 

叫びながら彼は床を

 

ぶん殴った

 

 

ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!

 

 

「へぇ!?」

 

彼が床を殴ると拳は床に突き刺さり、大きな揺れが発生したのだ

 

地震だ

 

これは素手で地震を起こしたのだ

 

「そんな馬鹿なぁ!?」

 

驚きのあまり動揺が隠せない

 

その瞬間

 

 

パシッ

 

 

「え!?」

 

彼女の腕が掴まれたのだ

 

「ふん、逃がさねぇぜ。」

 

「なっ!?は、離せ!!」

 

彼女は彼の顔面を何度も殴打するがビクともしない

 

そして彼はもう片方の手で同じ腕を掴んだ

 

「な!?(まさか折られる!?)」

 

そう思ったが彼女の予想とは大きく違うことが起きたのだ

 

「!?」

 

彼女の背筋に寒気が走る

 

「ふんっ!!」

 

彼が手に力を込めると彼女の握られた部位が『膨らんだ』

まるで風船の様に

 

「な!?な!?」

 

彼女の腕がみるみるうちに膨らんでいく

そして次の瞬間

 

「握撃。」

 

 

ぱんっ!!

 

 

彼女の腕が『爆ぜた』

 

「——————っぁぁぁぁぁ!?!?」

 

そして彼女は言葉にならないような悲鳴をあげた

 

当然である

 

腕が破裂したのだから

その痛みは想像もつかない

 

「んっ—————!!!!」

 

腕を押さえ、痛みを我慢しようとするが無意味だ

 

悶える彼女に彼が一言

 

「まだやるかい?」

 

「———!!」

 

彼はサングラスを取り、鋭い目つきで彼女を見下ろす

 

「こ、降参!!」




馬鹿力も極めればすんごいことになるってばよ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。